JPH0551692A - 疲労特性に優れた自動車用高強度電縫鋼管 - Google Patents

疲労特性に優れた自動車用高強度電縫鋼管

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JPH0551692A
JPH0551692A JP5926891A JP5926891A JPH0551692A JP H0551692 A JPH0551692 A JP H0551692A JP 5926891 A JP5926891 A JP 5926891A JP 5926891 A JP5926891 A JP 5926891A JP H0551692 A JPH0551692 A JP H0551692A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車用高強度電縫鋼管の疲労特性を改善す
る。 【構成】重量%で、C:0.06〜0.30%、Si: 1.0%以
下、Mn: 2.0%以下、Mo:0.05〜 0.8%、Nb:0.01〜0.
10%、Ti: 0.005〜0.04%、Sol.Al: 0.005〜0.05%を
含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、不純物
のP、SおよびNの含有量が、P:0.02%以下、S:
0.005%以下、N: 0.008%以下である高強度電縫鋼
管。これらの成分に加えて、Cr、Ni、Cu、VおよびBの
うちの1種以上を適量含有していてもよい。 【効果】引張強度が70〜120 kgf/mm2 で、電縫溶接部お
よび他の部材との継手溶接部が疲労特性に優れた自動車
用高強度電縫鋼管が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引張強さ70〜120kgf/m
m2の高強度を有し、しかも疲労特性に優れた自動車用高
強度電縫鋼管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電縫鋼管製造技術の進展に伴い、
プロペラシャフト、インパクトバー等の自動車用構造部
材に対して、電縫鋼管の適用が著しい伸びを見せてい
る。しかし、その電縫鋼管には自動車用構造部材を軽量
化し、燃費の向上や高出力化を図るために薄肉および小
径化が要求されており、そのため、更なる高強度化が強
く望まれるようになってきているが、電縫鋼管の自動車
用構造部材としての使用を考えた場合、単に静的な強度
を向上させるだけでは不十分であり、荷重の繰り返しに
対する耐久性(以下、疲労特性という)も同時に向上さ
せる必要がある。ところが、自動車用構造部材としての
電縫鋼管は実車に装着される際に他の部材、例えば、プ
ロペラシャフトにヨークを溶接して使用されるが、プロ
ペラシャフトに使われる電縫鋼管を高強度化してもヨー
クを溶接した継手溶接部や電縫溶接部において前記疲労
特性に関連した幾つかの問題が生じる場合がある。
【0003】その一つは、変態強化や加工強化機構を利
用して高強度化した電縫鋼管の場合には、溶接時の入熱
によって溶接部近傍の熱影響部が軟化をきたし、引張強
度の増加に対応した疲労特性の向上が得られないという
問題である。
【0004】特開平2−197525号公報に、このような熱
影響部の軟化を解消する一つの方法が提案されており、
NbとCr又はMoの1種以上を複合添加する成分設計とし、
この成分設計の鋼を熱間圧延して熱延鋼板とする際に、
熱間圧延の条件を適正に調整すると、継手溶接部の熱影
響部が軟化しにくい疲労特性に優れた自動車用高強度電
縫鋼管を得ることができると記載されている。しかしな
がら、この方法でも次に述べるようなもう一つの問題に
よる疲労特性の低下を解消することができない。即ち、
電縫鋼管の電縫溶接部およびその熱影響部に疲労亀裂が
発生し、疲労寿命を低下させるという問題である。この
疲労亀裂は従来の高強度電縫鋼管の全てに生ずるという
ものではなく、量産した場合にある確率で発生するもの
であるが、自動車の生産台数を考えた場合、こうした問
題はとうてい容認できるものではなく、工業上極めて重
要な問題となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
