JPS62500714A - ヒ−トシ−ル可能な積層包装 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中に物体を気密シールするための、ヒートシール可能な積層包装に関 し、特に、この包装を手で容易に裂けるようにするための手段を有する包装に関 する。

柔軟な、積層材料で構成された包装は、よく知られている。多くの種類の対象物 が、それらの鮮度を保つために、積層包装の中に気密シールされる。そのような 包装は、米国特許第４，１３９．６４３号に記載されている。その包装は、６層 の積層パッチでできている。

第２欄に、第３９行から始まり、この積層品は、ポリプロピレン又はポリエステ ルの外層、アルミ箔の中間層、および任意の適当なヒートシール可能な、熱可塑 性材料の内層から成るのが好ましいと説明されている。

第３欄に、第２０行から始まり、この包装は、ヒートシールの一つを横切って作 られた弱い部分の横平行線を有すると記載されている。

別の積層包装が米国特許第４，２７９，３４４号に記載されている。この包装は 、６層からなると記載されている。先の特許の包装と同様に、この包装は、第２ 掴の第２９行から始まって、プラスチック樹脂材料で作られた外層、アルミ箔の ような、金稿箔で作られた中間の構造的防護層、および適当なヒートシール可能 な材料で作られた内層を有すると記載されている。適当なヒートシール可能な層 は、第２欄の第５８行から始まり、ポリプロピレン又はイオノマー樹脂と配合さ れたポリエチレン−ポリプロぎレン共１合体を含むものと記載されている。この 包装は、二つの単層をヒートシールに沿って引き剥がすことによって開けられる と記載されている。

発明の開示 弱い部分の線および引剥し可能な、ヒートシール可能な積層品は、弱って空気お よび（または）水蒸気を通すことがある領域を表すと考えられている。そのよう な包装の中への空気および（または）水蒸気の通過は、その中に密封されたある 対象物を駄目にすることを証明することができる。そのような種類の対象物の一 つは、整形外科用のギブスを作るために使うポリウレタン整形外科用成形包帯で ある。そのような包帯は水分硬化する。僅かな量の水分でも、米国特許第４，４ ３３，６８０号に記載されているように、そのような包帯の保存寿命を著しく減 することがある。

本発明によれば、積層シート材料および所定の路に沿ってこのシート材料を手で 容易に裂けるようにするための手段を含む包装が提供される。この積層シート材 料は、空気と水蒸気を殆んど通さない金属箔、この金属箔の一つの主要面に積層 された耐破壊性外部材料、並びに、金属箔のこの外部材料と反対側の主要面に積 層されたヒートシール可能なプラスチックフィルムを含む。このヒートシール可 能なプラスチックフィルムは、互いにシールされて内壁及び外壁を有するパウチ を作る部分をこのパウチの内壁を画成するシールされない部分を含む。このシー ルされた部分は、空気と水蒸気を殆んど通さない補強された部分を提供する。所 定の路に沿ってこのシート材料を手で容易に裂けるようにするための手段は、二 つの接近して間隔を置いた補強部分およびこれらの二つの接近して間隔を置いた 補強部分の間の所定の路に沿ってこのパウチを裂くことを容易にするための切断 手段を含む。

図面の簡単な説明 本発明の他の利点は、以下の図面から明らかになる。

これらの図面で類似の番号は類似の部品を指す。

第１図は本発明の適当な積層シート材料の破断斜視図である。

第２図は第１図のほぼ１１３１２−２に沿った、第１図の積層シート材料の、非 常に大きく拡大した断面図である。

第６図は内部の対象物を見せるため一部破断した、本発明の包装の一実施例の平 面図である。

第４図は本発明の包装の別の、好ましい実施例の斜視図である。

第５図は第４図のはぼ線５−５に沿った、第４図の実施例の拡大破断断面図であ る。

さて、第１図と第２図を参照すると、第１図に斜視図で、第２図に断面図で、本 発明の包装を作るために使われる積層シート材料１０が示されている。第２図に 見られるように、この積層シート材料１０は、外層１２、中間層１４および内Ｎ １６１に含む。ある長さの耐引裂性ストリップ材料１８は、この内層１６に張り 付けられている。このストリップ材料１８は、単層でも、好ましくは、第２図に 見られるように、多層から成ってもよい。第２図を参照すると、このストリップ 材料１８は、内層２０、中間層２２および外層２４から成るように図示されてい る。

