JPH01242231A - 管路補修工法におけるライナー反転装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、管路内周面にライニングを施す管路補修工法
におけるライナー反転装置に関する。

（従来の技術） 地中に埋設された下水道管、　：ｔＸ気・ガス管、その
他の工業用管路か之朽化した場合、これらの管路を掘出
することなくその内周面にライニングを施して当該老朽
管を補修、補強等する管路補修工法か既に提案され、実
用に供されている（例えば、特開昭６０−２４２０３８
号公報参照）、即ち、この管路補修工法は、ＩｆＩＡ性
の樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめて成るライナー
を流体圧によって管路内に反転させながら挿入するとと
もに、これを老朽管内周面に押圧し、その後、該ライナ
ーを加温等してこれに含浸された前記硬化性樹脂を硬化
させ、以て当該老朽管の内周にライニングを施す工法で
ある。

ところで、を配管路補修工法にあっては、ライナーを反
転させるために利用される流体圧としては、水圧又はエ
アー圧か採用されている。

しかしなから、ライナーの反転に水圧（水のヘット）を
利用する場合は、１ｋｇ／Ｃｍ’の水圧を１するために
は管路より上方に約１０ｍの高さの水柱を要し、特に大
きな反転力を要する小凸径のライナーを用いる場合には
、所要の水圧を得るための１没鮪の高さか高くなって作
業性及び作業能−１４カ）悪いという問題かある。

又、ライナーの反転にエアー圧を利用する場合は、シー
ル性の関係からライリーー全体を密閉＋＜、：　ｌ１Ｉ
Ｉて被い、この冨閉空間内に所定圧のエアーを供給する
ようにしていたため、設備か大型化するという問題かあ
った。

そこて、本出願人はエアー圧を利用してライリ一を容易
に反転しくｌＩる小型、コンパクトなライナー反転装置
を先に提案した。即ち、このライナー反転装置は、ライ
ナーの一端を反転して取り付けるべき開口部を有する反
転ガイドと、該反転ガイド内に所定圧のエアーを封入す
べきエアー供給装置と、前記反転ガイドのライナー挿通
部をシールすべきシール機構を含んて構成されており、
シール機構としては反転ガイドのライナー挿通部にライ
ナーを囲繞する如く設けられる弾性パツキンか用いられ
る。

（発明か解決しようとする問題点） しかしながら、■−記従来のライナー反転装置にあっで
は、シール機構か弾性パツキンのみて構成されていたた
め、ライナー径か大きくて高いエアー圧力を費する場合
、或いは反転１■１のライナーの表面か粗い場合には、
ライナー表面とりｉ性パツキンの間からエアー洩れか生
して所要のライナー反転作業をなすことかてきないとい
う問題かある。

本９．ＩＪ′Ｉは１−記問題に鑑みてなされたもので、
その目的とする処は、エアー洩れを確実に防いて所ｔｉ
ｌｌ　ノフイナーの反転作業を常に安定してなすことか
てきる管路補修工法におけるライナー反転装置を提供す
るにある。

（問題点を解決するためのＬ段） に記目的を達成すべく本発明は、ライナーの一端を反転
して取り付けるべき開［１部を有する反転ガイドと、該
反転ガイド内に所定圧力のエアーを１１人ずべきエアー
供給装こと、前記反転ガイドのライナー挿通部をシール
すべきシール機構を含んて構成される管路補修工法にお
けるライナー反転装置において、前記シール機構を構成
する弾性パワキンを外側から押圧、保持する１段を設け
たことを特徴とする。

（作用） 而して、シール機構を構成する弾性パツキンは外側から
押ＪＩＥされるため、該弾性パツキンとこれの内側を通
過するライナーとは気密に接触し、特にライナー径か大
きくて高いエアー圧力を要する場合、或いは反転前のラ
イナーの表面か粗い場合にも、ライナー表面と弾性パツ
キンとの間からのエアー洩れか確実に防かれ、所期のラ
イナー反転作業を常に安定して行なうことかてきる。

（実施例） 以ドに本発明の実施例を添付１４面に基づいて説明する
。

第１１Ｍは本９．１１に係るライナー反転装置を用いて
なされるライナー反転作業を示す断面図、第２図は同ラ
イナー反転装置要部の縦断面図、第３１４は第２図のｍ
−■線断面図、第４１ｍはライナーの斜視図である。

