JPS5938544Y2 - トラクタ−用ショベル - Google Patents
トラクタ−用ショベルInfo
- Publication number
- JPS5938544Y2 JPS5938544Y2 JP8237979U JP8237979U JPS5938544Y2 JP S5938544 Y2 JPS5938544 Y2 JP S5938544Y2 JP 8237979 U JP8237979 U JP 8237979U JP 8237979 U JP8237979 U JP 8237979U JP S5938544 Y2 JPS5938544 Y2 JP S5938544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excavator
- tractor
- divided
- excavator body
- pivot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトラクターにおける油圧制御三点支持式装架装
置を利用したショベルに関するものであり、構造が拠め
で簡単にしてトラクターの油圧制御用コントロールレバ
ーの操作だけで、地−Lに所要厚さに堆積された肥料、
堆肥又は砂等を極めて簡単かつ迅速に所望の場所に移送
せしめることができるトラクター用ショベルの構造を提
供せんとするものである。
置を利用したショベルに関するものであり、構造が拠め
で簡単にしてトラクターの油圧制御用コントロールレバ
ーの操作だけで、地−Lに所要厚さに堆積された肥料、
堆肥又は砂等を極めて簡単かつ迅速に所望の場所に移送
せしめることができるトラクター用ショベルの構造を提
供せんとするものである。
本考案は前面から上面にかけて開口状となした断面略三
角形状ショベル本体Aを前後方向において2分割し、両
者をその左右両分割線上端部1゜1′ においてそれぞ
れ枢着し、下端部には両者を一定の力で嵌着せしめる仮
止用連結片2,2′ を設け、かつショベル本体Aの
後壁体a裏面上端部には、先端にトラクターにおける上
部リンクとの枢着部3′ を有する連結アーム3の基部
3″を上下回動自在に枢着し、かつ同後壁体a裏面の下
方寄り左右両側部には、トラクターにおける左右両下部
リンクとの枢着部4,4′ を設けると共に、ショベ
ル本体Aの先端部に支持脚体5の上端部を回動自在に枢
着して収るトラクター用ショベルに係るものである。
角形状ショベル本体Aを前後方向において2分割し、両
者をその左右両分割線上端部1゜1′ においてそれぞ
れ枢着し、下端部には両者を一定の力で嵌着せしめる仮
止用連結片2,2′ を設け、かつショベル本体Aの
後壁体a裏面上端部には、先端にトラクターにおける上
部リンクとの枢着部3′ を有する連結アーム3の基部
3″を上下回動自在に枢着し、かつ同後壁体a裏面の下
方寄り左右両側部には、トラクターにおける左右両下部
リンクとの枢着部4,4′ を設けると共に、ショベ
ル本体Aの先端部に支持脚体5の上端部を回動自在に枢
着して収るトラクター用ショベルに係るものである。
なお、図中Bはトラクター、6は同トラクターの三点支
持式装架装置における上部リンク、7゜7′は同下部リ
ンク、8はストッパーを示す。
持式装架装置における上部リンク、7゜7′は同下部リ
ンク、8はストッパーを示す。
本考案では上記横取より戊るため、本案ショベルにおけ
る連結アーム3の先端枢着部3′ を、予めほぼ水平状
態に固定せしめた上部リンク6の先端部に対して上下回
動自在に枢着し、かつ左右両枢着部4.4″ を左右両
下部リンク7.7′ の先端部に対して上下回動自在に
枢着することにより、トラクターに対する本案ショベル
の装架を完了するものであり、これにより作業を行なう
には、まず第4図に示す様に油圧制御用コントロールレ
バーの操作により下部リンク7.7′ を上下動させ
、ショベル本体Aの先端部が地面より僅かに浮く程度に
セラl−L、この状態にてトラクターBを後退させてい
けば、ショベル本体A内に地表上面に堆積された肥料、
堆肥等のみを圧入することができ、ショベル本体A内に
肥料等が充満された時点で油圧制御用コントロールレバ
ーを操作して下部リンク7.7′ を上方に回動させ
ると、ショベル本体Aは連結アーム3の存在により肥料
等を掬う様に開口部を上方に回動しながら上昇する。
る連結アーム3の先端枢着部3′ を、予めほぼ水平状
態に固定せしめた上部リンク6の先端部に対して上下回
動自在に枢着し、かつ左右両枢着部4.4″ を左右両
下部リンク7.7′ の先端部に対して上下回動自在に
枢着することにより、トラクターに対する本案ショベル
の装架を完了するものであり、これにより作業を行なう
には、まず第4図に示す様に油圧制御用コントロールレ
バーの操作により下部リンク7.7′ を上下動させ
、ショベル本体Aの先端部が地面より僅かに浮く程度に
セラl−L、この状態にてトラクターBを後退させてい
