JP2690015B2 - 流体フィルタ用の改良されたシール構造及び方法 - Google Patents

流体フィルタ用の改良されたシール構造及び方法

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JP2690015B2
JP2690015B2 JP63501703A JP50170388A JP2690015B2 JP 2690015 B2 JP2690015 B2 JP 2690015B2 JP 63501703 A JP63501703 A JP 63501703A JP 50170388 A JP50170388 A JP 50170388A JP 2690015 B2 JP2690015 B2 JP 2690015B2
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ミスゲン、ケネス・ジィ
ギリンガム、ガリー・レイ
ロックリッツ、ガリー・ジョン
デュレ、レイノルド・フレデリック
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ドナルドソン・コンパニー・インコーポレーテッド
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D27/00Cartridge filters of the throw-away type
    • B01D27/08Construction of the casing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2201/00Details relating to filtering apparatus
    • B01D2201/34Seals or gaskets for filtering elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2201/00Details relating to filtering apparatus
    • B01D2201/40Special measures for connecting different parts of the filter
    • B01D2201/4076Anti-rotational means

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、一般に、流体フィルタ、特に、スピン・オ
ン型の流体フィルタに関する。更に詳しくは、本発明
は、剛直で一体のカバーを組込んであると共に、カバー
をフィルタ・ハウジングの折畳部によってフィルタ・ハ
ウジングに固定したスピン・オン・フィルタに関する。
従来技術 スピン・オン・フィルタは油圧系、燃料系及び潤滑系
を含む各種の用途に使用されてきた。この種のフィルタ
は、一般に、一端のカバー又は上端プレートを有する
缶、ケーシング又はハウジング内に位置するフィルタ要
素を備え、上記カバー又は上端プレートによって、フィ
ルタをフィルタ・ヘッドに装着することができる。カバ
ーに通常、中央開口と数個の周辺開口が設けられて、流
れをフィルタ及びその中のフィルタ要素に貫通させ、こ
の流れは、内側/外又は外側/内のパターンのいずれか
になり得る。カバーの外側の円形ガスケットがフィルタ
とフィルタ・ヘッドの間の外部シールとして作用する。
カバーの内側の第2の円形ガスケットがフィルタ要素の
部分とカバーの間の内部シールとして機能する。スピン
・オン・フィルタは典型的には、一度だけ使用して取外
し多び交換するように意図されている。
過去に、二つの従来の構成が、一般に、カバー又は上
端プレートとケーシングの間から外側への流体流れに対
する封止係合を行うように使用されてきた。これらの型
式の従来の構成の一つの一例が米国特許4,369,113に示
され、その明細書が参考のためにここに組み込まれてい
る。その特許に開示された構成において、カバー(28)
は、Oリングを受承する溝を有する外方縁部を備える。
円周Oリング(42)がカバー(48)とハウジング(12)
の間に位置して、シールを提供する。従って、その構成
は、カバー(28)とハウジング(12)から成る2個のア
センブリ部材の間に位置する明確なシールを使用してい
る。
このような構成は有効であるものの、全ての用途に完
全に満足出来るものではない。第一に、ケーシングを形
成するために比較的に厚くて強い材料が必要になる。そ
れは、ケーシングは円周Oリング(42)の領域では大き
く変形することは許されず、さもなければ漏れが生じる
からである。例えば金属疲労によるこのような変形は、
フィルタ・アセンブリ内で比較的高圧の流体圧が脈動す
ることにより生じる。更に、'113の構造は、一般に、ハ
ウジングの上部において折り畳み接続(47)を必要と
し、準備するのが比較的高価となる。又、その構成は、
第一にOリング(42)によって設けられるシールの回り
と、第二にカバー板(28)とフィルタ・ヘッドの間に位
置するガスケット(44)によって設けられるシールの回
りとの2箇所に、流体漏れの起り得る場所を有する。2
個の漏れの起り得る位置は、1個よりも殆ど本来的に劣
悪であると共に、通常、少くとも、使用中のより多くの
検査と、組立中の注意を必要とする。更に、このような
構造は、一般に、上端プレート又はカバー(28)を非多
孔性材料で形成して、材料自身を通る漏れが発生しない
ようにする必要がある。
上端プレートとハウジング又はケーシングの間からの
流れに対してシール係合する第2の従来の方法が、この
第1図に示されている。第1図において、参照番号1
は、一般に、従来のフィルタ・アセンブリを指す。フィ
ルタ・アセンブリ1は、一端部3を有すると共にカバ
ー、エンド・プレート又は上端プレート4を受承する外
部ケーシング2を備える。フィルタ・アセンブリ1につ
いての詳細はここでは記載しないが、一般に、上端プレ
ート4は第1及び第2の流れ手段、即ち、フィルタ・ア
センブリ1の内外へ流体流れを指向させる手段を提供す
る孔5及び6を備えている。一般に、使用中、フィルタ
・アセンブリ1は従来のフィルタ・ヘッド(図示せず)
に固着され、ガスケット7がその間のシール係合をもた
らしている。
ケーシング2と上端プレート4の間の流れに対するケ
ーシング2の流れシールは、一般に、参照番号10で示さ
れている。図示の特殊なシール10は従来のロール型シー
ル即ちシーム11である。このようなシールは溶接又はそ
うでなければ、板12を上端プレート4の上面に固着する
ことによって形成される。板12は、シール11を形成する
ようにケーシング2の上部リップ14として折り畳むこと
のできる延長部13を備えている。
このような従来のロール型シールは多くの理由により
望ましくない。例えば、このようなシールは、例えば、
加圧流体の多数のパルスがアセンブリを貫流するといっ
たフィルタ・アセンブリの使用条件下で、それ自身が弛
緩して働いて漏れを生じる。更に、このような構成は、
一般に、第一にはロール型シール11自身を通過する流れ
によって、第二には図示していないがフィルタ・ヘッド
が係合するガスケット7の回りとの2箇所に潜在的な漏
れの場所を有する。又、ロール型シールは多くの折畳部
が形成されるので、ケーシング材料が大幅に弱化する。
従って、ある場合には、ロール型シールが弛緩して働く
ことを阻止するのを助けるために、比較的厚くて強いケ
ーシング材料を選択しなければならないかも知れない。
これによりコストが上昇すると共に特別の組立条件が生
じる。更に、このようなロール型シールと共に使用され
る上端プレートは大略剛性構造でなければならない。何
故なら、ロール型シールは、もし上端プレートが可撓性
を有すると、多数の圧力の脈動により弛緩して漏れを生
じるからである。
このような構造の別の潜在的問題は、一般に、上端プ
レートのために選択される材料は、ロール型シール11を
形成するのに使われる板12がそのまま装着出来るもので
あるべきとされている。典型的には、鋼である板12はス
ポット溶接で固着されるので、上端プレート4はこのス
ポット溶接を可能とするように、典型的には鋼といった
材料から成るものである。これにより、従来のフィルタ
・アセンブリでは、部材が比較的高価で腐食し易くな
る。スポット溶接は又、製造中の汚染ヒユームが生ず
る。
いくつかの従来のフィルタ・アセンブリによって取扱
われた問題は、ケーシング又はハウジングがカバー又は
エンド・プレートから独立に回転するのを防止するため
のロック手段を設けることにある。一般に、フィルタ・
