JPH03177688A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
- Publication number
- JPH03177688A JPH03177688A JP1316645A JP31664589A JPH03177688A JP H03177688 A JPH03177688 A JP H03177688A JP 1316645 A JP1316645 A JP 1316645A JP 31664589 A JP31664589 A JP 31664589A JP H03177688 A JPH03177688 A JP H03177688A
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- JP
- Japan
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- stopper
- retainer
- socket
- diameter
- held
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- Granted
Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 36
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/084—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
- F16L37/092—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector
- F16L37/0925—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of elements wedged between the pipe and the frusto-conical surface of the body of the connector with rings which bite into the wall of the pipe
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、水道管等の配管に使用される管継手に関する
。
。
(従来の技術)
水道管等の配管に使用される管継手として、近時、接続
すべき一方の管の挿し口を他方の管の受け口内に挿入す
るだけで、挿し口と受け口とを接続し得る管継手が開発
されている。例えば、実開昭62−9784号公報には
、受け口の内周面に設けられた凹部と、該凹部に配置さ
れ、拡径しつつ挿し口を挿入させ、縮径しつつ挿し口の
外周面を係止してその抜け止めを行う抜け止め具とを備
えた管継手が開示されている。そして該凹部には、挿し
口挿入時の抜け止め具の拡径を許容するための抜け止め
具まわりの隙間が形成されている。また核凹部には、挿
し口抜出時の抜け止め具の縮径を強制するための抜け止
め具との接当部も形成されている。
すべき一方の管の挿し口を他方の管の受け口内に挿入す
るだけで、挿し口と受け口とを接続し得る管継手が開発
されている。例えば、実開昭62−9784号公報には
、受け口の内周面に設けられた凹部と、該凹部に配置さ
れ、拡径しつつ挿し口を挿入させ、縮径しつつ挿し口の
外周面を係止してその抜け止めを行う抜け止め具とを備
えた管継手が開示されている。そして該凹部には、挿し
口挿入時の抜け止め具の拡径を許容するための抜け止め
具まわりの隙間が形成されている。また核凹部には、挿
し口抜出時の抜け止め具の縮径を強制するための抜け止
め具との接当部も形成されている。
このような管継手において、受け口内周面の凹部に配置
された抜け止め貝肉に挿し口が挿入されようとすると、
液抜け止め具は拡径してその中に挿し口を円滑に挿入さ
せる。挿し口が抜け止め具内に挿入された状態で、該挿
し口が受け口から抜ける方向に移動しようとすると、該
挿し口の移動に伴って抜け止め具が該挿し口と共に移動
する。
された抜け止め貝肉に挿し口が挿入されようとすると、
液抜け止め具は拡径してその中に挿し口を円滑に挿入さ
せる。挿し口が抜け止め具内に挿入された状態で、該挿
し口が受け口から抜ける方向に移動しようとすると、該
挿し口の移動に伴って抜け止め具が該挿し口と共に移動
する。
これにより、該抜け止め具は凹部における抜け止め具と
の接当部に接当し、その接当によって抜け止め具が縮径
変形し、その変形した抜け止め具によって挿し口外周面
が係止され、これによって該挿し口の受け口からの抜け
止めが行われる。
の接当部に接当し、その接当によって抜け止め具が縮径
変形し、その変形した抜け止め具によって挿し口外周面
が係止され、これによって該挿し口の受け口からの抜け
止めが行われる。
(発明が解決しようとする課題)
このような従来の管継手では、受け口内周面の凹部に、