のような自動車用高強度電縫鋼管における問題を解消す
ることにあり、詳しくは、工業的規模で安定に量産する
ことができる電縫鋼管であって、電縫溶接部および継手
溶接部ともに十分な疲労特性を有し、引張強度が70〜12
0kgf/mm2の高強度を具備した自動車用高強度電縫鋼管を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成すべく数多くの実験を繰り返しながら研究を重ね
た結果、素材鋼の成分、特にNb、MoおよびTiのそれぞれ
の含有量を適正に調整することによって、非常に優れた
疲労特性を有する信頼性の高い高強度電縫鋼管が得られ
ることを見出した。
【0007】即ち、Nb含有量を0.01〜0.10%、Mo含有量
を0.05〜0.8 %の範囲にそれぞれ調整すると、極めて微
細で熱的に安定した組織が得られ、継手溶接部の軟化に
よる強度低下が抑制されること、これに加えて、Ti含有
量を0.005 〜0.04%の範囲に調整すると、継手溶接部の
疲労特性が更に向上するとともに、電縫溶接部の靭性が
改善されるので、電縫溶接部の疲労特性も格段に向上す
るのである。特に、微量Tiの添加は従来解決できなかっ
た電縫溶接部に疲労亀裂が発生し、疲労寿命が低下する
問題に対して、極めて有効である。
【0008】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
のであって、その要旨は下記の化学組成を有する電縫鋼
管にある。
【0009】 重量%で、C:0.06〜0.30%、Si:
1.0%以下、Mn: 2.0%以下、Mo:0.05〜 0.8%、Nb:
0.01〜0.10%、Ti: 0.005〜0.04%、Sol.Al: 0.005〜
0.05%を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からな
り、不純物のP、SおよびNの含有量が、P:0.02%以
下、S: 0.005%以下、N: 0.008%以下であることを
特徴とする疲労特性に優れた自動車用高強度電縫鋼管。
【0010】 上記に記載の成分に加えて更に、重
量%で、Cr: 1.5%以下、Ni:3.0 %以下、Cu: 1.0%
以下、V:0.10%以下およびB:0.0005〜0.0020%のう
ちの1種以上を含有することを特徴とする疲労特性に優
れた自動車用高強度電縫鋼管。
【0011】
【作用】以下に、本発明における電縫鋼管の化学組成を
上記のように限定する理由を説明する。なお、成分含有
量の「%」は「重量%」を意味する。
【0012】C:Cは自動車用高強度電縫鋼管として必
要な高強度を確保するために添加する成分である。しか
し、その含有量が0.06%より少ないと引張強度が70kgf/
mm2 を下回り、0.30%より多いと継手溶接部および電縫
溶接部の靱性が低下し、疲労特性の向上が得られないの
で、その含有量を0.06〜0.30%とした。
【0013】Si:Siは脱酸作用のほか、鋼の強度を高め
る作用を有しており、所望の高強度を確保する上から必
要な成分であるが、その含有量が1.0%を超えると母材
(電縫鋼管) 、継手溶接部および電縫溶接部の靱性に悪
影響が現れるとともに、電縫溶接部に溶接欠陥が発生し
やすくなり、疲労特性の向上が得られないので、その含
有量を 1.0%以下とした。
【0014】Mn:Mnも所望の高強度を得るために添加す
る成分であり、また、Mnには組織を微細化して疲労特性
を向上させる効果がある。しかし、 2.0%を超えて含有
すると電縫溶接部に欠陥が発生しやすくなり、かえって
疲労強度が低下するので、その含有量を 2.0%以下とし
た。
【0015】Mo:Moも固溶強化を通して鋼管を高強度化
するとともに、継手溶接部の熱影響部(HAZ部)の軟
化を抑制して、疲労特性を向上させる作用を有してい
る。しかし、その含有量が0.05%未満では所望の効果が
得られず、 0.8%を超えると母材部、継手溶接部および
電縫溶接部の靱性が低下し、疲労特性の向上が見られな
いので、その含有量を0.05〜0.8 %とした。
【0016】Nb:Nbは主に析出物を生成することによっ
て、強度上昇をもたらすと同時に組織を微細化して母材
の靱性を向上させる効果がある。また、Nbには継手溶接
部のHAZ部の軟化を抑制し、電縫溶接部およびHAZ