アセンブリは、フィルタ・ヘッド等の台上で回すことに
よって、使用のために装着される。上部カバーとフィル
タ・ヘッドの間の螺合により確実な固着が得られる。ア
センブリを回すにつれて、上部カバーとケーシングの間
で良好で密着した係合が得られなければ、ケーシングと
カバーは弛緩して互いに滑る。この問題に対する一つの
解決は、米国特許第4,369,113号に示唆されており、ハ
ウジング内に配置された予備成形の凹部に受承される上
部カバー上の突起の利用に関する。組立中に上部カバー
がハウジングと係合する時、一般に、挿入前に、上部カ
バー上の突起はハウジング内の凹部と芯合せされる。従
って、'113に示されているもののような構造(アレンジ
メント)の組立は、潜在的に時間のかかる作業であるカ
バー板の突起をハウジングの凹部と芯合せする工程が必
要となりうる。一般に、この工程とそれに関連したコス
トを避けるような、組立の構造及び方法を用いることが
望ましい。更に、'113の構成は、一般に、ケーシングの
一端を拡張する必要がある。これにより、この時点で鋼
ケーシングの加工硬化を招くため、上端プレートを保持
するように金属を折り畳むことが、幾分、より困難にな
ると共に潜在的により高価となる。
発明の目的 従って、本発明の目的は、カバー部材とハウジン部材
の間の係合を容易にするフィルタ・アセンブリ構造を提
供することと、カバー部材とハウジングの間から外方へ
の望ましくない流体流れに対する封止を、アセンブリの
外部にあってアセンブリと連係しているガスケット手段
又はガスケットによって達成するような構造を提供する
ことと、連係するガスケットを所定位置に保持する手段
を備えるような構造を提供することと、組立中にカバー
部材をハウジングに対して適当に整列させることを容易
に手段を備えるような構造を提供することと、カバー部
材を合成重合体等の材料及び/又はハウジング受と異な
る材料で製作することを可能にするこのような構造を提
供することと、ハウジングの一部に予備成形した突起を
受承する凹部を設けずに、ハウジングに対するカバー部
材の回転運動を実質的に防止する手段を備えるような構
造を提供することと、ハウジング用に比較的に薄い材料
を使用することを容易にするような構造を提供すること
と、このような構造を組立てる方法を提供することと、
実施するのが比較的に容易なような方法を提供すること
と、製作が比較的感嘆で且つ生産するのが比較的安価で
あると共に、高速製作しやすく且つその意図する用途に
特に良好に適合しているこのような構造を提供すること
である。又、上述のように、フィルタ・ヘッド、ガスケ
ットおよびフィルタ・アセンブリの効果的な組み合わせ
を提供することも本発明の目的とするものである。
本発明の他の目的及び長所は、説明及び例証として本
発明のいくつかの実施例を示す添付の図面に関連して行
われる以下の説明から明らかになるであろう。
発明の要旨 フィルタ・アセンブリあるいはフィルタ構造(アレン
ジメント)は流体をろ過するために設けられる。記載さ
れ図示された好ましい実施例は、特に、自動車エンジン
の燃料フィルタ又はオイル・フィルタとしての使用に適
している。しかしながら、本発明の一般原理は油圧流体
フィルタを含む多数のシステムに適用され得る。
本発明は、特に、フィルタ機構が一般に外部ハウジン
グ又はケーシング内に受承されたスピン・オン型フィル
タに関するものである。フィルタ機構は、典型的には、
ハウジングの端部、通常は上端部に受承されるカバー又
はエンド・プレートを備え、そうでない場合は、ハウジ
ングは閉鎖容器である。エンド・プレート又は上端プレ
ートは、一般に、フィルタ要素を通してフィルタ・アセ
ンブリの適当な部分に流体を流入させ、望ましくはアセ
ンブリから流出させる流体の流れを指向する手段を備え
ている。一般に、これは、フィルタ・アセンブリ内への
流体流れを許容する複数個の離隔して環状に配置したチ
ャンネルと、流体の流出を許容する中央孔とによって得
られる。
典型的な構造においては、中央孔は公知のように、フ
ィルタ・ヘッドと係合するようにねじ切りされている。
関連するフィルタ・ヘッドとの封止係合は、典型的に
は、上端プレートとフィルタ・ヘッドの間に位置する環
状のガスケットによって得られる。このような構成は、
一般に、ここで“スピン・オン”型のフィルタと呼ぶ。
本発明は、一般に、カバー、エンド・プレート又は上
端プレートをフィルタ・アセンブリ内に装着する手段に
関し、特に、ハウジング又はケーシングと上端プレート
の間の係合に関する。本発明は、ハウジングと上端プレ
ートの間から外部環境に漏れる流体の望ましくない流れ
を防止するように、アセンブリと関連するフィルタ・ヘ
ッドの間に位置するガスケット型部材において使用でき
るような構造を提供することによって、上端プレートと
ハウジングの間の係合を容易にすることを目的としてい
る。従って、プレートとハウジングの間に、積極的にシ
ールは設けられない。むしろ、その間の流てはガスケッ
トによって指向される領域へ導入することによって無害
にされる。
本発明は、又、一般に、ハウジング用の比較的薄い材
料の使用と、もし望ましければ、合成重合体材料等で成
形した上端プレートの使用によって、上端プレートとハ
ウジングの間に実施可能な係合を提供するものである。
本発明によれば、ハウジング又はケーシングに内部ス
ピードを設け、構造の組立時に、上端プレートは内部ビ
ードに対して係止される。好ましい実施例において、ハ
ウジングは閉鎖端部と開放端部とを有する大略円筒状で
ある。しかしながら、本発明の原理に従って、非円形の
上端プレートとハウジングを使用してもよい。このよう
な非円形の上端プレートはその形状により、ハウジング
に対して回転する傾向が実質的により少くなる。好まし
くは、ビードは、開放端部からスペースをあけて選定さ
れた場所で且つハウジング内に配置した環状の内方突起
から成る。ビード又はビード手段は連続でも、又は特殊
な断片としても、本発明の原理に従って作用する。一般
に、ビードとハウジングの開放端部の間の距離は、本発
明の原理を適用するために、ここで記載した如く、上端
プレート又はカバーに沿って且つ上端プレート又はカバ
ー上に折り畳むのに適当な寸法のカバー部分又はカバー
・リップをハウジングに発生する充分なだけ大きい。
上端プレート又はカバーは上面又は外面を備えてい
る。構造が組立てられる時、上端プレートは、一般に、
ハウジングの開放端部を介して外方に面する上面におい
てハウジングと当接する。カバーの上面はガスケットを
受承する部分を備え、フィルタ・アセンブリが使用され
る時、その部分の上にガスケット手段が載置され、一般
に、ハウジングの一部が、上端プレートのガスケットを
受承する部分とガスケットの間にある。本発明にかかる
構成においては、組立中に、ハウジングのカバーの一部
が上端プレート上に折り畳まれて、ハウジングの上端エ
ッジを備えた上部を形成し、該上端エッジはカバー板に
対してガスケット受承領域の近傍で終結する。例えば、
フィルタ・アセンブリの通常作用中に、ガスケット手段
がガスケット受承領域に配置されて、上端プレートと組
み付けられたフィルタ・ヘッドの間で圧縮されるにつれ
て、これが発生する時、上端プレートとハウジングの間
から外方への流体流れに対して、流体密封シールが設け
られる。特に、カバー部の上方エッジに対するガスケッ
トの相対的な位置決めのために、ハウジングと上端プレ
ートの間からの流れはガスケットによって閉じ込められ
て、フィルタ・アセンブリ、ガスケット及びフィルタ・
ヘッドの機能的な組合体から流出しない。この構造は、
一般に、上端プレートの回りの円周Oリング等の二次的
シールや、ケーシング又はハウジングの上端部の回りの
ロール型シームを使用するアセンブリの使用を避け得
る。
上記の原理を使用する多数の構造が図面に示されてい
る。好ましい形式において、ガスケット受承領域は上端
プレートの上面に配置された環状溝から成る。溝は、折
り畳み中にハウジングのエッジを受承するのに使われ、
更に、アセンブリの作動中はガスケット手段又はガスケ
ットを受承するのに使われる。次に、このような溝は、
一般に、選択されたガスケットを所定位置に保持するガ
スケット保持手段から成る。
詳細な説明から分るように、上端プレートの上面の大
部分はハウジング内に囲まれている。事実、好ましい構
造において、ガスケットによって囲まれた領域の外側の
上端プレートの少なくとも全んどの部分は、そのように
囲まれている。その結果、上端プレートを流体に対して
完全に不透過性にする必要な無い。即ち、それを、その
ある部分を流体が貫流することを許容するような材料で
形成してもよい。上端プレートのこれらの部分を通る流