抜け止め具まわりの隙間が存在するため、該抜け止め具
が、管継手の運搬時の振動等に起因して偏心したり傾斜
したりすることがある。このような状態で挿し口を受け
口に挿入しようとすると、該挿し口が抜け止め具に突き
当たってその挿入が遮られ、異常に大きな挿入力が必要
となったり、挿入が全く行えなかったりする。
抜け止め具まわりの隙間が存在するため、該抜け止め具
が、管継手の運搬時の振動等に起因して偏心したり傾斜
したりすることがある。このような状態で挿し口を受け
口に挿入しようとすると、該挿し口が抜け止め具に突き
当たってその挿入が遮られ、異常に大きな挿入力が必要
となったり、挿入が全く行えなかったりする。
本発明は、このような事態が回避でき、挿し口挿入時の
操作性が良好な管継手を提供することを目的としている
。
操作性が良好な管継手を提供することを目的としている
。
(課題を解決するための手段)
本発明の管継手:ま、内周面に凹部が設けられ、接続す
べき挿し口を挿入させるために開口している受け口と、
該凹部に配置され、拡径しつつ挿し口を挿入させ、縮径
しつつ挿し口の外周面を係止してその抜け止めを行う抜
け止め具とを備え、該凹部には、挿し口挿入時の抜け止
め具の拡径を許容するための抜け止め具まわりの隙間が
形成されている管継手であって、該凹部には、受け口に
てそれと同志に保持される被保持部と、該被保持部と同
志であり抜け止め具をその拡径が可能なように弾性支持
する抜け止め具支持部とを備えてなる抜け止め具用の位
置決め部材が配置されており、そのことによって本発明
の目的が達成される。
べき挿し口を挿入させるために開口している受け口と、
該凹部に配置され、拡径しつつ挿し口を挿入させ、縮径
しつつ挿し口の外周面を係止してその抜け止めを行う抜
け止め具とを備え、該凹部には、挿し口挿入時の抜け止
め具の拡径を許容するための抜け止め具まわりの隙間が
形成されている管継手であって、該凹部には、受け口に
てそれと同志に保持される被保持部と、該被保持部と同
志であり抜け止め具をその拡径が可能なように弾性支持
する抜け止め具支持部とを備えてなる抜け止め具用の位
置決め部材が配置されており、そのことによって本発明
の目的が達成される。
(作用)
このような管継手にあっては、その内周面の凹部に前記
抜け止め具用の位置決め部材が配置されている。該位置
決め部材は、その被保持部が受け口と同志に保持されて
おり、且つ、該被保持部と同志の抜け止め具支持部にて
前記抜け止め具を支持しているため、該位置決め部材の
抜け止め具支持部にて支持される前記抜け止め具は、径
方向の位置が受け口と同志となるように位置決めされる
。
抜け止め具用の位置決め部材が配置されている。該位置
決め部材は、その被保持部が受け口と同志に保持されて
おり、且つ、該被保持部と同志の抜け止め具支持部にて
前記抜け止め具を支持しているため、該位置決め部材の
抜け止め具支持部にて支持される前記抜け止め具は、径
方向の位置が受け口と同志となるように位置決めされる
。
従って、管継手の運搬時の振動等が生じても抜け止め具
の偏心や傾斜等が抑えられる。しかも該位置決め部材の
抜け止め具支持部は抜け止め具をその拡径が可能なよう
に弾性支持できるようになっているため、挿し口挿入時
には抜け止め具を拡径させて挿し口を抜け止め真向に円
滑に挿入することができる。
の偏心や傾斜等が抑えられる。しかも該位置決め部材の
抜け止め具支持部は抜け止め具をその拡径が可能なよう
に弾性支持できるようになっているため、挿し口挿入時
には抜け止め具を拡径させて挿し口を抜け止め真向に円
滑に挿入することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の管継手の一実施例を第1図に示す。該管継手は
、接続すべき管の挿し口40を挿入させるための開口部
21を有する受け口20を備えている。
、接続すべき管の挿し口40を挿入させるための開口部
21を有する受け口20を備えている。
該受け口20の開口部21近傍の内周面には、環状のシ
ール部材30を装入するための凹溝22が全周にわたっ
て設けられている。該凹溝22内には、例えばゴム製の
シール部材30が装入される。そして、その状態で受け
口20内に挿し口40が挿入されると、該シール部材3
0によって受け口20内の外部に対するシールが行われ
る。
ール部材30を装入するための凹溝22が全周にわたっ
て設けられている。該凹溝22内には、例えばゴム製の
シール部材30が装入される。そして、その状態で受け
口20内に挿し口40が挿入されると、該シール部材3
0によって受け口20内の外部に対するシールが行われ
る。
該受け位置20におけるシール部材30用の凹溝22よ
りも奥側の内周面には、凹部23が設けられており、該
凹部23内には、抜け止め具10が配置されるようにな
っている。
りも奥側の内周面には、凹部23が設けられており、該
凹部23内には、抜け止め具10が配置されるようにな
っている。
該凹部23における、受け口20の開口部21側の内周
