JPS5936657A - 6−ニトロプロスタグランジンe↓1類その製造法およびそれを有効成分とする薬剤 - Google Patents

6−ニトロプロスタグランジンe↓1類その製造法およびそれを有効成分とする薬剤

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JPS5936657A
JPS5936657A JP14552882A JP14552882A JPS5936657A JP S5936657 A JPS5936657 A JP S5936657A JP 14552882 A JP14552882 A JP 14552882A JP 14552882 A JP14552882 A JP 14552882A JP S5936657 A JPS5936657 A JP S5936657A
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利男 田中
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篤夫 羽里
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な6−ニトロプロスタグランジンE1類そ
の製造法およびそれを有効成分とする薬剤に関する。
天然プロスタグランジン類は生物学的および薬理学的に
高度な活性を持つ局所ホルモンとして知られており、そ
れ故にそれらの誘導体に関 5− する研究も数多く行なわれている。天然型プロスタグラ
ンジン類の中でもプロスタグランジンE、は強い血小板
凝集抑制作用、血管拡張作用尋を有し、臨床への応用が
期待されている。
近年、プロスタグランジンE、の誘導体と考えられる6
−オキソプロスタグランジンE、が生体内で7ラキドン
酸代謝物の一つとして発見され、その特異な生理活性が
注目を集めるようになった。この観点から各種の6−オ
キソプロスタグランジンEI II!導体、6−ヒトロ
キシプロスタグラン:ンンE、誘導体の研究も種々性な
われている。
本発明者はプロスタグランジンE、06位に官能基を導
入することをめざし鋭意研究した結果、6位にニド−基
が導入されたプロスタグランジンE、誘導体の合成に成
功し、本発明に到達したものである。しかも得られた化
合物は血小板凝集阻止作用を示し、それ故に抗狭心症、
血管拡張、降血圧、抗心筋梗塞、抗血栓、抗動脈硬化。
悪性腫瘍の転移抑制などの血管作動をコント1−ルする
薬剤として用いることができる誘導体 6 − であり、本発明は更に上記新規な6−ニトロプロスタグ
ランジンE、類を製造する方法を提供することにある。
すなわち、本発明は、下記式CI) R20Rs で表わされる化合物およびその立体異性体あるいはそれ
ら任意の割合の混合物である6−ニトロプロ7、タダラ
ンジンE1類その製造法およびそれを有効成分とする薬
剤である。
上記式(I)中、R1は水素原子、C1〜C1゜のアル
キル基、5〜6員の脂環式基、フェニル基、または薬学
的に許容し5る陽イオンを表わす。C7〜CIOのアル
キル基としてはメチル基、エチル基。
プロピル基、ブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、デ
シル基などをあげることができるが、メチル基、エチル
基が好ましい。5〜6員の脂環式基としてはシクロペン
チル基、シクロヘキシル基があげられ、薬学的に許容し
うる陽イオンとしてはナトリウム、カリウムなどのアル
カリ金属イオンやカルシウム、アンモニウム、エタノー
ルアミン、ジェタノールアミン、モルホリンなどがあげ
られるが、ナトリウムイオンが好ましい。R+としては
水素原子、メチル基、ナトリウムイオンが特に好ましい
R2およびR3は同一もしくは異なり、水素原子。
) !J (C,〜C,)炭化水素−シリル基、または
水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基を
表わす。トリ(C,〜C,)炭化水素−シリル基として
は、例えば、トリメチルシリル基tトリエチルシリル基
、t−ブチルジメチルシリル基、t−ブチルジフェニル
