JPS5842921Y2 - 金属管用水圧試験機のシ−ル装置 - Google Patents

金属管用水圧試験機のシ−ル装置

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Publication number
JPS5842921Y2
JPS5842921Y2 JP3641678U JP3641678U JPS5842921Y2 JP S5842921 Y2 JPS5842921 Y2 JP S5842921Y2 JP 3641678 U JP3641678 U JP 3641678U JP 3641678 U JP3641678 U JP 3641678U JP S5842921 Y2 JPS5842921 Y2 JP S5842921Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backing
metal tube
sealing device
holder
groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP3641678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54139884U (ja
Inventor
則夫 喜田
憲幸 和泉
Original Assignee
住友金属工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友金属工業株式会社 filed Critical 住友金属工業株式会社
Priority to JP3641678U priority Critical patent/JPS5842921Y2/ja
Publication of JPS54139884U publication Critical patent/JPS54139884U/ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属管用水圧試験機のシール装置に関する。
製鉄所において製造される金属管、特に高信頼度が要求
されている金属管は製管工程を経て精整工程に至った時
点で、金属管側々に所定圧力値の水圧を加えて耐圧試験
が行なわれる。
この耐圧試験は、被試験用の長寸の金属管の両端部に、
断面形状が略V字状をした環状バッキングを有するバッ
キングホルダを夫々水密に嵌合させて、双方のバッキン
グホルダを介して所定圧力値の水圧を与えて、製造され
た金属管が所期の圧力に耐え得るか否かを試験するもの
である。
ところで従来のこの種の金属管用水圧試験機では、バッ
キングホルダの金属管嵌入部分に環状であって断面形状
がV字形のゴム製バッキングを嵌着させているが、その
自重により環状のバッキング上部が金属管嵌入位置に垂
れ下がって金属管の挿入を妨げる虞れがあった。
そのため環状のバッキングの全周にわたって金属製で弾
発力を付与したバッキングリングを内装させてバッキン
グの垂れ下がりを防止しているが、バッキングが破損し
た場合には環状のバッキングリングとともにバッキング
をバッキングホルダから取外し、また嵌入することが困
難でその作業が極めて煩わしかった。
またそのバッキングの交換作業を容易にするためパッキ
ングホルダノハッキング溝の前方側面を開口させた構造
としておき、このバッキング溝に環状バッキングを軸方
向に沿って嵌入させた後、バッキングの前方側面に当接
する環状のバッキング固定金具を螺合させてバッキング
を固定する工夫もなされているが、この場合にはバッキ
ングホルダとバッキング固定金具とが螺合するネジ部に
大きな水圧が加って加圧水の漏洩を生じたり、また長期
の使用に耐え難く、バッキング支持金具の機械的強度を
高めるため大型化する特の欠点があった。
本考案は前述した欠点に鑑み、断面形状がV字状をした
バッキングの一部を、バッキング溝の上部における側面
に嵌着させた円弧状のバッキング支持部材で支持させて
、バッキング上部の垂れ下がりを防止する一方、被試験
用金属管の挿脱を容易にし、且つバッキングの取換え操
作を容易にして、水圧試験の作業能率を高め得る金属管
用水圧試験機のシール装置を提供したものである。
以下本考案に係る金属管用水圧試験機のシール装置を実
施例を示す図面によって詳述する。
第1図及び第2図は夫々被試験用金属管に嵌合させたバ
ッキングホルダの側断面図及び第1図におけるA−A線
断面図である。