面23aは、開口部21側になるにつれて順次縮径した
テーパー面となっている。該テーパー面よりなる内周面
23aに連なる中間の内周面23bは、受け口20の軸
心と略平行な内周面になっている。そして、この中間の
内周面23bに連なる最奥側の内周面23cは、軸心と
は直交する面に対して軸心側が受け口10の奥側に位置
するように若干傾斜したテーパー面となっている。
面23aは、開口部21側になるにつれて順次縮径した
テーパー面となっている。該テーパー面よりなる内周面
23aに連なる中間の内周面23bは、受け口20の軸
心と略平行な内周面になっている。そして、この中間の
内周面23bに連なる最奥側の内周面23cは、軸心と
は直交する面に対して軸心側が受け口10の奥側に位置
するように若干傾斜したテーパー面となっている。
該凹部23は、その内周面23as 23bs 23c
と抜け止め具10との間に、挿し口40が受け口20に
挿入されるとき(挿し口挿入時)の抜け止め具10の拡
径を許容するための隙間Sを有している。また該凹部2
3の内周面23a、23b、23cのうち、受け口20
の開口部21側の内周面23aは、挿し口40が受け口
20から抜ける方向へ移動するとき(挿し口抜出し時)
に抜け止め具10に接当して該抜け止め具10を縮径さ
せ、該抜け止め具lOによる挿し口40外周面の係止の
程度を強めて該抜け止め具10による挿し口40の抜け
止め効果を強める接当部として機能するようになってい
る。
と抜け止め具10との間に、挿し口40が受け口20に
挿入されるとき(挿し口挿入時)の抜け止め具10の拡
径を許容するための隙間Sを有している。また該凹部2
3の内周面23a、23b、23cのうち、受け口20
の開口部21側の内周面23aは、挿し口40が受け口
20から抜ける方向へ移動するとき(挿し口抜出し時)
に抜け止め具10に接当して該抜け止め具10を縮径さ
せ、該抜け止め具lOによる挿し口40外周面の係止の
程度を強めて該抜け止め具10による挿し口40の抜け
止め効果を強める接当部として機能するようになってい
る。
該凹部23内に嵌合される抜け止め具10は、例えば鋼
製であって円筒状をしており、縮径および拡径し得るよ
うに、その周方向の一部が第2図にも示すように切欠部
10aにて分割されている。
製であって円筒状をしており、縮径および拡径し得るよ
うに、その周方向の一部が第2図にも示すように切欠部
10aにて分割されている。
該抜け止め具10は、それが凹部23内にて適正姿勢を
とった状態で、受け口20の開口部21側に位置するこ
ととなる外周面10aが、該開口部21側になるに連れ
て順次縮径したテーパー面になっている。
とった状態で、受け口20の開口部21側に位置するこ
ととなる外周面10aが、該開口部21側になるに連れ
て順次縮径したテーパー面になっている。
該テーパー面よりなる外周面10aに連なる中間の外周
面10bは、軸心とは略平行な外周面になっている。そ
して、この中間の外周面10bに連なる最奥側の外周面
10cは、抜け止め具IOが適正姿勢をとったときに、
前記凹部23の最奥側の内周面23cに略平行な状態と
なるようになっている。
面10bは、軸心とは略平行な外周面になっている。そ
して、この中間の外周面10bに連なる最奥側の外周面
10cは、抜け止め具IOが適正姿勢をとったときに、
前記凹部23の最奥側の内周面23cに略平行な状態と
なるようになっている。
前記凹部23には、抜け止め具■0に上記適正姿勢をと
らせるために、受け口20にてそれと同芯に保持される
被保持部51と、該被保持部51と同芯であり抜け止め
具10をその拡径が可能なように弾性支持する抜け止め
具支持部52とを備えてなる位置決め部材50(第3図
および第4図参照)が配置される。
らせるために、受け口20にてそれと同芯に保持される
被保持部51と、該被保持部51と同芯であり抜け止め
具10をその拡径が可能なように弾性支持する抜け止め
具支持部52とを備えてなる位置決め部材50(第3図
および第4図参照)が配置される。
該位置決め部材50の被保持部51は、さらに具体的に
は、前記受け口20における凹部23の奥側に連なる円
筒部24の内径に相応する外径を有する円筒状部分から
なり、該被保持部51は、受け口20における凹部23
の奥側の円筒部24の内側に嵌合されることにより、受
け口20と同芯に保持されるようになっている。
は、前記受け口20における凹部23の奥側に連なる円
筒部24の内径に相応する外径を有する円筒状部分から
なり、該被保持部51は、受け口20における凹部23
の奥側の円筒部24の内側に嵌合されることにより、受
け口20と同芯に保持されるようになっている。
前記位置決め部材50の抜け止め具支持部52は、さら
に具体的には、前記被保持部51の開口部21側にこれ
と同芯に連なり開口部21側はど順次拡径した第1テー
パ一部分52bと、該第1テーパ一部分52bの開口部
21側に連なり開口部21側はど順次縮径した第2テー
パ一部分52aとの組合わせからなる。そして、該第1