シリル基などがあげられるがL−ブチルジメチルシリル
基が特に好ましい。水酸基の酸素原子と共にアセタール
結合を形成する基としては、例えば、メトキシメチル基
、1−エトキシエチル基、2−メトキシ−2−プロピル
基、2−−1−トキシー2−プロピル基、(2−メトキ
シエトキシ)メチル基。
ベンジルオキシメチル基、2−テトラヒドロピラニル基
、2−テトラヒドロフラニル基または6ロージメチルー
3−オキサ−2−オキソ−ビシクロ(3,1,0:)ヘ
キス−4−イル基をあげることができるが、2−テトラ
ヒドロピラニル基が特に好ましい。
これらのシリル基およびアセタール結合を形成する基は
、水酸基の保護基であると理解されるべきである。これ
らの保護基は弱酸性から中性の県外下で容易に除去され
て、薬剤として有 9 − 用な、最終生成物である遊離の水酸基とすることができ
る。R1,BSとしては水素原子が特に好ましい。
R4はC4〜CAの酸素原子を含んでいてもよい直鎖状
もしくは分岐状アルキル基、5〜6員の脂環式基、また
は5〜6員の脂環式基が置換した( C,〜Ct )ア
ルキル基を表わす。C1〜C8の酸素原子を含んでいて
もよい直鎖状6ち一尤−”テ丁「;−鼓状アルキル基と
しては、例えば、2−エ) キツzチル基、ペンチル基
、ヘキシル基、2−ヘキシル基、2−メチルヘキシル基
、ヘプチル基、オクチル基等、好ましくはペンチル基、
ヘキシル基、2−ヘキシル基、2−メチルヘキシル基等
をあげることがでとる。5〜6員の脂環式基としてはシ
クロペンチル基、シクロヘキシル基。
5〜6員の脂環式基が置換した( C,〜Ct)アルキ
ル基としてはシクロペンチルメチル基、シクロヘキシル
メチル基、2−シクロペンチルエチル基、2−シクロヘ
キシルエチル基、1−シクロペンチルエチル基、1−シ
クロヘキシルエチ10− ル基等をあげることができる。R4としては2−エトキ
シエチル基、ヘンチル基、ヘキシル基。
2−ヘキシル基、2−メチルヘキシル基、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロペンチルメチル基、シ
クロヘキシルメチル基力% K好ましい。
また天然のプロスタグランジンE、は前記式■で示した
立体配置を有しているため特に有用な誘導体であるが、
本発明ではその立体異性体あるいはそれら任意の割合の
混合物をも含むものである。かかる立体異性体は後述の
製造法を考慮に入れると次の3種類が主たるものとして
あげられる。すなわち、下記式CI)’、  CI)二
ントおよび〔I〕′エンドである。
本発明により提供される上記式[1)で表わされる6−
ニトロプロスタグランジンE、類としては下記に示した
化合物を具体例としてあげることができる。
01)6−ニトpプロスタグランジンE。
02)6−ニトロ−18−オキサプロスタグランジンE
03)20−メチル−6−ニトロプロスタグランジンE
04)  17.20−ジメチル−6−二トロプロスタ
グランジンE。
05)  16.17.18,19.20−ペンタノル
ー15−シクロヘキシル−6−二トロフロスタグランジ
ンも 06)  16.17.18,19.20−ペンタノル
ー15−シクロペンチル−6−ニトロプロスタグランジ
ンE1 07)  17.18,19.20−テトラノ/1=−
16−シクロヘキシル−6−二トロプロスタグランジン
E1 08)  01)〜07)の化合物の15−エピマー類 09)  IJ3)〜08)の化合物のエナンチオマー
類 10)  Of)〜o9) ’) 化合物のメチルエス
テル類 11)  01)〜o9)の化合物のエチルエステル類 12)  01)〜09)の化合物のナトリウム塩類1
3)01)〜11)の化合物の水酸基(11位ト15 
位) b”−t−ブチルジメチルシリル基および/また
は2−テトラヒドロピラニル基で保護されたエーテル類 などをあげることができるが、これらに限定されるもの
ではない。
13一 本発明の6−二トロプロスタグランジンE1類は下記式
(II) R21 で表わされる4−置換−2−シクロベンテノン類または
その鏡像体、あるいはそれらの任意の割合の混合物を下
