JPS5936398B2 - 放電灯始動装置 - Google Patents

放電灯始動装置

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JPS5936398B2
JPS5936398B2 JP611176A JP611176A JPS5936398B2 JP S5936398 B2 JPS5936398 B2 JP S5936398B2 JP 611176 A JP611176 A JP 611176A JP 611176 A JP611176 A JP 611176A JP S5936398 B2 JPS5936398 B2 JP S5936398B2
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JP
Japan
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discharge lamp
switch element
transistor
lamp
cut
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JP611176A
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孝一郎 谷河
成伍 和田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、放電灯1の両電極2、3を安定器6を介して
商用電源9に接続するとともに、前記両電極2、3間と
並列にスイッチ素子2Tを接続し、放電灯1が未点灯時
に導通、遮断の繰返し動作をスイッチ素子2Tにさせ、
スイッチ素子27の導通時に安定器6の2次電流を流し
、スイッチ素子2Tの遮断時に安定器6のインダクタン
スの作用により高圧パルスを放電灯1に印加するととも
に放電灯1に放電々流を流して始動を進行せしめ、放電
灯1の点灯状態に移行時にスイッチ素子2Tを遮断継続
する放電灯始動装置において、放電灯1の始動初期に前
記スイッチ素子2Tの遮断期間を導通期間よりも短くし
、始動末期にスイッチ素子2Tの導通期間を遮断期間よ
りも短く制御するようにして成ることを特徴とする放電
灯始動装置に係り、その目的とするところは始動初期に
は安定器の2次電圧が非常に低い場合でも、充分にラン
プ電流を流して放電灯の始動時間を縮め、安定に放電灯
の始動を進めるとともに、始動末期にも点灯中のランプ
電流値に充分近づけてから装置を開放して始動失敗を皆
無にし点灯直後の立ち消えをなくした放電灯始動装置を
提供するにある。
第1図は従来の放電灯始動装置の回路を示すもので、ナ
トリウム灯のような放電灯1の両電極2、3を安定器6
の2次端子に接続し、安定器6の1次端子を電源スイッ
チ8を介して商用電源9に接続する。また放電灯1の両
電極2、3にダイオード18、19、20、21にて構
成されるダイオードブリッジ17を介してトランジスタ
等からなるスイッチ素子2Tのコレクタ・エミッタを接
続し、更にスイッチ素子2Tに並列に抵抗22、23の
直列回路を接続し、抵抗23と並列にコンデンサ24を
接続した分圧平滑回路を接続する。図中28は直流電源
で、この直流電源28にトランジスタ31、32、抵抗
30、33、コンデンサ34、35、抵抗36、3Tよ
りなる無安定マルチバイブレータ(以下無安定マルチと
略す)29を接続し、更に直流電源28と並列に抵抗4
3とトランジスタ44の直列回路及び抵抗40とトラン
ジスタ41の直列回路を接続し、無安定マルチ29のト
ランジスタ32のコレクタから抵抗42を介してトラン
ジスタ44のベースに接続し、分圧平滑回路の抵抗22
,23の接続点から定電圧ダイオード25を介してトラ
ンジスタ41のベース端子に接続する。トランジスタ3
2のベース.エミツタ間にトランジスタ38のコレクタ
.エミツタを接続し、トランジスタ38のベースをトラ
ンジスタ41のコレクタに接続する。かかる従来例回路
の動作は次の通りである。
電源スイツチ8を投入すると、安定器6の1次端子が商
用電源9に接続され、安定器6の2次端子側に無負荷電
圧が現われ、この無負荷電圧が放電灯1の両電極2,3
間に加るとともに、ダイオードプリツジITを介して抵
抗.22,23の直列回路に加わり、抵抗23の両端の