テーパ一部分52bの外周面と前記凹部23の最奥側の
内周面23cとのなす角度θ2は、該第2テーパ一部分
52aの外周面が軸心方向となす角度θ1よりも大きく
設定されている。また、前記抜け止め具支持部52には
、複数のスリット54が設けられており、該スリット5
4の作用によって該抜け止め具支持部52は拡径変形し
易いようになっている。また、前記抜け止め具位置決め
部材50は、その受け口20内への挿入を容易にするた
めの縮径が可能なように、その周方向の一部が切欠部5
3にて分断されている。
に具体的には、前記被保持部51の開口部21側にこれ
と同芯に連なり開口部21側はど順次拡径した第1テー
パ一部分52bと、該第1テーパ一部分52bの開口部
21側に連なり開口部21側はど順次縮径した第2テー
パ一部分52aとの組合わせからなる。そして、該第1
テーパ一部分52bの外周面と前記凹部23の最奥側の
内周面23cとのなす角度θ2は、該第2テーパ一部分
52aの外周面が軸心方向となす角度θ1よりも大きく
設定されている。また、前記抜け止め具支持部52には
、複数のスリット54が設けられており、該スリット5
4の作用によって該抜け止め具支持部52は拡径変形し
易いようになっている。また、前記抜け止め具位置決め
部材50は、その受け口20内への挿入を容易にするた
めの縮径が可能なように、その周方向の一部が切欠部5
3にて分断されている。
このような管継手を使用する場合、まず、位置決め部材
50を切欠部53の空隙が小さくなるように縮径させて
該抜け止め具位置決め部材50を受け口20内へ挿入す
る。そして、その縮径の状態から反撥拡径させ、被保持
部51を受け口20における奥側の円筒部24に嵌合し
、その嵌合によって被保持部51を受け口20と同芯に
保持する。この状態では、前記縮径に対する反撥力で被
保持部51が強く保持される。そして、その状態の位置
決め部材50における抜け止め具支持部52内には、該
支持部52をそのスリット54を利用して拡径させて抜
け止め具10を装入し、該抜け止め具10を支持する。
50を切欠部53の空隙が小さくなるように縮径させて
該抜け止め具位置決め部材50を受け口20内へ挿入す
る。そして、その縮径の状態から反撥拡径させ、被保持
部51を受け口20における奥側の円筒部24に嵌合し
、その嵌合によって被保持部51を受け口20と同芯に
保持する。この状態では、前記縮径に対する反撥力で被
保持部51が強く保持される。そして、その状態の位置
決め部材50における抜け止め具支持部52内には、該
支持部52をそのスリット54を利用して拡径させて抜
け止め具10を装入し、該抜け止め具10を支持する。
このように抜け止め具10が支持された場合、前記被保
持部51が受け口20と同芯に保持されており、且つ、
該被保持部51と抜け止め具支持部52とは同窓状態;
こあるため、位置決め部材50の抜け止め具支持部52
にて支持される抜け止め具10は、径方向の位置が受け
口20と同芯となるように位置決めされる。従って、管
継手の運搬時の振動等が生じても抜け止め具lOの偏心
や傾斜等が抑えられる。しかも該位置決め部材50の抜
け止め具支持部52は、抜け止め具IOをその拡径が可
能なように弾性支持できるようになっているため、挿し
口挿入時には抜け止め具10を拡径させて挿し口40を
抜け止め具10内へ円滑に挿入することができる。
持部51が受け口20と同芯に保持されており、且つ、
該被保持部51と抜け止め具支持部52とは同窓状態;
こあるため、位置決め部材50の抜け止め具支持部52
にて支持される抜け止め具10は、径方向の位置が受け
口20と同芯となるように位置決めされる。従って、管
継手の運搬時の振動等が生じても抜け止め具lOの偏心
や傾斜等が抑えられる。しかも該位置決め部材50の抜
け止め具支持部52は、抜け止め具IOをその拡径が可
能なように弾性支持できるようになっているため、挿し
口挿入時には抜け止め具10を拡径させて挿し口40を
抜け止め具10内へ円滑に挿入することができる。
なお、本実施例においては、前記位置決め部r−150
の抜け止め具支持部52の外周面のなす2つの角度θ、
θ2の相互の関係を、上記のようにθ1くθ2としであ
るため、該抜け止め具支持部52内に抜け止め具10を
装入した状態では、第5図に示すように第2テーパ一部
分52aが開口部21側はど拡径した状態となり、挿し
口抜出時における挿し口40およびこれの外周面に喰い
込んでいる抜け止め具lOは開口部21側へ容易に移動
できるようになり、該抜け止め具lOと前記凹部23の
開口部21側内周面23aとの接当も容易となる。
の抜け止め具支持部52の外周面のなす2つの角度θ、
θ2の相互の関係を、上記のようにθ1くθ2としであ
るため、該抜け止め具支持部52内に抜け止め具10を
装入した状態では、第5図に示すように第2テーパ一部
分52aが開口部21側はど拡径した状態となり、挿し
口抜出時における挿し口40およびこれの外周面に喰い
込んでいる抜け止め具lOは開口部21側へ容易に移動