記式(III) LiCu9YR4)Y・・・・・・〔■〕Ral で表わされる有機鋼リチウム化合物またはソノ14− 鏡像体、あるいはそれらの任意の割合の混合物と、非プ
ロトン性有機溶媒中で共役付加反応せしめ、次いで、下
記式〔1v〕 NO7 で表わされるニトロオレフィン類と反応せしめ、必要に
応じて脱保護および/または加水分解および/または塩
生成反応に付すことにより下記式(I) R26Ra 〔式中、R1、R1、RA 、 )j4は前記定義に同
じである。〕で表わされる化合物およびその立体異性体
あるいはそれら任意の割合の混合物である6−ニトロプ
ロスタグランジンE、類を製造することができる。
本発明の出発原料である上記式(II)で表わされる4
−置換−2−シクロベンテノン類は既知物質であり、容
易に入手可能である。本発明の製造法は立体特異的に進
行する反応を用いているために上記式(II)で表わさ
れる立体配置を持つ出発原料からは前記式CI)および
/または前記式〔I〕′の化合物が、また上記式(n)
とは逆の立体配置を持つ出発原料からは前記式〔I〕エ
ンドおよび/または〔I〕′エンドの化合物が得られ、
任意の割合の光学的混合物から出発すると相幽する割合
の混合物が得られる。上記式〔■〕においてR”lは)
 リ(C+〜C,)炭化水素−シリル基または水酸基の
酸素原子と共に7セタ一ル結合を形成する基を表わし、
R”であげたと同様のものが好ましいものとしてあげら
れるが、t−ブチルジメチルシリル基、2−テトラヒド
ロピラニル基が特に好ましい。
本発明方法において、もう一方の原料化合物である上記
式(m)で表わされる有機銅リチウム化合物またはその
鏡像体、あるいはそれらの任意の割合の混合物は、それ
自身公知の方法〔例えばG、H,Po5ner+Org
anic Reaction、vol、 19 。
s (1972)などを参照〕あるいは本発明者らが別
途提案した方法により容易に得られる。
すなわち、対応する有機リチウム化合物と第1銅塩とを
反応させる方法であり、本方法ではさらに有機銅リチウ
ム化合物として、前記式〔1■〕で表わされる化合物を
、三価のリン化合物、例えば、トリアルキルホスフィン
(例えば、トリエチルホスフィン、)!J−n−ブチル
ホスフィンなど)、トリアルキルホスファイト(例えば
、トリメチルホスファイト、トリエチルホスファイト、
トリイソプロピルホスファイト、トリーn−ブチルホス
ファイトなど)、あるいはへキサメチルホスホラストリ
アミドなどとの錯体として用いてもよい。
本発明方法は前記式(n)で示される4−置換−2−シ
クロベンテノン類を前記式(m)で示される有機銅リチ
ウム化合物と非プロトン性不活性有機媒体の存在下に反
応せしめることにより行なわれる。
17− 該4−ffl換−2−シクロベンテノン類と該有機銅リ
チウム化合物とは化学量論的には等モル反応を行なうが
、通常、4−を換−2−シクロベンテノン類1モルに対
し0.5〜2.0モル倍、特に好ましくは1.5モル倍
の有機銅リチウム化合物を用いて行なわれる。
反応温度は一り20℃〜θ℃、特に好ましくは一り0℃
〜−30℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は反
応温度により異なるが通常−78℃〜−20℃にて約1
時間反応せしめれば充分である。
反応は有機媒体の存在下に行なわれる。反応温度下にお
いて液状であって、反応試剤とは反応しない不活性の非
プロトン性の有機媒体が用いられる。
かかる非プロトン性不活性有機媒体としては、例えば、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタンの如き飽和炭化水素類、
ベンゼン、トルエン、キシレンの如き芳香族炭化水素類
、ジエチルエーテル。
テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシ18− エタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルの如き
エーテル系溶媒、その他へキサメチルホスホリックトリ
アミド(HMP)、N、N−ジメチルホルムアミド(D
