JPS6330843Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6330843Y2 JPS6330843Y2 JP13384183U JP13384183U JPS6330843Y2 JP S6330843 Y2 JPS6330843 Y2 JP S6330843Y2 JP 13384183 U JP13384183 U JP 13384183U JP 13384183 U JP13384183 U JP 13384183U JP S6330843 Y2 JPS6330843 Y2 JP S6330843Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut body
- transmission wheel
- wheel
- nut
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 16
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gear Transmission (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、直線往復運動装置の直線送り機構に
用いられるボールねじに対する伝動ホイールの嵌
着構造に関する。
用いられるボールねじに対する伝動ホイールの嵌
着構造に関する。
軸方向への移動が抑制され回転のみ自在に支障
されたボールねじのナツト本体にウオームホイー
ル、ギヤ等の伝動ホイールを外嵌し、該伝動ホイ
ールを通じて伝達される回転力で前記ナツト本体
を正逆回転させることによつて、該ナツト本体に
ボールを介して貫設されかつ回転運動が抑制され
たねじ軸を軸方向へ往復運動させるように構成し
た直線往復運動装置は、ジヤツキ、モーターシリ
ンダ、その他直線運動サーボ機構として広範囲に
亘つて使用されている。
されたボールねじのナツト本体にウオームホイー
ル、ギヤ等の伝動ホイールを外嵌し、該伝動ホイ
ールを通じて伝達される回転力で前記ナツト本体
を正逆回転させることによつて、該ナツト本体に
ボールを介して貫設されかつ回転運動が抑制され
たねじ軸を軸方向へ往復運動させるように構成し
た直線往復運動装置は、ジヤツキ、モーターシリ
ンダ、その他直線運動サーボ機構として広範囲に
亘つて使用されている。
しかし、ボールねじのナツト本体は普通のすべ
り接触のねじのナツトに比べて外側寸法が著しく
大きいので、該ナツト本体に外嵌する伝動ホイー
ルの嵌着構造に通常のキー止め構造を採用する
と、伝動ホイールの肉厚を相当厚くする必要があ
る。このため、伝動ホイールが大きくなるばかり
でなく、装置全体が大きくなる不都合があつた。
り接触のねじのナツトに比べて外側寸法が著しく
大きいので、該ナツト本体に外嵌する伝動ホイー
ルの嵌着構造に通常のキー止め構造を採用する
と、伝動ホイールの肉厚を相当厚くする必要があ
る。このため、伝動ホイールが大きくなるばかり
でなく、装置全体が大きくなる不都合があつた。
本考案は上述の問題点を解決することを目的と
してなされたもので、キーを用いず、ナツト本体
に伝動ホイールを嵌合するだけで両者が非回転状
態に嵌着されるように構成したボールねじに対す
る伝動ホイールの嵌着構造を提供するものであ
る。
してなされたもので、キーを用いず、ナツト本体
に伝動ホイールを嵌合するだけで両者が非回転状
態に嵌着されるように構成したボールねじに対す
る伝動ホイールの嵌着構造を提供するものであ
る。
以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明す
る。図面はボールねじを用いた直線往復運動装置
の要部を示しており、装置本体をなすケーシング
１にボールねじを用いた直線送り機構が内蔵され
ている。ボールねじは、ナツト本体２のねじ溝
と、該ナツト本体２を貫通して延びる長いねじ軸
３のねじ溝との間に多数のボール４を転動自在に
介装して構成され、ボール４はリターンチユーブ
５を通つて循環するようになつている。
る。図面はボールねじを用いた直線往復運動装置
の要部を示しており、装置本体をなすケーシング
１にボールねじを用いた直線送り機構が内蔵され
ている。ボールねじは、ナツト本体２のねじ溝
と、該ナツト本体２を貫通して延びる長いねじ軸
３のねじ溝との間に多数のボール４を転動自在に
介装して構成され、ボール４はリターンチユーブ
５を通つて循環するようになつている。
ナツト本体２は両側に軸受スリーブ６，６が連
設されていて、該スリーブ６，６に嵌装した軸受
７，７を介してケーシング１に回転のみ自在に支
承され、軸方向への移動が抑制される。一方、ね
じ軸３は適宜の手段で回転運動が抑制されてい
て、軸方向へのみ移動自在となつている。そし
て、ナツト本体２を正逆回転させることによりね
じ軸３が軸方向へ往復運動するように構成されて
いる。
設されていて、該スリーブ６，６に嵌装した軸受
７，７を介してケーシング１に回転のみ自在に支
承され、軸方向への移動が抑制される。一方、ね
じ軸３は適宜の手段で回転運動が抑制されてい
て、軸方向へのみ移動自在となつている。そし
て、ナツト本体２を正逆回転させることによりね
じ軸３が軸方向へ往復運動するように構成されて
いる。
ナツト本体２を正逆回転させるために、ナツト
本体２にウオームホイール８が外嵌され、該ウオ
ームホイール８に噛み合いかつ駆動装置（図示せ
ず）に連動連結するウオーム９がケーシング１に
軸支されていて、該ウオーム９の正逆回転により
ウオームホイール８を介してナツト本体２が正逆
回転せしめられる。
本体２にウオームホイール８が外嵌され、該ウオ
ームホイール８に噛み合いかつ駆動装置（図示せ
ず）に連動連結するウオーム９がケーシング１に
軸支されていて、該ウオーム９の正逆回転により
ウオームホイール８を介してナツト本体２が正逆
回転せしめられる。
而して、ナツト本体２に対するウオームホイー
ル８の嵌着構造は、キー止め構造を採用せずに、
第２図に示すように、ウオームホイール８に連設