できるようになり、該抜け止め具lOと前記凹部23の
開口部21側内周面23aとの接当も容易となる。
尚、抜け止め具10の形状は、第2図に示すC形の一体
形のほか、複数に分割された円弧状の係止体を弾性材で
連結して円環状とした分割形のものでも良い。
形のほか、複数に分割された円弧状の係止体を弾性材で
連結して円環状とした分割形のものでも良い。
(別実施例)
第6図に示すように、受け口20における奥側の円筒部
24の内周面には凹溝24aを全周にわたって設ける一
方、該凹溝24aに嵌合し得る内周突条51aを、位置
決め部材50の被保持部51の外周面に設け、位置決め
部材50を前記凹部23に配置するときに、前記円周突
条51aを前記凹溝24aに嵌め込むようにした実施例
が考えられる。このような実施例においては、位置決め
部材50の受け口20からの離脱が前記両者の嵌合によ
って阻止されるようになり、位置決め部材50を受け口
20内に装入するときに位置決め部材50を前記切欠き
53を利用して縮径させ、その反撥力でその被保持部5
1を前記円筒部24にて強く保持するという必要性がな
くなる。
24の内周面には凹溝24aを全周にわたって設ける一
方、該凹溝24aに嵌合し得る内周突条51aを、位置
決め部材50の被保持部51の外周面に設け、位置決め
部材50を前記凹部23に配置するときに、前記円周突
条51aを前記凹溝24aに嵌め込むようにした実施例
が考えられる。このような実施例においては、位置決め
部材50の受け口20からの離脱が前記両者の嵌合によ
って阻止されるようになり、位置決め部材50を受け口
20内に装入するときに位置決め部材50を前記切欠き
53を利用して縮径させ、その反撥力でその被保持部5
1を前記円筒部24にて強く保持するという必要性がな
くなる。
また第7図に示すように、位置決め部材50の被保持部
51を、上記実施例のような円筒状のものとはせずに開
口部21側はど縮径したテーパー状のものとなした実施
例も考えられる。このような実施例においては、挿し口
40の抜け止め具IO内への挿入を完了した状態で、前
記テーパー状の被保持部5Iは挿し口40と受け口20
奥部の円筒部24との間に拘束されると共に位置決め部
材50の開口部21側が矢印の方向へ変形して拡径した
状態となり、抜け止め具lOおよび挿し口40は前記接
当部となる内周面23a側へ移動し易くなる。
51を、上記実施例のような円筒状のものとはせずに開
口部21側はど縮径したテーパー状のものとなした実施
例も考えられる。このような実施例においては、挿し口
40の抜け止め具IO内への挿入を完了した状態で、前
記テーパー状の被保持部5Iは挿し口40と受け口20
奥部の円筒部24との間に拘束されると共に位置決め部
材50の開口部21側が矢印の方向へ変形して拡径した
状態となり、抜け止め具lOおよび挿し口40は前記接
当部となる内周面23a側へ移動し易くなる。
(発明の効果)
本発明の管継手においては、受け口内周面に設けられた
凹部に、前記法は止め具用の位置決め部材が配置されて
いるため、該位置決め部材によって抜け止め具が径方向
に細心と同君に所定位置に位置決めされる。その結果、
挿し口挿入時に挿し口が抜け止め具に突き当たるという
ような事態が回避される。しかも、挿し口挿入時に該位
置決め部材は、抜け止め具をその拡径を可能とするよう
に弾性支持するので、その挿入が円滑に行える。
凹部に、前記法は止め具用の位置決め部材が配置されて
いるため、該位置決め部材によって抜け止め具が径方向
に細心と同君に所定位置に位置決めされる。その結果、
挿し口挿入時に挿し口が抜け止め具に突き当たるという
ような事態が回避される。しかも、挿し口挿入時に該位
置決め部材は、抜け止め具をその拡径を可能とするよう
に弾性支持するので、その挿入が円滑に行える。
従って、本発明の管継手によれば、挿し口挿入時の作業
性が改善され、本発明の目的が達成される。
性が改善され、本発明の目的が達成される。
第1図は本発明の管継手の一実施例を挿入途中の挿し口
と共に示す部分断面図、第2図は該管継手に用いられる
抜け止め具を示す部分断面図、第3図は該管継手に用い
られる位置決め部材を示す側面図、第4図はその正面図
、第5図は挿し口挿入後の状態を示す断面図、第6図お
よび第7図は本発明の管継手の別実施例を挿入途中の挿
し口と共に示す断面図である。 10・・・抜け止め具、20・・・受け口、23・・・
凹部、40・・・挿し口、50・・・抜け止め具位置決
め部材、51・・・被保持部、 52・・・抜け止め具支持部、S・・・隙間。 以
と共に示す部分断面図、第2図は該管継手に用いられる
抜け止め具を示す部分断面図、第3図は該管継手に用い
られる位置決め部材を示す側面図、第4図はその正面図
、第5図は挿し口挿入後の状態を示す断面図、第6図お
よび第7図は本発明の管継手の別実施例を挿入途中の挿
し口と共に示す断面図である。 10・・・抜け止め具、20・・・受け口、23・・・
凹部、40・・・挿し口、50・・・抜け止め具位置決