MF)、N、N−ジメチルアセトアミド(DMAC)、
ジメチルスルホキシド。
スルホラン、N−メチルピロリドンの如きいわゆる非プ
ロトン性極性溶媒等があげられ、二種以上の溶媒の混合
溶媒として用いることも可能である。また、かかる非プ
ロトン性不活性有機媒体としては、有機銅リチウム化合
物を製造するに用いられた不活性媒体を、そのまま用い
ることもできる。すなわち、この場合有機鉤リチウム化
合物を製造した反応系内に該4−fit換−2−シクロ
ベンテノン類を添加せしめて反応を行なえばよい。有機
媒体の使用量は反応を円滑に進行させるに十分な量があ
れば良く、通常は原料の1〜100倍容量、好ましくは
2〜30倍容量が用いられる。
本発明方法において、これまでの操作によって該4−置
換−2−シクロベンテノン類の3位の位置に該有機鋼リ
チウム化合物の有機基部分であるアルケニル基が付加し
、2位に陰イオンが生成したいわゆる共役付加エルレー
トの形になっていると想定されている。本発明方法では
この共役付加工ル−トに対して、前記式(IV)で表わ
されるニトロオレフィン類と反応せしめることにより達
成される。
R”はC3〜C5゜のアルキル基、5〜6員の脂環式基
またはフェニル基を表わし、それぞれR1に例示したも
のと同様の基が具体例としズあげられるが、メチル基、
エチル基が特に好ましい。
該ニトロオンフィン類は一般的なニドジオ2フ4フ合成
法に準じて行なわれ、比較的容易に入手しうる化合物で
あり、例えば吉越ら、Journal of the 
American Chemical 5ociety
+98.4679(1976)およびその引用文献が参
考とされ、その工程を図示すると次のとおりである。
反応は有機銅リチウム化合物を4−置換−2−シクロベ
ンテノン類に共役付加した反応系内に、前記の非プロト
ン性有機媒体によって希釈されていてもよい前記式〔■
〕で表わされるニトロオレフィン類を添加せしめること
により実施される。
咳ニトロオレフィン類は共役付加により生成したエルレ
ートと化学量論的には等モル反応を行なうが、通常、最
初に用いた4−置換−2−シクロベンテノン類1モルに
対して0.5〜2.0モル倍、特に好ましくは0.8〜
1.2モル倍量を21− 用いて行なわれる。
反応温度は一り20℃〜θ℃、好ましくは一り0℃〜−
30℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は反応温
度により異なるが、通常−78℃〜−40℃にて約1時
間反応せしめれば十分であり、反応の終点は薄層クロマ
トグラフィー等で追跡し決定するのが効率的である。
反応後、得られる生成物は通常の手段により反応液から
分離、精製される。例えば抽出、洗浄、クロマトグラフ
ィーあるいはこれらの組み合わせにより行なわれる。
かくして、上記式CI)で表わされる化合物のうち、そ
の水酸基が保護され、かつその1位のカルボン酸のエス
テル体が得られる。次いで必要に応じその水酸基の保護
基を通常の方法によって遊離の水酸基とし、および/ま
たは、そのエステル体を通常に用いられる方法により加
水分解および/または環生成することによって、本発明
の6−二)pプロスタグランジンE、類が製造される。
22− その1例を示すと、水酸基の保護基の除去は、保護基が
水酸基の酸紮原子と共に7セタ一ル結合を形成する基の
場合には、例えば酢酸、p−トルエンスルホン酸、その
ピリジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒とし、例
えば水、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキ
サン、メタノール、エタノール、アセトン、アセトニト
リル等を反応溶媒とすることにより好適に実施される。
反応は通常−78℃〜+100℃の温度範囲で10分〜
3日間程度行なわれる。
また、保護基が) !J (C,〜C,)炭化水素シリ
ル基の場合には、例えば酢酸、フッ化水素酸、テトラブ
チルアンモニウムフルオライド、セシウムフルオライド
等を触媒とし、上記した如き反応溶媒中で同様の温度で
同様の時間実施される。