けば、ショベル本体A内に地表上面に堆積された肥料、
堆肥等のみを圧入することができ、ショベル本体A内に
肥料等が充満された時点で油圧制御用コントロールレバ
ーを操作して下部リンク7.7′ を上方に回動させ
ると、ショベル本体Aは連結アーム3の存在により肥料
等を掬う様に開口部を上方に回動しながら上昇する。
そこでこの状態でトラクターを運転して所望の集積場所
まで移送した後、再び油圧制御用コントロールレバーの
操作により下部リンク7.7′ を下方に回動させて
いけば、支持脚体5はショベル本体Aが上昇した際にそ
の自重により同ショベル本体Aの先端部より垂下された
状態となっているため、まず同支持脚体5の下端部が接
地してショベル本体Aの先端側が自動的に支持された状
態となり、従って更に下部リンク7.7′ が下方に回
動するときは、前後方向に2分割されたショベル本体A
の底部が、仮止用連結片2,2′ の嵌着力に抗してそ
の左右両分割線上端部1,1′ を中心として開放さ
れ、肥料等を自動的にその直下に放出せしめることがで
きるものである。
まで移送した後、再び油圧制御用コントロールレバーの
操作により下部リンク7.7′ を下方に回動させて
いけば、支持脚体5はショベル本体Aが上昇した際にそ
の自重により同ショベル本体Aの先端部より垂下された
状態となっているため、まず同支持脚体5の下端部が接
地してショベル本体Aの先端側が自動的に支持された状
態となり、従って更に下部リンク7.7′ が下方に回
動するときは、前後方向に2分割されたショベル本体A
の底部が、仮止用連結片2,2′ の嵌着力に抗してそ
の左右両分割線上端部1,1′ を中心として開放さ
れ、肥料等を自動的にその直下に放出せしめることがで
きるものである。
また、支持脚体5がなくても、ショベル本体Aを前後方
向において2分割し、両者をその左右分割線上端部にお
いて枢着しておけば地上の所要高さに堆積されつつある
肥料、堆肥又は砂等の上部にショベル本体Aの先端部を
当接することにより、ショベル本体Aの底部が開放され
、肥料等を自動的にその直下に放出せしめることができ
るものである。
向において2分割し、両者をその左右分割線上端部にお
いて枢着しておけば地上の所要高さに堆積されつつある
肥料、堆肥又は砂等の上部にショベル本体Aの先端部を
当接することにより、ショベル本体Aの底部が開放され
、肥料等を自動的にその直下に放出せしめることができ
るものである。
次に、ショベル本体Aを元の状態に復帰させる場合にも
特別の面倒な操作を要することなく、単に油圧制御コン
トロールレバーの操作により下部リンク7.7゛ を
上昇させれば、ショベル本体Aの自重により同ショベル
本体Aの底部開放部が自動的に閉じ、仮止用連結片2,
2′ によりその状態を保持せしめるものである。
特別の面倒な操作を要することなく、単に油圧制御コン
トロールレバーの操作により下部リンク7.7゛ を
上昇させれば、ショベル本体Aの自重により同ショベル
本体Aの底部開放部が自動的に閉じ、仮止用連結片2,
2′ によりその状態を保持せしめるものである。
以上の如く本件考案は、前面から上面にかけて開口状と
なったショベル本体Aを前後方向において2分割し、シ
ョベル本体Aを持ち上げることにより、分割された前部
が自重により自動的に底面を閉じるべく、両者を左右両
分動線上端枢着部1゜1′ において枢着し、ショベル
本体Aの下降に基づき、分割された前部を該枢着部を中
心に底部開口方向に自重により回動可能とすべく、前記
枢着部より前方のショベル本体Aに、」一端部を回動自
在に枢支して、支持脚体5を設け、分割線下端部にはシ
ョベル本体Aの回動側と固定側を一定の力で嵌着せしめ
る仮止用連結片2,2′ を設けたので、構造極めて
簡単にしてトラクターへの着脱が容易であり、しかもト
ラクターにおける油圧制御三点支持式装架装置を有効に
利用し、油圧制御用コントロールレバーの操作のみにて
、運転席に座ったままの状態で上記の如き複雑な作業を
自動的に行なうことができ、地上に所要厚さに堆積され
た肥料等を簡単かつ迅速に所望の場所まで移送せしめる
ことが可能となり、安価にして作業能率の向上を図るこ
とができる効果がある。
なったショベル本体Aを前後方向において2分割し、シ
ョベル本体Aを持ち上げることにより、分割された前部
が自重により自動的に底面を閉じるべく、両者を左右両
分動線上端枢着部1゜1′ において枢着し、ショベル
本体Aの下降に基づき、分割された前部を該枢着部を中
心に底部開口方向に自重により回動可能とすべく、前記
枢着部より前方のショベル本体Aに、」一端部を回動自
在に枢支して、支持脚体5を設け、分割線下端部にはシ
ョベル本体Aの回動側と固定側を一定の力で嵌着せしめ
る仮止用連結片2,2′ を設けたので、構造極めて
簡単にしてトラクターへの着脱が容易であり、しかもト
ラクターにおける油圧制御三点支持式装架装置を有効に
利用し、油圧制御用コントロールレバーの操作のみにて