分圧電圧がコンデンサ24により平滑さ札放電灯1が未
点灯時には放電灯1の両端電圧が高いためコンデンサ2
4の両端電圧も高く定電圧ダイオード25を通過してト
ランジスタ41にベース電流が流れ、トランジスタ41
が導通する。その結果トランジスタ41のコレクタ電圧
が低下し、トランジスタ38は遮断状態となつている。
このため、直流電源28に接続された無安定マルチ29
が発振し、トランジスタ32も導通遮断を繰返し、トラ
ンジスタ44に抵抗42を介してベース電流が流れて電
流増巾さ札スイツチ素子2Tも開閉する。商用電源9の
正の半サイクルにおいて、スイツチ素子2Tが導通した
際には、安定器6の2次端子の一端からダイオード19
、スイツチ素子2T)ダイオード21を介して安定器6
の2次端子の他端に至る閉回路にて安定器6のインダク
タンスにより制御されながら電流が流れ増加する。スイ
ツチ素子2Tが遮断状態に移行すると安定器6のインダ
クタンスの作用により、安定器6の2次端子間に高圧パ
ルス電圧が誘起し、放電灯1の両電極2,3間に印加さ
れるため、放電灯1は放電を開始し、安定器6に蓄えら
れた電磁エネルギーにより、放電灯1の両電極2,3間
にランプ電流が流れる。このランプ電流は安定器6の2
次無負荷電圧が放電灯1の点灯後の最低維持電圧程度に
低く設定しておいた場合にも安定器6のインダクタンス
に、スイ゜ツチ素子2Tの導通期間中に蓄積しておいた
電磁エネルギーにより、ランプ電流が減少しながらでも
流れ込む。無安定マルチ29が反転し、スイツチ素子2
Tが再び導通すると、安定器6の2次電流が再び増加し
、上記の動作を繰返すことにより、商用電源9の半サイ
クル期間中にスイツチ素子2Tが、導通、遮断の動作を
行いダイオードプリジITの作用により次の半サイクル
においても同様な動作を行なう。第2図は同上の各部の
動作のタイムチヤートを示すもので、第2図イは放電灯
両端電圧、第2図口は安定器6の2次出力電流、第2図
ハはスイツチ素子27の導通、遮断の動作状態を示す。
スイツチ素子27が導通している期間は放電灯1の両端
電圧は零となり、安定器6の出力電流が増加し、スイツ
チ素子27が遮断した直後には放電灯1の両端にパルス
電圧が発生し、放電灯1の両電極2,3間が導通状態に
なると、第2図口の斜線で示した電流が放電灯1に流れ
、放電灯1の両端電圧はランプ電流が小さい間はほぼ安
定器6の2次側無負荷電圧を示している。上記の如く、
放電灯1にランプ電流が流れることにより、放電灯1の
両電極2,3間の導通性が良くなり、ランプ電流が増大
すると共に放電灯1の両端電圧も低下して行く。その結
果コンデンサ24の充電々圧が低下し、あるところで、
定電圧ダイオード25の両端電圧が基準電圧より低下し
、定電圧ダイオード25に電流が流れなくなつてトラン
ジスタ41が遮断しトランジスタ38が導通することに
より、無安定マルチ29が発振を停止し、そのためトラ
ンジスタ32が遮断状態を継続し、トランジスタ44が
導通状態となり、またスイツチ素子2Tが遮断状態とな
り、放電灯1は完全点灯へ至る・ところで第1図示の従
来例回路においては、電源スイツチ8投入から始動完成
まで、スイツチ素子2Tの導通及び遮断時間は各々一定
である。
即ち実験によると、電源スイツチ8の投入直後では放電
灯1の両電極2,3間の導電度が低く、インピーダンス
が高い状態である。始動初期においてはスイツチ素子2
Tが遮断時にランプ放電々流の減少が大であるため、導
通期間を長くして安定器6に流れる電流を充分大きくし
、スイツチ素子2Tを遮断する。またランプ放電々流の
減少が大であるから、できるだけランプ電流の大なる期
間を有効に利用するため、第2図口の斜線部の前半部分
を利用して遮断時間を短かくし、すぐに次の導通期間に
入る方がランプ放電々流の実効値が大となつた。また放
電灯1の両電極2,3間が充分放電し、インピーダンス
が小さく導電度が大きくなる始動末期には前記の場合と
は逆にスイツチ素子2Tが遮断時の際ランプ放電々流は
減少せず、ランプ放電々流の実効値を増加するためには
、スイツチ素子2Tの導通期間を短かくし、遮断期間を
長くする方が良く、安定器6の2次電圧を放電灯1の卑
灯維持に要する最低電圧付近に迄低減した場合には、ス
イツチ素子27の遮断期間を長くして導通期間を短かく
した方がランプ放電々流が大となり、点灯後のランプ放
