JPS5936241Y2 - 濾過膜管の管端部密封装置 - Google Patents

濾過膜管の管端部密封装置

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Publication number
JPS5936241Y2
JPS5936241Y2 JP5424179U JP5424179U JPS5936241Y2 JP S5936241 Y2 JPS5936241 Y2 JP S5936241Y2 JP 5424179 U JP5424179 U JP 5424179U JP 5424179 U JP5424179 U JP 5424179U JP S5936241 Y2 JPS5936241 Y2 JP S5936241Y2
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JP
Japan
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filtration membrane
tube
membrane tube
sealing device
end sealing
Prior art date
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Expired
Application number
JP5424179U
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JPS55155504U (ja
Inventor
廣 河野
曠世 松本
正晴 南
進 石橋
俊夫 船越
正美 西尾
龍彦 石飛
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は濾過膜管の管端部密封装置に関するものである。
従来原子力洗浄排水処理装置等として使用している汚水
濾過装置を第1. 2. 3図により説明すると、第1
図のaが円筒状のケーシング、b、 bが同ケーシン
グaの両端部に溶接したケーシングフランジ、Cが両端
部を同各ケーシングフランジb内に嵌挿した濾過膜案内
管、dが同濾過膜案内管Cに穿設した複数個の貫通孔、
eが第2,3図に詳細を示すように内側の濾過膜e1つ
まり目の細い材料により構成するとともに内周面を平滑
に仕」―げた濾過膜e1と外側の補強材e2つまり目の
粗い材料により構成した補強材e2とよりなる濾過膜管
、fがシールパツキン、gが外周面に複数の環状突起g
1を円周方向に並ぶように設けたゴムシール、hが上記
シールパツキンfと上記ゴムシールgの端部とを上記ケ
ーシングフランジbと上記濾過膜案内管Cとにより挟持
する端面フランジ、iが同端面フランジhを上記ケーシ
ングフランジbに固定するボルト、jが上記ケーシング
aに溶接した排出管で、ケーシングフランジb及び濾過
膜案内管Cと端面フランジbとの間をシールパツキンf
とゴムシールgの端部とで密封するように、また濾過膜
管eと端面フランジhとの間を、各環状突起g1の山部
先端を濾過膜e1の内周面に圧接して開山部先端を第2
図に示すように弾性変形させることで密封するように、
また汚水Aを濾過膜管e内へ供給し、破線のように濾過
膜e1→補強材e2を通して、濾過する一方、濾過水A
′を貫通孔d→排出管jを経て排出するように、また上
記濾過膜管e内を軸線方向に直進した汚水Aを上記濾過
膜管eに直列に接続した濾過膜管(図示せず)へ導いて
、同様に濾過するようになっている。
前記濾過膜管eを取替えるときには、濾過膜管e′をゴ
ムシールgから摩擦力に抗し強引に引抜き、次いで新た
な濾過膜管eを同ゴムシールgへ摩擦力に抗し強引に押
込んで装着する必要がある。
この作業を作業員の手で行う場合には、上記引抜き力及
び押込み力を加減できて、濾過膜e1及びゴムシールg
の環状突起g1を損傷させることが少いが、被ばく量を
低減するために、上記脱着作業を第4図に示ず濾過膜管
取替装置kにより行う場合には、引抜き力及び押込み力
を作業員の手で行うようには加減できないので、濾過膜
e1及びゴムシールgの環状突起g1を損傷させたり、
これらの部分に座屈を生じさせるという問題があった。
本案は前記の問題点に対処するもので、濾過膜管の管端
部を支持する内管を保持部材に設けるとともに複数個の
貫通孔を同内管に円周方向に複数列に並ぶように穿設し
、複数条の環状突起を弾性円筒体の外周面に前記複数列
の貫通孔に対向するように且つ同各環状突起の外径が前
記濾過膜管の挿入側から押込み方向に向って順次大きく
なるように設けるとともに同弾性円筒体を前記内管に被
嵌したに係り、その目的とする処は、濾過膜管を濾過膜
管取替装置により損傷などを生じさせずに取替えできる
また濾過膜管の管端部と保持部材との間を確実に密封で
きる改良された濾過膜管の管端部密封装置を供する点に
ある。
本案の濾過膜管の管端密封装置は前記のように濾過膜管
の管端部を支持する内管を保持部材に設け、複数の環状
突起を弾性円筒体の外周面に同各環状突起の径が濾過膜
管の挿入側から押込み方向に向って順次大きくなるよう
に設けるとともに同弾性円筒体を前記内管に被嵌したの
で、濾過膜の管端部を容易に脱着できる。
従って濾過膜管を濾過膜管取替装置により損傷などを生
じさせずに取替えできるものである。
また本案の濾過膜管の管端部密封装置は前記のように濾
過膜管の管端部を支持する内管を保持部材に設けるとと
もに複数個の貫通孔を同内管に円周方向に複数列に並ぶ
ように設け、複数の環状突起を弾性円筒体の外周面に前
記複数列の貫通孔に対向するように設けるとともに同弾
性円筒体を前記内管に被嵌したので、内管内の流体圧を
各貫通孔を介して弾性円筒体の各環状突起に作用させる
ことができる。
従って各環状突起の濾過膜管に対する接触圧を高めるこ
とができで、濾過膜管の管端部と保持部材との間を確実