部の靱性を向上させ、疲労強度を増加させる効果もあ
る。しかし、これらの効果はその含有量が0.01%未満で
は期待できず、0.10%を超えると逆に電縫溶接部の靱性
が低下するので、その含有量を0.01〜0.10%とした。
【0017】Ti:Tiは母材と電縫溶接部および継手溶接
部の組織の微細化を促進するとともに、電縫溶接部の靱
性を改善して疲労強度特性を向上させるのに必要な成分
である。
【0018】しかし、その含有量が 0.005%未満では所
望の効果が得られず、0.04%を超えるとかえって疲労強
度が低下するので、その含有量を0.005 〜0.04%とし
た。
【0019】Sol.Al:Alは鋼の脱酸および組織の微細化
に有効な成分であるが、その含有量がSol.Al量で 0.005
%より少ないとこれらの効果が十分に得られず、0.05%
を超えると電縫溶接部の靱性および疲労特性に悪影響を
及ぼすので、その含有量を0.005 〜0.05%とした。
【0020】Cr、Ni、Cu、VおよびB:Cr、Ni、Cu、V
およびBはいずれも鋼管の強度、靱性あるいは疲労特性
を改善する作用を有しているので、これらの特性を更に
改善したい場合には、上記の成分に加えて、1種又は2
種以上を添加してもよい。これらの成分の含有量を特定
の範囲に限定した理由は下記の通りである。
【0021】Cr:Crは鋼管の強度および耐食性を向上さ
せるとともに、継手溶接部の軟化を抑制する作用を有し
ているが、 1.5%を超えると母材および電縫溶接部の靱
性が低下する他に、電縫溶接部に溶接欠陥が発生しやす
くなるので、その含有量は 1.5%以下とするのがよい。
【0022】Ni:Niは鋼管の強度、靱性および耐食性を
向上させる作用を有しているが、高価な元素であり、ま
た 3.0%を超えると電縫溶接部の靱性劣化を招くので、
その含有量は 3.0%以下とするのがよい。
【0023】Cu:Cuは鋼管の強度および耐食性を向上さ
せる作用を有しているが、 1.0%を超えると熱間加工性
が低下し、しかも電縫溶接部の靱性も低下するので、そ
の含有量は 1.0%以下とするのがよい。
【0024】V:Vは析出物を生成して鋼管の強度を高
め、且つ継手溶接部の軟化抵抗も高める作用を有してい
るが、0.10%を超えると母材および電縫溶接部の靱性が
低下するので、その含有量は0.10%以下とするのがよ
い。
【0025】B:Bは鋼管の強度を高める作用を有して
いるが、0.0005%未満では所望の強度上昇が望めず、0.
0020%を超えると母材、電縫溶接部および継手溶接部の
靱性低下が顕著になるので、その含有量は0.0005〜0.00
20%とするのがよい。
【0026】本発明の電縫鋼管は、上記成分の他、残部
はFeおよび不可避不純物である。不純物として代表的な
元素はP、SおよびNであり、これらの成分は靭性や疲
労特性を損ねるので、その含有量は下記のように限定す
る。
【0027】P:Pは鋼中で偏析して母材、継手溶接部
および電縫溶接部の靱性を低下させるので、その含有量
を0.02%以下に抑える。
【0028】S:SはMnやFe等と結合して非金属介在物
を生成し、疲労特性を低下させるので、その含有量を
0.005%以下に抑える。
【0029】N:Nは母材および溶接部の靱性を著しく
損ねるとともに疲労特性も低下させるので、その含有量
を 0.008%以下に抑える。
【0030】本発明の電縫鋼管は、上記化学組成を有す
る素材鋼を熱間圧延して鋼帯とし、これを通常の工程で
電縫鋼管とすることにより得られる。前記通常の工程と
は、鋼帯を管状に成形した後、高周波電流により相対向
するエッジ部を加熱して溶融させ、スクイズロールによ
り加圧圧接して製管する工程をいう。
【0031】
【実施例】表1に示す成分組成を有する鋼を溶製し、鋼
片に鋳造したのち熱間圧延して板厚 1.6mmの熱延鋼板と
した。次いで、通常の電縫鋼管製造工程により外径65mm
の電縫鋼管に製管した。表2にこれらの電縫鋼管の機械
的性質を示す。
【0032】次いで、これらの電縫鋼管を短管に切断
し、それぞれの短管の両端に別途準備した接続体を溶接
し、継手モデル体を作製した。継手モデル体は、図1に
示すように鋼管1の両端(図では一端側のみを示す)
に、鋼管との接合側2を内ぐりにより径65.5mm×肉厚2.