電々流に近づくため、スイツチ素子2Tを遮断継続して
放電灯1を完全点灯へと移行させる場合に点灯失敗や、
点灯直後の立ち消え等を生ずる恐れなく円滑に完全点灯
状態へと移行した。
しかしながら、かかる従来例にあつてはスイツチ素子2
Tの導通期間と、遮断期間との割合が一定であるため、
始動初期にはランプ放電々流が少なく始動時間が長くな
つたり、放電灯1の両電極2,3間のインピーダンスが
低くならず、始動状態へと移行しない場合が生じたり、
また始動末期の放電灯1のランプ放電々流が少なくスィ
ツチ素子2Tの遮断を継続し点灯状態に移行させようと
しても移行しなかつたり、点灯直後に立ち消えを起す等
の不都合を生じる場合が多いという欠点があつた。本発
明は上述の欠点に鑑みて提供せるもので、以下実施例に
より詳述する。
第3図は本発明の一実施例回路を示すもので、本実施例
回路では第1図示回路において、放電灯1に直列に放電
灯1の点灯検出素子として抵抗46を挿入し、この抵抗
46と熱的に結合させたサーミスタ47と抵抗48の並
列回路に抵抗49を直列接続した直列回路を第1図示回
路の抵抗3Tの代りに接続したものである。次に本実施
例回路の動作を説明する。
電源スイッチ8を投入すると、投入直後では抵抗46に
流れる電流が少ない。そのため抵抗46に熱的に結合さ
れたサーミスタ4Tの温度は低く、その抵抗値は高い。
従つてサーミスタ4Tに並列に接続した比較的高い抵抗
値に設定された抵抗48が支配的となつて、サーミスタ
47と抵抗48,49の合成抵抗値が高い状態にある。
この結果無安定マルチ29が反転し、トランジスタ32
が導通し、トランジスタ31が遮断してからコンデンサ
35への充電する時定数が長くなり、トランジスタ32
の導通期間が長くなる。そのためのトランジスタ44の
遮断期間及びスイツチ素子2Tの導通期間も長くなる。
従つて放電灯1の両端電圧は第4図イの如くなり、また
安定器6の出力電流は第4図口の知くなり、スイツチ素
子21の動作状態は第4図ハの知くなる。スイツチ素子
27の導通期間中に安定器6のインダクタンスを介して
流れる2次側電流が充分大きくなつているので、スイツ
チ素子27が遮断状態になつた期間安定器6のインダク
タンスに蓄積していた電磁エネルギーによつて流れる放
電灯1のランプ電流が第4図口の斜線部分に示す如く大
きくなる。向この斜線部分は従来例回路の場合より大き
い。このように始動初期の放電灯1の両電極2,3間の
導電度が悪い状態ではスイツチ素子2Tの導通期間の方
を遮断期間より多くして放電灯1のランプ電流を大なら
しめるため、始動の進行即ち放電灯1の両電極2,3間
の導電度の増大が速く、確実となりランプ電流が増大し
てゆく。ランプ電流の増大に従つて直列抵抗46の発熱
が大きくなり熱的に結合したサーミスタ47の抵抗が低
下してゆき、比較的低い抵抗値に設定された抵抗49が
支配的となり、サーミスタ4Tと抵抗48,49の合成
抵抗値が低くなり、トランジスタ32が導通した期間の
コンデンサ35への充電する時定数が短かくなり、トラ
ンジスタ31の遮断期間即ち、トランジスタ32の導通
期間が短かくなり、トランジスタ44の遮断期間、スイ
ツチ素子27の導通期間もそれぞれ短かくなり、第5図
口の斜線部分に示すように遮断時に流れるランプ電流が
多くなり、完全点灯時に流れるランプ電流に近づく。こ
のためこの状態にて、第5図イに示すランプ電圧の低下
によりトランジスタ41が遮断し、トランジスタ38が
導通し、トランジスタ32が遮断継続した状態に移行さ
せた際には点灯状態への移行が確実となる。また始動末
期に流れるランプ電流が、完全点灯後に流れる電流とほ
ぼ同等程度となつているため放電灯1の両電極2,3間
の導電度が充分良くなり、安定期6の2次電圧を点灯時
の放電維持電圧の限度近く迄低下した場合でも、始動失
敗がなく点灯直後の立ち消えもなくなる。向第5図ハは
スイツチ素子27の動作状態を示す。第6図は本発明の
別の実施例に用いる無安定マルチ29’の回路を示すも
ので、第3図実施例では、スイツチ素子27の遮断時間
を一定とし、導通時間を始動初期では遮断時間よりも長
く、始動末期では短かくなるように制御を行なつたが、
本実施例では上記無安定マルチ29′で、スイツチ素子
2Tの導通時間を一定にし、遮断時間を始動初期には導
通時間よりも短かくし、始動末期には長くなるよう制御