カルボキシル基の保護基の除去は、エステルの場合には
例えばリパーゼ等の酵素を用い、上記した如き反応溶媒
中で一10℃〜+100℃の温度範囲で10分〜24時
間程度行なわれるう本発明によれば、上記の如き保額基
の除去反応により生成せしめたカルボキシル基を有する
化合物は、次いで必要により、更に塩生成反応に付され
、カルボン酸塩を与える。
塩生成反応はそれ自体公知であり、カルボン酸とほぼ等
量の塩基性化合物、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム又はアンモニア、トリメチルア
ミン、モノエタノールアミン、モルホリンとを通常の方
法で中和反応せしめることにより行なわれる。
以上のような方法により製造される上記式CI) ((
I)’、  CI)エンドおよび〔I〕′エンドを含む
)で表わされる6−ニトロプロスタグランジンE、類で
、Ra、 Raが水素原子である下記式〔■′〕H 〔式中、R1,R4は上記定義に同じ。〕で表わされる
化合物およびその立体異性体あるいはそれらの任意の割
合の混合物である6−ニトロプロスタグランジンE、類
は血小板凝集阻止作用を有し、それ故に抗狭心症、血管
拡張、降血圧、抗心筋梗塞、抗血栓、抗動脈硬化、悪性
腫瘍の転移抑制などの血管作動を制御する薬剤として用
いることができる。
生理活性の1例を示すと、実施例3で得られた化合物で
ある6−ニトロプロスタグランジンE、メチルエステル
はウサギPRP (血小板数a o x 1o’/μl
)を用い、凝集剤としてADP(20μM)を用い評価
した結果、そのIC,。は4.5〜0,5 pi/l1
rlであった。
これらの化合物は、上記目的のために、経口的にあるい
は直腸内、皮下、筋肉内、静脈内等の非経口的に投与さ
れうるが、好適には経口投与または静脈内投与によるの
がよい。
経口投与のためには、固形製剤あるいは液体製剤とされ
る。固形製剤としては、錠剤、火剤。
散剤、あるいは顆粒剤がある。このような固形製剤にお
いては1つまたはそれ以上の活性物質が少なくとも1つ
の不活性な希釈剤、例えばよく用いられる重炭酸ナトリ
ウム、炭酸カルシラ25− ム、バレイショデンプン、シヨ糖、マンニトール、カル
ボキシメチルセルロースなトド混合すれる。製剤は常法
に従って行なわれるが、希釈剤以外の添加剤、例えばス
テアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、グ
リセリンのような潤滑剤を含有していてもよい。
経口投与のための液体製剤は、薬剤的に受容される乳濁
剤、溶液剤、顕濁剤、シロップ剤あるいはキシル剤を含
み、一般的に用いられる不活性な希釈剤、例えば水ある
いは流動パラフィンを含む。
この製剤は、不活性な希釈剤以外に補助剤、例えば湿潤
剤、懸濁補助剤、甘味剤、風味剤。
芳香剤、安定剤、あるいは防腐剤を含む。
また、この液体製剤はゼラチンのような吸収される物質
でつくられたカプセルに入れて投与してもよい。
直腸内投与のための固形製剤としては、1つまたはそれ
以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法により製造
される生薬が含まれる。
26− 非経口投与の製剤は、無菌の水性あるいは非水性溶液剤
、懸濁剤、または乳濁剤である。非水性の溶液または懸
濁剤としては、例えばブ。
ピルグリコール、ポリエチレングリコールまたはオリー
ブ油のような植物油、オンイン酸エチルのような注射し
うる有機エステルがある。このような製剤はまた、防腐
剤、湿潤剤、乳化剤。
分散剤、安定剤のような補助剤を含むことができる。こ
れらは、例えばバクテリア保留フィルターをとおすr過
、殺菌剤の配合、あるいは照射によって無菌化できる。
また無菌の固形製剤を製造し、使用直前に無菌水または
無菌の注射用溶媒に溶解して使用することができる。
本発明の活性化合物である6−ニドロプロスタグラ/ジ
ンE、類の投与量は、1日、体重kgあたりQ、001
〜200■であり、0.01〜50■が好ましい。これ
らの投与量は、患者の病状。
体重1年令あるいは投与経路により左右される。
以下、実施例をあげ、本発明を更に具体的に説明する。
