JPS5936841B2 - ポリエチレン製品の表面彩色方法 - Google Patents

ポリエチレン製品の表面彩色方法

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JPS5936841B2
JPS5936841B2 JP10719978A JP10719978A JPS5936841B2 JP S5936841 B2 JPS5936841 B2 JP S5936841B2 JP 10719978 A JP10719978 A JP 10719978A JP 10719978 A JP10719978 A JP 10719978A JP S5936841 B2 JPS5936841 B2 JP S5936841B2
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JP
Japan
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polyethylene
film
ink layer
sheet
polyester resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP10719978A
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English (en)
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JPS5534913A (en
Inventor
兵孝 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZUKI KOGEI KK
Original Assignee
SUZUKI KOGEI KK
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Publication date
Application filed by SUZUKI KOGEI KK filed Critical SUZUKI KOGEI KK
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Printing Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ポリエチレン製品の表面には直接インクによつて彩色す
ることができず、若し印刷等の方法によつて彩色したと
しても、このポリエチレン製品の表面の彩色層は剥離し
易く使用中に剥離してしまうので、例えば食品容器やそ
の蓋に彩色するのは不可能とされていた。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、ポリエチレンフ
ィルムにポリエステル系樹脂又はこれと同効のプラスチ
ックフィルムを貼合せ、このポリエステル系樹脂又はこ
れと同効のプラスチックフィルムの上に印刷によるイン
ク彩色層を設け、このインク彩色層の上にはポリエチレ
ンフィルムを貼着してシートを形成し、該シートを任意
の形状に切取り、該任意の形状に切取つたシートをポリ
エチレン製品の成形型の内壁面に貼着し、上記成形型を
閉じて型内に熱溶融したポリエチレン樹脂を注入し、ポ
リエチレン製品の成形と同時に上記シートをポリエチレ
ン製品の表面に熱融着によつて結合することを特徴とす
るポリエチレン製品の表面彩色方法に係るものである。
次に図面について本発明の実施例を説明すれば先ず第1
図に示す如くポリエチレンフィルム1とポリエステル樹
脂フィルム2を重ねて貼合せた二重フィルムのポリエス
テル樹脂フィルム2側にオフセット印刷、グラビヤ印刷
の如き印刷方法によつて所要の文字、図形、記号、模様
等を描出したインク層3を形成する。
この場合にインク層3の最外周にはインク層3の存在し
ていない部分を設けておく。次に第2図に示すように、
上記インク層3を有する二重フィルムのインク層3側に
、ポリエチレンフィルム4とポリエステル樹脂フィルム
5を重ねて貼合せた二重フィルムのポリエステル樹脂フ
ィルム5側をインク層3の側に向けて貼着し、インク層
3の周囲のインク層不存在部6がインク層3の周囲に残
るように上記その間にインク層3を介在させた二重フィ
ルムと二重フィルムを貼着したものを切取つてシートT
を形成する。次に上記の如くインク層3をポリエチレン
フィルム1、4の間に少くとも片側にはポリエステル樹
脂フィルム2を介してサンドイッチ状に介在させ、その
周縁にインク層不存在部6が存在するように切取つて形
成したシート7を、ポリエチレン製品の成形にあたり、
成形型8、9の一方の注湯口10とは反対側の内壁面に
貼着し、しかる後に上記成形型8と9を閉じて型8、9
内に熱溶融したポリエチレン樹脂11を注入し、ポリエ
チレン製品の成形と同時に上記シートTの特に型8に貼
着した側とは反対側のポリエチレンフイルム例えば1を
ポリエチレン樹脂11とを、ポリエチレン樹脂11がそ
れ自身有する熱で一体に熱融合させ、シート7の周縁に
もポリエチレン樹脂11が充満することで、最外側とな
る例えばポリエチレンフイルム4の周縁もポリエチレン
樹脂11と熱融合させることで、全体を一体に結合させ
て本発明を実施する。本実施例によれば、特にポリエチ
レンフイルム1にポリエステル樹脂フイルム2を重ねて
二重フイルムとし、ここにインク層3を設け、例えば、
ポリエチレンフイルム4とポリエステル樹脂フイルム5
の二重フイルムのポリエステル樹脂フイルム5をインク
層3側に向けて貼着し、インク層3の周縁にインク層3
の存在しない部分を残して切取つてシート7を構成して
あるから、該シート7はインク層3を介して向き合うポ
リエステル樹脂フイルム2と5が同種の物質であるので
、熱融着、接着剤等の方法によつて両者を貼着したとき
に、その結合が非常に強固となり、しかも、インク層3
の存在しない切取つた後のシート7の周縁にはインク層
3が存在しないでポリエステル樹脂フイルム2とポリエ
ステル樹脂フイルム5が直接向き合うインク層不存在部
6があるので、該部分の結合は殊に強固となつて、ポリ
エステル樹脂フイルム2と5の間で剥離することがなく
なり、インク層3部分に水、空気の如き流体や塵埃が侵
入したり、インク層3のインクがポリエチレン樹脂11
に浸透してフイルムに描出した図形等の形が崩れたり、