するようになつている。
即ち第1図示回路の無安定マルチ29のトランジスタ3
2の遮断期間を支配している抵抗36の代りに、正特性
サーミスタ50と抵抗51の並列回路に直列に抵抗52
を接続した直列回路を接続し、正特性サーミスタ50を
第3図と同様に放電灯1の直列抵抗46と熱的結合を行
つたものである。向図中a端子は第3図回路におけるス
イツチ素子2Tのベースに接続し、b端子は定電圧ダイ
オード25のアノードに接続する。しかして、正特性サ
ーミスタ50の温度が低く、その抵抗値が低い始動初期
には、正特性サーミスタ50と抵抗51,52の合成抵
抗値は、低抵抗値に設定された抵抗52が支配的で低く
なつており、そのためトランジスタ32が遮断状態での
コンデンサ34への充電時間が短かくなつて、トランジ
スタ32の遮断時間が導通時市よりも短かくなる。
従つてスイツチ素子2Tの導通、遮断の動作も第T図a
のように遮断時間の方が導通時間よりも短かくなる。こ
のため第3図本案実施例と同様に放電灯1のランプ電流
を増加させることができる。放電灯1の両電極2,3間
の導通度が良くなつた始動末期には、正特性サーミスタ
50の温度が上昇して抵抗値が増大するため、正特性サ
ーミスタ50と抵抗51,52との合成抵抗値は、並列
抵抗51が支配的となつて高くなり、トランジスタ32
の遮断時間が長くなりスイツチ素子2?の遮断時間も第
7図bのように長くなり、始動末期のランプ電流が増大
して、トランジスタ38の作用によりトランジスタ32
及びスイツチ素子27を遮断継続して点灯に至らせた場
合に点灯失敗や立消えがなくなる。第8図は本発明の他
の実施例回路を示すものであつて、かかる実施例回路で
は、安定器6として、単一チヨークコイルを介し、放電
灯1の両電極2,3間に並列にGTO,SCR等の3端
子サイリスタのようなスイツチ素子2Tを接続し、無安
定マルチ65により一定の発振信号を得て、この信号を
コンデンサ61.抵抗62により、波整形してトリガパ
ルスとし、このトリガパルスを抵抗63、ダイオード6
4を介して単安定マルチ29″のトランジスタ32のベ
ースに加え、トランジスタ32の導通期間を支配する抵
抗3Tと並列に抵抗56とトランジスタ55の直列回路
を接続し、抵抗T4を介してトランジスタ55のベース
とトランジスタT2のコレクタを接続し、トランジスタ
72と抵抗T3との直列回路を直流電源28に接続し、
トランジスタT2のベースから抵抗T1及び定電圧素子
TOを介して抵抗22と23との接続点に接続し更に、
スイツチ素子2Tのカソード、ゲート間に並列に抵抗6
8を接続し、スイツチ素子2Tのゲートからコンデンサ
69を介してトランジスタ44のコレクタに接続したも
のである。
しかして電源スイツチ8の投入直後の始動初期にあつて
は、スイツチ素子2Tの遮断時に生ずる放電灯1の両電
極2,3間電圧が大であるので、定電圧素子TO、抵抗
T1を介してトランジスタ72のベース電流が流れてト
ランジスタT2が導通する。この結果トランジスタ55
が遮断し、高抵抗値に設定せる抵抗3Tにより、単安定
マルチ29〃のトランジスタ32の導通期間は長くなつ
ている。このため一定周期でトリガする単安定マルチ2
9″のトランジスタ32の遮断期間が短かくなる。トラ
ンジスタ32が遮断から導通に移行すると、トランジス
タ44が導通から遮断に移り、このためコンデンサ69
を介してスイツチ素子2Tのゲート、カソード間に正方
向のゲート電流が流れ、スイツチ素子2Tのアノード、
カソード間が導通する。またトランジスタ32が導通か
ら遮断へと移行すると逆にスイツチ素子2Tのゲート、
カソード間に逆電流が流れスイツチ素子2Tは遮断する
。トランジスタ32の導通、遮断の動作に従つて、スイ
ツチ素子2Tは導通、遮断の動作を行い、始動初期には
スイツチ素子2Tは第9図aに示すように導通期間が長
くなり遮断期間が短かくなる。始動が進行し、放電灯1
の両電極2,3間の導電度が良くなつて、放電灯両端電
圧が低くなると、コンデンサ24の両端電圧が低下し、
ある所で定電圧素子TOの基準電圧以下となつてトラン
ジスタT2が遮断し、トランジスタ55が導通し、抵抗
37と並列に抵抗56が入り合成抵抗値が低くなる。こ
のためトランジスタ32の導通期間が短かくなり遮断期
間が長くなる。その結果スイツチ素子2Tは第9図bに
示すように導通期間が短かくなり、遮断期間が長くなり