体流れがあっても、その流れは単にハウジングと当たっ
てガスケットによって、フィルタ・アセンブリ、ガスケ
ットおよびフィルタ・ヘッドとの機能的な組合体から外
方へ漏れることが防止されるので、このような構成が可
能となる。事実、上端プレートのこの部分での大きな穴
でさえ、全く問題とならない。
更に、このような構成は、どんな部分も上端プレート
に直接スポット溶接する必要を無くする。その結果、上
端プレートは、スポット溶接に直接的に使用できない材
料、例えば、ある合成重合体で作製してもよい。更に、
金属の上端プレートが使用される場合も、溶接に関する
費用と問題を回避することが出来る。又、ロール型シー
ルを用いないため、上端プレートは比較的に薄く且つ可
撓性のある構造を取り得る。即ち、それは、繰り返し圧
力の脈動下で、実質的に漏れ無しに、幾分、屈曲する。
上端プレートの外周の回りのロール型シールやOリン
グ型シールを用いる必要がないので、ハウジングは鋼等
の比較的薄い金属で作製してもよい。即ち、もし望まし
ければ、比較的厚い金属片を用いないでもよい。一般
に、使用できる材料の厚さに対する限界は、フィルタ・
アセンブリを貫流する流体の予期される圧力限界に関係
する。従来の構造と比較することから分るように、本発
明は、作用圧力に耐え得る金属厚の減少を可能とするよ
うな、カバー部分の領域において、最適化された静水ハ
ウジングの設計を可能にする。従って、ここに記録した
本発明の設計の結果の一部として、厚さの限界は、必ず
しも、上端プレートとケーシングの間の選択された係合
によって課せられる設計限界からは、直接生じない。
前述のビード構造の利点は、半径方向の膨張に対して
カバー部分の領域におけるハウジングの強化につながる
ことができる。即ち、ハウジングのその部分が流体流れ
から多数の圧力パルスを受けている時に、ビードは、一
般に、カバー部分の領域におけるハウジングの半径方向
屈曲を防止する。その結果、カバー部分の領域における
金属は疲労を受けることがより少なくなり、実質的な漏
れ無しに、且つ、より薄い金属で潜在的により長い寿命
となる。
ビードの別の利点は、組立中に、上端プレートの位置
を求めるための有用なストッパとなることである。即
ち、上端プレートは、それに固着したフィルタ手段と共
に、上端プレートがビードと当接するまでハウジング内
に落下又は圧入され、ビードは上端プレートとフィルタ
手段を支持するのに適当な望ましい深さに配置される。
本発明によれば、一般に、ハウジングが上端プレート
と独立に、且つ、上端プレートに対して回転運動するこ
とを防止する手段が容易に導入される。開示された各種
の実施例はこれを実行するための多数の変形を示してい
る。それらのいくつかにおいて、突出部材又は突出部が
上端プレート上でその外周の回りに配置されている。上
端プレートがビートに当接する時、一般に、突出部はビ
ード自身内又は外部ハウジングのカバー部分内に延在す
る。ハウジングのカバー部分が上端プレートの上で折り
畳まれる時、ハウジングは突出部の回りで折り畳まれて
突出部と係合する。この係合は、一般に、上端プレート
とハウジングの間の望ましくない相対運動を防止する。
代りに、突出部を上端プレートの上面の、例えば、そ
の環状溝に設けてもよい。カバー部分を環状溝内に延在
するように折り畳む時、カバー部分はこれらの突出部の
回りで折り畳まれて、望ましい係合をもたらす。
上記の係合のいずれも、ハウジング内に凹部を予備成
形すること無しに達成し得ることが理解されるだろう。
その結果、ハウジングに対する上端プレートの半径方向
の芯合せは組立の重要工程でなくなる。更に、比較的に
薄い材料を、再びハウジングに使用することを可能とす
る。
使用中に、組み付けられるガスケットと係合する好ま
しいアセンブリの領域は、一般に、その摺動においてガ
スケットと積極的に係合するような突出部等と無関係で
ある。従って、ガスケットは、一般に、ガスケット受承
領域内で円形に自由に摺動し、その結果、ガスケットに
対する実質的な望ましくない損傷無しに、確実な封止を
為す良好な装着がされるという利点が得られる。
図示された本発明の変形例においては、上端プレート
は1個以上の円形溝を備え、組立中にハウジングのカバ
ー部分が円形溝の上で折り畳まれて、その中に波形部が
形成される。波形部は上端プレートをハウジング内に固
定することが助ける。
図面は、本明細書の一部を構成すると共に、本発明の
典型的な実施例を含み、又、その色々の目的と特徴を図
解している。いくつかの例では、発明の理解を助けるた
めに、相対的な材料の厚さが誇張して示されている。
図面の簡単な説明 第1図は、先行技術に係るハウジングに取り付けられ
たカバー・プレートを備えたフイルタ・アセンブリの破
断断面図である。
第2図は本発明に係るフィルタ・アセンブリの平面図
で、内部の詳細を示すために部分的に破断している。
第3図は、第2図の3−3線に沿った破断の断面図で
ある。詳細を示すために中心部分を破断すると共に、取
り付けられるフィルタ・ヘッドが破断断面図で示されて
いる。
第4図は、本発明の第1変形例からなるフィルタ・ア
センブリの平面図で、特定の部分は詳細に示すために破
断している 第5図は、第5図の5−5線に沿った拡大破断断面図
である。
第6図は、本発明の第2変形例を組み込んだフィルタ
・アセンブリの平面図で、一部は詳細を示すために破断
している。
第7図は、第6図の7−7線に沿った第6図に示す実
施例の拡大破断断面図である。
第8図は、本発明の第3変形例を組み込んだフィルタ
・アセンブリの拡大破断断面図であり、該第8図は第5
図の場合と同様の方向から切断した断面図である。
第9図は組み立ての行程を示すための本発明に係るフ
ィルタ・アセンブリの破断断面図であり、第9図は第3
図と同様の方向から切断した断面図である。
第10図は第3図と第9図と同様の方向から切断した破
断断面図で、部分的な組み立ての行程時における本発明
に係るフィルタ・アセンブリを示し、第10図の行程は第
9図の後であり、第3図の前である。
第11図は第2図と同様な観点から破断された変形例の
アセンブリを示すう拡大破断平面図である。
第12図は第11図の12−12線に沿った拡大破談断面図
で、第3図、第9図、第10図と同様な方向で断面したも
ので、本発明の変形形状を示している。
好ましい実施例および変形例の詳細な説明 要求されるように、本発明の詳細な実施例をここで明
らかにするが、明らかにした実施例は、単に本発明の典
型例に過ぎず、本発明は様々な態様で実施される。従っ
て、ここに開示する特有の構造と作用の説明が、限定的
なものとして理解されるものではなく、むしろ、請求の
範囲の基礎として、かつ、本発明の技術分野の当業者
に、説明された適宜などんな構造体にも、実際に、本発
明を種々用いることが出来るように教唆するための代表
的な基礎とされるものである。
第2図中、50は一般に本発明に係るフィルタ・アセン
ブリ、或いはフィルタ・アレンジメント(フィルタ構
造)を示している。第2図と第3図は本発明に係る好適
なフィルタ・アセンブリの第1実施例を示している。第
4図と第5図は、第1変形例を示しており、第6図と第
7図は第2変形例を示し、第8図は第3変形例を示し、
第9図と第10図は第2図と第3図に示したアレンジメン
トの組み立ての工程、或いは段階を示し、そして、第11
図と第12図は第2図と第3図に示すアレンジメントの変
更例を示している。
第3図を参照すると、フィルタ・アセンブリ或いはフ
ィルタ・アレンジメント50は、側壁56、閉端57、開口端
58を有するハウジング55を備えている。
フィルタ・アセンブリ50は、ハウジング55内にフィル
タ61を閉じ込めるプレート或いはカバー60を備えてい
る。フィルタ61は通常の構造のものであれば良く、例え
ば、米国特許第4,369,113号で開示されたものが用いら
れる。一般に、フィルタ61はリブ65により規定される外
縁と、内側側壁66と、フィルタ要素67を備え、該フィル
タ要素は典型的には縦溝付き型(フルート型)フィルタ
が用いられ、上記リブ65と該側壁66の間に位置してい
る。第3図に示す構造(アレンジメント)50の典型的な
作用では、流体は外縁のリブ65からフィルタ要素67を通
じて内側壁へ流通する。ろ過された流体の反対方向の流
れは、本発明の原理を利用しているフィルタ・アレンジ
メントにより、調整し得る。
フィルタ要素67は十分に多孔質であるので流体は該フ
ィルタ要素67を流通通過することが出来る。流体がフィ
ルタ61を完全に流通通過するように、内側壁66は複数の
流れ孔71を備えている。
第2図と第3図の示す実施例では、ハウジングの側壁
