JPS5938485Y2 - 電動トルクレンチの支持装置 - Google Patents
電動トルクレンチの支持装置Info
- Publication number
- JPS5938485Y2 JPS5938485Y2 JP1976000348U JP34876U JPS5938485Y2 JP S5938485 Y2 JPS5938485 Y2 JP S5938485Y2 JP 1976000348 U JP1976000348 U JP 1976000348U JP 34876 U JP34876 U JP 34876U JP S5938485 Y2 JPS5938485 Y2 JP S5938485Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque wrench
- tightening
- electric torque
- loosening
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレールを枕木に固定する固定部材を締付けある
いは弛緩する電動トルクレンチの支持装置に関する。
いは弛緩する電動トルクレンチの支持装置に関する。
従来、電動トルクレンチ1は第1図に示すようにレール
2の左右にそれぞれ先端部にナツト嵌合部3aを有する
締解部3,3を設け、この一対の締解部3,3は取付台
4に支持されている。
2の左右にそれぞれ先端部にナツト嵌合部3aを有する
締解部3,3を設け、この一対の締解部3,3は取付台
4に支持されている。
この取付台4には支持軸5が垂下され、この支持5の下
端は前記レール2上を転動する前後方向一対の車輪6が
取付けられている移動架台8に固定されている。
端は前記レール2上を転動する前後方向一対の車輪6が
取付けられている移動架台8に固定されている。
またナツト嵌合部3aはハンドル21の上下動に連動し
て上下する。
て上下する。
したがって電動トルクレンチ1はレール2上を走行でき
、しかもこの締解部3,3の上部に設けられたモータM
の回動により、レール2の近傍に設けられたボルト、ナ
ツト押え金等からなる固定部材7 (第2図)の締付け
を行う。
、しかもこの締解部3,3の上部に設けられたモータM
の回動により、レール2の近傍に設けられたボルト、ナ
ツト押え金等からなる固定部材7 (第2図)の締付け
を行う。
しかしこの電動トルクレンチ1は単一のレール上に載置
され、不安定な跨座状態にあるため、レール上を走行す
る場合には左右に揺れ不安定であり、しかも傾斜したレ
ール等の場合にはこのレール上に保持できず、平坦地に
おいても安定性が悪くかつ作業能率も低下していた。
され、不安定な跨座状態にあるため、レール上を走行す
る場合には左右に揺れ不安定であり、しかも傾斜したレ
ール等の場合にはこのレール上に保持できず、平坦地に
おいても安定性が悪くかつ作業能率も低下していた。
本考案は上記の点に基づきなされたもので、走行時の振
れを吸収し、安定でかつ作業能率の良い電動トルクレン
チの支持装置を提供することを目的とする。
れを吸収し、安定でかつ作業能率の良い電動トルクレン
チの支持装置を提供することを目的とする。
以下、本考案に係る電動トルクレンチの支持装置の一実
施例を図面について説明する。
施例を図面について説明する。
第3図(第1図と同一部材には同一符号を付す)におい
て、電動トルクレンチ26はレール2上を走行できるよ
うに、前後方向一対の車輪6を有し、この車輪6が取付
けられた移動架台8には支持軸5.5が立設され、この
支持軸5,5の上端部には取付台4aが固着されている
。
て、電動トルクレンチ26はレール2上を走行できるよ
うに、前後方向一対の車輪6を有し、この車輪6が取付
けられた移動架台8には支持軸5.5が立設され、この
支持軸5,5の上端部には取付台4aが固着されている
。
この取付台4aには、前記支持軸5,5を中心に左右対
称にそれぞれ、モータMと、このモータMにより接手部
27を介して駆動されるスプライン軸28と、このスプ
ライン軸28と嵌合するスプライン穴を有し、スプライ
ン軸28と共に回転し、スプライン軸28に沿って上下
方向に移動可能で、下端部にナツト嵌合部3aを着脱可
能に取付けた移動軸29とから戊る締解部3,3が取付
けられている。
称にそれぞれ、モータMと、このモータMにより接手部
27を介して駆動されるスプライン軸28と、このスプ
ライン軸28と嵌合するスプライン穴を有し、スプライ
ン軸28と共に回転し、スプライン軸28に沿って上下
方向に移動可能で、下端部にナツト嵌合部3aを着脱可
能に取付けた移動軸29とから戊る締解部3,3が取付
けられている。
また、移動車d129のり9則には、一定間隔を置いて
押上板30と押下板31が固着され、これらの間に押し
板23が押上板30または押下板31を介して移動軸2
9と係合するように挿入されている。
押上板30と押下板31が固着され、これらの間に押し
板23が押上板30または押下板31を介して移動軸2
9と係合するように挿入されている。
一方、ハンドル21aは、水平把持部32と垂直部33
とから戊り、垂直部33は、取付台4aに固着されたば
ね筒34に内蔵された圧縮ばね35と係合部材36を介
して係合し、かつ圧縮ばね35の中心を貫通して下方に
延び、その下端部は押し板23の中央に固着されている
。
とから戊り、垂直部33は、取付台4aに固着されたば
ね筒34に内蔵された圧縮ばね35と係合部材36を介