1は金属からなり被試験用金属管2の一方の端部に嵌合
させるバッキングホルダである。
バッキングホルダ1の前面には被試験用金属管2を嵌入
する金属管嵌入孔1aが開設されていて、金属管嵌入孔
1aの前方端部はテーパを形成して先端部周縁は拡開さ
れている。
バッキングホルダ1の背面部には金属管嵌入孔1aの開
口断面積より小径の加圧孔1bが、前記金属管嵌入孔1
aの軸線に対して所定の角度傾げて開設されていて連結
孔1a’を通して金属管嵌入孔1aに連通している。
バッキングホルダ1の略々中央位置には所定幅寸法のバ
ッキング溝1cが内周面に周設されており、これに連な
る連結孔1a’は金属管嵌入孔1aの直径より稍大径と
なっている。
3はバッキング溝1c内に嵌入したネオプレンゴムから
なる環状のバッキングであり、その内周面は被試験用金
属管2の外周面に接合する内径としている。
4はバッキング溝1c上部における加在孔1b側の側面
から適長突出させるように該側面に嵌着され、バッキン
グ溝1cに沿うように湾曲された円弧状のバッキング支
持部材である。
このバッキング支持部材4は金属管嵌入孔1a頂点を中
心として金属管嵌入孔1aに沿い時計回転方向及び反時
計回転方向共に60度45度の範囲の長さで配設されて
いる。
第3図はバッキングをバッキング溝に嵌入した状態を示
す拡大部分側断面図であって、バッキング3は断面形状
が略V字状をしていて、外周面に沿った外周りツブ3a
と内周面に沿った内周リップ3bを有していて、それら
のリップ3 a * 3 bは加圧孔1bの方向に向け
て嵌着されている。
外周りツブ3aはその先端部をバッキング溝1cの側面
と平行した平担面を形成している。
またバッキング3の外、内周リップ3a、3bを有しな
い側の内径寸法はバッキングホルダ1の金属管嵌入孔1
aの内径寸法と同一寸法に選定されていて、内周リップ
3bの先端部に向うにしたがって縮径されている。
また外、内周リップ3a、3bを有しない側の端部の内
周面角部にはテーパを有し、内周面を開口端部に向けて
拡開する切落し面3cが形成されていて、被試験用金属
管2を嵌入するときにバッキング3を損傷させないよう
になっている。
一方、パツキン溝1cの上部の側面に嵌着させたバッキ
ング支持部材4の突出先端部は、バッキング3の外、内
周リップ3 a t 3 bの対向する間で同心的に形
成された周設凹部3dに係合させている。
そしてこのバッキング支持部材4によりバッキング3の
上部の自重を支えていてバッキング3の垂れ下りを防止
している。
またバッキング支持部材4にはその周方向に所定間隔離
隔して複数個所に、バッキング3の径方向に沿った貫通
孔4aが穿設されていて、これらにより水圧試験機のシ
ール装置が構成されている。
そして、このバッキング3のバッキング溝1cへの嵌入
は、バッキング支持部材4の外周側にバッキング3の外
周りツブ3aを先ず係入してバッキング3の上部を固定
した後、バッキング3を順次円周に沿って手で押圧して
バッキング溝1c内に嵌着させる。
またバッキング3の取外しは嵌着する作業順序と反対の
順序で行なうことにより同様に容易に行い得る。
尚、被試験用金属管2をバッキングホルダ1へ嵌着する
際には、バッキング支持部材4と係合していないバッキ
ング30円周部分が軸方向に移動させられるが、その場
合外周りツブ3aの先端の平担面がバッキング溝1cの
側面に均等押圧されるため外周りツブ3aの先端には集
中荷重が加わらず、それ故に抑圧作用が反復されても外
周りツブ3aの傷みは少ない。
而して、被試験用金属管2の水圧試験は被試験用金属管
2の一方の端部に前述したシール装置を有して加圧孔1
bを有するバッキングホルダ1を、また他方の端部には
前述したシール装置を有し加圧孔1bを有しないバッキ
ングホルダを夫々外嵌し嵌着する。
そして夫々のパッキングホA4”tr:軸方向に移動し
ない様に係止させて、バッキングホルダ1の加圧孔1b
より加圧水を圧入し所定の圧力を与える。
圧入された加圧水によりバッキング3の周設凹部3d及
び内周リップ3bのバッキング支持金具4と対向する面
には圧力が加わり、また外周りツブ3aのバッキング支
持部材4と対向する面には貫通孔4aを通して圧力が加
わり、外、内周リップ3at3bは相互に離反する方向
に押圧拡開される。
そのため外周りツブ3aはバッキング溝1cの内周面に
、また内周りツブ3bは被試験用金属管2の外周面に強
い圧力で密着させられる。
即ち加圧水の水圧でバッキングホルダ1と被試験用金属