56は概して円筒状であると共に、断面はフィルタの外側
のリブ65と内側壁66からなる円環状である。
リブ65と内側壁66はそれぞれ、フィルタ61の上端74、
75と下端76、77を規定する。リブ65と内側壁66の間には
環状空間79が規定され、該環状空間79を横切ってフィル
タ要素67が延在している。環状空間79は上端80と下端81
を有する。該上端80はエンド・キャップ、或いはガスケ
ット83により閉鎖されており、該下端81はガスケット84
により閉鎖されている。ガスケット83は中心孔86を備え
ており、そのため、内側壁66により規定される内部の円
筒状チャンバー90へ導通した流路を与えている。一方、
ガスケット84は上記のような中心孔を有していない。そ
のため、実施例で示したように、チャンバー90は一端が
閉じており、他端が開いている。
「上端」と「底部」という言葉は、ここでは一般に第
3図に示すような向きとしたアセンブリ50に対して使用
されている。「底部端部」とは一般にハウジング55によ
り完全に封止されたフィルタ・アセンブリの端部57を意
味している一方、「上部端部」という言葉は開口である
と共に、フィルタ・ヘッド等と適合する為の端部を意味
している。上記「上端」と「底部」という言葉は他の限
定を意味しているものではなく、むしろ典型的な作用を
行う場合の方向とされた装置の両端を指しており、一般
に「開口端」および「閉鎖端」と言う言葉に置き換えら
れるものである。
リブ65により規定されているフィルタ縁部とハウジン
グの側壁56は、互いに直径方向に、間に環状溝91を規定
するよう大きさとしている。第3図に示す実施例では、
アセンブリ50が典型的な作動をしている間には、アセン
ブリ50にろ過された流体の流れは、一般に矢印95で示し
た経路で生じ、まず最初に、ハウジング55の開口端或い
は上端縁部へ、次に環状溝91に流体が流入する。流体は
矢印96で示すような一般的な流れの経路に沿ってフィル
タ要素67を通過して、チャンバー90に流入する。ろ過さ
れた流体は矢印97で示すような一般的な経路に沿ってア
センブリ50の外へ流れていく。
ハウジング55の上端或いは開口端58は上記のように、
一般に上端プレート60により閉じられている。上記上端
プレート60は流れ指向手段を内在して、指向された流体
の流れを環状溝91に流入すると共に、チャンバー90より
流出する。一般に、上端プレート60はろ過された流体
と、ろ過前の流体が混合するのを防止するために、内側
と外側を分離する手段を揃えていれば、多用な設計の内
のどれであっても良い。第2図及び第3図の上端プレー
トは端面或は上面100、外周部101、ガスケット受承領域
あるいは受座102と、中心突出部分103を備えている。中
心突出部分103は第3図で示すように貫通孔86を通じて
チャンバー90内に伸長している。中心突出部分103の中
心孔105は流体の導通部を提供し、例えば、矢印97で示
す経路に沿ってチャンバー90とアセンブリ50の外部部分
の間の流体の伝達を与える。該中心孔105のねじ山106は
上記突出部分への容易に設けられるように、例えば、ね
じを切ったパイプがフィルタ・ヘッド・アセンブリに公
知の方法で設けられる。カバー、端部プレート又は上端
プレート60は貫通して延在している複数の開口108を備
え、該開口108は環状空間91へ流れを導通している。第
2図に示す好適な実施例では、開口108は中心孔105から
距離を隔てて囲むように、大略円環状に配置されてい
る。
上記のような構造は、フィルタ・ヘッド109と共に用
いるのに適しており、該フィルタ・ヘッド109を用いる
ことにより流入流体は開口108によりフィルタ・アセン
ブリ50へ流れ込み、流出流体は孔105を通過する。ま
た、反対方向の流れのアレンジメントは幾つかのシステ
ムで利用され得る。
第2図を参照すると、開口108がフィン111の間の空間
110へ流れ伝達を与えている。半径方向のフィン111は比
較的大きい空間を提供しており、環状空間91で大略均一
に流体の流れが広がるようにしている。
第2図を見ると、上端プレート60に二種類のフィンが
あることが理解されるであう。それらはフィン112から
なる第1セットとフィン113からなる第2セットに分か
れる。第2図及び第3図に示す実施例では、フィンの種
類は交互に配置されており、フィン113は伸び方向に長
いので、少なくとも部分的にはフィン112と異なる。
一般に、本発明は基本的は、3つの主要な特徴を有す
るものである。第1の特徴は上端プレート60をハウジン
グ内に受容する一般的な手段を備えていることである。
第2の特徴は、上端プレート60はハウジング55と係合し
て、両者の間の相対的回転が生じないようにされている
ことである。第3の特徴は、上端プレート60とハウジン
グ側壁56の間から、フィルタ・ヘッド、ガスケット、フ
ィルタ・アセンブリの機能的な組立体から外方に向けて
好ましくない流体の流れを防止するためのシールを与え
ることである。
第3図を参照すると、ハウジング55は環状の内側へ突
起するビード手段或いはビード120を有している。一般
に、ビード120は、先端部58から選定された距離だけ離
れて位置されたハウジング側壁56に設けられた円周状の
くぼみである。しかしながら、断続的なビードも、本発
明の原理の多くと組み合わせて利用され得る。ビード12
0とエッジ58との間に延在しているハウジング側壁56の
部分は、一般に、カバー・リップあるいはカバー部分12
5としてここに示されている。該カバー部分125は、下記
に後述する態様で、アセンブリ50内に選定された上端プ
レート60を保持するために、上端プレート60に折り畳ま
れている。
上端プレート60の外周部分101は円周状のリップ126を
備え、該リップ126はビード120と係合する受座となるよ
うに位置決めされると共に適宜な直径寸法とされてい
る。このように、ビード120がハウジングの側壁56内に
形成された後、上端プレート60がビード120を受座とし
て挿入され得る。ここに記載された実施例では、リップ
126等のリップは直接的にビード120等のビードに、必ず
しも要求されないが、接触している。上記ビードは、ア
センブリの一部がその間に位置され時には、リップのた
めの棚あるいはストッパを形成する。
第2図および第3図に示すように、各フィン112は、
フィン112とビード120の間の係合を防止するために、下
方への引き込まれているエッジ130を備えている。他
方、フィン113はフィン112よりも僅かに長いのみなら
ず、組み立て期間、ビード120内に十分に押圧される長
さである外方エッジ131を備えている。このように、構
造50が組み付けられた時、フィン113はビード120を押圧
し、その中で、くぼみを外方へ突出させる。この態様に
おいて、フィン113は、組み立て期間中に、第2図に示
すように、ハウジング側壁56によって囲まれる突出部あ
るいは突出手段を与えている。
上記した構造とすることにより、ハウジング55を把持
して、アセンブリ50を、フィルタ・ヘッド109にスピン
・オンあるいはスピン・オンする時、上記フィン113に
おける上端プレートの突出部とハウジング側壁56の間の
正確な係合が確保されたままとされる。即ち、ハウジン
グ56が把持されると共に回転されると、上端プレート60
も回転する。
第3図に示すように、ガスケット手段がフィルタ・ア
センブリ50と組み付けられるフィルタ・ヘッド109の間
にシール係合を与えるために設けられている。フィルタ
・ヘッド109は破断的に示されているが、従来例を含む
多様な形のものが用いられ得る。フィルタ・アセンブリ
とフィルタ・ヘッドの間に係合のために取り付けられる
手段は、当該技術分野の当業者が理解しえる種々の態様
のいずれでも良い。第3図に示すガスケット手段は、円
環状のガスケット134からなる。フィルタ・アセンブリ5
0はフィルタ・ヘッドからスピン・オンされるので、ガ
スケット134はアセンブリ50とフィルタ・ヘッドの間で
圧縮され、その間に位置される流体が矢印135に示す方
向へ外方への漏れるのを防止する。特に、ガスケット13
4は開口108内へ指向する流体の外方への漏れることを防
止する。
確実な流体封止シールが、上端プレート60とハウジン
グ56の間から矢印135に沿って本システムから外方へ流
出することに対して、設けられていることが、本発明の
特徴である。このシールは前記したシールを与える同一
のガスケット134によって確保されることを、特徴とし
ている。本発明のこの特徴の特性は、ハウジング56と上
端プレート60の間からの漏れを防止するために積極的な