実施例1 (ト)−dl−3−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
1−ヨード−1−オクテン(478〜。
1.3 mmol )のエーテル溶液(10m/)に2
,2Mのt−ブチルリチウムのペンタン溶液(1,21
7!。
2.6 mmol )を−78℃で加え、2時間攪拌し
た。
この溶液にヨウ化第1銅(24a mg、  i、3m
mol)。
トリブチルホスフィン(578■+  2.9 mmo
l )のエーテル溶液(am/)を加え、−78℃で1
時間攪拌した。この溶液にdl −4−t−ブチルジメ
チルシリルオキシ−2−シクロペンナノン(212m9
. 1.0 mmol )のエーテル(6rnl )溶
液を加え、−78℃で15分、−40’Cで1時間攪拌
した。−78℃に冷却後、1−(4−メトキシカルボニ
ルブチル)−1−二トロエチレン(1B 719. 1
.0 mmol )のエーテル(sm/)溶液を加え1
5分攪拌し、−40℃で1時間。
−20℃で30分攪拌した。エーテルを加え、アンモニ
ア性塩化アンモニウム水溶液、次イテ塩化アンモニウム
水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して
1.74 、pの粗生成物を得た。このものをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル−
10:1)に付してdi −11,15−ビス(t−ブ
チルジメチルシリル) −6−二) +:+プロスタグ
ランジンE。
メチルエステルとそれらの15−エピマーの混合物(2
3zmg、  o、a 62mmol、  38 % 
)を得た。
NMR(CDCl!、、  δ(IN”));0.06
(12H,8)、0.84〜0.86(21H)。
1.1〜2.6(22H,m)、3.61 (3H,I
I)。
3.8〜4.3 (2I(、m)、  4.5〜5.2
 (IH,m)。
s、35〜5.55(2H,m)。
IR(液膜、cm”); 1740、1555.1460.1440.1360゜
1255、j160,1100,1005,970゜8
75、860.840.810.775゜Mass (
20eV ; ’m/’e +  ’l’ ) p62
6(1,M−Me)、610(4,M−OMe)。
584(29,M−’Bu)、570(38)。
29− 553(23)、498(17)、493(20)。
464(22)、438(26)、421 (2B)。
405(20)、330(40)、299(36)。
27?(100)、245(20)、215(20)。
175(25)、75(94)。
実施例2 実施例1と全く同様の方法により(ト)−3(S) −
t−ブチルジメチルシリルオキシ−1−ヨード−1−オ
クテン(1,2t 77、 3.3mmol ;(α〕
2130.6°)と4@−t−ブチルジメチルオキシ−
2−シpoベンテノン(636#、  3.Ommol
 )とから11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリ
ル)−6−ニトロプロスタグランジンE、メチルエステ
ル(a s sq、  1.023mmol、 a 4
1を得た。このもののNMR、I R、Maaiは実施
例1で得られた化合物と一致した。
〔α)it  224° (MeOH,C0,71)3
0− 実施例3 実施例2で得られた1 1.15−ビス(t−ブチルジ
メチルシリル)−6−二)ロブロスタグランジンElメ
チルエステル(494■、0.77mmol )をアセ
トニトリル(to#+7)に溶かし、47%フッ化水素
酸11R1を加えて室温で1.5時間攪拌した。炭酸水
素ナトリウム水溶液で中和し、酢酸エチルで抽出し、食
塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して2
90〜の粗生成物を得た。シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:4)で分離し6
−ニトロプロスタグランジンE、メチルエステル(25