して係合し、かつ圧縮ばね35の中心を貫通して下方に
延び、その下端部は押し板23の中央に固着されている
。
従って、ハンドル21aを水平把持部32を把持して下
方に押せば、ハンドル21aは垂直部33の係合部材3
6により圧縮ばね35を圧縮しながら下方に移動し、こ
の移動は押し板23および押下用板31を介して移動軸
29.29に伝達され、移動軸29、29は下方に移動
する。
方に押せば、ハンドル21aは垂直部33の係合部材3
6により圧縮ばね35を圧縮しながら下方に移動し、こ
の移動は押し板23および押下用板31を介して移動軸
29.29に伝達され、移動軸29、29は下方に移動
する。
そして、ハンドル21aを下方に押す力を除去すると、
ハンドル21aは圧縮ばね35の復原力により、垂直部
33の係合部材36を介して上方に移動し、押し板23
が押上用板30と係合するとハンドル21aとともに移
動軸29.29をその上限位置(第3図に図示の位置)
まで移動させる。
ハンドル21aは圧縮ばね35の復原力により、垂直部
33の係合部材36を介して上方に移動し、押し板23
が押上用板30と係合するとハンドル21aとともに移
動軸29.29をその上限位置(第3図に図示の位置)
まで移動させる。
従って、締解部3,3を枕木11より立設したボルト1
2(第2図)の上方位置に位置せしめ、モータMを回転
することにより予めこのボルト12に螺着されたナツト
13を締付は弛緩することができるようになっている。
2(第2図)の上方位置に位置せしめ、モータMを回転
することにより予めこのボルト12に螺着されたナツト
13を締付は弛緩することができるようになっている。
特に本考案によれば前記取付台4には前記電動トルクレ
ンチ26を支持するための支持装置14が取付けられて
いる。
ンチ26を支持するための支持装置14が取付けられて
いる。
この支持装置14は、従来の取付台4を前記締解部3,
3の夕H則においで突出させた取付台4aの突出部分に
基端が固着された筒状の脚体15と、この脚体15の下
端に内装されかつこの脚体15から脱落不能とするため
のフランジ部16を備え外方に向って常時ばね17によ
り押圧された車輪支持体18と、この車輪支持体18の
下端に固着されたアーム19に回動自在に支持された補
助車輪20とを有している3したがって、左右方向の倒
れ防止はこの補助車輪20により、前後方向は前述の車
輪6により行うこととなる。
3の夕H則においで突出させた取付台4aの突出部分に
基端が固着された筒状の脚体15と、この脚体15の下
端に内装されかつこの脚体15から脱落不能とするため
のフランジ部16を備え外方に向って常時ばね17によ
り押圧された車輪支持体18と、この車輪支持体18の
下端に固着されたアーム19に回動自在に支持された補
助車輪20とを有している3したがって、左右方向の倒
れ防止はこの補助車輪20により、前後方向は前述の車
輪6により行うこととなる。
この補助車輪20は道床上を転動するため外周は弾性を
有する(たとえばゴム等)材料により構成されている。
有する(たとえばゴム等)材料により構成されている。
なお22は制御箱である。
上記電動トルクレンチ26を用いて固定部材7を締付け
る場合には、固定部材7上に締解部3,3を位置させ、
モータMを回動させる。
る場合には、固定部材7上に締解部3,3を位置させ、
モータMを回動させる。
その後、ハンドル21aを下方に押せば、上述のように
して、ナツト嵌合部3aは下降し、固定部材7のナツト
13と係合し、これを設定トルクまでねじこみ、設定ト
ルクになると制御箱22の制御により自動的に停止する
。
して、ナツト嵌合部3aは下降し、固定部材7のナツト
13と係合し、これを設定トルクまでねじこみ、設定ト
ルクになると制御箱22の制御により自動的に停止する
。
このナツト13のねじ込みにより押え金24により直接
あいはゴム等の弾性部材25を介して、レール2を枕木
11に固定することとなる。
あいはゴム等の弾性部材25を介して、レール2を枕木
11に固定することとなる。
この締付けの完了後はハンドル21aを上述のようにし
て、復帰させるとナツト嵌合部3aは上昇しナツト13
から離脱する。
て、復帰させるとナツト嵌合部3aは上昇しナツト13
から離脱する。
次のナツトを締付ける場合電動トルクレンチ26は、支
持装置14を具備しているため、補助車輪20が当接す
る路面の凹凸が激しい場合にこの車輪20が上下動して
もぼね17によりこの動きが吸収され円滑に電動トルク
レンチ26を移動できる。
持装置14を具備しているため、補助車輪20が当接す
る路面の凹凸が激しい場合にこの車輪20が上下動して
もぼね17によりこの動きが吸収され円滑に電動トルク
レンチ26を移動できる。
以上のように本考案に係る電動トルクレンチの支持装置
によれば、締解部の周外側に取付台を突出させ、この取
付台の突出部分にそれぞれ基端が固着された脚体とこの
脚体の下端に走行路間に対し上下方向に変位し得るよう
に弾性的に支持された補助車輪とを設け、走行路面の凹
凸にこの補助車輪を追従せしめるようにしたため、電動
トルクレンチをレール上において移動する場合左右方向
の振れ力(吸収されしかも平坦地にお・いてはこの電動
トルクレンチをレール上で安定性良く保持できる、かか
る安定保持からしても操縦者の作業による疲労も軽減さ
れる等きわめて優れた実用的効果を奏する。
によれば、締解部の周外側に取付台を突出させ、この取
付台の突出部分にそれぞれ基端が固着された脚体とこの