管路補修工法に使用されるライナー１（，１第４（Ａに
示すようにチューブ状のｒｉＴｌｆ６性樹脂吸収材２に
硬化性樹脂（本実施例においては、熱硬化性樹脂）を含
侵せしめて構成され、その内周面にはフィルム３か被着
されている。

ここて１本実施例に係るライナー反転Ｊ装置を第１１７
１乃至第３１４に基づいて説明するに、　＋４中、４は
地上に１没置された反転ガイドてあり、該反転ガイド４
の下端開口部４ａはマンホール５内に臨んでいる。又、
この反転ガイド４のＦ血中央部には、長円形に開口する
挿通ガイトロか設けられており、該挿通ガイド６の内部
にはゴム製のパツキン７か挿通している。そして、該パ
ツキン７の上端部は外側へ折り返されて挿通ガイトロの
−Ｌ端部外周にハント８にて固定され、下端部は反転ガ
イド４の内部に垂下突出している。

更に、上記反転ガイド４の内壁の相対向する位１１１に
は、ナツト材９．９か固着されており、これらナツト材
９．９にはボルト材ｉｏ、ｔｏか螺合、挿通している。

即ち、各ボルト材１０は反転ガイド４の側ムシを水ｆに
ｉＴ通しており、その反転ガイ１〜４内へ臨む端部には
ジヨイント１１を介してフランジ１２か連結されており
、フランジ１２の内面にはパツキン１３か固着されてい
る。又。

このボルト材１０の反転ガイド４外へ臨む端部にはハン
ドル１４か固定されており、中間部にはロックナツト１
５か螺合している。尚、ロックナツト１５の反転ガイド
４側の面にはパツキン１６か取り付けられている。又、
１−記者フランジ１２の左右両端の上丁には円孔１２ａ
・・・か穿設されており、該円孔１２ａ・・・には反転
ガイド４の内壁から水モに突設された丸棒状のガイドバ
ー１７・・・か挿通しており、従って、各フランジ１２
はガイドバー１７・・・に案内されて径方向に移動＋ｉ
ｌ能に支持される。

−・・方、地」二にはエアー供給装置であるエアーコン
プレッサー１８及び内部に水を貯留した水槽１９か設置
されており、エアーコンプレッサー１８の吐出側から導
出するバイブ２０は反転ガイド４内に開口しており、バ
イブ２０には圧力計２１及びバルブ２２か設けられてい
る。又、に記木槽１９内には水ポンプ２３か設けられて
おり。

該木ポンプ２３の吐出側から導出する水ホース２４は反
転ガイド４内に導入されている。

而して、前記ライナーｌは第１図に示すように折り畳ま
れて地トに牛備されており、その一端はガイトローラ２
５を経て反転ガイド４の挿通ガイトロの内側に設けられ
たパツキン７内を通って反転ガイド４内に導入され、更
に外側に反転されて反転ガイド４の開口？Ｂ４ａ周縁に
バンド２６にて固定されている。

そして、ライナーｌかパツキン７内に挿通している状態
においては、パツキン７は前記７ランジ１２．１２によ
って外側から押圧、保持されており、これによって該パ
ツキン７はその内周面かライナーｌの外周面に押圧され
る。尚、このパツキン７のフランジ１２．１２による押
圧、保持は。

ハンドル１４．１４によってボルト材１０．１０を回転
させることによってなされる。即ち、各ボルト材ｌＯを
回転させれば、ナツト材９に螺合する該ボルト材ｌＯは
反転ガイド４の内方へ向かって進み、その先部に１反り
付けたフランジ１２かパツキン７を外側から所定の圧力
で押圧する。その後、ロックナツト１５を締め付けてボ
ルト材ｌＯを反転ガイド４に固定すれば、パツキン７は
ライナーｌの外周面に押圧された状態を保たれる。

以りにおいて１反転ガイド４と反転済のライナーｌとて
密閉空間Ｓか形成されるか、この密閉空間Ｓには水槽１
９内の木か水ポンプ２３によって水ホース２４を経て供
給され、該密閉空間Ｓ内下部には木２７か溜められてい
る。