6q、  0.62 mmol、  81%)を得た。
NMR(CDCl、 、δ(+’l”) ) ;o、s
 7 (3H,m)、 t、o 〜3.1 (24H,
m)。
3.57 (3H,8)、 3.8〜4.2 (2H,
m)。
4.5〜5.1 (I H,m)、 5.3〜5.6 
(2H,m)。
IR(液膜、 an−” ) ; 1740、15 B 0.1435.1360.124
5゜1200、 1 160. 10 ? 5. 1 
015. 976゜Mass(zoeV;m/e、%)
p 395(3,M−H,O)、377(3)。
364 (3)、  a 47 (s )+  342
 (9)。
324(27)、315(15)、299(13)。
298(12)、277(3B)、245(40)。
227(22)、217(42)、199(27)。
99(Zoo)、71(3B)。
実施例4〜7 実施例2および3と全く同様にして次の化合物を合成し
た。スペクトルはまとめて表示した。
化合物は16.17.18,19.20−ペンタノルー
16−シクロベキジル−6−ニトロブロスタグランジン
E、メチルエステル(実施例4 )、16.17゜18
.19.20−ペンタノルー16−シクロベンチルー6
−二トロプpスタグランジンE、メチルエステル(実施
例5)、17(8)、20−ジメチル−6−二トロプロ
スタグランジンE、メチルエステル(実施例6)、およ
び17(81,20−ジメチル−6−ニトロプロスタグ
ランジンE1メチルエステル(実施例7)である。
33− 実施例8 in vitro  血小板凝集阻止作用被検薬のin
 vitro血小板凝集阻害作用を兎を用いて検定した
。即ち体重2.5〜3.5kgの日本在来白色雄性家兎
の耳静脈より3.8チクエン酸三アトリウム溶液1に対
して血液90割合で採血し、1000flO分遠心分離
後上層部をPRP (富血小板血漿)として取り分けた
。下層部はさらに2800r%10分間遠心分離し二層
に分かれる上層部をppp (乏血小板血漿)として取
り分けた。血小板数は6X10”/μlにPPPで稀釈
調整した。調整後のPRP 250μノに被検薬25μ
lを加えて37℃で2分間ブレインキュベーションした
後A D P 20 μM(final )を添加して
アクリボメーターで透過度の変化を記録した。なお、被
検薬物はエタノールにlOtrg / mlとなるよう
に溶解した後、リン酸緩衝液(pH7,4)にて順次稀
釈して使用した。凝集阻害率は下記式にて求めた。
35− 34− ′r6=(リン酸緩衝液添加系)の透過度T:被検薬添
加系の透過度 阻害率が5o%を越す薬物の最低濃度をIC,。
値として示した。
被検薬として実施例3の6−ニトロプロスタグランジン
E、メチルエステルを用いてIC,、を求めたところ4
.5〜0,51J/mlであった。
実施例9(錠剤の製剤) 1錠が次の組成よりなる錠剤を製造した。
活性成分          200デ9乳  糖  
                 2 8 0 m9
ジヤガイモデンプン      80ダポリビニルヒロ
リドン     11m9ステアリン酸マグネシウム 
   51ng5 7 6  ml 活性成分、乳糖およびジャガイモデンプンを混合し、こ
れをポリビニルヒロリドンの20%エタノール溶液で均
等に湿潤させ、2011メツシユのフルイな通し、45
℃にて乾燥させ、か36− つ再びis@1のメツシュのフルイな通した。こ5して
得た顆粒をステアリン酸マグネシウムと混和し、錠剤に
圧縮した。
活性成分として、代表的に、実施例3および4の化合物
を用いた。
実施例10(カプセル剤の製剤) 1カプセルが次の組成を含有する硬質ゼラチンカプセル
を製造した。
活性成分         200即 微晶セルロース      195■ 無定形珪酸          5 m940019 細かく粉末化した形の活性成分、微晶セルロース及び未
プレスの無定形珪酸を十分に混合し、硬質ゼラチンカプ
セルに詰めた。
活性成分として、代表的に実施例3および4の化合物を
用いた。
実施例11(アンプル剤の製剤) 1本のアンプル(5m/容量)K次の組成を含有するア
ンプルを製造した。