シールが設けられていないことにある。むしろ、ハウジ
ング56と上端プレート60の間から漏れるいかなる流れ
も、ガスケット134によって規定される領域あるいは容
積に向かわされ、そして、上記したように無害にされて
いる。
本構造の別の利点は、ガスケットが突出物あるいは他
の構造的な特徴によって、アセンブリ50に対して摺動移
動が阻止されている点にある。
前記したように、第3図の上端プレートはその中にガ
スケット受承領域102を有している。上端プレート60の
ガスケット受承領域102は表面100内に位置された環状溝
137を有している。溝137は外周部101の縁部を構成し、
かつ、開口108の円周部の外側にある。
アセンブリ50のために、ハウジング・カバー部分125
が外周部101上に折り畳まれ、溝137内で終端している。
このように、例えば、円環状の領域91を通って、上端プ
レート60とカバー部分125の間から外方へ漏れようとす
る流体は、ガスケット受承領域あるいは溝137の方向へ
向けられる。ハウジング55のエッジ138に沿ったガスケ
ット134の保持は、ガスケット134の突出部139によって
容易に為され、ガスケット134は溝137内に延在する。突
出部139はアセンブリ50上にガスケット134を強固に取り
付けるために、ガスケット保持突出部として形成され、
溝137はガスケット保持突出部の受溝を形成している。
このように、アセンブリ50は、それらの間にガスケット
134を備えて、フィルタ・ヘッド109上に取り付けられ、
ガスケット134は溝137内に圧縮され、流体が上端プレー
ト60とハウジング55の間から漏れて矢印135の方向に流
れることに対して、流体シールを与えている。言い替え
ると、作用の間、ガスケット134は、一般にエッジ138に
外接し、アセンブリ50、フィルタ・ヘッド109およびガ
スケット134からなるシステムあるいはこれらの機能的
な組立体からの液漏れを防止する。
前記した構造は、種々の理由より、従来技術において
記載した従来の利点を越える利点を有する。たとえば、
上記構造は、比較的安価で、代替性があり、再利用性、
圧縮性を有するガスケット134によって、好ましい液封
の形態でシールを与える。さらに。上端プレート60はそ
の外周部101の領域内に、穴あるいはひびが有ったとし
ても、実質的なアセンブリ50からの漏れは作用中には生
じない。これは、流体が外周部101を簡単に通過して
も、カバー部分125によって阻止され、カバー部分125と
ハウジング56の間から流出よりシステムから液が漏れる
ことは、ガスケット134によって阻止されるからであ
る。
上端プレート60の外周部分の周囲にOリングを設ける
必要がないことから、利点を生じる。例えば、Oリング
を設けないにもかかわらず、ガスケット134に対する係
合が確保されるので、ハウジング56は、実質的かつ完全
に、挿入されるOリングに抗することが要求されない。
また、スポット溶接を必要とする構造を用いる必要がな
いので、上端プレートは必ずしも、スポット溶接が可能
であるスチール等の金属から形成される必要はない。ま
た、漏れが少ないシールを提供出来るために、この1つ
のガスケット・システムは、殆ど、多段のガスケット・
システムより望ましい点を内在している。
上記ビード120のような環状ビードを利用する結果、
本構造において、多数の利点が生じる。たとえば、ハウ
ジング側壁56の上方部分の補強がビード120によって容
易に為される。これは、ビード120の圧縮力が上端プレ
ート60の領域内において、ハウジング側壁56の可撓性を
限定するからである。そのため、高圧力流体の脈動から
圧縮状態の元で、ハウジング55の疲労が減少しかつ漏れ
も減少する。また、また、ビード120は、組み付けの
間、上端プレート60を、ハウジング55内で所望の深さに
位置させることが容易かつ適宜になされるための、便利
な位置決めストッパとして作用する。本システムは、ま
た取り付け期間の間、フィルタ・ヘッド109に対して締
め付ける前に、アセンブリ50に対してガスケット134は
摺動自在で、環状方向への移動も自在とされている。こ
れは、ガスケット134の損傷なしに、また、漏れなし
に、比較的容易な取り付けと取り外しが出来る利点を有
する。
上端プレートとハウジングとの間、特に、それらの間
のシールを行ってなされる全係合に関する本発明の特徴
は、多数の形状の上端プレートを利用しえるアセンブリ
の多様性にある。これらの例は第4図から第8図で与え
られている。
第4図および第5図は本発明の第1変形例を示す。第
4図と第5図に示すように、アセンブリ150は、外部ケ
ーシング151と、上端プレート153と、内部フィルタ153
を備えている。フィルタ153は、前記した実施例のよう
に、リブ160等の複数のリブによって規定された外縁を
有すると共に、内方の側壁161と、中央のフィルタ要素1
62と、上端シール・ガスケット163とを備えている。ア
センブリ150の他の部分は、第5図の破断図面では示さ
れていないが、前記実施例の第3図の示されたのと本質
的に同様である。
第3図のハウジング55と同様な、ハウジング151は環
状ビード165を備えた側壁164と、カバー部分166とエッ
ジ167を備えている。アセンブリ150のカバー部分166
は、該カバー部分166が折り畳まれる。態様の相違によ
り、実質的に前記アセンブリ50の同様な部分より大き
く、かつ、図面の比較からも明らかなように、折り畳ま
れる距離だけ大きく伸長している。上端プレート152は
上面170、外周部分171、外部リップ172、図示していな
いフィルタ・ヘッドへの流通伝達を与える中央の孔173
および、図示されていないフィルタ・ヘッドとの流れ伝
達を与える開口174を備えてなる。多様な流れ伝達部の
配置が可能であるが、アセンブリ150のための好ましい
流体の流れは、開口174を経てハウジング151内への、矢
印176によって示された経路に沿って本システム内にろ
過されていない液体を流入する。その後、環状空間177
からフィルタ要素を横断し、中央のチャンバ178に流入
する。ろ過された液体は、矢印179によって示された経
路に沿って、上端プレート152の中央の孔173を経てアセ
ンブリ150から外方へ流出する。
アセンブリ150の上端プレート152は、上面170上にガ
スケット受承領域181を備えている。該ガスケット受承
領域181は上端プレート152に形成された環状溝182を含
んでいる。該環状溝182は上端エッジ183、凹部側壁184
および底面185を備えている。
第4図に示すように、上端エッジ183は複数の交互の
突出部188と、その中の凹状部分189を有する。アセンブ
リ150が組み付けられる時、上端プレート152はハウジン
グ151内に位置され、上端プレートの外部リップ172はビ
ード165に対して隣接あるいは搭載される。ハウジング
・カバー部分166は上端プレート152の外周部171上で、
溝182内に折り畳まれる。カバー部分166がエッジ183上
に折り畳まれるので、交互の突出部188と後部189が上端
プレート152とハウジングあるいはケーシング151の間に
確実な係合を与える。このように、突出部188の外周お
よび凹部189内へ折り畳まれることにより、ハウジング1
51と上端プレート152が相対的に回転することが阻止さ
れる。
さらに、第5図に示すように、好ましいカバー部分16
6がへこんだエッジ184および溝182の底面185に隣接して
沿って延在するため折り畳まれて巻き付けられている。
このことにより、下記の利点を生じる。
第4図および第5図に示された構造では、図示してい
ないが、フィルタ・ヘッドと係合するシールが第3図に
示された構造と同様な態様で、ガスケット192のような
ガスケット手段によって設けられる。好ましいガスケッ
ト192は、溝182即ちガスケット受承領域内に載置するよ
うに位置決めされた、円環状のリングである。該ガスケ
ット192は、エッジ184および底面185をへこませた溝内
に折り畳まれるカバー部分166の部分に対して外接する
適宜な寸法とされている。この態様で、確実な受座ある
いはガスケット保持手段がガスケット192に対して設け
られる。ガスケットはカバー部分166のエッジ167の外方
で終端し、アセンブリ150がフィルタ・ヘッド等に締結
された後に使用される時、ハウジング151と上端プレー
ト152の間から、アセンブリ150から外方に向けられる流
体の流れに対して、液封シールを与える。
本構造の利点は、前記したアセンブリ50で記載された
のと同様である。たとえば、ビード165の位置決めの適
宜な選択が組み付け時に容易に為される。上端プレート