管2との嵌合部分の水密状態がより緊密となる。
そして水圧試験の完了後は加圧水を抜いて圧力を解放す
ることにより被試験用金属管2の両端部に嵌着させてい
るバッキングホルダを容易に取外し得て、再び次の被試
験用金属管2の両端部に夫々嵌着して前述したと同様の
順序で水圧試験を行うことができ、金属管の連続的な水
圧試験が行える。
以上詳述した如く本考案に係る金属管用水圧試験機のシ
ール装置によれば、バッキング溝1cの上部内側側面に
嵌着したバッキング支持部材4によりバッキング3の上
部を支持させてバッキング3の垂れ下りを防止したので
、被試験用金属管2に対するバッキングホルダ1の嵌着
操作が極めて円滑となりその作業性が大巾に改善される
またバッキング支持部材4はバッキング溝1cの上部で
円弧状に突設させているのでバッキング3のバッキング
ホルダ1に対する着脱操作が円滑に簡単に行え、バッキ
ング3の取替作業の煩わしさを解消できる。
またバッキングそのものの形状も切落し面3cのテーパ
量を従前のものより犬として金属管出入の際の突き当り
を完全に避けたこと、内周リップ3bの軸方向長さを従
来のものに比して若干短寸とし水圧印加時における内周
リップ3bの先端部の傷み、更にはこの先端部から広が
る破損を回避できバッキング自体の長寿命化も図られて
おり、バッキング取替のための工数が大幅に削減され、
他工程に不要の待時間を課することもなく、本考案が検
査能率・生産能率の向上に寄与する所多大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る金属管用水圧試験機のシール装置の
実施例を示したものであって、第1図は被試験用金属管
の端部にバッキングホルダを嵌着した状態のバッキング
ホルダの側断面図、第2図は第1図におけるA−A線断
面図、第3図はバッキングホルダに対するバッキングの
装着状態を示す拡大部分断面図である。 1・・・バッキングホルダ、2・・・被試験用金属管、
3・・・バッキング、3a・・・外周リップ、3b・・
・内周リップ、4・・・バッキング支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属管の両端部に夫々バッキングホルダを水密に嵌着し
    てこの金属管内に圧力を加え得るようにした金属管用試
    験機のシール装置において、前記バッキングホルダの内
    周面にはバッキング溝が周設されていて環状をしたバッ
    キングを嵌着させており、前記バッキング溝の上部にお
    ける側面には、該側面に沿う適長の円弧状のバッキング
    支持部材を嵌着し、このバッキング支持部材を前記バッ
    キングの側面に周設した外周リップと内周リップとの対
    向間隙に係合させたことを特徴とする金属管用水圧試験
    機のシール装置。
JP3641678U 1978-03-21 1978-03-21 金属管用水圧試験機のシ−ル装置 Expired JPS5842921Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3641678U JPS5842921Y2 (ja) 1978-03-21 1978-03-21 金属管用水圧試験機のシ−ル装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3641678U JPS5842921Y2 (ja) 1978-03-21 1978-03-21 金属管用水圧試験機のシ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS54139884U JPS54139884U (ja) 1979-09-28
JPS5842921Y2 true JPS5842921Y2 (ja) 1983-09-28

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JP3641678U Expired JPS5842921Y2 (ja) 1978-03-21 1978-03-21 金属管用水圧試験機のシ−ル装置

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JPS54139884U (ja) 1979-09-28

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