JPS5936438Y2 - 破れにくい通気性包材 - Google Patents

破れにくい通気性包材

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Publication number
JPS5936438Y2
JPS5936438Y2 JP10622780U JP10622780U JPS5936438Y2 JP S5936438 Y2 JPS5936438 Y2 JP S5936438Y2 JP 10622780 U JP10622780 U JP 10622780U JP 10622780 U JP10622780 U JP 10622780U JP S5936438 Y2 JPS5936438 Y2 JP S5936438Y2
Authority
JP
Japan
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packaging material
tear
holes
present
mesh
Prior art date
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Application number
JP10622780U
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English (en)
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JPS56102031U (ja
Inventor
真也 深見
Original Assignee
大日本印刷株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は乾燥剤、脱臭剤、防音剤、あるいは酸素除去剤
等を包装する袋を製造するに使用する包材に係り、更に
詳しくは破れに<<、幼児が袋を破き袋内に収容された
乾燥剤、脱臭剤、防虫剤、酸素除去剤等を取り出して口
に含んだりすることにより事故が生ずることを防止する
破れにくい通気性包材に関する。
従来から、食品類の乾燥剤として紙、あるいは不織布な
どの包材を使用して作った通気性包装に収容されたシリ
カゲル、炭酸カルシウム、生石灰等の吸湿性物質が用い
られているが、子供が袋を破り、袋内部の乾燥剤をとり
出し、食べたりあるいは顔に塗ったりして皮膚のただれ
、失明事故等を生ぜしめることがある。
本考案者はかかる事故の発生を防止することを目的とし
かつ適当な透湿度を持たせた破れにくい通気性包材を開
発すべく研究の結果、晒クラフトなどの通気性を有する
が微粉末の通過を遮断する材料からなる包材に溶融押出
しブリオレフィン層などのポリオレフィン層を介してメ
ツシュ状強化材料を積層し、前記ポリオレフィン層にそ
れを食通する孔部たは引掻孔を穿設してなるものが前記
の事故の発生を防止するに充分な強度を有し、且つ適度
の透湿度を有し、しかもヒートシール性を有し、乾燥剤
などの包装材料として適当であることを見い出し、かか
る知見にもとづいて本考案を完成したものである。
即ち、本考案の要旨は通気性を有するが微粉末の通過を
遮断する材料からなる包材の表面にポリオレフィン層及
びメツシュ状強化材料が順次積層され、前記ポリオレフ
ィン層にはそれを食通する孔または引掻孔が穿設されて
いる破れにくい通気性包材である。
以下、本考案に係る破れにくい通気性包材について図面
を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本考案に係る破れにくい通気性包材を示す。
通気性を有するが微粉末の通過を遮断する材料からなる
包材1の表面にポリオレフィン層2を介してメツシュ状
強化材料4が積層され、ポリオレフィン層2には孔また
は引掻孔3が穿設されている。
尚5はメツシュ状強化材料の孔部を示す。而して、本考
案において使用する通気性を有するが微粉末の通過を遮
断する材料からなる包材としては、例えば紙、不織布ち
−よび同類物を挙げることができる。
また本考案において使用するポリオレフィン層としては
、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、EVAおよび
同類物の押出しラミネート層を挙げることができる。
さらにまた本考案において使用するメツシュ状強化材料
としてはメツシュ状で強化し得るに足る材料であれば使
用可能であるが特に日石ワリフ(日本石油株式会社製)
を使用するのが好ましい。
本考案において、通気性を有するが微粉末の通過を遮断
する材料からなる包材は本考案の通気性包材に腰をもた
せると共に破れにくくするためのものである。
次にポリオレフィン層は本考案の通気性包材にヒートシ
ール性を付与するためのものである。
次にメツシュ状強化材料は本考案の通気性包材に強度を
付与して破れにくくするためのものである。
本考案に係る通気性包材が上記したように構成されてい
るのは次の理由によるものである。
即ち、通気性を有する微粉末の通過を遮断する材料の代
表的例として紙を取り上げて説明すれば、紙は一般に透
湿度は2000〜3000Vm2/日であって太き過ぎ
しかもヒートシール性がない。
一方ポリオレフインフイルム、例えばポリエチレンフィ
ルム、ポリプロピレンフィルム、EVAフィルムなどで
は透湿度が低くヒートシール性がある。
紙トこれらのポリオレフィンフィルムラ押出しラミネー
ト法などによって貼り合わせるとヒートシール性はある
が透湿度は低くなる。
又、メツシュ状強化材料は包材に強度をもたせて破れに
くくするが透湿度が太きすぎる。
そこで、本考案は係る通気性包材は通気性を有する微粉
末の通過を遮断する材料からなる包材とメツシュ状強化
材刺ヲポリオレフイン層を介して貼り合せて強度が強く
て破れにくく且つヒートシール性を有するものを形成し
、更にポリオレフィン層にミシン針などでひつかいて孔
または引掻孔を穿設して適当な透湿度(100〜100
0 Vm2/日)をもたせることによって形成したもの
である。
上記の本考案の通気性包材は通気性を有する微粉末の通
過を遮断する材料からなる包材の表面に溶融押出しされ
たポリエチレンなどのポリオレフィンなどのポリオレフ
ィンの層を介してメツシュ状強化材料を積層し、例えば
ミシン針などですじをつけてポリオレフィン層に孔又は
引掻孔を形成することにより製造することができる。
本考案においては、前述した通シ通気性を有する微粉末
の通過を遮断する材料は包材に腰をもたせると共に破れ
にくくするためであるが透湿性が大きく、ポリオレフィ
ン層はヒートシール性をもたせるためであるが透湿度が
小さく、メツシュ状強化材料(白石ワリフ)は包材に強
度をもたせて破れにくくするが透湿度が大きく、孔また
は引掻孔の穿設は適当な透湿度を持たせるためであり、
したがって、本考案の包材を使用するときは破れにくく
この包材を使用して包装袋を作れば幼児が袋を破って内
容物を取り出すことができないので、袋内から乾燥剤な
どを取り出し、口に含んだりすることによる事故の発生
は完全に防止しうると共に孔または引掻孔の穿設により
所望の適当な透湿度を与え得るので、乾燥剤のほか、脱
臭剤、防虫剤あるいは酸素除去剤等の包装袋を製造する
のに使用することができる。
つぎに、本考案の実施例を示す。
実施例 晒クラフト50 ?/m2に白石ワリフをポリエチレン
15μで貼り合せ、2CrrL間隔ミシン針ですじをつ
け透湿度約250 ?/rn2/日の製品を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る通気性包材の断面図である。 1・・・通気性を有するが微粉末の通過を遮断する材料
の包材、2・・・ポリオレフィン層、3・・・孔または
引掻孔、4・・・メツシュ状強化材料、5・・・メツシ
ュ状強化材料の孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気性を有するが微粉末の通過を遮断する材料からなる
    包材の表面にポリオレフィン層及びメツシュ状強化材料
    が順次積層され、前記ポリオレフィン層にはそれを食通
    する孔または引掻孔が穿設されている破れにくい通気性
    包材。
JP10622780U 1980-07-26 1980-07-26 破れにくい通気性包材 Expired JPS5936438Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10622780U JPS5936438Y2 (ja) 1980-07-26 1980-07-26 破れにくい通気性包材

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Publications (2)

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JPS56102031U JPS56102031U (ja) 1981-08-11
JPS5936438Y2 true JPS5936438Y2 (ja) 1984-10-06

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