152とハウジング151の固定は、ハウジング151内に前以
て形成されるくぼみなしになされ得る。このため、アセ
ンブリ150は、内部にへこみを前以て形成されているハ
ウジングに対して上端プレート152の回転配置の段階を
必要としない。
又、流体の漏れが効果的に禁止される。これは、従来
のシール・システムのために前記した問題が、一般に避
けられると共に減少される。本アセンブリ150が使用時
に取り付けられた時、ガスケット192によって本システ
ムからのどんな液体漏れも防止されるので、ハウジング
151とカバープレート152の間から漏れを防止するため
に、分離シールが必要とされていない。上端プレート15
2の他の外周部分171に何等かの穴あるいはひびがあって
も、ハウジング・カバー部分166が漏れを阻止するた
め、アセンブリ150全体からの漏れは生じない。上端プ
レート162の外周部分の回りのOリング型の配置が必要
とされず、かつ、カバー部分166がアセンブリ150の典型
的な使用の間、繰り返される脈動でルーズになったり或
いは開口して結果的に好ましくない態様で漏れが生じる
ような形態で折り畳まれていないため、ハウジング151
のために比較的薄い壁のものが使用しえる。さらに、ビ
ードは、カバー部分の両域内でハウジングを補強し、何
等かの好ましくない疲労に抵抗する。
第4図には、上端プレート152に関して内部を詳細に
示す平面図が図示されている。特に、複数の環状に位置
された開口174がフィン195の間に存在している。該フィ
ン195は、第5図に示すように、その突出部に沿ってそ
の中心に位置されるリング形状部196によって部分的に
補強されている。第5図に示すように、下方棚部分197
が上端プレート152を位置決めするためのストッパを与
えていると共に、流入する流体が最初にフィルタ要素16
2を通して流れることなしに、チャンバー178を流入する
のを禁止する助けをしている。
上記上端プレート152の特徴を有する上端プレート
は、1つの金属部材から機械加工することが幾分困難で
あり、かつ、金属からの鋳造が高価で有るかもしれない
が、合成重合体材料等のようなモールド可能な合成材料
から容易に形成することが出来る。シールのための溶接
の不要および、ハウジング151が上端プレートとして使
用される多孔材料に対してそれ自体がシールを与えてい
るため、このような材料の利用により、本発明は容易に
なされうる。
第6図および第7図は本発明の第2変形例を示してい
る。第6図および第7図において、アセンブリ200はハ
ウジング201、上端プレート202および内部フィルタ203
を備えていることが示されている。このフィルター203
は第3図に示したのと同様であり、リブ205によって規
定される外縁と、内部側壁206と、フィルタ207と、ガス
ケット208によって囲繞されるトップ・エンドを備えて
いる。また、第3図に示された構造と同様に、ハウジン
グ201は円環状のビード211を備えた側壁210を有し、エ
ッジ213を備えたカバー部分212を有している。
第6図および第7図に示された構造の上端プレート20
2は、上面215とリブ217を備えた外周部分216を備えてい
る。中央の孔218と、円環状に位置されたスペースある
いは開口220を規定する複数のフィン219が流れ方向を指
向する手段として与えられている。アセンブリ200の他
の部分は、第7図の破断されて図示されていないが、第
3図に示されたものと同様である。
別の構造も可能であるけれども、一般に、アセンブリ
200の好ましい利用は、ろ過されていない流体を、矢印
で示す経路221に沿って開口220を通過して内部に流注
し、ついで、円環状のスペース222内へ流入する。ろ過
された流体は、その後、経路226に沿って、即ち、穴218
を通してアセンブリ200から外方へ取り出される。
第7図では、上端プレートの上面215内のガスケット
受承領域あるいは手段229は、前記した実施例のよう
な、溝ではない。むしろ、実質的に平坦な環状リング23
0からなり、上端プレート202の外周部分216内に棚を形
成している。ハウジングのカバー部分212が巻き付けら
れるこの棚あるいはリング230の上面に及び横断して、
その間に好ましい係合を与えるようにしている。
一般に、上端プレート202は、外周216にリップ217を
有していることによって、ビード211に当接して多び隣
接してアセンブリ200内に載置されている。カバー部分2
12はリング230上に折り畳まれて巻き付けられ、一般
に、ビード211に対して上端プレート202をトラップして
いる。第6図およびい第7図の実施例では、ピンチ・ホ
ールド(重ね折り畳み部)232がカバー部分212に形成さ
れている。該ピッチ・ホールド232は一般に円環状で、
リング230の周囲に延在しており、そこから上向きに伸
長している。ピンチ・ホールド232はガスケット支持手
段となる受座233を形成し、該ガスケット支持手段に対
して、図示してないフィルタ・ヘッドと係合するシール
を与えるために使用されるガスケット234等のガスケッ
ト手段が当接する。前記した実施例のように、ガスケッ
ト234はアセンブリ200のフィルタ・ヘッドとの間のシー
ルを与え、アセンブリ200がフィルタ・ヘッドに取り付
けられる時に、ガスケット234の内部側から、該ハウジ
ング201と上端プレート202の間からの漏れが取り出され
ることを防止している。
第6図には、上端プレート202が、フィン219のよりも
幾分が長い複数のフィン236を備えており、該フィン236
はリップ217の外部エッジの近くまで伸長している。上
端プレート202がビード211に対して押圧されているの
で、長いフィン236はビード211に押圧されて、同様に係
合する。このように、フィン236の領域において、ビー
ド211内にへこみあるいはホールド240が生じる。この係
合は、上端プレート202に対してハウジング201の回転移
動を阻止する、即ち、独立的に回転することを阻止する
保持手段となる。このように、前記した実施例のよう
に、上端プレート202とハウジング301の間の回転係合の
確保が、ハウジング201内に前以てへこみを形成するこ
となく達成され、このことから生じる利点は前に記載し
た通りである。
第7図に示すように、各開口部即ち環状スペース222
が、その内部に傾斜した底壁241を備えていることを示
している。該底壁241が環状スペース222の方向への流体
の流れを指向する作用をする。
本発明の他の実施例が第8図に示されている。第8図
は第3図、第5図および第7図に使用されたアセンブリ
と同様であるためアセンブリ250を破断して断面で示し
ている。アセンブリ250はハウジング251、上端プレート
252、内部フィルタ253を備えている。内部フィルタ253
はリブ254などのリブによって規定された外縁と、内壁2
55と、中央フィルタ要素256と、ガスケット247を備えて
いる。ハウジング251は円環状ビード261を有する側壁26
0とエッジ263を有するカバー部分262を備えている。
上端プレート252は、上面265と外周266とリップ267を
備えている。さらに、上端プレート252はその内周の内
側に位置する溝270を備えたガスケット受承領域269を備
えている。開口271が矢印272で示す経路に沿ってアセン
ブリ内に流体を流通させる。特に図示されていないが、
前記した実施例と同様に、第8図の実施例は円環状のリ
ングに沿って間隔をあけた複数の開口271を備えてい
る。また、上端プレート252は中央に孔275を備えてい
る。一般に、アセンブリ250の作用は前記した他の構造
と同様であり、ろ過されていない流体が矢印272に沿っ
た経路で円環状にスペース280へと内方に流通する。そ
の後は、流体はフィルタ要素256を横断する通路によっ
てろ過され、内部チャンバー281へ流入する。ろ過され
た流体は、その後、矢印282に沿った経路でアセンブリ
から外方へ流出させ得る。さらに、本発明の原理に従っ
て、他の流通方向へとすることも可能である。
前記した実施例のように、250で示された配置のアセ
ンブリでは、カバー部分262は上端プレートの上面265上
に折り畳まれ、ガスケット受承領域269で、かつ、組み
付けられるガスケットが位置される場所の内部で終端す
るエッジ263を備えている。さらに詳しくは、エッジ263
は溝270内で終端する。この構造とすることによって、
単一のガスケット285が、図示していないフィルタ・ヘ
ッドを備えた時に流体シールといて使用出来、上端プレ
ート252とハウジング251との間から流体漏れとなるシス
テムから外方への好ましからざる流体漏れを防止する。