した円筒体１０の端部に、相対向する係合面１
２，１２が平行する一対の係合突出部１１，１１
を突設し、一方、ナツト本体２の一側方に連設し
たフランジ部１３の外周に、係合面１２，１２に
対する係合面１４，１４を形成し、相対する係合
面１２と係合面１４を係合させることによつてナ
ツト本体２とウオームホイール８が非回転状態に
嵌着されるようになつている。
ル８の嵌着構造は、キー止め構造を採用せずに、
第２図に示すように、ウオームホイール８に連設
した円筒体１０の端部に、相対向する係合面１
２，１２が平行する一対の係合突出部１１，１１
を突設し、一方、ナツト本体２の一側方に連設し
たフランジ部１３の外周に、係合面１２，１２に
対する係合面１４，１４を形成し、相対する係合
面１２と係合面１４を係合させることによつてナ
ツト本体２とウオームホイール８が非回転状態に
嵌着されるようになつている。
図中、１５は軸受スリーブ６に嵌着したガイド
ブツシユで、ねじ軸３のねじ山頂部を摺接案内し
て傾きや振れを防止する役割を果している。
ブツシユで、ねじ軸３のねじ山頂部を摺接案内し
て傾きや振れを防止する役割を果している。
上述のように本考案の嵌着構造によれば、キー
を使用しないので、外側寸法の大きいナツト本体
２に外嵌する伝動ホイール８の円筒部１０の肉厚
を極力薄くすることが可能で、伝動ホイール８の
軽量化と装置全体のコンパクト化が図れる。ま
た、キーを必要としないので、それだけ部品点数
が少なくなり組立にも有利である。
を使用しないので、外側寸法の大きいナツト本体
２に外嵌する伝動ホイール８の円筒部１０の肉厚
を極力薄くすることが可能で、伝動ホイール８の
軽量化と装置全体のコンパクト化が図れる。ま
た、キーを必要としないので、それだけ部品点数
が少なくなり組立にも有利である。
第１図はボールねじを用いた直線往復運動装置
の要部縦断面図、第２図は同ナツト本体と伝動ホ
イールの嵌着構造を示す分解斜視図である。 ２……ナツト本体、３……ねじ軸、４……ボー
ル、６……軸受スリーブ、８……伝動ホイール
（ウオームホイール）、１０……円筒部、１１……
係合突出部、１２……係合面、１３……フランジ
部、１４……係合面。
の要部縦断面図、第２図は同ナツト本体と伝動ホ
イールの嵌着構造を示す分解斜視図である。 ２……ナツト本体、３……ねじ軸、４……ボー
ル、６……軸受スリーブ、８……伝動ホイール
（ウオームホイール）、１０……円筒部、１１……
係合突出部、１２……係合面、１３……フランジ
部、１４……係合面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ ボールねじのナツト本体２両側に軸受スリー
ブ６，６を突設すると共に、一側方よりにフラ
ンジ部１３を突設し、前記ナツト本体２に外嵌
する伝動ホイール８に円筒部１０を連設し、該
円筒部１０の端部に相対向する係合面１２，１
２を有する一対の係合突出部１１，１１を設
け、前記ナツト本体２のフランジ部１３外周に
前記係合面１２，１２に対応する係合面１４，
１４を形成し、相対する両係合面１２，１４を
係合してナツト本体２と伝動ホイール８を非回
転状態に嵌着することを特徴とするボールねじ
に対する伝動ホイールの嵌着構造。 ２ 伝動ホイール８がウオームホイールである実
用新案登録請求の範囲第１項記載のボールねじ
に対する伝動ホイールの嵌着構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13384183U JPS6040851U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | ボ−ルねじに対する伝動ホイ−ルの嵌着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13384183U JPS6040851U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | ボ−ルねじに対する伝動ホイ−ルの嵌着構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6040851U JPS6040851U (ja) | 1985-03-22 |
| JPS6330843Y2 true JPS6330843Y2 (ja) | 1988-08-17 |
Family
ID=30301767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13384183U Granted JPS6040851U (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | ボ−ルねじに対する伝動ホイ−ルの嵌着構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040851U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013147968A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Mitsubishi Electric Corp | スクリュー圧縮機 |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP13384183U patent/JPS6040851U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013147968A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Mitsubishi Electric Corp | スクリュー圧縮機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6040851U (ja) | 1985-03-22 |
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