に密封できるものである。
次に本案の濾過膜等の管端密封装置を第5図に示す一実
施例により説明すると、1が円筒状のケーシング、2が
同ケーシング1の端部に溶接したケーシングフランジ、
3が端部を同ケーシングフランジ2内に嵌挿した濾過膜
案内管、4が同濾過膜案内管3に穿設した複数個の貫通
孔、5が内側の濾過膜5aつより目の細い材料により構
成するとともに内周面を平滑に仕上げた濾過膜5aと外
側の補強材5bつまり目の粗い材料により構成した補強
材5bとよりなる濾過膜管、6が端面フランジ(保持部
材)、6aが同端フランジ6に設けた内管、7が同内管
6aに円周方向に3列に並ぶように穿設した複数個の貫
通孔、8がゴムシール(弾性円筒体)、8a、8b、8
cが同ゴムシール8の外周面に前記3列の貫通孔7に対
向するように設けた3条の環状突起で、濾過膜管5の内
径をり。
、環状突起8aの外径をDl、環状突起8bの外径をD
2、環状突起8Cの外径をD3とすると、Do=D1〈
D2〈D3になっている。
またこれら環状突起8a、8b、8cの押込み側にはθ
例えば30’のテーパが付されており、外径が前記のよ
うになっている点と相俟って、濾過膜管5が脱着され易
くなっている。
また8dが前記ゴムシール8に設けた鍔状パツキン、9
が前記端面フランジ6を前記ケーシングフランジ2に固
定するボルト、10が濾過膜管取替装置である。
次に前記濾過膜管の管端部密封装置の作用を説明する。
濾過膜管5の管端部を端面フランジ6の内管6aに装着
するときには、濾過膜管5の他端側を濾過膜管取替装置
10に嵌挿し、次いで同取替装置10を矢印X方向に作
動し、濾過膜管5をP1位置からP2位置まで押込んで
、濾過膜管5の濾過膜5aを環状突起8a、8b、8c
に密着させる。
また汚水を内管6a内から濾過膜管5内へ供給して濾過
するときには、流体圧が各貫通孔7を介し各環状突起8
a、8b、8cに作用しで、同各環状突起8a、8b、
8cの濾過膜管5 (濾過膜5a)に対する接触圧が高
められる。
また濾過膜管5の管端部を端面フランジ6の内管6aか
ら取外すときには、濾過膜管5の他端側を濾過膜管取替
装置10に図示を省略した掴持装置により固定し、次い
で同取替装置10を矢印Y方向に作動して、濾過膜管5
をP2位置からP1位置まで引抜くようにする。
従って前記効果を達成できるものである6以上本案を実
施例について説明したが、勿論本案はこのような実施例
にだけ局限されるものではなく、本案の精神を逸脱しな
い範囲内で種々の設計の改変を施しうるものである。
例えば第6図に示すように同じ外径の環状突起8a、
8b、 8cを設けたゴムシール8を、θ例えば3
0’のテーパを付した端面フランジ6の内管6aに被嵌
して、同各環状突起8a、8b、8cの外径をDl〈D
2くD3にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の濾過膜管の管端部密封装置を示す縦断側
面図、第2図は第1図矢印■部分の拡大縦断側面図、第
3図は第1図矢印間部分の拡大縦断側面図、第4図は前
記管端部密封装置にお・ける濾過膜管の脱着状況を示す
縦断側面図、第5図は本案に係る濾過膜管の管端部密封
装置の一実施例を示す縦断側面図、第6図は他の実施例
を示す縦断側面図である。 5・・・・・・濾過膜管、6・・・・・・保持部材、6
a・・・・・・内管、7・・・・・・貫通孔、8・・・
・・・弾性円筒体、8a、8b、8c・・・・・・環状
突起、Dl、D2.D3・・・・・・環状突起8a、8
b、8cの外径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 濾過膜管の管端部を支持する内管を保持部材に設けると
    ともに複数個の貫通孔を同内管に円周方向に複数列に並
    ぶように穿設し、複数条の環状突起を弾性円筒体の外周
    面に前記複数列の貫通孔に対向するように且つ同各環状
    突起の外径が前記濾過膜管の挿入側から押込み方向に向
    って順次大きくなるように設けるとともに同弾性円筒体
    を前記内管に被嵌したことを特徴とする濾過膜管の管端
    部密封装置。
JP5424179U 1979-04-24 1979-04-24 濾過膜管の管端部密封装置 Expired JPS5936241Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5424179U JPS5936241Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 濾過膜管の管端部密封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5424179U JPS5936241Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 濾過膜管の管端部密封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55155504U JPS55155504U (ja) 1980-11-08
JPS5936241Y2 true JPS5936241Y2 (ja) 1984-10-05

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ID=29288907

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JP5424179U Expired JPS5936241Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 濾過膜管の管端部密封装置

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