上記位置にガスケット285を保持する手段が設けられ
ている。該手段は円環状のブラケット286からなり、該
ブラケット286はカバー部分262に取り付けられ、内方へ
突出している。ブラケット286は金属などを折り曲げた
部材からなり、溶接あるいは他の公知の手段でハウジン
グ251に取り付けられるようにしても良い。ブラケット2
86は選定されたガスケット285が位置するための受座287
を与えている。上端プレート252は内部棚290を備え、流
体がフィルタ要素256を横断して流通せずに、内部チャ
ンバー281内に直接的に流通するのを阻止する。さら
に、前記した実施例と同様に、上端プレート252はフィ
ン291などの複数のフィンを備え、流体を円環状スペー
ス280の形方向外方へ向かわせる。ハウジング251と上端
プレート252の間の積極的な係合は、別の手段によって
為される。例えば、図示されたフィン292は、第3図お
よび第7図に示された前記した実施例と同様にビード26
1のくぼみ293のようなくぼみを形成するに十分な長さと
してもよい。これに代えて、複数の突起を、第5図に示
した配置同様に、溝270の周囲に設けてもよい。これら
のどの手段も、容易に組み付けられ、上端プレート252
と別にハウジング251が回転するのを防止する。
上記説明より明らかなように、多様のデザインの上端
プレートが本発明の原理と組み合わせて利用される得
る。例えば、ハウジングのカバー部分に接して、その
後、該カバー部分が折り畳まれるカバープレートあるい
は上端プレートの表面を、比較的広くあるいは比較的狭
くし得る。ガスケット受承領域は内部に溝を備え、該溝
は1つの形状に限定されず、いくつかの形状とし得る。
アセンブリとフィルタ・ヘッド・アレンジメントの間に
位置されて組み値けられるガスケットのための受座も、
多数の方法で設けられる。例えば、上端プレート内の溝
によって設けられ、その内部にハウジング・カバー部分
を折り畳むようにしてもよい。また、第8図に示すブラ
ケットによって、あるいは第7図に示すピンチ・ホール
ドによって上記座部を設けることが出来る。ハウジング
内に前以て形成されたくぼみ無しに、上端プレートとハ
ウジングの間の完全な係合は、上端プレート内の多様な
位置に突起を設けることにより与え得る。ろ過されてい
ない流体が外方の円環状スペースへ、また、内部チャン
バーからろ過された液体が流通するように示されている
が、代替的な配置も可能である。上端プレートはスチー
ルなどの金属、鋳造アルミニウムあるいはモールド合成
材料などを含む多量の材料から形成しえる。
前記したように、本発明の利点は、フィルタ・受ニッ
ト全体の組み付けが容易である点にある。このための1
つの理由は、ハウジング内にくぼみを前以て形成する必
要がないことによる。さらに、従来の構造例として記載
したような外周のOリングが必要でないことによる。さ
らに、比較的薄い金属が、その固有の利点を備えて使用
しえる。例えば、約206PSIのサージ或いはブースト圧で
吸引し、平行インチ(PSI)当たり125ポンドに達する好
ましい作用範囲のシステムにおいて、ハウジングのため
に使用される腐食コーティングされたスチールは、約0.
017から0.028インチの間の厚さを有するようにしてもよ
く、勿論、他の厚さとすることも可能である。さらに、
カバー部分内のハウジングの静止圧力設計に応じて、比
較的高い静止圧力に抗しえる。例えば、880PSIの圧力に
対して本発明にかかわる構造で、厚さ0.025インチのみ
のハウジングを使用することによって、対向し得る。
米国特許4,369,113に使用されたような複雑なホール
ド(49)が必要とされないことから、別の利点を生じ
る。このため、価格が減少されると伴に漏れ可能性を無
くすことが出来る。
第9図および第10図は第3図に示されたような構造の
アセンブリが示されている。第9図においては、アセン
ブリ300は部分的に組み付けられて示されており、上端
プレート302およびフィルタ303を収容するために設けら
れたハウジング301を備えている。第9図および第10図
に示すアセンブリでは、上端プレート302がハウジング3
01内に挿入される前に、フィルタ303が上端プレート302
の中央円環状突出部304に取り付けられている。このよ
うに代えると、フィルタ303が、上端プレート302が挿入
される前に、ハウジング301内に落とし入れられ得る。
本発明の上記したいくつかの態様では、上端プレート
の挿入の後にビードが形成されるけれども、上端プレー
ト302の挿入の前に、その内部に形成されたビード310を
有しているハウジング301が示されている。上端プレー
ト302を支障するために上方開口リップ312がエッジ313
の外周に形成されているので、ハウジング301のカバー
部分311は折り畳まれないので示されている。一般に、
ビード310は、選定された上端プレート302のために、適
宜なカバー部分311を残しえる深さに形成される。
第10図は上端プレート302が実質的に完全に内部に挿
入された後のアセンブリ300を示している。上端プレー
ト302は、その円環状のリップ314がビード310に対して
接し、あるいは位置されるまで挿入される。この時点
で、最終の組み立てが、上端プレート302の外周部分315
にカバー部分311を折り畳むことによって完成する。そ
の結果、第3図に示されるように組み立てられる。
一般に、組み立てのステップは、特別な選定された実
施例にかかわらず、類似している。しかしながら、上端
プレートとハウジングの間を完全に係合させる実施例に
おいては、ビード内にくぼみを押圧することによって為
される。他方、完全な係合は、たとえば、上端プレート
の上面内に位置された突出部の周囲に対して、カバー部
分の部分を折り畳むことによって、折り畳む間に生じ
る。
ビード310は、上端プレートとフィルタ303を適正な位
置へと導くガイドをなしていることが容易に分かる。即
ち、組み付けの間、ビード310は、選定された上端プレ
ートの上面に、適宜な距離だけ横断して伸長するに十分
な長さのカバー部分311を形成するために、適宜に位置
され得る。さらに、ビード310は、上端プレート302が適
宜な深さまで、フィルタ303を挿入し得るように位置さ
れる。
本発明によれば、フィルタ・アセンブリ、フィルタ・
ヘッドとガスケットの機能的な組み合わせが与えられ
る。フィルタ・アセンブリは一般に前記したように、ハ
ウジングと上端プレートとを備え、該ハウジングはビー
ド手段とカバー部分とを有し、また、上端プレートはガ
スケットを受承領域を有している。フィルタ・アセンブ
リは通常、ガスケットによって囲繞された領域の内部あ
るいは該領域に沿って終端するカバー部分のエッジを備
えて配置されている。機能的な組み合わせは、フィルタ
・ヘッドにフィルタ・アセンブリを、それらの間にガス
ケットを位置させて取り値け、該ガスケットはガスケッ
ト受承領域内に収容されている。この構造によって、第
3図に示すように、ハウジングと上端プレートの間から
外方へ流れる流体は、ガスケットの内部へ向くこととな
る。ガスケットは周囲に対して、圧力損失に抗するシー
ルを与えている。
第11図および第12図には、第2図および第3図の実施
例の有益な変形例が示されている。第11図の構造は下記
の点を除いて、第2図および第3図と同一である。
第11図および第12図において、上端プレート351の外
周部350に同心的に並設された複数の溝352が示されてい
る。各溝352は上端プレート351の外周に円環状のパター
ンで延在している。アセンブリ355のようなフィルタ・
アセンブリ内に組み付けられる時、溝352は、ハウジン
グのカバー部分356が横切して折り畳まれる波形成形手
段を与えている。カバー部分356が折り畳まれ或いはス
ピン・オーバーされた時で、溝352はカバー部分356に波
形部357を成形する。上記した構造は、作用の間、上端
プレート351とハウジング358の間に相対的な移動を防止
する作用をする。波形部357はカバー部分356を補強し、
かつ、過酷な圧力変動の間、径方向のクラックの拡大傾
向を減少する。さらに、折り畳まれている間、カバー部
分356内に欠陥が形成されるのを防止する。
波形成形手段は1あるいは1以上の溝を含んでいる。
さらに、溝のような波形成形手段は、第3図から第8図
に示すいずれの実施例を含む本発明の多種の構造に組み
合わせて使用しえる。溝は多様な断面形状および深さと
し得ると共に、多様の距離をあけた間隔に配置され得
る。波形成形手段はたとえば、図示していないが、円環
状のうね等、溝以外の特徴を持つものによっても与えら
れる。
