JPS593789Y2 - 砥石減耗検出装置 - Google Patents

砥石減耗検出装置

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JPS593789Y2
JPS593789Y2 JP1978130678U JP13067878U JPS593789Y2 JP S593789 Y2 JPS593789 Y2 JP S593789Y2 JP 1978130678 U JP1978130678 U JP 1978130678U JP 13067878 U JP13067878 U JP 13067878U JP S593789 Y2 JPS593789 Y2 JP S593789Y2
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JP
Japan
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signal
work table
output
dressing
grinding wheel
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JP1978130678U
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JPS5550718U (ja
Inventor
政治 寺島
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株式会社東芝
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 この考案は半導体の溝加工を行なう研削盤に係り、砥石
の減耗量を検出する装置に関する。
半導体の溝加工に使用する砥石の幅は、たとえば40μ
程度の極く薄いものが用いられる。
そこで切込み量の設定は、砥石とワークテーブルとの接
触点を検出し、その点からの切残し量を制御して行なっ
ている。
この様に幅の薄い砥石(以下ブレードと称する)を用い
て例えばガリウム砒素(GaAs) 、サファイヤなど
の溝加工を行うとき、その減耗量がある値以上になると
目詰りが進んで先端の状態が加工に不適当なものになり
、精密な溝加工が不可能になるとともに溝稜のチッピン
グの原因にもなる。
また、ブレードがある程度以上減耗すると、ブレードの
取付けに使用するフランジが加工物に接触するなどの事
故を生じる虞れもある。
この様にブレードが減耗すると種々の不都合を生じるが
、現在市販されている装置には、ブレードの減耗を検出
する機能はなかった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、半導体の
溝加工に使用する幅の薄い砥石(ここでは上記した様に
特にブレードと称している)の減耗を検出し、ブレード
のドレッシングを要求したり、ブレードの許容減耗を監
視してブレードの交換を要求することができる砥石減耗
検出装置を提供することを目的とする。
以下この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は半導体の溝加工を行なう研削盤の概略構成を示
すもので、11は装置本体、12は装置本体11に昇降
自在に設けられたワークテーブル、13はこのワークテ
ーブルに一体的に取付けられたポテンショメータ、14
は上記ワークテーブルの上方に位置し、装置本体11に
対してその回転軸14aにより回転自在に支持された導
電性の金属を結合剤とするダイヤモンド砥石である円盤
状ブレード、15はこのブレード14の両側面に一体的
に取付けられたフランジである。
しかして、上記ワークテーブル12はその下端部が長い
棒状のねし16に螺合しており、モータ17によって上
記ねじ16が回転することにより、装置本体11のガイ
ド壁18を摺動して矢印A−A’方向に昇降自在となっ
ている。
また、上記ブレード14はその回転軸14aが装置本体
11内で図示しない回転駆動源に接続されている。
さらに、ワークテーブル12、ポテンショメータ13、
ねじ16及びモータ17は、図示せぬ送り駆動機構によ
り、紙面垂直方向に一体的に送り移動されるようになっ
ている。
次に、第2図によりこの考案による減耗量検出装置の電
気回路の構成を説明する。
第2図において、21は電源で、この電源21は第1図
で示したポテンショメータ13に接続されている。
このポテンショメータ13の出力端子13 aは増幅器
22、整流器23を介してアナログ/ディジタル変換器
24(以下A/Dコンバータ24という)に接続される
このA/Dコンバータ24の出力端子はメモリ機能を有