ぼやけたり、ポリエチレン製品が汚れたりすることがな
くなる。
また上記実施例において、シート7の周縁のみでなく、
中央部にもインク層不存在部6を設けると彩色部分が一
層剥離し難くなるものである。
また本発明は上記の実施例に限定されるものでなく、第
3図の如く、インク層3の上に貼着するフイルムを二重
フイルムとせず、ポリエチレンフイルム5の単体でもよ
いものである。本発明は上記の如くで、従来において文
字、図形等の地色以外の特定の形象の彩色が困難で、彩
色したとしても剥離し易いとされていたポリエチレン製
品の表面に、非常に鮮明に、剥離し難い状態で、文字、
図形等を彩色することができる。
そして、彩色部の構成にあたつては、成形した製品が例
えば曲面あるいはその周縁に凹凸のある如み非常に彩色
し難い場所であつても、その表面に容易に彩色すること
ができるものである。即ち、本発明方法によると、彩色
を曲面あるいは窪部に直接彩色するものでなく、フイル
ムの上に印刷等の方法によつて彩色した後に、これを切
取つて所要周縁形状のシートとし、これを型内に入れて
一体成形するものであるので、ドラムの表面や容器蓋、
あるいは容器の底の如く周縁に立上り部が存在する場合
でも極めて容易に彩色をすることができるものであり、
殊に容器の底に彩色する際などでは成形型の該彩色部に
相当する場所は突出状態であるので、シートの貼着が殊
に容易となるものであり、シートはインク層をサンドイ
ツチ状にフイルムで挟んでいるので、成形加工中にイン
クがポリエチレン樹脂11中に浸透して図形等の形象が
崩れることもない。そして、本発明によつて構成したポ
リエチレン製品の表面彩色部分は、インク層の表面を少
くともポリエチレンフイルムで掩蔽してあつて、インク
層が表面に露出していないので、その表面に手を触れた
り、摩擦したとしてもインク層が剥離することがなく、
表面が無害のポリエチレンフイルムで掩蔽されているこ
とは、この方法で、食品の容器やその蓋を彩色しても、
彩色後の製品からインクが剥離したり、溶け出すことが
ないので衛生上の見地からも安全であつて、本発明は上
記の効能と相俟つて淘に優秀なものである。
【図面の簡単な説明】
添附図面は実施例を表わすもので、第1図は二重フイル
ムにインク層を設けた場合の断面図、第2図と第3図は
インク層をフイルムで掩蔽して構成したシートのそれぞ
れ異なる実施例による断面図、第4図はシートを成形型
に貼着してポリエチレン製品を加工せんとする場合の正
断面図、第5図はポリエチレン製品を成形した場合の正
断面図、第6図は本発明方法により彩色したポリエチレ
ン製品の部分拡大断面図、第7図は本発明方法により彩
色したポリエチレン製品の一部断面の斜視図である。 1・・・・・・ポリエチレンフイルム、2・・・・・・
ポリエステル樹脂フイルム、3・・・・・・インク層、
4・・・・・・ポリエチレンフイルム、5・・・・・・
ポリエステノレ樹月旨フイルム、6・・・・・・インク
層不存在部、7・・・・・・シート、8と9・・・・・
・成形型、10・・・・・・注湯口、 11・・・・・・ポ リエチレン樹脂。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリエチレンフィルムにポリエステル系樹脂又はこ
    れと同効のプラスチックフィルムを貼合せ、このポリエ
    ステル系樹脂又はこれと同効のプラスチックフィルムの
    上に印刷によるインク彩色層を設け、このインク彩色層
    の上にはポリエチレンフィルムを貼着してシートを形成
    し、該シートを任意の形状に切取り、該任意の形状に切
    取つたシートをポリエチレン製品の成形型の内壁面に貼
    着し、上記成形型を閉じて型内に熱溶融したポリエチレ
    ン樹脂を注入し、ポリエチレン製品の成形と同時に上記
    シートをポリエチレン製品の表面に熱融着によつて結合
    することを特徴とするポリエチレン製品の表面彩色方法
JP10719978A 1978-09-01 1978-09-01 ポリエチレン製品の表面彩色方法 Expired JPS5936841B2 (ja)

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JP10719978A JPS5936841B2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 ポリエチレン製品の表面彩色方法

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Publication Number Publication Date
JPS5534913A JPS5534913A (en) 1980-03-11
JPS5936841B2 true JPS5936841B2 (ja) 1984-09-06

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ID=14452986

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JP10719978A Expired JPS5936841B2 (ja) 1978-09-01 1978-09-01 ポリエチレン製品の表面彩色方法

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Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59182781A (ja) * 1983-03-31 1984-10-17 Toppan Printing Co Ltd プラスチツク成形品への絵付け方法
JPS59182778A (ja) * 1983-03-31 1984-10-17 Toppan Printing Co Ltd プラスチック成形品への絵付け方法
JPS59182780A (ja) * 1983-03-31 1984-10-17 Toppan Printing Co Ltd プラスチツク成形品への絵付け方法
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JPS5534913A (en) 1980-03-11

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