JPH0230889Y2 - - Google Patents

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JPH0230889Y2
JPH0230889Y2 JP10754283U JP10754283U JPH0230889Y2 JP H0230889 Y2 JPH0230889 Y2 JP H0230889Y2 JP 10754283 U JP10754283 U JP 10754283U JP 10754283 U JP10754283 U JP 10754283U JP H0230889 Y2 JPH0230889 Y2 JP H0230889Y2
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JP
Japan
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gear
helical gear
transmission
worm
roller
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JP10754283U
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JPS6017011U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として車軸塔載用として使用される
ローラー駆動方式を採用した電動兼手動型アンテ
ナ装置に関するものである。
従来に於いては第1図に示す如くローラー駆動
方式を用いたアンテナロツド1の昇降操作を手動
にて行う場合、ローラー2とローラー3とに挟圧
された該アンテナロツド1をその摩擦力以上の操
作力を以つてスリツプ移動させなければならず操
作性が悪いという欠点があつた。
尚、4はモーター5に直結したウオームであ
る。本考案はこれらの点に鑑みなされたもので、
以下に図示の実施例に基きその内容について説明
する。
第2図乃至第3図に於いて、10はローラー駆
動方式を採用したアンテナ装置本体、11は駆動
用モーターでその出力軸12にウオーム13を装
着してある。
14はクラツチ機能を有するヘリカルギヤ(斜
向歯車)で第4図に示す如く前記ウオーム13と
適宜噛合せしめてある。
このヘリカルギヤ14に代えてウオームホイー
ル(図示せず)を採用することも考えられるが、
他の歯車との噛合伝達効率を考慮するとヘリカル
ギヤ14の採用が望ましい。
15はヘリカルギヤ14の回転軸で、前記ウオ
ーム13の回転軸方向(X−X)に平行な長円形
状の長孔16を穿つた軸受け17により遊嵌支承
せしめてある。
而して、ウオーム13が回転せしめられるとヘ
リカルギヤ14は適宜回転せしめられると同時に
矢標A又はB方向へ移行する力が発生し軸受け1
7の長孔に規制されて同方向に移動し、後述する
伝達歯車19又は20の何れかと噛合し、ヘリカ
ルギヤ14の回転力を伝える。
又、伝達歯車19,20がアンテナロツドの操
作により逆回転せしめられると該伝達歯車19又
は20の何れかと噛合しているヘリカルギヤ14
はその噛み合いが外れる方向の回転となるため該
ヘリカルギヤ14は矢標A又はB方向に逃げ、そ
の結果、伝達歯車19又は20との噛み合いが外
れて伝達力は断たれる。
結局、上述の如くヘリカルギヤ14はクラツチ
機能を発揮するものである。
18は発条で線発条又は板発条等を採用してヘ
リカルギヤ14の回転軸15に圧接してあり、電
動装作時に該ヘリカルギヤ14の矢標A又はB方
向への移動を円滑に行うために有効である。19
及び20はヘリカルギヤ14と各独立して夫々噛
合すべく成した伝達歯車である。
前記した軸受け17に於ける長孔16の長さl
はヘリカルギヤ14と各伝達歯車19,20と適
性な噛合い深さに保たれるように設定しているの
で伝達効率の低下はない。
21はローラー22を有するローラー駆動歯車
で前記伝達歯車19,20と夫々噛合してある。
23はローラー24を有するローラー駆動歯車
で前記ローラー駆動歯車21と噛合してある。2
5はアンテナロツドでローラー22とローラー2
4とに挟圧されながらその摩擦力により矢標C又
はD方向に移動せしめられる。
次に叙上の構成より成る本考案の作動態様につ
いて説明する。
電動操作時に於いて、駆動用モーター11が所
定方向に回転するとウオーム13も同体に同方向
に回転しウオーム13と噛み合つているヘリカル
ギヤ14はその回転方向に応じて矢標A又はB方
向への作用力により移動しながら回転し、伝達歯
車19又は20と噛合する。
従つて、ローラー駆動歯車21、ローラー22
及びローラー駆動歯車23、ローラー24が夫々
回転せしめられアンテナロツド25は矢標C又は
D方向に昇降せしめられる。
次に、手動操作時に於いてアンテナロツド25
を外部から手動で矢標C又はD方向に移動せしめ
た場合、ローラー22,24の摩擦力及びローラ
ー駆動歯車21,23を介してその回転力は伝達
歯車19,20に伝わり、ヘリカルギヤ14を回
転せしめようとするが、伝達歯車19,20とヘ
リカルギヤ14とは噛み合いが外れる方向の回転
となるため該ヘリカルギヤ14は逃げその結果、
噛み合いが外れて伝達力は遮断される。
このようにしてウオーム13の逆駆動負荷がア
ンテナロツド25負荷に加わらないため、小さな
操作力でアンテナロツド25の昇降が可能とな
る。
而して、本考案では叙上の如き構成及び作用を
有するのでアンテナロツドの操作を手動で行つた
場合、ヘリカルギヤが伝達歯車19又は20とそ
の噛み合いが外れウオームの逆駆動負荷がアンテ
ナロツドに加わらないのでアンテナロツドの操作
力を小となし得、その操作性が向上するという効
果があり又、軸受けに長孔を採用したので電動時
にヘリカルギヤと伝達歯車とを適性噛み合い深さ
に保つことが出来、伝達効率の低下を防止するこ
とが出来る等その実益する処大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の説明図、第2図乃至第3図
は本考案の実施例を示し、第2図はその要部の断
面図、第3図はウオームとヘリカルギヤと軸受け
との関係を示す正面図である。第4図は本考案装
置の要部の斜視図である。 10……アンテナ装置本体、13……ウオー
ム、14……ヘリカルギヤ、16……長孔、17
……軸受け、19,20……伝達歯車、25……
アンテナロツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ローラー22を有するローラー駆動歯車21
    と、該ローラー駆動歯車21に噛合せしめたロー
    ラー24を有するローラー駆動歯車23と、 前記ローラー22とローラー23との間に摺動
    自在に挟圧したアンテナロツド25と、 前記ローラー駆動歯車21に対し、同一の水平
    軸上であつて且つ夫々個別に噛合せしめた一対の
    伝達歯車19,20と、 該一対の伝達歯車19,20の何れか一方と噛
    合させるために軸受け17の長孔16に規制され
    て直線移動すべく成した回転軸15を有するヘリ
    カルギヤ14と、 該ヘリカルギヤ14に噛合せしめたウオーム1
    3と、該ウオーム13を所定方向に回転すべく出
    力軸12を介して連結した駆動用モーター11と
    から成り、前記アンテナロツド25の手動操作時
    に伝達歯車19又は伝達歯車20と前記ヘリカル
    ギヤ14との噛合を外し、電動時にのみ前記ヘリ
    カルギヤ14と前記伝達歯車19又は伝達歯車2
    0の何れか一方と噛合すべく成した電動兼手動型
    アンテナ装置。
JP10754283U 1983-07-11 1983-07-11 電動兼手動型アンテナ装置 Granted JPS6017011U (ja)

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JP10754283U JPS6017011U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 電動兼手動型アンテナ装置

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JP10754283U JPS6017011U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 電動兼手動型アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6017011U JPS6017011U (ja) 1985-02-05
JPH0230889Y2 true JPH0230889Y2 (ja) 1990-08-21

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JP10754283U Granted JPS6017011U (ja) 1983-07-11 1983-07-11 電動兼手動型アンテナ装置

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