、運転席に座ったままの状態で上記の如き複雑な作業を
自動的に行なうことができ、地上に所要厚さに堆積され
た肥料等を簡単かつ迅速に所望の場所まで移送せしめる
ことが可能となり、安価にして作業能率の向上を図るこ
とができる効果がある。
また持ち上げたショベル本体を自重により下げるだけで
底部を開くことができ、又、開口状態から持ち上げれば
回動側のショベルの自重と、支持体の自動にて閉じた底
部を閉じることができるので、開閉に大きな動力を要し
ないので小形のトラクターにも装着できるという効果が
あるのである。
底部を開くことができ、又、開口状態から持ち上げれば
回動側のショベルの自重と、支持体の自動にて閉じた底
部を閉じることができるので、開閉に大きな動力を要し
ないので小形のトラクターにも装着できるという効果が
あるのである。
また、分割線上下部には仮止用連結片2,2′が設けら
れているので、トラクターの悪路走行に伴って発生する
振動がショベル本体a、上部リンク6、連結アーム3、
下部リンク7.7′ にて増幅されて伝えられてもシ
ョベル本体の分割部同志のぶつかり合う騒音を発生する
ことなく、更に下端部1,1′ の枢着点を傷めること
も少ないのである。
れているので、トラクターの悪路走行に伴って発生する
振動がショベル本体a、上部リンク6、連結アーム3、
下部リンク7.7′ にて増幅されて伝えられてもシ
ョベル本体の分割部同志のぶつかり合う騒音を発生する
ことなく、更に下端部1,1′ の枢着点を傷めること
も少ないのである。
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は同正面
図、第3図は同側面図、第4a図から第4c図は使用状
態を示す説明図。 A・・・・・・ショベル本体、a・・・・・・後壁体、
B・・・・・・トラクター、1,1′・・・・・・分割
線上端部、2,2′・・・・・・仮止用連結片、3・・
・・・・連結アーム、3゛・・・・・・枢着部、3″・
・・・・・基部、4,4′・・・・・・枢着部、5・・
・・・・支持脚体。
図、第3図は同側面図、第4a図から第4c図は使用状
態を示す説明図。 A・・・・・・ショベル本体、a・・・・・・後壁体、
B・・・・・・トラクター、1,1′・・・・・・分割
線上端部、2,2′・・・・・・仮止用連結片、3・・
・・・・連結アーム、3゛・・・・・・枢着部、3″・
・・・・・基部、4,4′・・・・・・枢着部、5・・
・・・・支持脚体。
Claims (1)
- 前面から上面にかけて開口状となったショベル本体Aを
前後方向において2分割し、ショベル本体Aを持ち上げ
ることにより、分割された前部が自動により自動的に底
面を閉じるべく、両者を左右両分割線上端枢着部1,1
′ において枢着し、ショベル本体Aの下降に基づき、
分割された前部を該枢着部を中心に底部開口方向に自重
に上り回動可能とすべく、前記枢着部より前方のショベ
ル本体Aに、上端部を回動自在に枢支して、支持脚体5
を設け、分割線下端部にはショベル本体Aの回動側と固
定側を一定の力で嵌着せしめる仮止用連結片2,2′
を設けたことを特徴とするトラクター用ショベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8237979U JPS5938544Y2 (ja) | 1979-06-16 | 1979-06-16 | トラクタ−用ショベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8237979U JPS5938544Y2 (ja) | 1979-06-16 | 1979-06-16 | トラクタ−用ショベル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5513299U JPS5513299U (ja) | 1980-01-28 |
JPS5938544Y2 true JPS5938544Y2 (ja) | 1984-10-26 |
Family
ID=29003175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8237979U Expired JPS5938544Y2 (ja) | 1979-06-16 | 1979-06-16 | トラクタ−用ショベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938544Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-16 JP JP8237979U patent/JPS5938544Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5513299U (ja) | 1980-01-28 |
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