JPH0416746Y2 - - Google Patents

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JPH0416746Y2
JPH0416746Y2 JP4947687U JP4947687U JPH0416746Y2 JP H0416746 Y2 JPH0416746 Y2 JP H0416746Y2 JP 4947687 U JP4947687 U JP 4947687U JP 4947687 U JP4947687 U JP 4947687U JP H0416746 Y2 JPH0416746 Y2 JP H0416746Y2
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JP
Japan
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upper rail
screw
guide blocks
pair
rail
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JP4947687U
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JPS63155846U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主として自動車に設置されるシートを
自動的にスライドさせるために用いられるパワー
シートスライドに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のパワーシートスライド装置とし
ては、床に敷設したロアーレールと、該ロアーレ
ール上に摺動可能に嵌乗されるアツパーレールと
の空隙にスライド駆動機構を取付けた構成が提供
されている(実公昭57−47225号)。上記構成はス
ライド駆動機構がロアーレールとアツパーレール
との空隙に収納されてしまうのでコンパクトにな
り、シート下のスペースが拡大されてそこに部材
を設置することが出来ると言う利点を有する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来構成にあつてはロアーレ
ール上にアツパーレールが嵌乗されてはいるけれ
どもロアーレール全長にわたつてアツパーレール
が支持されているわけではなく、したがつてロア
ーレールには無駄な部分が存在する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来の問題点を解決する手段とし
て、一対のガイドブロツク1,2と、該一対のガ
イドブロツク1,2に両端部を軸支されるスクリ
ユー杆10,10Aと、該一対のガイドブロツク
1,2上に摺動可能に嵌乗されるアツパーレール
11と、該アツパーレール11と該スクリユー杆
10,10Aとの間に介在する推進機構とからな
るパワーシートスライド装置を提供するものであ
る。
〔作用〕
アツパーレールは一対のガイドブロツク上に摺
動可能に嵌乗している。したがつて該一対のガイ
ドブロツクによつて両端部を軸支されるスクリユ
ー杆と該アツパーレールと該スクリユー杆との間
に介在する推進機構とによりアツパーレールを該
一対のガイドブロツク上に前後摺動させることが
出来る。該アツパーレールは上記したように一対
のガイドブロツクにより両端部を支持されるが、
中間においても推進機構を介してスクリユー杆に
よつて支持されている。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においてはスクリユー杆およ
び推進機構はアツパーレールの下に収納されてい
るからコンパクトになりシート下のスペースが拡
大されて、該スペースに種々の部材を設置するこ
とが出来、またアツパーレールは一対のガイドブ
ロツク上に嵌乗し摺動するからロアーレールが不
要になつて部品点数が減少され、それだけ低廉に
提供出来るけれども、該アツパーレールは該一対
のガイドブロツクに両端部を支持される以外に中
間部においてもスライド機構を介してスクリユー
杆によつて支持されるから、ロアーレールを省略
しても構造強度的には全く問題がない。
〔実施例〕
本考案を第1図〜第4図に示す一実施例によつ
て説明すれば、1,2は一対のガイドブロツクで
あり、台枠3,4を介して床5上に固定されてお
り、上面にはローラー6,7が回転自在に取付け
られ、側面にはボール8,9が回転自在に取付け
られている。該一対のガイドブロツクにはスクリ
ユー10の両端部が軸支され固定される。11は
該一対のガイドブロツク1,2上に摺動可能に嵌
乗されるアツパーレールであり、該アツパーレー
ル11は該ガイドブロツク1,2のローラー6,
7およびボール8,9を介してガイドブロツク
1,2上を摺動するようになつている。該アツパ
ーレール11の中間部下面には該スクリユー10
が貫通するギアボツクス12が取付けられ、第3
図に示すように該ギアボツクス12内には該スク
リユー10と螺合する螺孔13が貫設され外周面
には切歯14が形成されている推進体15がベア
リング16,17を介して回転自在に取付けられ
ており、該推進体15の外周面の切歯14には該
ギアボツクス12側面に支持されるモータ18の
回転軸19に取付けられているウオームギア20
が噛合している。
上記構成において、アツパーレール11上には
座席が塔載されるが、モータ18を駆動して回転
軸19を介してウオームギア20を所定方向に回
転させると、該ウオームギア20に外周面の切歯
14が噛合している推進体15がスクリユー10
の周りに回転し、該推進体15の螺孔13がスク
リユー10と螺合しているから該推進体15はス
クリユー10の周りに回転しつつ、その回転方向
に応じて前進または後進する。該推進体15の前
進または後進にともなつてギアボツクス12を介
してアツパーレール11が前方または後方に摺動
してその上に塔載される座席がスライドする。ア
ツパーレール11の中間に荷重が及ぼされる場合
には該荷重はギアボツクス12の推進体15を介
してスクリユー10に伝達され、このようにして
アツパーレール11はスクリユー10に支持され
るのである。
第5図〜第7図には他の実施例が示される。本
実施例ではスクリユー10Aはガイドブロツク
1,2に回転自在に支持され、スクリユー10A
の一端部はギアボツクス12A内に収容され、該
ギアボツクス12A内において第6図に示すよう
にスクリユー10Aの端部には平ギア14Aが取
付けられ、該平ギア14Aにはモータ18Aの回
転軸19Aに取付けられているウオームギア20
Aが噛合している。更に第7図に示すようにアツ
パーレール11の中間部において下面には推進体
15Aが取付けられ、該推進体15Aにはスクリ
ユー10Aと螺合する螺孔13Aが貫設されてい
る。
上記構成において、モータ18Aを駆動して回
転軸19Aを介してウオームギア20Aを所定方
向に回転させると、スクリユー10Aが該ウオー
ムギア20Aに噛合している平ギア14Aを介し
て回転する。このようなスクリユー10Aの回転
によつて該スクリユー10Aに螺合する螺孔13
Aを有する推進体15Aが、該スクリユー10A
の回転方向に応じて前進または後進し、該推進体
15Aの前進または後進にともなつてアツパーレ
ール11が前方または後方に摺動してその上に塔
載される座席がスライドする。アツパーレール1
1の中間に及ぼされる荷重は推進体15Aを介し
てスクリユー10により受止される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示すもの
であり、第1図はアツパーレール切欠き斜視図、
第2図はガイドブロツク部分横断面図、第3図は
ギアボツクス部分横断面図、第4図はギアボツク
ス部分縦断面図、第5図〜第7図は本考案の他の
実施例を示すものであり、第5図はアツパーレー
ル切欠き斜視図、第6図はギアボツクス部分横断
面図、第7図は推進体縦断面図である。 図中、1,2……ガイドブロツク、10,10
A……スクリユー、11……アツパーレール、1
2,12A……ギアボツクス、15,15A……
推進体、18……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対のガイドブロツクと、該一対のガイドブロ
    ツクに両端部を軸支されるスクリユー杆と、該一
    対のガイドブロツク上に摺動可能に嵌乗されるア
    ツパーレールと、該アツパーレールと該スクリユ
    ー杆との間に介在する推進機構とからなることを
    特徴とするパワーシートスライド装置。
JP4947687U 1987-03-31 1987-03-31 Expired JPH0416746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4947687U JPH0416746Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4947687U JPH0416746Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63155846U JPS63155846U (ja) 1988-10-13
JPH0416746Y2 true JPH0416746Y2 (ja) 1992-04-15

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ID=30871961

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JP4947687U Expired JPH0416746Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP2018086905A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 シロキ工業株式会社 パワーシートスライド装置

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Publication number Publication date
JPS63155846U (ja) 1988-10-13

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