活性成分          200■ポリエチレング
リコール600     20 01+lp蒸留水  
       全量 sodポリエチレングリコールお
よび活性成分を宜素下に水中に溶解させ、これを沸騰さ
せ、買素下に冷却させ、かつ蒸留した。この溶液に前処
理した水を加えて与えられた容量にて、無菌状態下にf
過した。本製造は散光中にて行われる。
充填は窒素気流中にて行なわれ、滅菌は121℃にて2
0分間行なった。
なお、上記活性成分としては、実施例3および4の化合
物を用いた。
実施例12 実施例3の化合物10■をエタノール5dに溶かし、バ
クテリア保留フィルターをとおして殺菌し、1d容量ア
ンプル当りo、1mlずついれ、アンプルを封管する。
アンプルの内容物は適当な容量に希釈する。例えばpH
8,60トリス塩酸緩衝液でldに希釈して注射投与用
とする。
39−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式CI) 6R2温a (〜Ct)アルキル基を表わす。      1で表わ
    される化合物およびその立体異性体あるいはそれら任意
    の割合の混合物である6−ニトロプロスタグランジンE
    、類。 λ 上記式(I)で表わされる化合物である特許請求の
    範囲第1項記載の6−二トロプロスタグランジンE、類
    。 3 上記式CI)において、H+が水素原子、メチル基
    、またはナトリウムイオンである特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載の6−二トロプロスタグランジンE
    、類。 4 上記式CI)において、R1およびR8が水素原子
    である特許請求の範囲第1項から第3項のイスれかの1
    項に記載の6−二トロプロスタグランジンE、類。 5、 上官化式(I)においてR4がペンチル基、ヘキ
    シル基、2−ヘキシル基、2−メチルヘキシル基、2−
    エトキシエチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル
    基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基
    である特許請求の範囲第1項から第4項のいずれかの1
    項に記載の6−二トロプロスタグランジンE1類。 6 下記式(II) 6g・ で表わされる4−置換−2−シクロベンテノン類または
    その鏡像体、あるいはそれらの任意の割合の混合物を下
    記式[I[1) %式% ]表わし、R4は前記定義に同じである。  jで表わ
    される有機銅リチウム化合物またはその鏡像体、あるい
    はそれらの任意の割合の混合物と、非プロトン性有機溶
    媒中で共役付加反応せしめ、次いで、下記式(IV) NO2 で表わされるニトロオレフィン類と反応せし。 め、必要に応じて脱保饅および/または加水分解および
    /または塩生成反応に付すことを特徴とする下記式CI
    ) で表わされる化合物およびその立体異性体あるいはそれ
    ら任意の割合の混合物である6−ニトロプロスタグラン
    ジンE1類の製造法。 7゜ 下記式〔■′〕 〔式中、R1、R4は上記定義に同じ。〕で表わされる
    化合物およびその立体異性体あるいはそれらの任意の割
    合の混合物である6−二トロプロスタグランジンE1類
    を有効成分として、薬学的に許容される担体と共に含有
    する血管作動を制御するための薬剤。 8 血小板凝集抑制のための特許請求の範囲第7項記載
    の薬剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1985003935A1 (en) * 1984-02-29 1985-09-12 Teijin Limited 6-substituted prostaglandin e1's and process for their preparation
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