め部材、51・・・被保持部、 52・・・抜け止め具支持部、S・・・隙間。 以
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、内周面に凹部が設けられ、接続すべき挿し口を挿入
させるために開口している受け口と、該凹部に配置され
、拡径しつつ挿し口を挿入させ、縮径しつつ挿し口の外
周面を係止してその抜け止めを行う抜け止め具とを備え
、 該凹部には、挿し口挿入時の抜け止め具の拡径を許容す
るための抜け止め具まわりの隙間が形成されている管継
手であって、 該凹部には、受け口にてそれと同芯に保持される被保持
部と、該被保持部と同芯であり抜け止め具をその拡径が
可能なように弾性支持する抜け止め具支持部とを備えて
なる抜け止め具用の位置決め部材が配置されている管継
手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1316645A JP2792692B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1316645A JP2792692B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03177688A true JPH03177688A (ja) | 1991-08-01 |
JP2792692B2 JP2792692B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=18079334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1316645A Expired - Fee Related JP2792692B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2792692B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006125573A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Yamaha Fine Technologies Co Ltd | カプラ |
JP2008510119A (ja) * | 2004-08-16 | 2008-04-03 | ソグ ユン キム | パイプ固定装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012077788A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-19 | Kurimoto Ltd | 耐震管継手構造及びそれに使用するロックリング |
JP5443438B2 (ja) * | 2011-06-06 | 2014-03-19 | ヤマハファインテック株式会社 | カプラ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55123082A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-22 | Kubota Ltd | Earthquakeeproof pipe joint |
JPS5623785U (ja) * | 1979-07-30 | 1981-03-03 |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP1316645A patent/JP2792692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55123082A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-22 | Kubota Ltd | Earthquakeeproof pipe joint |
JPS5623785U (ja) * | 1979-07-30 | 1981-03-03 |
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JP2008510119A (ja) * | 2004-08-16 | 2008-04-03 | ソグ ユン キム | パイプ固定装置 |
JP2006125573A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Yamaha Fine Technologies Co Ltd | カプラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2792692B2 (ja) | 1998-09-03 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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