、放電灯1は点灯移行の失敗や点灯直後の立ち消え等を
起さずに完全但灯へ移行することができることになる。
第8図実施例の場合、第9図A,bに示したようにスイ
ツチ素子2Tの遮断と導通の周期はaに示す始動初期と
bに示す始動末期共、無安定マルチ65の周期が一定で
あるから同じとなつている。向、上記第3図、第6図及
び第8図に示す実施例回路は放電灯が1灯の場合の例を
述べているが、放電灯を多灯直列又は並列に接続した場
合にも本発明を応用することができる。
本発明は、放電灯の始動初期にスイツチ素子の遮断期間
を導通期間より短くするので、放電灯のランプ電流を大
きくして、始動時間を短かくし、安定に始動への移行を
行わせることができ、しかも放電灯の始動末期にスイツ
チ素子の導通期間を遮断期間よりも短く制御するので、
放電灯に流れるランプ電流を増大させ、点灯後のランプ
電流に近づけることができ、しかもスイツチ素子を点灯
状態へ移行時に遮断継続することにより、放電灯を安定
に点灯状態に移行させ、点灯失敗がなくまた点灯直前の
ランプ電流が十分大なるため点灯後の立ち消えを防止で
き安定に始動できるという効果を奏し、またそのため放
電灯の安定器の2次電圧を放電灯の点灯維持に必要な最
低電圧迄低減することにより、安定器の容量を低下し、
安定器の小型、低損失化、低重量化が実現でき、放電灯
点灯装置の総合効率を増大させ、力率改善用コンデンサ
容量をも少なくできるという優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図イ,口,ハは各部のタ
イムチヤート、第3図は本発明の一実施例の回路図、第
4図イ,口,ハは同上の始動初期の各部のタイムチヤー
ト、第5図イ,口,ハは同上の始動末期の各部のタイム
チヤート、第6図は本発明の別の実施例に用いる無安定
マルチパイプレータの回路図、第?図aは同上の始動初
期のスイツチ素子の動作状態のタイムチヤート、第7図
bは同上の始動末期のスイツチ素子の動作状態のタイム
チヤート、第8図は本発明の他の実施例の回路図、第9
図aは同上の始動初期のスイツチ素子の動作状態のタイ
ムチヤート、第9図bは同上の始動末期のスイツチ素子
の動作状態のタイムチヤートであり、1は放電灯、2,
3は電極、6は安定器、9は商用電源、27はスイツチ
素子である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 放電灯の両電極を安定器を介して商用電源に接続す
    るとともに、前記両電極間と並列にスイッチ素子を接続
    し、放電灯が未点灯時に導通、遮断の繰返し動作をスイ
    ッチ素子にさせ、スイッチ素子の導通時に安定器の2次
    電流を流し、スイッチ素子の遮断時に安定器のインダク
    タンスの作用により高圧パルスを放電灯に印加するとと
    もに放電灯に放電々流を流して始動を進行せしめ、放電
    灯の点灯状態に移行時にスイッチ素子を遮断継続する放
    電灯始動装置において、放電灯の始動初期に前記スイッ
    チ素子の遮断期間を導通期間よりも短くし、始動末期に
    スイッチ素子の導通期間を遮断期間よりも短く制御する
    ようにして成ることを特徴とする放電灯始動装置。
JP611176A 1976-01-21 1976-01-21 放電灯始動装置 Expired JPS5936398B2 (ja)

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JPS5289276A JPS5289276A (en) 1977-07-26
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0210154Y2 (ja) * 1987-06-13 1990-03-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0210154Y2 (ja) * 1987-06-13 1990-03-13

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JPS5289276A (en) 1977-07-26

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