脚体の下端に走行路間に対し上下方向に変位し得るよう
に弾性的に支持された補助車輪とを設け、走行路面の凹
凸にこの補助車輪を追従せしめるようにしたため、電動
トルクレンチをレール上において移動する場合左右方向
の振れ力(吸収されしかも平坦地にお・いてはこの電動
トルクレンチをレール上で安定性良く保持できる、かか
る安定保持からしても操縦者の作業による疲労も軽減さ
れる等きわめて優れた実用的効果を奏する。
第1図は、従来の電動トルクレンチの正面図、第2図は
固定部材のfa断面図、第3図は本考案に係る電動トル
クレンチの一実施例を示す正面図、第4図は第3図のI
V−J’線に沿う断面矢視図、第5図は第4図をA矢方
向より見た側面図、第6図は第3図の■−■線に沿う断
面矢視図である。 2・・・・・・レール、3・・・・・・締解部、4a・
・・・・・取付台、5・・・・・・支持軸、6・・・・
・・車輪、7・・・・・・固定部材、8・・・・・・移
動架台、11・・・・・・枕木、12・・・・・・ボル
ト、13・・・・・・ナツト、14・・・・・・支持装
置、15・・・・・・脚体、17・・・・・・ばね、1
8・・・・・・車輪支持体、20・・・・・・補助車輪
、26・・・・・・電動トルクレンチ、M・・・・・・
モータ。
固定部材のfa断面図、第3図は本考案に係る電動トル
クレンチの一実施例を示す正面図、第4図は第3図のI
V−J’線に沿う断面矢視図、第5図は第4図をA矢方
向より見た側面図、第6図は第3図の■−■線に沿う断
面矢視図である。 2・・・・・・レール、3・・・・・・締解部、4a・
・・・・・取付台、5・・・・・・支持軸、6・・・・
・・車輪、7・・・・・・固定部材、8・・・・・・移
動架台、11・・・・・・枕木、12・・・・・・ボル
ト、13・・・・・・ナツト、14・・・・・・支持装
置、15・・・・・・脚体、17・・・・・・ばね、1
8・・・・・・車輪支持体、20・・・・・・補助車輪
、26・・・・・・電動トルクレンチ、M・・・・・・
モータ。
Claims (1)
- レールを枕木に固定する固定部材を締付けあるいは弛緩
するための一対の締解部、この締解部を前記固定部に対
して着脱させるためのハンドル及び前記締解部を回動す
るためのモータを、単一の前記レール上に走行自在に跨
座するように取付台に取付けた電動トルクレンチにおい
て、前記締解部の周外側に前記取付台を突出させ、この
取付台の突出部分にそれぞれ脚体を垂直下方に向けて固
着し、この脚体の下端に道床上を転動する補助車輪を走
行面の凹凸に応じて上下動可能に弾性的に取付けてなる
ことを特徴とする電動トルクレンチの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976000348U JPS5938485Y2 (ja) | 1976-01-06 | 1976-01-06 | 電動トルクレンチの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976000348U JPS5938485Y2 (ja) | 1976-01-06 | 1976-01-06 | 電動トルクレンチの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5292499U JPS5292499U (ja) | 1977-07-11 |
JPS5938485Y2 true JPS5938485Y2 (ja) | 1984-10-26 |
Family
ID=28461082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976000348U Expired JPS5938485Y2 (ja) | 1976-01-06 | 1976-01-06 | 電動トルクレンチの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938485Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2247578A1 (en) * | 1973-10-12 | 1975-05-09 | Mecanique Ste Turripinoise | Mechanism for tightening railway sleeper bolts - has pinned parallelogram positioning spanner co-axially on bolts |
-
1976
- 1976-01-06 JP JP1976000348U patent/JPS5938485Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2247578A1 (en) * | 1973-10-12 | 1975-05-09 | Mecanique Ste Turripinoise | Mechanism for tightening railway sleeper bolts - has pinned parallelogram positioning spanner co-axially on bolts |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5292499U (ja) | 1977-07-11 |
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