本発明の実施例を図示および記載したが、本発明はこ
こに図示して記載した配置の形状に限定されるものでな
いことは明白である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロックリッツ、ガリー・ジョン アメリカ合衆国 55337 ミネソタ,バ ーンズヴィル,ハイランド・ドライブ 2805番 (72)発明者 デュレ、レイノルド・フレデリック アメリカ合衆国 55344 ミネソタ,エ デン・プレイリー,フォレスト・ヒル・ ロード 14045番 (56)参考文献 特開 昭63−270512(JP,A) 米国特許3067880(US,A)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルタアセンブリとエンドシール部材の
    組み合わせからなる流体フィルタにおいて、 (a)フィルタアセンブリ(50,150,200,250,300,355)
    は、 (i) エッジ(138,167,213,263,313)を有するハウ
    ジング部材(55,151,201,251,301,358)と、 (ii) ガスケット受承凹部(102,181,229,269)を備
    えた端面を有する上端プレート(60,152,202,252,302,3
    51)とからなり、 (iii) 上記上端プレートは上記ハウジング部材と係
    合し、 (iv) 上記ハウジング部材のエッジが上記上端プレー
    トの端面の上の一部に折り畳まれて上記ガスケット受承
    凹部の中に終端することで、上記ハウジング部材はその
    内部に上記上端プレートの外周部(101,171,216,266,35
    0)を囲繞し、 (b)エンドシール部材(134,192,234,285)は、 (i) 上記フィルタアセンブリとそのフィルタヘッド
    (109)の間に配置された単一のシーリングガスケット
    からなり、 (ii) 該単一のシーリングガスケットは上記ガスケッ
    ト受承凹部に配置され、 (iii) 上記単一のシーリングガスケットは使用時に
    上記フィルタアセンブリとそのフィルタヘッドの間に圧
    縮して配置される単なるガスケットである、フィルタア
    センブリとエンドシール部材の組み合わせからなる流体
    フィルタ。
  2. 【請求項2】(a)上記ハウジング部材(55,151,201,2
    51,301,358)はさらに内部環状ビード(120,165,211,26
    1,310)を有し、 (b)上記上端プレート(60,152,202,252,302,351)は
    さらに外周部(101,171,216,266,350)を有し、 (i)該上端プレートの外周部は上記環状ビードに係合
    支持されて配置され、 (c)上記単一のシーリングガスケット(134,192,234,
    285)は上記ハウジング部材のエッジ(138,167,213,26
    3,313)に外接している、 請求項1に記載の流体フィルタ。
  3. 【請求項3】(a)上記ハウジング部材(55,151,201,2
    51,301,358)の上に配置されたガスケット保持構造(23
    2,286)をさらに有する、 請求項2に記載の流体フィルタ。
  4. 【請求項4】(a)上記ガスケット保持構造が、上記ハ
    ウジング部材(55,151,201,251,301,358)に折り畳まれ
    たピンチ(232)からなる、請求項3に記載の流体フィ
    ルタ。
  5. 【請求項5】(a)上記ガスケット保持構造が、上記ハ
    ウジング部材(55,151,201,251,301,358)に取り付けら
    れたブラケット(286)からなる、 請求項3に記載の流体フィルタ。
  6. 【請求項6】(a)上記ガスケット受承凹部(102,181,
    229,269)が溝(137,182,270)を有し、 (b)上記ハウジング部材(55,151,201,251,301,358)
    のエッジ(138,167,213,263,313)が上記溝内で終端
    し、 (c)上記単一のシーリングガスケット(134,192,234,
    285)の一部分が上記溝内に配置されている、 請求項2に記載の流体フィルタ。
  7. 【請求項7】(a)上記溝(137,182,270)はその内部
    に突出部(139,188)を備え、 (b)上記ハウジング部材(55,151,201,251,301,358)
    は、上記上端プレート(60,152,202,252,302,351)と上
    記ハウジング部材の間で非スリップ係合を与えるため
    に、上記溝の突出部とオーバーラップすると共に係合し
    ている、 請求項6に記載の流体フィルタ。
  8. 【請求項8】(a)上記溝(137,182,270)は外部側壁
    と底面を備え、 (b)上記ハウジング部材(55,151,201,251,301,358)
    は上記外部側壁と上記底面の一部をカバーし、かつ、接
    するように伸長している、 請求項6に記載の流体フィルタ。
  9. 【請求項9】(a)上記上端プレート(60,152,202,25
    2,302,351)はその上に突出部(126,172,217,267,314)
    を備え、 (b)上記ハウジング部材(55,151,201,251,301,358)
    の内部環状ビード(120,165,211,261,310)は上記突出
    部と係合して、上記上端プレートと上記ハウジング部材
    との間に非スリップ係合を与えている、 請求項2に記載の流体フィルタ。
  10. 【請求項10】(a)上記上端プレート(60,152,202,2
    52,302,351)の外周部は、波形成形構造を備え、 (b)それによって、上記ハウジング部材(55,151,20
    1,251,301,358)は、上記上端プレートの外周部に折り
    畳まれた時に、波形形状が形成される、 請求項2に記載の流体フィルタ。
  11. 【請求項11】(a)上記波形成形構造は、上記上端プ
    レート(60,152,202,252,302,351)の外周部内にある、
    複数の間隔をあけた円環状の波形成形溝からなる、 請求項10に記載の流体フィルタ。
  12. 【請求項12】(a)3つの円環状の波形成形溝(35
    2)を備えている、 請求項11に記載の流体フィルタ。
  13. 【請求項13】流体フィルタの組付方法において、 (a)エッジ(138,167,213,263,313)を有するハウジ
    ング部材(55,151,201,251,301,358)と、ガスケット受
    承凹部(102,181,229,269)を備えた端面を有する上端
    プレート(60,152,202,252,302,351)とからなるフィル
    タアセンブリ(50,150,200,250,300,355)を設け、 上記上端プレート(60,152,202,252,302,351)を上記ハ
    ウジング部材に係合し、 上記ハウジング部材のエッジを上記上端プレートの端面
    の上の一部に折り畳んで上記ガスケット受承凹部の中に
    終端させることで、上記ハウジング部材がその内部に上
    記上端プレートの外周部を囲繞するようにし、 (b)上記ガスケット受承凹部に単一のシーリングガス
    ケットを配置し、 (c)上記単一のシーリングガスケットを上記フィルタ
    アセンブリとそのフィルタヘッド(109)の間に圧縮し
    て配置することで、上記フィルタアセンブリを上記フィ
    ルタヘッドの上に取り付ける、 工程からなるスピンオン型流体フィルタの取付方法。
  14. 【請求項14】(a)上記フィルタアセンブリ(50,15
    0,200,250,300,355)を設ける工程は、内部環状ビード
    (120,165,211,261,310)を備えたハウジング部材(55,
    151,201,251,301,358)を設ける工程を含む、 請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】(a)上記フィルタアセンブリ(50,15
    0,200,250,300,355)を上記フィルタヘッド(109)の上
    に取り付ける工程は、上記フィルタアセンブリを上記フ
    ィルタヘッドの上を旋回させる工程を含む、 請求項14に記載の方法。
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