JPS5938356A - 電縫管 - Google Patents

電縫管

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Publication number
JPS5938356A
JPS5938356A JP14832382A JP14832382A JPS5938356A JP S5938356 A JPS5938356 A JP S5938356A JP 14832382 A JP14832382 A JP 14832382A JP 14832382 A JP14832382 A JP 14832382A JP S5938356 A JPS5938356 A JP S5938356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
less
pipe
electric resistance
welded pipe
steel material
Prior art date
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Pending
Application number
JP14832382A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Yoshida
吉田 勝芳
Kunio Namiki
並木 邦夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Publication of JPS5938356A publication Critical patent/JPS5938356A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関する。
近年、自動車そのほかの機械構造部品の軽量化の要請に
従って、従来は中実であった部品を中空のものにするこ
と、たとえば自動車用のシャフト類を丸棒から管状のも
のに変更することが、盛んに試みられるようになった。
 中実品に代替するためには、当然に十分な強度を確保
しなければならないから、管の外径Dに対する肉厚tの
割合L /” Dで定義される「肉厚比」が、15%以
上あることが必要とされ、20%前後から30%程度の
ものも要求される。
JISG 3441には、構造用合金鋼鋼管として、S
TKSIおよびSTKS3の規格が定められているが、
それらは製造コストの低床な電縫製管の技術では製造困
難であって、現実に製造されているのは、肉厚比が12
 − 13%以下の薄肉品である。 これはもちろん、
中実機械構造部品に代替するには強度が不足である。
外径が50闘以下の小径で、肉厚比15 − 30%の
電縫管が製造困難であったのは、小径厚肉の管の成形そ
のものが容易でないこと、および機械構造用合金鋼は通
常の低炭素鋼素材(STKMIIなど)にくらべて強度
が高く加工しにくいことが原因である。
ところが、最近の技術の進歩によって、小径厚肉鋼管を
電縫製管法により造管することを可能にした。 それに
伴い、それぞれの用途に適した素材が要求されるように
なった。 すなわち、自動車のトランスミノ/コンのよ
うな機械構造部品は浸炭処理して最終製品とすることが
多いので、浸炭特性のよい電縫管を提供しなければなら
ない。
とくに小径厚肉鋼管は、その外周および内周が造管時の
冷開成形で強加工を受けるため、浸炭処理(通常900
 − 950°Cの温度で実施する)の間に結晶粒子が
粗大化しやすく、疲れ強さの低下を招く。
結晶粒の粗大化は,造管時の溶接に際して融点近い高温
にさらされる接合部付近においても起りゃすい。
このような事情にかんがみてなされた本発明は、微細な
結晶粒が溶接および浸炭処理によっても失なわれること
なく、従って疲れ強さが中実品に劣らない、機械構造部
品の素材として有用な小径厚肉の電縫管を提供すること
を目的とする。
本発明の電縫管の基本的な態様は,C:O.lO−0、
35%、Si : 0.50%以下、Mn:1.0%以
下、Cr: 0.5−1.50%、At: 0.010
−0.050%、Nb;0、005 − 0.030%
およびN : 0.005 − 0.030%を含有し
、残部が実質的にFeの組成からなる鋼材を用い、これ
を肉厚比15 − 30%に造管してなるものである。
本発明の電縫管の好ましい態様は、C:0.10一〇.
25%、Si : 0.50%以下、Mn:1.0%以
下,Cr:0、60 − 1.40%、AI 0.01
0−0.050%、Nb:0、005 − 0.030
%、N : 0.005 − 0.030%、ならびに
、Ni : 0.30 − 2.50%およびMo :
 0.05 − 0.50%の1種または2種を含有し
,残部が実質0勺にFeの組成からなる鋼材を用い、こ
れを肉厚比15 −30%に造管してなるものである。
上記の基本的態様および好ましい態様のいずれにおいて
も、既述の合金組成に加えて、V : 0.1%以下、
Ti : 0.1%以下およびZr : 0.1%以下
の1種,2種または3種を添加した鋼材を使用すること
によって、さらにすぐれた電縫管を得ることができる。
鋼材の合金組成を上記のように選択した理由は、つぎの
とおりである。
C : 0.10 − 0.35%、好ましくは0.1
0 − 0.25%浸炭処理をして使用する機械構造用
部品には、最低0.10%が必要であるが、多すぎると
靭性を低下させるので、上限を帆35%としだ。
Si : 0.50%以下 鋼の製造時に脱酸剤として加え、強度および焼入性の向
上のため必要に応じて増量する。
0・50%を超えると、電縫管成形時の成形性が悪くな
る。
Mn : 1.0%以下 焼入性を向上させる目的と、強度および靭性にとっても
有用なため添加する。  1.0%を超えると靭延性を
劣化させるため、これを上限としだ。
Cr : 0.50−1.50%、好ましくは帆60−
1.40%焼入性の向上に有効であるが、過剰に加える
と成形を困難にするばかりでなく、浸炭後の靭性をかえ
って低下させるので、製品の寸法に応じて上記範囲内か
らえらぶ。
At : 0.010−0.050%、Nb : 0.
