JPS5936109Y2 - 電力ケ−ブルの気中終端接続部 - Google Patents
電力ケ−ブルの気中終端接続部Info
- Publication number
- JPS5936109Y2 JPS5936109Y2 JP6269480U JP6269480U JPS5936109Y2 JP S5936109 Y2 JPS5936109 Y2 JP S5936109Y2 JP 6269480 U JP6269480 U JP 6269480U JP 6269480 U JP6269480 U JP 6269480U JP S5936109 Y2 JPS5936109 Y2 JP S5936109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- hole
- air
- cable
- power cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電カケープルの気中終端接続部、特に架橋ポ
リエチレン等の合成樹脂によって絶縁層を形成し、その
絶縁層にアルミ被等の金属被覆層を形成した電カケープ
ルにおける導体引出棒に関するものである。
リエチレン等の合成樹脂によって絶縁層を形成し、その
絶縁層にアルミ被等の金属被覆層を形成した電カケープ
ルにおける導体引出棒に関するものである。
上記の如き電カケープルの終端接続部においては化学的
に架橋反応を起こさせた後の絶縁層の分解残査(例えば
、架橋ポリエチレンの場合は、メタンガスなど)が絶縁
油中に滲出し、その絶縁性能を低下させる問題がある。
に架橋反応を起こさせた後の絶縁層の分解残査(例えば
、架橋ポリエチレンの場合は、メタンガスなど)が絶縁
油中に滲出し、その絶縁性能を低下させる問題がある。
上記の分解残渣は、絶縁層が外気に露出している場合は
、その露出部分から外部に放出されるので格別問題とな
らないが、アルミ被等の金属被覆層がある場合は、外気
に放出されず、金属被覆層を除去した接続部にお(・て
集中的に放出される。
、その露出部分から外部に放出されるので格別問題とな
らないが、アルミ被等の金属被覆層がある場合は、外気
に放出されず、金属被覆層を除去した接続部にお(・て
集中的に放出される。
そこで、この考案は上記の分解残渣を絶縁油中に滲出す
ることを防止できる導体引出棒を提供することを目的と
している。
ることを防止できる導体引出棒を提供することを目的と
している。
上記の目的を達成するために、この考案は導体を非中空
より線によって形威し、導体引出棒の軸芯に貫通孔を設
け、その貫通孔の下端に導体差込口を形威し、その差込
み口に上記導体の終端部を気密に挿入すると共に、貫通
孔の上端を気中に開放した構成としたものである。
より線によって形威し、導体引出棒の軸芯に貫通孔を設
け、その貫通孔の下端に導体差込口を形威し、その差込
み口に上記導体の終端部を気密に挿入すると共に、貫通
孔の上端を気中に開放した構成としたものである。
以下、この考案の実施例と添付図面に基づいて説明する
。
。
添付の図面は、ケーブルの終端接続部における導体引出
棒1の使用例を示している。
棒1の使用例を示している。
碍管2内には絶縁油3が充填され、且つ絶縁補強紙層4
が形成されている。
が形成されている。
ケーブル5は絶縁体6がむき出され、且つその先端から
より線導体Iがむき出されている。
より線導体Iがむき出されている。
導体Iには導体引出棒1の下端が接続され、その上端は
取付金具8を貫通している。
取付金具8を貫通している。
取付金具8上には締付金具9が固定されており、この締
付金具9によって導体引出棒1の上端が締付けられてい
る。
付金具9によって導体引出棒1の上端が締付けられてい
る。
なお、図中10は上部覆いである。
ところで、上記の導体引出棒1は、第2図において詳細
に示すように、下端に導体Iの差込み口11が設げられ
ており、差込み口11と上端間には、貫通孔12が設げ
られている。
に示すように、下端に導体Iの差込み口11が設げられ
ており、差込み口11と上端間には、貫通孔12が設げ
られている。
上部覆い10内は大気圧であるから、上記の貫通孔12
を通じて、導体7のより線間の間隙は大気に開放されて
いることになる。
を通じて、導体7のより線間の間隙は大気に開放されて
いることになる。
一方、絶縁油3には圧力がかけられているから、絶縁体
60分解残渣は、導体T側に滲出し、そのより線間の間
隙及び導体引出棒1の貫通孔12を通じて大気に放出さ
れることになる。
60分解残渣は、導体T側に滲出し、そのより線間の間
隙及び導体引出棒1の貫通孔12を通じて大気に放出さ
れることになる。
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)共に、上端を気中に開放したことにより、絶縁体))
の化学反応によって生じる分解残渣をより線の間隙を通
じて貫通孔内に滲出せしめ、その貫通孔から気中に放出
することができるので、金属被覆層を有するケーブルで
あっても、その分解残渣が絶縁油中に滲出することによ
る絶縁性能の低下を防ぐことができる。
の化学反応によって生じる分解残渣をより線の間隙を通
じて貫通孔内に滲出せしめ、その貫通孔から気中に放出
することができるので、金属被覆層を有するケーブルで
あっても、その分解残渣が絶縁油中に滲出することによ
る絶縁性能の低下を防ぐことができる。
第1図はケーブル終端接続部の一部切欠正面図、第2図
はその二部拡大断面図である。 1−・・・・・導体引出棒、11・−・・・・差込み口
、12・・・・・・貫通孔。
はその二部拡大断面図である。 1−・・・・・導体引出棒、11・−・・・・差込み口
、12・・・・・・貫通孔。
Claims (2)
- (1)導体に合成樹脂でなる絶縁層を形成し、且つ絶縁
層に金属被覆層を形成し、上記導体の終端部に導体引出
棒を接続した電カケープルの気中終端接続部において、
上記導体を非中空より線によって形成し、導体引出棒の
軸芯に貫通孔を設け、その貫通孔の下端に導体差込み口
を形成しその差込み口に上記導体の終端部を気密に挿入
すると共に、貫通孔の上端を気中に開放したことを特徴
とする電カケープルの気中終端接続部。 - (2)上記電カケープルが架橋ポリエチレン絶縁アルミ
被ケーブルであることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項に記載の電カケープルの気中終端接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6269480U JPS5936109Y2 (ja) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | 電力ケ−ブルの気中終端接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6269480U JPS5936109Y2 (ja) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | 電力ケ−ブルの気中終端接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56164629U JPS56164629U (ja) | 1981-12-07 |
JPS5936109Y2 true JPS5936109Y2 (ja) | 1984-10-05 |
Family
ID=29656994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6269480U Expired JPS5936109Y2 (ja) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | 電力ケ−ブルの気中終端接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936109Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-06 JP JP6269480U patent/JPS5936109Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56164629U (ja) | 1981-12-07 |
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