する偏差カウンタ25の第1の入力端子に接続されると
ともに比較回路26の第1の入力端子に接続される。
これら偏差カウンタ25、比較回路26のそれぞれ第2
の入力端子には接触点検出回路27から接触点検出信号
がゲート回路28を介して入力される。
上記接触点検出回路27は、回転軸14aとワークテー
ブル12との間に電圧を印加し、ブレード14のワーク
テーブル12の上面への接触にともなう電気的導通を検
出して、接触点検出信号を出力するものである。
また、上記比較回路26の第3の入力端子にはブレード
交換用設定減耗量大力インタフエイス回路29(以下交
換用減耗量設定回路29という)からの設定減耗量信号
が入力される。
この比較回路26の出力端子はブレード交換要求信号イ
ンタフェイス回路30(以下ブレード交換要求回路30
という)に接続される。
また、上記偏差カウンタ25の出力端子は比較回路31
の第1の入力端子に接続される。
この比較回路31の第2の入力端子にはドレッシング用
設定減耗量入力インタフエイス回路32(以下ドレッシ
ング用減耗量設定回路32という)からの設定減耗量信
号が入力される。
そしてこの比較回路31の出力端子はドレッシング要求
信号インタフェイス回路33(以下ドレッシング要求回
路33という)に接続されている。
次に上記の様に構成されたこの考案の動作を説明する。
モータ17が駆動することにより、ねじ16が回転し、
これによりワークテーブル12が矢印A方向に上昇する
が、このときポテンショメータ13の移動部も一体的に
上昇する。
このポテンショメータ13には第2図に示す様に電源2
1から所定の電圧が印加されているが、ワークテーブル
12が移動するとそれに従いポテンショメータ13の出
力端子13aの位置も変化する。
すなわち、ワークテーブル12の移動量に比例したワー
クテーブル12の高さを示す電圧変化が生じ、その電圧
が増幅器22、整流器23により増幅、整流されたのち
A/Dコンバータ24に入力され、テ゛イジタル変換さ
れる。
そして、このメモリに記憶したデータHoを次にドレッ
シングが行なわれるまで保持する。
しかして、まずブルード14をドレッシングした直後に
、ワークテーブル12を上昇させ、ワークテーブル12
の上面をドレッシングされたブレード14に接触させる
この接触にともない接触点検出回路27からは接触点検
出信号がゲート回路28を介して偏差カウンタ25にゲ
ート信号として出力される。
このゲート信号を入力した偏差カウンタ25は、A/D
コンバータ24からの基準信号となるワークテーブル1
2の上面位置Hoを示すディジタル信号を読込んで内部
メモリに記憶する。
ついで、ワークテーブル12上に例えばGaAsなどの
ウェハを載置したのち、所定の切込量となるまでワーク
テーブル12を上昇させるとともに、送り駆動機構によ
り、ワークテーブル12を送り移動させブレード14に
より所定の溝加工を行うこの溝加工によりブレード14
は減耗していく。
しかして、溝加工されたウェハをワークテーブル12か
ら取り除き、再びワークテーブル12の上面をブレード
14に接触させる。
この接触により接触点検出回路27から出力された接触
点検出信号がゲート回路28を介して偏差カウンタ25
及び比較器26にゲート信号として出力される。
このゲート信号を人力した偏差カウンタ25は、上記ゲ
ート信号を受けると、上記A/Dコンバータ24からの
ディジタル信号を読込んで、上記基準位置Hoを示すデ
ータとの差△H1を比較回路31に出力する。
この差△H1は、ブレード14の減耗量を示している。
この比較回路31は、偏差カウンタ25の出力△H1が
ドレッシング用減耗量設定回路32からの基準減耗量信
号△Wと等しい場合に出力を出す。
この基準減耗量信号△Wは、ドレッシング直後からドレ
ッシングを要するまで減耗したときの減耗量に設定しで
ある。
この出力によりドレッシング要水回路33が働いてブレ
ード14のドレッシング要求を出す。
もし、偏差カウンタ25の出力△H1がドレッシング用
渠耗量設定回路32からの基準減耗量信号△Wより小さ
い場合には、ドレッシング要求回路33は働かず、再び
ワークテーブル12上に新しいウェハを載置して所定の
切込量を設定した後、前と同様にして溝加工を行う。
しかして、溝加工後、前述したと同様にしてワークテー
ブル12の上面をブレード14に接触させ、ゲート回路
28を介して接触点検出回路27から出力されたゲート
信号に基づき、偏差カウンタ25は、上記A/Dコンバ
ータ24からのワークテーブル12の上面位置H2を示
すディジタル信号を読込んで、前記基準位置Hoを示す
データとの差△H2を比較回路31に出力するこの差△