1mm のリング状断面に加工した炭素鋼 (S55C) の接続
体3を、摩擦圧力:5kgf/mm2 、アプセット圧力:10kg
f/mm2 、アプセット時間:5秒、加熱寄代: 2.5mm、軸
回転数:1800rpm の条件の摩擦溶接法にて溶接し、鋼管
毎にそれぞれ2体づつ作製した。なお、鋼管側に疲労損
傷が生じさせるために、この実施例では接続体の内ぐり
部の肉厚を鋼管の肉厚より 0.5mm厚くした。
【0033】こうして作製したそれぞれの継手モデル体
に対して、トルク振幅180kgf・m の繰り返しねじり荷重
を負荷する疲労試験を行い、ねじり疲労寿命を調査し
た。調査は各鋼管毎に作製した2体の継手モデル体に対
して行い、疲労寿命が短いものの結果を同じく表2に示
す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】表2において、No.A1 〜A13 は本発明例の
電縫鋼管、No.B1 〜B10 は化学組成が本発明で規定する
範囲外である比較例の電縫鋼管、No.C1 は化学組成が特
開平2−197525号公報に記載されている化学組成に相当
する比較例の電縫鋼管である。
【0037】同一引張強度レベレで、本発明例の電縫鋼
管と比較例の電縫鋼管とを比較すると、 1) 引張強度が70kgf/mm2 級の電縫鋼管では、本発明例
(A1,A12)は比較例(B2、B9)に比べ疲労寿命
が長い。これは両者ともに摩擦溶接による継手溶接部に
疲労亀裂が生じたが、本発明例の電縫鋼管においてその
部分の硬度低下が抑制されたことが原因である。
【0038】2) 引張強度が80kgf/mm2 級の電縫鋼管で
は、本発明例(A2,A4,A6,A7,A10,A11)
は比較例(B4,B5,B10,C1)に比べ疲労寿命が
長い。B4の比較例との差異の原因は上記1)と同じく、
継手溶接部の硬度低下が本発明例において少ないことに
よる。また、B5,B10,C1の比較鋼の疲労寿命が極
端に短いのは、電縫溶接部に疲労亀裂が生じたためであ
る。
【0039】3) 引張強度が90kgf/mm2 超級の電縫鋼管
では、本発明例(A3,A5,A8,A9,A13)は比
較例(B1,B3,B6,B7,B8)に比べ疲労寿命
が極端に長い。この原因は両者で亀裂発生部位が異なっ
ており、本発明例の電縫鋼管では継手溶接部、比較鋼の
電縫鋼管では電縫溶接部にそれぞれ亀裂が発生している
ことによる。このような差異は電縫溶接部の靱性の相違
に起因しており、本発明例の電縫鋼管は溶接部の靱性が
高いことにより、優れた疲労特性が得られている。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電縫鋼管
は、高強度であり、しかも、電縫溶接部および他の部材
との継手溶接部の疲労特性に優れている。また、この電
縫鋼管は従来と全く同じ工程で製造することができるの
で、製造コストが嵩むこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ねじり疲労寿命の測定で使用した継手モデ
ル体とする前の鋼管の両端に摩擦圧接した接続体の形状
を示す断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で、C:0.06〜0.30%、Si: 1.0%
    以下、Mn: 2.0%以下、Mo:0.05〜0.8%、Nb:0.01〜
    0.10%、Ti: 0.005〜0.04%、Sol.Al: 0.005〜0.05%
    を含有し、残部はFeおよび不可避不純物からなり、不純
    物のP、SおよびNの含有量が、P:0.02%以下、S:
    0.005%以下、N:0.008%以下であることを特徴とす
    る疲労特性に優れた自動車用高強度電縫鋼管。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の成分に加えて更に、重量
    %で、Cr: 1.5%以下、Ni: 3.0%以下、Cu: 1.0%以
    下、V:0.10%以下およびB:0.0005〜0.0020%のうち
    の1種以上を含有することを特徴とする疲労特性に優れ
    た自動車用高強度電縫鋼管。
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