005−0.030%、N : 0.005−0.03
0% いずれも本発明の鋼材にとって重要な添加元素である。
  Atは主としてNと結合してAI−Nを形成し、ま
たNbはNbCのほかにNbNを形成し、電縫管製造時
の溶接に際しての結晶粒粗大化を防止するとともに、成
形時の強加工にもかかわらず浸炭に際しての結晶粒粗大
化を防止する。 この鋼材Qておいては、詳細な実験の
結果にもとづき、Nの量を従来の鋼の含有量(通常0 
、005%以下)より高めに設定し、Atを0.010
−0.050%添加し、さらにNbを0.005−0.
030%の範囲で存在させることにより、微細結晶粒の
維持を実現した。 AtQ量は多すきると介在物の量が
増大して好ましくないし、捷だNbはその効果が前記上
限付近で飽和するとともに溶製も困難となるため、それ
ぞれ上限を設けた。
Ni : 0.30 2.50% 焼入性の向上に有効である。 製品の寸法を考慮して、
適宜添加する。 大型のものは多口にカロえるとよい。
No : 0.05−0.50% これも焼入性の向上に効果があり、また結晶粒粗大化温
度を高くするはたらきがある。
Crとの複合添加により、これらの効果が発揮される。
■=01%以下、Ti : 0.1%以下、Zr : 
0.1%以下 いずれも微細炭化物を形成し、微量の添加で結晶粒子の
微細化に寄与するので、靭延性と疲れ特性をさらに改善
する。 いずれも0.1%以上添加しても、効果が飽和
するためこれを上限とした。
以下、実施例により、本発明の効果を実証する。
実施例 第1表(て示す組成の鋼材を溶製し、熱間圧延および冷
間圧延によって、素材コイルを製造した。
符号にに印を付したものは、比較のため用意した、下記
のとおりの従来鋼である。
D ・・・・・・・・SCR415 H・・・・・・ SCM420 1 ・・・・・ ・SNCM415 この素材から、つぎの造管条件【′こ従って、第1図に
示す2種のサイズの電縫管を製造した。
溶接法:高周波誘導溶接(450KHz )成  形:
垂直および水平ロール、各8段造管速度: 40 m/
min 得られた電縫管を、第2図に示すような回転曲げ疲労試
験片に加工した。 試験片を次の条件で浸炭焼入れおよ
び焼もどししたのち、 浸炭焼入れ:925°CX90分間(カーボ/ポテンン
ヤル1.0%)→850°C×30分間→油冷焼もどし
:170°CX1時間→空冷 疲れ試験を行なった。 疲れ試験は小野式回転曲げ法で
あり、切欠き部の径を適宜変えることにより切欠係数を
3.7として試験を行なった。 さらに、浸炭焼入れ後
の結晶粒度をしらべるとともに、心部硬さを測定した。
その結果を第2表に示す。
第2表にみるとおり、本発明の電縫管は結晶粒がきわめ
て微細であって、電縫部でもJI310番程度の細かさ
が得られる。 これに対して、比較例は6−8番である
。 微細結晶粒が維持される( 結果、動力伝達部品にとって最も重要な特性である疲れ
強さが高く保たれている。 すなわち、本発明によれば
疲れ強さが50kgf/mm2以上あるのに対し、比較
例では38 45 kgf /mm2である。
第  2  表
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例において製造した電縫管の、
形状および寸法を示す部分断面図である。 第2図は、第1図の電縫管から製造した回転曲げ疲労試
験片の、形状および寸法を示す、第1図と同様な部分断
面図である。 特許出願人  大同特殊鋼株式会社 代理人 弁理士  須 賀 総 夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 fil  e : 0.10−0.35%、Si  :
     0.50%以下、Mn:1.0%以下、Cr : 0
    .5−1.50% 、 At: o、o+。 −0,050%、Nb : 0.005−0.030%
    およびN。 0.005−0.030%を含有し、残部が実質的(l
    こFeの組成からなる鋼材で、肉厚比(肉厚・外径)1
    5−30%に造管してなる電縫管。 (2)  上記組成(て加えて、V : 0.1%以7
    ’、 T+ :0.1%以下およびZr : 0.1%
    以下の1fΦ、2fΦ捷たは3種を含有する鋼材を造管
    してなる特許請求の範囲第1項の電縫管。 L3)   C:  0.]O−0,25%、 Si 
     :  0.50%以ド、 JVIn:10%以下、C
    r : 0.60−1.40%、At: 0.010−
    0.050%、Nb : 0.005−0.030%、
    N:0.005−0.030%、ならびに、Ni:0.
    30−2.50%およびMo : 0.05−0.50
    %の1種まだは2種を含有し、残部が実質的にFeの組
    成からなる鋼材で、肉厚比15−30%に造管してなる
    電縫管。 (4)  上記組成に加えて、V : 0.1%以下、
    Tl:0.1%以下およびZr : 0.1%以下の1
    種、2種捷だは3種を含有する鋼材を造管してなる特許
    請求の範囲第3項の電縫管。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0551692A (ja) * 1991-03-25 1993-03-02 Sumitomo Metal Ind Ltd 疲労特性に優れた自動車用高強度電縫鋼管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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