H2は、ブレード14の減耗量を示している。
この比較回路31は、前と同様にして、上記基準減耗量
信号△Wとの比較を行い、出力△H2が基準減耗量信号
△Wと等しい場合に、ドレッシング要求回路33からド
レッシング要求が出される。
もし、偏差カウンタ25の出力△H2が上記基準減耗量
信号△Wより小さい場合は、溝加工をブレード14をド
レッシングすることなく継続する。
一方、前記比較回路26はゲート信号(接触点検出信号
)を受けると、A/Dコンバータ24からのワークテー
ブル12の上面位置を示すディジタル信号を読込んで、
このディジタル信号が交換用減耗量設定回路29からの
設定減耗量HMと等しくなるブレード交換要求回路30
に出力を出す。
この設定減耗量HMは、ワークテーブル12の上面位置
が、フランジ15の最下点に近接した下方位置になった
ときのA/Dコンバータ24からの出力値に等しくなる
ように設定されている。
これによりブレード交換要求回路30からブレード交換
要求信号が出力される。
したがって、ドレッシング直後、ブレード14の減耗量
が、ドレッシング用減耗量設定回路32にて設定された
基準減耗量に達しなくても、ワークテーブル12の上面
がフランジ15に近接した場合は、上記ブレード交換要
求信号が出力され、フランジ15のウェハへの衝突を回
避することができる。
この様にすることにより、たとえばA/Dコンバータの
最小出力を2μに対応する様に設定すると、2μの整数
倍でブレードの減耗を検出することができ、このため従
来、加工中に作業者の経験によって行なわれていたドレ
ッシングが、ブレードの減耗量によって正確に行なわれ
、また、ブレードの許容減耗量を監視することにより、
フランジと加工物との接触による事故を未然に防止し得
るものである。
以上説明した様にこの考案によれば、半導体の溝加工を
行なうブレードの減耗を自動的に検出することにより、
ブレードのドレッシングを要求したり、ブレードの許容
減耗量を監視してブレードの交換を要求することを自動
的に行なえ、半導体の溝加工を行なう研削盤などに使用
することにより実用上極めて優れた効果を発揮し得る砥
石減耗検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る研削盤の概略を示す
構成国、第2図は同実施例の制御系を示すフ゛ロック図
で゛ある。 11・・・・・・装置本体、12・・・・・・ワークテ
ーブル、13・・・・・・ポテンショメータ、14・・
・・・・砥石(ブレード)、24・・・・・・A/Dコ
ンバータ、25・・・・・・偏差カウンタ、26・・・
・・・比較回路、27・・・・・・接触点検出回路、2
9・・・・・・交換用減耗量設定回路、30・・・・・
・ブレード交換要求回路、31・・・・・・比較回路、
32・・・・・・ドレッシング用減耗量設定回路、33
・・・・・・ドレッシング要求回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークテーブルまたは砥石の少なくとも一方の移動量を
    検出し、その移動量に比例したディジタル信号を出力す
    る手段と、上記ワークテーブルと砥石の接触点を検出す
    る接触点検出回路と、この接触点検出回路からの接触点
    検出信号をゲート信号としてドレッシング直後の上記砥
    石と上記ワークテーブルとの接触により出力された基準
    となる上記ディジタル信号及び加工により減耗した上記
    砥石と上記ワークテーブルとの接触により出力された上
    記ディジタル信号を読込んで両者の差を上記砥石の減耗
    量を示す信号として出力する偏差カウンタと、この偏差
    カウンタの出力と砥石のドレッシング要求のため予め設
    定された砥石減耗許容量に対応する信号とを比較し、そ
    の一致出力により砥石のドレッシング要求を行なう手段
    と、上記接触点検出信号をゲート信号として上記ディジ
    タル信号と砥石交換要求のため予め設定された砥石減耗
    許容量に対応する信号とを比較し、その一致出力により
    砥石の交換要求を行なう手段とを具備したことを特徴と
    する砥石減耗検出装置。
JP1978130678U 1978-09-22 1978-09-22 砥石減耗検出装置 Expired JPS593789Y2 (ja)

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JPS5550718U JPS5550718U (ja) 1980-04-03
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