所かる状態において、エアーコンプレッサー１８を駆動
して所定圧力のエアーをバイブ２０からバルブ２２を経
て反転ガイド４内の密閉空間Ｓに供給すれば、ライナー
ｌはこのエアーの圧力を受けて反転しなから之朽管２８
内に順次挿入されていく、これと同時に、地ｌ二に準備
されたライナーｌはガイトローラ２５を経°Ｃパツキン
７内を通って反転ガイド４内に挿入されるか、該ライナ
ーｌのパツキン７との摺動Ｉ？擦を減するために噴射器
２９から噴霧状の潤滑油かライナーｌの外周に噴射され
る。又、反転ガイド４内の密閉空間Ｓ内に導入されたラ
イナーｌは密閉空間Ｓ内下部に溜められた木２７に浮か
んた状ｊして次々に反転、挿入されていく。

以にのライナーｌの反転作業において、シール機構を構
成するパツキン７はフランジ１２．１２によって外側か
ら押圧、保持されているため、該パツキン７とライナー
ｌとは気密にシールされ、両者の間からのエアー洩れか
確実に防＋Ｌされる。この結果、ライナーｌの径か大き
くて高いエアー圧を要する場合、或いは反転前のライナ
ーｌの表面か粗い場合においても、ライナーｌとパツキ
ン７どの間は気密にシールされてエアー洩れか確実に防
かれるため、所期のライナー１の反転作業を常に安定し
て行なうことかてきるようになる。

ところ°Ｃ１以１−の実施例においては、フランジ１２
の内面にパツキン１３を固着したか、第５＋５／Ｉに小
才ように各フランジ１２の内面をエアーパツキン３３て
波い、　ｌｉ＆エアーパノギン３３内にエア−コンプレ
ッサー３８から圧縮エアーを導入してこのエアーパツキ
ン３３を膨張させるようにしても前記と同様の効果か得
られる。又、第６１Ａに示すようにパツキン７の外周を
エアーパツキン４３て被い、このエアーパツキン４３の
上−ド２箇所な前記第一実施例におけるフランジ１２・
・・て押さえ、エアーパツキン４３内にコンプレッサー
４８から圧縮エアーを導入するようにすれば、更に高い
シール性を期待することかてきる。

（発明の効果） 以にの説明て明らかな如く本発明によれば、ライナーの
一端を反転してＩ［ｘり付けるべき開口部を有する反転
ガイドと、該反転ガイド内に所定圧力のエアーを封入す
べきエアー供給装置と、前記反転ガイドのライナー挿通
部をシールすべきシール機構を含んで構成される管路補
修工法におけるライナー反転装置において、前記シール
機構を構成する弾性パツキンを外側から押圧、保持する
手段を設けたため、弾性パツキンとこれの内側を通過す
るライナーとは気密に接触し、特にライナー径か大きく
て高いエアー圧力を要する場合、或いは反転ボＪのライ
ナーの表面か粗い場合にも、ライナー表面と弾性パツキ
ンとの間からのエアー洩れか確実に防かれ、所期のライ
ナー反転作業を常に安定して行なうことかてきるという
効果か（りられる。

【図面の簡単な説明】

第１１Ａは未発Ｉｌｌに係るライナー反転装置を用いて
なされるライナー反転作業を示す断面図、第２図は同う
イナー反転装を要部の縦断面図、第３１４は第２ＵＡの
■−■線断面］Ａ、第４図はライナーの斜視図、第５図
は変更実施例を示す第３！：Ａと同様のＩＡ、第６図は
変更実施例を示す第２図と同様の図である。 ｌ・・・ライナー、４・・・反転ガイド、４ａ・・−開
口部、７・・・パツキン（弾性パツキン）、ＩＯ・・・
ボルト材、１２・・・フランジ、１８．３８．４８・・
・エアーコンプレッサー、３３．４３・・・エアーパツ
キン。 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ライナーの一端を反転して取り付けるべき開口部を有す
   る反転ガイドと、該反転ガイド内に所定圧力のエアーを
   封入すべきエアー供給装置と、前記反転ガイドのライナ
   ー挿通部をシールすべきシール機構を含んで構成される
   管路補修工法におけるライナー反転装置において、前記
   シール機構を構成する弾性パッキンを外側から押圧、保
   持する手段を設けたことを特徴とする管路補修工法にお
   けるライナー反転装置。