JPS5936097A - 荷役機械の安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、荷投機械に係シ、特に荷投機械の安全装置に
関する。

第１図から第４図により従来技術を説明する。

第１図、第２図は吊下げ形電動ウィンチの構造を示す。

モータ２の出力は１段ギヤ４．２段ピニオン３．２段ギ
ヤ５．３段ピニオン６．３段ギヤ７１、ドラムシャフト
８に伝えられる。ドラム１３は、ドラムサポート１８に
ささえられている。ドラムサポート１８はドラムシャフ
ト８にスプライン結合されている。クラッチ板１４は、
＠４図に示す形状をしており、ミゾ部１４ａとドラム１
３の切起こし部１３ａとがかみ合い、クラッチ板１４は
、ドラム軸方向には摺動できるがドラム１３の回転方向
には固定される。クラッチホイール１５は第３図に示す
形状をしており、内径スプラインと、ドラムシャフト８
のスプラインとがかみ合い、クラッチホイール】５はド
ラム軸方向には摺動可能であるが、ドラムシャフト８の
回転方向には固定される。クラッチ板１４．クラッチホ
イール１５を交互に配置し、皿バネ１６及び菊ナツト１
７で締付けることにより、クラッチ板１４とクラッチホ
イール１５の間に摩擦力が働き、ドラムシャフト８のト
ルクがドラム１３に伝えられて、荷を巻き上げることが
できる。皿バネ１６の押付力を適当に選ぶことにより、
荷がフレームＡ１１．フレーム１３１２に衝突した時に
は、クラッチ板１４とクラッチホイール１５間ですべり
、常時、荷を巻上げる時はすべらない様にすることがで
きる為、渦巻防止装置として使用している。

皿バネ１６とクラッチホイール１５の接触は、理論上、
接触線となるが、皿バネ１６の押付面が大きい為、面接
触となっており、クラッチホイール１５、クラッチ板１
４の間の接触面も全面でなく、皿バネ１６の押付面付近
のみ接触し、接触面１４））、接触面１５ａの様になる
。またクラッチ板１４．クラッチホイール１５の平面度
の度合により、接触面が変動する。

従来の方式では、前述の様に、摺動面の面積が変動する
為、すべりトルクが変動するという欠点があった。これ
を防止する為に、従来は、なじみ運転を行ない、すべり
トルクを安定化させてからトルクの調整をしなければな
らないという欠点があった。

本発明の目的は上述した従来技術の欠点を解消し、簡単
な構成で、すべりトルクの調整が行ないやすく安定化す
る荷投機械の安全装置を提供するにある。

上述した目的の為に本発明で改良した要点を述べる。従
来技術では、クラッチ板とクラッチホイールの接触面が
全面となっていた為、クラッチ板。

クラッチホイールの平面度により、接触面が変動し、ま
た、皿バネの押力により、接触面の面積が変動した為、
すべりトルクが変動していた。そこで、クラッチホイー
ルの両側摺動面に、軸心より等距離で、軸方向に複数個
の円形の押出しを交互に出すことにより、クラッチ板と
クラッチホイール間の摺動面を、円形の押出し面のみに
減少させた。これにより、摺動面の平均半径が上がった
。

本発明の実施例を第５図から第７図により説明する。第
５図は、改良クラッチホイール１９を示す。

改良クラッチホイール１９は、Ａ面、８面両面に軸心よ
り等距離で、軸方向へ円形の押出し１９ａ。

１９ｂを交互に出している。これを第６図に示す改良ク
ラッチ板２０と接触させ、トルクを発生させる。この組
合わせを第７図の部分構造図に示す。

モータからの出力はドラムシャフト８よ、ｂ　改ａ　ク
ラッチホイール１９に伝えられ、改良クラッチ板２０と
の接触摩擦により、改良クラッチ板２０に伝えられる。

ミゾ部２０ａと切起こし部１３ａとのかみ合いによりド
ラム１３ヘトルクが伝えられる。

上述した本発明の一実施例によれば、改良クラッチホイ
ール１９と改良クラッチ板の摺動面が押出されている為
、改良クラッチホイール１９と改良クラッチ板の平面度
により接触面積が変動することがなく、マた、皿バネ１
６の改良クラッチホイール１９との接触線を、押出し面
１９ａ、１９ｂの中心と合わせることにより、接触面の
変動が少なくなり、すべりトルクが安定する為、なじみ
運転の時間を短縮できると共に、調整が簡単になるとい
う効果がある。

本発明によれば、荷投機械の安全装置としてのトルク伝
達装置の回転摺動板に複数個の円形押出しを出すことに
より、トルク伝達装置のすべり特性が安定化し、調整が
行ないやすくなるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来技術を説明する構造図、第２図は従来技
術を説明する部分構造図、第３図は従来技術を説明する
部品図、第４図は従来技術を説明する部品図、第５．第
６図は本発明の一実施例の部品図、第７図は同じく部分
構造図である。 １・・・上フック、２・・・モータ、３・・２段ピニオ
ン、４・・・１段ギヤ、５・・・２段ギヤ、６・・・３
段ピニオン、７・・・３段ギヤ、８・・・ドラムシャフ
ト、９・・・ギヤカバー、１０・・・モータビニオン、
１１・・・フレームＡ。 １２・・・フレームＢ１１３・・・ドラム、１３ａ・・
ドラム切起こし部、１４・・・クラッチ板、１４ａ・・
ベゾ部、１４ｂ・・・接触面、１５・・・クラッチホイ
ール、１５ａ・・・接か面、１６・・・皿バネ、１７・
・・菊ナツト、１８・・・ドラムサポート、１９・・・
改良クラッチホイール、１９ａ・・・押出し面、１９ｂ
・・・押出し面、２０・・・改良クラッチ板Ｎ　　２０
ａ・・・ミゾ部。 算　１０ 半　２目 茅３図 （α）　　　　　　　　　（し） 算４目 芽　５　図 ”　　　　　　　　　（ｂ） 竿乙巳

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電動機等により、減速装置を介して、駆動されワイ
   ヤロープを巻込み、荷物の巻」二げ１巻下げを行なう荷
   投機械のドラムで、ドラム軸に対しドラム軸方向には摺
   動可能で回転方向には一体となる様、係合された複数枚
   の、表面を熱処理した鋼板製回転摺動板と、この回転摺
   動板の間に配置されると共に、ドラム軸に対しては回転
   可能に支持され、ドラムの軸方向には摺動可能で、ドラ
   ムの回転方向には一体となる様係合され、表面を熱処理
   した鋼板製固定摺動板とを加圧し、その両槽動板間に摩
   擦トルクを発生させる弾性体からなる、トルク伝達装置
   に於いて、回転摺動板の両側の摺動面に、軸心より、等
   距離で、軸方向に複数個の円形の押出しを表裏交互に出
   したことを特徴とする荷投機械の安全装置。