JPH0515969Y2 - - Google Patents

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JPH0515969Y2
JPH0515969Y2 JP952388U JP952388U JPH0515969Y2 JP H0515969 Y2 JPH0515969 Y2 JP H0515969Y2 JP 952388 U JP952388 U JP 952388U JP 952388 U JP952388 U JP 952388U JP H0515969 Y2 JPH0515969 Y2 JP H0515969Y2
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lever
stay
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bolt
machine
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、移動作業機の機枠に揺動自在に支
持されたレバーの設定位置により、当該移動作業
機の一部を浮上もしくは移動作業機自体の移動を
安楽な姿勢で行ない得るようにした移動作業機の
把持装置およびレバーに関するものである。
〔従来の技術〕 従来、この種の移動作業機たとえば第6、7、
8図にみるようにホース巻取り機、エンジン、ポ
ンプ等の機器を搭載した動力散布機は、その重量
が通常120〜150Kgf程度のため、作業者が一人で
移動できるように、一対の走行車輪1(一方だけ
が図示されている。)と自在輪2とを夫々一対の
並列せる機枠3の前後下部に装着する一方、機枠
3の中途に当接した一対のステー4とこの機枠3
の夫々に通孔5,6を穿設し、通孔6に貫通・遊
合せるボルト7を通孔5に挿通し、一方のステー
4側にナツト8を締着する一方、このステー4に
レバー9の一端を嵌合・固定し、該レバー9の他
端にゴム製のグリツプ10を被覆・定着し、必要
に応じレバー9を機枠3に対しボルト7を中心に
上方に回動し、第6図にみるように略水平状態に
保持させ、之により地中に埋没した自在輪2を、
レバー9の水平状態のままでの持上げで地上に浮
上可能としてある。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述せる従来の技術の把持装置においては、機
枠3に対し略水平状態に保持されたレバー9の持
上げで自在輪2を地上に浮上可能であるが、レバ
ー9の機枠3に対する設定位置が作業者の身長に
比し下方であるため、移動作業機自体を安楽な姿
勢で押圧・移動するのに難渋し、作業者に不必要
な労力を余儀なくされるという問題点があつた。
この考案は、従来の技術の有するかかる問題点
に鑑みてなされたもので、その目的とする所は、
レバーの機枠に対する設定位置の選択で移動作業
機の自在輪を浮上させ、他方、安楽な姿勢で移動
作業機を移動可能な移動作業機の把持装置および
レバーを提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前述の目的を達成するため、この考案における
移動作業機の把持装置は、機枠にステーを介し装
着せるレバーを回動自在とした自在輪付の移動作
業機において、前記自在輪側の機枠に装着せる第
1ステーに、長孔付の第2ステーを固定し、該第
2ステーに、前記長孔に遊合するボルトを定着し
たレバーの一側を摺接自在に貫通させ、この一側
先端に前記機枠に向う傾斜縁を形成する一方、他
端にグリツプ付の折曲部を形成させ、前記ボルト
の機枠側への近接でレバーを水平位置に、またボ
ルトの機枠側からの離隔でレバーを斜め上方に、
夫々保持可能としたものである。
この考案におけるレバーは、第2ステーの長孔
に遊合するボルトを定着する一方、前記第2ステ
ーの底部内周縁に当接・制止する傾斜縁を一端
に、また機枠側に折曲された折曲部を他端に夫々
形成させてなるものである。
グリツプ付の折曲部は機枠より内側に向け折曲
させるのが好適である。
レバーの水平位置に際し、第2ステー先端は機
枠に当接・制止可能とする。
〔作用〕
この考案において、機枠に平行状態下に垂下さ
れたレバーの適所を把持し、機枠に対し略90度の
位置に回動させると、第1ステーの一端が機枠に
当接・制止し、この位置でレバーは水平状態に保
持され、機枠とレバーは一体的に結合されるた
め、レバーを上方に持上げると、ステー側の機枠
は浮上される故、たとえば地中に埋没した自在輪
を引上げ可能なことは従来におけると同様なる
も、さらに、折曲部のグリツプを把持し、レバー
を機枠から離隔させ、ついでレバーをボルトを支
点として上方に旋回させるとき、レバー先端の傾
斜縁が第2ステーの底部内周縁に当接・制止され
るため、レバーは水平面に対し所望の傾斜角度の
もとに保持される。よつてこの傾斜状に保持され
たレバーの端部の折曲部を把持すれば、作業者は
身体を屈曲することなく安楽な姿勢で移動作業機
を容易に移動できる。所望地点に到達したとき、
レバーを機枠側に向け押圧し乍ら、ボルトを支点
として下方に旋回すればレバーは再び機枠に垂
下・支持される。
〔実施例〕
実施例について第1図ないし第5図を参照して
説明する。移動作業機として第5図にみるような
セツト動力散布機を例にとり述べるに、一対の並
列せる機枠F,Fの下方に横架・定着された載置
板21の外側に一対の自在輪22,22を回動自
在に支承し、これら自在輪22,22の前方(第