このシート材料１０とストリップ材料１８は、次に説明するように従来の方法で 互いに圧力および（または）接着剤積層される普通の材料から成る。シート材料 １０の中間層１４は、空気と水蒸気を殆んど通さない金属箔から成る。この中間 層１４は、約０．００５１１１〜０．０１２７１ｍの範囲、好ましくは約０．０ ０８９ｉｎ＋の厚さを有するアルミ箔から成るのが好ましい。そのアルミ箔は微 細な孔さえも完全にないのが好ましいが、そのようなアルミ箔は、広く分散した 微細な貫通孔が少しあるときでも、空気と水蒸気を殆んど通さ゛ないままである ことが知られている。ところで、殆んど通さないということで、出来るだけ少し の空気と水蒸気しか、現在入手できる金属箔に生ずる微細な孔を貫通することが できないことを意味する。この積層シート材料１０の外層１２は、保護、耐破壊 性紙またはプラスチック樹脂材料でできている。この外層１２は、普通の押出ま たは接着によって中間層１４のアルミ箔に積層されたポリエステルまたはポリノ ロピレンからなるのが好ましい。接着押出積層法を使うのが好ましい。

ソート材料１０の内層１６は、接着、押出等によって中間層１４のアルミ箔に積 層できる、ヒートシール可能な材料でできている。このヒートシール可能な材料 は、アルミ箔上に直接押出および（または）カレンダー加工されるポリプロピレ ン、ポリエチレン、またはポリエチレン−ポリゾロピレン共重合体のようなプラ スチック樹脂フィルムであるのが好ましい。このヒートシール可能な材料は、プ ラウエア州つイルミントン市のデュポン　デ　ネモア社から入手でき、アルミ箔 上に直接押出および（または）カレンダー加工される、サーリン印のイオノマー 樹脂であるのが最も好ましい。

前記のように、ス）　ＩＪツゾ材料１８は、単層構成でも多層構成でもよい。適 当な単層は、シート材料１０の内層１６に積層できるヒートシール可能な材料を 含むことができる。適当なヒートシール可能な材料は、厚さ約０．０３８１　ｔ ｍ〜０．１１４３ｍの範囲、好ましくは約０．０７８２ｍｒｐ、のサーリン樹脂 またはエチレンビニールアセテートである。ストリップ材料１８は、前記のよう に３層からなるのが好ましい。最も好ましい実施例では、このストリップ材料１ ８は、シート材料１０の内層１６に使われたヒートシール可能な材料の内層２０ 、比較的丈夫な材料の中間層２２および内層２０と同じ材料から成る外層２４を 含む。この中間層２２は、厚さ約０．０１２７ｎ〜０．０３８１龍の範囲、好ま しくは約０−０２５４＋ａｍのポリエステルであるのが好ましい。内層２０と外 層２４は、厚さ約０．０１２７朋〜０．０３８１朋の範囲、好ましくは約０．０ ２５４朋であるのが好ましい。

第６図は、積層シート材料１０と耐引裂性ス）　ＩＪツブ材料１８から作られた 、本発明の包装２６の第１実施例を平面図で示す。この包装２６は、一般に一枚 のシート材料１０からでも２枚のシート材料１０からでも作ることができる。こ の包装２６は、一般にシート材料１０をそれ自身に、または２枚目のシート材料 １０に外周をヒートシールすることによって作る。２枚のソート材料１０から作 るとき、その作り方は第１図を参照すると最も容易に理解できる。２枚のンート 拐料１０とストリップ材料１８を一般に勝２８で横に切り、向き合った関係に配 置してストリップ材料１８を並置する３、ソの結果、ス）　ｌ）ノブ材料１８は 、この包装２６になるものの内側に配置される。

再び第６図を参照すると、本来中に気密シールされている対象物３２を見せるた め部分的に破断した包装２６が示されている。前記のように、この包装２６は二 つの端部ヒートシール３４．３６並びに二つの側部ヒートシール３８で互いに外 周がヒートシールされて、内壁４１を有するパウチ３９を形成する１枚または２ 枚のシート材料１０を含む。これらのシール３４゜３６．３８は、空気と水蒸気 を殆んど通さない、パウチ３９の補強された部分を与える。殆んど通さないとい うことで、できるだけ少ししか、好ましくは全く、空気と水蒸気がパウチ３９の これらの補強された部分を通らないことを意味する。端部ヒートシール３４゜３ ６の中に、この包装２６を近接した２本の耐引裂性ストリップ材料１８の間の所 定の引裂路４４に沿って引裂くのを容易にするため、それぞれ切断手段４０゜４ ２がある。

