JPS5973695A

JPS5973695A - シ−リング確認用支持枠構造

Info

Publication number: JPS5973695A
Application number: JP57185155A
Authority: JP
Inventors: 基之古賀
Original assignee: Hakko Co Ltd
Current assignee: Hakko Co Ltd
Priority date: 1982-10-20
Filing date: 1982-10-20
Publication date: 1984-04-25
Also published as: JPS649518B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、主としてガス管、水道管などの埋設された既
設管の継手部を管内側からシーリングする際に使用する
シーリング確認用支持枠構造に関するものである。

大径既設管の補修に際し、管継手部などでは、内側から
ゴムリングを、接着剤を用いて管壁に接着してシーリン
グを達成している。この場合、ゴムリングの端末におい
て、確実にシーリングが達成できたか否かの検査を行な
うが、この時に、上記ゴムリングを既設管内側から全周
にわたって押圧支持する道具が必要である。この道具は
、管内への持運びが可能であり、かつゴムリングを全周
にわたって半径方向に押圧できるものでなければならな
い。

本発明は、上記事情にもとづいてなされたもので、管内
への持運びが容易であり、かつゴムリングを全周にわた
って管内壁に押圧保持ぐきるようにしたシーリング確認
用支持枠構造を提供しようとするものである。

この目的のため、本発明は、円周部に凹溝条を形成した
円環状の支持枠を縦に２分割してぞの分割部をヒンジで
屈曲可能に連繋すると共に、上記凹溝条内には、底部に
弾性チューブを嵌装し、かつその外周に環状の弾性リン
グを嵌装してなり、上記弾性チューブへの空気圧入によ
り、上記弾性チューブを膨張し、上記弾性リングを溝条
外へ膨出させるようにしたことを特徴とするものである
。

以下、本発明の一実施例を、図面を参照して貝体内に説
明する。

図において符号１は、半円弧状の支持枠部材２゜２′を
、その衝合せ端部でヒンジ３，３′により互いに連繋し
て１つの円環状に構成した支持枠であり、その円周部に
は、第２図の断面部で明らかなように内側にゴムチュー
ブなどの弾性チューブ（例えば自転車タイヤチューブな
ど）６が嵌挿してあり、またその外側に断面長方形をな
したゴムなどよりなる弾性リング５が嵌装しである。上
記弾性チューブ６の空気導入出口金７は、上記凹溝条４
の内周側に設けた導孔を通して支持枠１の内側に突出さ
せである。

また上記ヒンジ３，３′にはその両端部に係合環８，８
′が設けてあり、これには両端を鉤状に折曲げた係合子
９の上記両端部９ａ、　９ａ−が着脱可能に嵌挿できる
ようになっている。また上記支持枠１の内側には、各支
持枠部材２．２−にそれぞれ車軸数（＝Ｉ簡１０．１０
が設けてあり、これには一端にキャスタ１１を取付けた
螺子軸１２が挿入されてナツト１３．１３′により固定
されている。また上記支持枠１の内周には、ターンバッ
クル１４のためのフック用ブラケット１５が設けられて
いる。」−記ターンバックル１４は、その両側に螺合し
たロット１６の端に、上記ブラケット１５の孔１５ａに
挿入、係合させるフック１６ａを具備している。なお図
中符号１７は、上記支持枠１を持運ぶ際に用いるハンド
ルである。

次に、上記支持枠構造の使用状況を具体的に説明する。

管継手部へに対応して管内壁Ｂには、第４図に示すよう
に別の道具を使用して合成ゴムリングＣが、接着剤りを
介して接着される。この場合に、ゴムリングＣの外周に
は、環状のりブＥが幾つか形成してあり、リブＦ間の所
要空間に接着剤りが充填されており、他のり７１間は空
隙として残されている。またゴムリングＣの内周には、
スヂール製リテーナリングＦを嵌める位置の両側に、位
置決めのためのりブＧが形成されている。またゴムリン
グＣの両端には、薄い延長環部１」が形成されいて、上
記リブＥと延長部Ｈの先端の間には、漏洩テスト用の空
間Ｉが形成されている。

−に記支持枠構造は、第３図にみられるようにヒンジ３
，３′の部分で折曲げられ、係合子９の両端部９ａ、　
９ａ′を係合環８．８′に嵌めた状態にして管内に導入
される。この場合、キャスタ１１が管内ＩＢに転接し、
上記支持枠構造を簡単に管内へと走行搬入できるのであ
る。

上記ゴムリングＣの位置まで運ばれた上記支持枠構造は
、係合子９を外して両支持枠２，２′を互いに引き起こ
して１つの円環状支持枠１に戻し、ターンバックル１４
によってその状態に保持固定し、上記延長環部ト１の上
に載せる。この状態でエアホースなどを用いて空気導入
出口金７から圧縮空気を圧入すると、凹溝条４内でチュ
ーブ６が膨張し、弾性リング５を押して凹溝条４外にせ
り出さ賃る。

その結果、上記延長環部Ｈの先端は、管内壁Ｂに密接す
る。この状態で例えば、注射針などの工具を用いて空間
Ｉに空気を圧送する。この圧送空気圧を測定して、接着
剤りにより管内と管継手部Ａとの間のシーリングが確実
に行なわれたか否かを５− 判定するのである。もし漏洩があれば、これを補修しな
ければ、リテーナリングＦを嵌めて固定してしまうので
ある。

このように、本発明による支持枠構造は、これを折畳め
ることで管内への搬入、搬出が容易となり、また管内で
は、容易にゴムリングをシーリングして、Ｉ！洩テスト
のための条件を作るなどの道具として機能できるため、
この種の作業の効率を高めるなど、作業性を向上できる
。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は同側
面図、第３図は折畳み状態の側面図、第４図は使用状態
を示す縦断側面図である。１・・・支持枠、２．２′・・・支持枠部材、３．３′
・・・ヒンジ、４・・・凹溝条、５・・・脣性リング、
６・・・弾性チューブ、７・・・空気導入出口金、８．
８′・・・係合環、９・・・係合子、９ａ、　９ａ＝・
・・端部、１０・・・車輪取付筒、１１・・・キャスタ
、１２・・・螺子軸、１３．１３′・・・ナツト、１４
・・・ターンバッル、１５・・・ブラケット、１５ａ・
・・孔、１６・・・ロッド、１６ａ・・・フック、１１
・・・ハンドル、６一Ａ・・・管継手部、Ｂ・・・管内壁、Ｃ・・・ゴムリン
グ、Ｄ・・・接着剤、Ｅ・・・リブ、［・・・リテーナ
リング、Ｇ・・・リブ、１」・・・延長環部、■・・・
空間。特許出願人　　　　株式会社　ハツコー代理人　弁理士
　　小　橋　信　浮量　　弁理士　　村　井　　　進７−

Claims

【特許請求の範囲】

円周部に凹溝条を形成した円環状の支持枠を縦に２分割
してその分割部をヒンジで屈曲可能に連繋すると共に、
上記凹溝条内には、底部に弾性チューブを嵌装し、かつ
その外周に環状の弾性リングを嵌装してなり、上記弾性
チューブへの空気圧入により、上記弾性チューブを膨張
し、上記弾性リングを溝条外へ膨出させるようにしたこ
とを特徴とするシーリング確認用支持枠構造。