5図において左側を前方、右側を後方とする。)
に一対の走行車輪23,23(図面では一個しか
示されていないが)を回動自在に支承し、合計四
個の車輪で移動可能としてある。以下本案品は機
枠F,Fの夫々後方の鉛直部24,24に装着さ
れ、同一構成であるから、便宜上、第5図の右側
について述べる。しかして前記鉛直部24の上方
に、通孔h,hの穿設された第1ステーS1のフオ
ーク片25,25を当接し、前記鉛直部24に穿
設された通孔i,iに貫通・遊合せるボルトb
を、前記通孔h,hに挿通し、ナツトnを螺合
し、第1ステーS1を鉛直部24に対し回動可能に
支持し、この第1ステーS1のフオーク片25,2
5を除いた部分の一側に、長方形状の第2ステー
S2の一縁26を溶接により一体的に結合し、また
この第2ステーS2に摺接自在に一側(第2、3図
において左側を一側、右側を他側とする。)を嵌
入せるL字形のレバーLの一端を、鉛直部24側
に向け所望角度θのもとに傾斜縁Cに形成し、該
傾斜縁Cを後述のようにレバーLを上方に旋回し
たとき、第2ステーS2の底部内周縁に当接・制止
させることで、レバーLを一定位置に保持可能と
してあり、またこの傾斜縁Cの直後に穿設せる通
孔(図示しない)に横架・定着せるボルト27に
ナツト28を螺合し、このボルト27が移動可能
な長孔29を前記第2ステーS2に穿設すると共
に、他側にグリツプg1を被覆・定着し、さらに他
端を前記機枠Fの内側に屈曲せる折曲部30にグ
リツプg2を被覆・定着し、このグリツプg2の把
持・押圧で移動作業機の移動に便ならしめてあ
り、また第1ステーS1の一端は、レバーLを水平
状態に保持させるとき、機枠Fに当接・制止さ
れ、第1ステーS1機枠Fを一体的に結合可能とし
てある。
〔考案の効果〕
この考案は前述のような構成であるから、請求
項1の把持装置においては移動作業機の自在輪側
の機枠の浮上用のレバーと、移動作業機自体の押
圧・移動用のレバーとを一個のレバーで兼用可能
な故、レバー設定個数の複数化を回避し、構造の
徒らな複雑化を防ぐと共に、製作費の高騰を招来
することなく利用者にとつては経済的である一
方、レバーはL字形のため、移動作業機の浮上時
と移動時とで別々の部分を把持することで夫々の
作業を能率的に行ない得るし、また作業者の背丈
に応じたレバーの設定位置を高低に容易に選定可
能で、夫々の位置で作業者は安楽な姿勢で作業が
でき、レバーが機枠に垂下されているとき、納
屋、倉庫等への格納に際し、支障を招来しない
し、レバーが水平状態に保持されているとき、第
2ステーの先端が機枠に当接・制止されるためレ
バーを把持し、機枠の浮上に際し、力をかけ易
く、さらにレバーの第2ステーに対する傾斜角度
の変更を、レバーを把持したまま行ない得て作業
者には取扱い易い。
また、請求項2のレバーにおいては、このレバ
ーに定着されたボルトが第2ステーの長孔に遊合
しているので、第2ステーに対するレバーの移動
を円滑・確実に行ない得る一方、先端に機枠に向
け傾斜縁が形成されている故、レバーの上方への
旋回に際し、前記傾斜縁の第2ステーの底部内周
縁への当接・制止により、レバーは常時、一定位
置に保持されるから、移動作業機の押圧・移動を
安心裡に容易に行ない得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案品の把持装置の正面図、第2図は
仝上平面図、第3図はレバーの水平位置での正面
図、第4図はレバーの斜め上方位置での正面図、
第5図は把持装置のセツト動力散布機への装着時
の斜視図、第6図は従来形式の把持装置の正面
図、第7図は仝上平面図、第8図は仝上把持装置
のセツト動力散布機への装着時の斜視図てある。 F……機枠、L……レバー、S1……第1ステ
ー、S2……第2ステー、g2……グリツプ、22…
…自在輪、27……ボルト、29……長孔、30
……折曲部、C……傾斜縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 機枠にステーを介し装着せるレバーを回動自
    在とした自在輪付の移動作業機において、前記
    自在輪22側の機枠Fに装着せる第1ステーS1
    に、長孔29付の第2ステーS2を固定し、該第
    2ステーS2に、前記長孔29に遊合するボルト
    27を定着したレバーLの一側を摺動自在に貫
    通させ、この一側先端に、前記機枠Fに向う傾
    斜縁Cを形成する一方、他端にグリツプg2付の
    折曲部30を形成させ、前記ボルト27の機枠
    F側への近接でレバーLを水平位置に、またボ
    ルト27の機枠F側からの離隔でレバーLを斜
    め上方に、夫々保持可能とした移動作業機の把
    持装置。 2 請求項1記載の第2ステーS2の長孔29に遊
    合するボルト27を定着する一方、前記第2ス
    テーS2の底部内周縁に当接・制止する傾斜縁C
    を一端に、また機枠F側に折曲された折曲部3
    0を他端に夫々形成してなるレバー。
JP952388U 1988-01-29 1988-01-29 Expired - Lifetime JPH0515969Y2 (ja)

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JPH01114069U JPH01114069U (ja) 1989-08-01
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