耐引裂性ストリップ材料１８の各々は、このパウチ３９の内壁４１の一つを横切 って積層され、このパウチ３９の補強された部分を提供する。このストリップ材 料１８の各々は、第１端部４６を有し、それは、このストリップ１８の第１端部 ４６の付近のヒートシール３４の間の空気と水蒸気の通過を殆んど、好ましくは 完全に妨げるように、ヒートシール３４にシールされ、かつその間に延びる。ス トリップ材料１８の各々は、同様にヒート／−ル３６に７−ルされ、かつその間 に延びる第２端部４８を有する。切断手段４０または切断手段４２の領域で、手 による引裂が始まると、この引裂け、４本の耐引裂性ス）　ｌ）ツブ材料１８に よって与えられた補強部分の間の所定の引裂路４４に沿って伝播し、物体３２を 完全に露出し、それによってこの包装から対象物３２を容易に取り出せるように する。ストリップ材料１８は、引裂を所定の引裂路４４に沿って案内することが できる耐引裂性遮断層を提供する。第６図の包装２６は、４本のストリップ材料 １８が設けられているが、２本のストリップ材料１８ｔｌ−パウチ３９の内壁４ １のいずれかを横切って積層しても十分であろうことが判っている。同様に、こ れらのストリップ材料１８は、パッチ３９の、内壁ではなく、外壁のいずれか、 または両方を横切って普通の方法で圧力又は接着積層することができる。

第４図と第５図は、本発明の包装の別の好ましい実施例を示す。先ず第４図を参 照すると、包装５０は、一般に普通のフィンシール構造であるのが斜視図で示さ れている。この包装５０は、１枚の積層シート材料１０から、第６図に示す対象 物３２の周に、フィンシール５４と第１端部ヒートシール５２を有するように普 通に作られ、この対象物３２を含むパウチ５６を形成する。このフィン７−ル５ ４は、パウチ５６の補強部を与える。

このパウチ５６は、内壁５８と外壁５９を有する。

この内壁５８に、先に記したような耐引裂性ストリップ材料１８が１本張り付け られている。このストリップ材料１８は、代りに外壁５９に張り付けることもで きる。このストリップ材料１８は、多分第５図で最もよくわかるようにフィンシ ール５４によって与えられる補強部に近接した、パウチ５６の第２補強部を与え る。ヒートシール５２内に、フィンシール５４とストリップ材料１８によって与 えられる２つの近接した補強部分の間に切断手段６０があり、この包装５０を２ つの近接した補強部分の間の所定の路６２に沿って裂くのを容易にする。第３図 の実施例のストリップ材料１８と同様に、第４図の包装５０のストリップ材料１ ８は、第１端部４６を有し、それはこのストリップ１８の第１端部４６の付近の ヒートシール５２の間の空気と水蒸気の通過を殆んど、好ましくは完全に妨げる ように、ヒートシール５２にシールされ、かつその間に延びる。この包装５０は 、ヒートシール５２と反対の端でパウチ５６をヒートシールすることによって完 成する。そうする際に、切断手段６０と類似の第２切断手段および第１端部４６ と類似の第２端部を設けることができる。

次の非限定的例が用意されている。

例１ 第４図と第５図に示す、本発明の包装の好ましい実施例５０　ｆｃ作った。スト リップ材料１８は、多層構成であった。中間層２２は、耐引裂性のよいポリエス テル・フィルムであった。内層２ｏと外層２４は、サーリン樹脂であった。スト リップ材料１８の各層２０゜２２．２４は、厚さ約０．０２５４龍であった。シ ート材料１０は、低密度のポリプロピレン、アルミ箔とサーリン樹脂の積層であ った。このアルミ箔は、厚さ約０．００８９朋であった。ポリプロピレンとサー リン樹脂は、各々厚さ約０．０３８１　ｍｍであった。このポリプロピレンは、 ポリエチレンの非常に薄い層でアルミ箔に押出し積層された。

ストリップ材料１８は、間欠シー２で約１７４±２５°Ｃの温度を使って、包装 ５ｏの内壁５８にシールした。このシーツが加えた圧力は、約２．８±０．７ｋ ｇ／ｃｒｎ２　であった。このシーツのドウエル時間は約１．０±０．５秒であ った。

例２ ストリップ材料１８を内壁５８にシールするために間欠シー２ではなく連続シー ツを使ったことを除いて例１を繰返した。

例３ ストリップ材料１８の層２０．２４のサーリン樹脂をエチレンビニールアセテー トで代えたことを除いて例１金繰り返した。ストリップ材料１８は、間欠シー２ で約１４９±２８°Ｃの温度で、包装５ｏの内壁５８にシールした。このシーツ が加えた圧力は、約２．８±±０．７ｋｇ／ＣｒｒＬ２であった。ドウエル時間 は、約１．０±０．５秒であった。

例４ ストリップ材料１８を内壁５８にシールするために間欠シー２ではなく連続シー ツを使ったことを除いて例６金繰り返した。

例５ 単層ス）　ＩＪツブ材料１８を包装５０の外壁５９に積層したことを除いて、例 １金繰り返した。

このストリップ材料１８は、厚さ約０．０４１　ｍｍのポリエステルフィルムで あった。このポリエステルフィルムは、片側にゴムを基剤とする接着剤が塗られ 、包装５０の外壁５９に圧力積層された。

例６ ２層のス）　ＩＪツブ材料１８を包装５０の外壁５９に積層したことを除いて、 例１を繰り返した。このストリップ材料１８は、厚さ約０．０４１　朋のポリエ ステルフィルムであった。このポリエステルフィルムは、片側にサーリン樹脂が 塗られ、外壁５９にヒートシールされた。

例７ ス）　ＩＪツブ材料１８を外壁５９にシールするために間欠シー２ではなく連続 シーツを作ったことを除いて例６を繰り返した。

例８ 第６図に示す、本発明の包装の実施例２６を作った。

ストリップ材料１８は、例１で記した多層構造の各々であった。シート材料１０ は、例１で記したのと同様であった。このストリップ材料１８は、例１で包装５ ０に対して記したように、包装２６の内壁４１にシールした。

例９ 第３図に示す、本発明の包装の実施例２６を作った。

ス）　ＩＪツゾ材料１８は、例６で記した多層構造の各々であった。シート材料 １０は、例６で記したのと同様であった。このスｌ−リップ材料１８は、例３で 包装５０に対して記したように、包装２６の内壁４１にシールした。

国際調査報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　Ｔ）？ｇ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯ＋ＡＬ　５ＥＡＲｃＨＲＥ ＰＯＲＴ　ＯＮ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．ａ．積層シート材料において、 １）空気と水蒸気を殆んど通さない金属箔；２）該金属箔の一つの主要面に積層 された耐破壊性外部材料；および ３）該金属箔の該外部材料と反対側の主要面に積層されたヒートシール可能なプ ラスチツク内部フイルムであつて、（ａ）少なくとも一つの内壁と少なくとも一 つの外壁を有する、該積層シート材料のパウチを形成し、空気と水蒸気を殆んど 通さない補強部を提供するシールされた部分、および（ｂ）該パウチの該内壁を 画成するシールされない部分を含むプラスチツク内部フイルム、 を含むシート材料、並びに ｂ．該パウチを横切る所定の路に沿つて、該シート材料を手で容易に裂けるよう にするための手段であつて、 １）少なくとも１本のヒートシール可能な、高分子の、耐引裂性のストリツプ材 料であつて、該パウチのもう一つの補強部を与えるため、該パウチの該内壁を横 切つて積層され、そして該パウチの該シールされた部分にシールされ、かつそれ らの間に延びる第１端部を有して該シールされた部分と該少なくとも１本のスト リツプ材料の該第１端部との間の空気と水蒸気の通過を殆んど排除するストリツ プ材料； ２）該所定の路の対向する側に二つの接近した補強部を有し、少なくともその一 つが該少なくとも１本の耐引裂性ストリツプ材料を含む該パウチ；および ３）該所定の路の一端にあり、該二つの接近した補強部の間の該所定の路に沿つ て該パウチを引裂くことを容易にするための切断手段；を含む引裂容易化手段： を含む包装。
2. ２．請求の範囲第１項に記載の包装において、該少なくとも１本の耐引裂性スト リツプ材料が、ａ．ポリエステルフイルム； ｂ．該ポリエステルフイルムの一つの主要面に積層された第１ヒートシール可能 プラスチツクフイルム；および ｃ．このポリエステルの該第１ヒートシール可能プラスチツクフイルムと反対側 の主要面に積層された一つの主要面を有し、かつ該パウチに積層された他の主要 面を有する第２ヒートシール可能プラスチツクフイルム を含む包装。
3. ３．請求の範囲第２項に記載の包装において、該少なくとも１本の耐引裂性スト リツプ材料が、さらに該パウチの該シールされた部分にシールされ、かつそれら の間に延びる第２端部を含み、該シールされた部分と該少なくとも１本のストリ ツプ材料の該第２端部との間の空気と水蒸気の通過を殆んど排除する、包装。