JP4925106B2 - エレベータの駆動装置 - Google Patents

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Description

この発明は、かご及び釣合おもりを昇降させるためのトラクション方式のエレベータの駆動装置に関するものである。
従来のエレベータの駆動装置では、エレベータの主索が巻き掛けられた駆動綱車を回転させるために、駆動綱車の側面に摩擦輪が圧接されることがある。駆動綱車の側面には、V形溝が設けられている。摩擦輪は、V形溝に圧接されている。また、摩擦輪は、電動機により回転されるようになっている。電動機の駆動力は、摩擦輪を介して駆動綱車に伝達される。摩擦輪の外径は、駆動綱車の外径よりも小さくされており、所定の減速比が駆動綱車と摩擦輪との間に得られるようになっている(特許文献1参照)。
特開昭59−97987号公報
上記のように、従来のエレベータの駆動装置では、摩擦輪と駆動綱車との間の摩擦力のみによって、電動機の駆動力が駆動綱車に伝達されるようになっている。従って、大きな駆動トルクが駆動綱車にかかる場合には、摩擦輪と駆動綱車との間に滑りが生じてしまい、電動機の駆動力が駆動綱車及び主索に効率良く伝達されなくなってしまうことがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、駆動モータの回転軸と駆動シーブとの間の減速比を確保することができるとともに、主索に駆動モータの回転力をより確実に伝達することができるエレベータの駆動装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータの駆動装置は、回転可能な回転軸を有する駆動モータ、回転軸と一体に回転可能な駆動輪と、駆動輪に対して間隔を置いて配置された従動輪と、駆動輪及び従動輪のそれぞれの外周部に係合可能な複数の駆動側係合片を含み、駆動輪及び従動輪間に巻き掛けられる無端状の移動体とを有する係合装置、及び駆動側係合片と係合される複数の従動側係合片が外周部に設けられ、かつエレベータの主索が巻き掛けられ、回転軸の回転力が係合装置を介して伝達される駆動シーブを備え、駆動シーブの外周部で駆動シーブの厚さ方向両端部には、一対の係合縁部が設けられ、各係合縁部間に設けられた凹部の底部には、主索が掛けられる主索溝が設けられており、駆動側係合片が各係合縁部間に跨って各従動側係合片に係合される。

この発明の実施の形態1によるエレベータの駆動装置を示す正面図である。 図1のII-II線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの駆動装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータの駆動装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータの駆動装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータの駆動装置を示す正面図である。 図6のVII-VII線に沿った断面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの駆動装置を示す正面図、図2は図1のII-II線に沿った断面図である。図において、昇降路上部には、支持台(図示せず)が固定されている。支持台には、水平に延びる綱車軸1が支持されている。綱車軸1には、駆動シーブ3が設けられている。駆動シーブ3は、綱車軸1を中心に回転可能になっている。駆動シーブ3には、複数の主索2が巻き掛けられている。かご及び釣合おもり(いずれも図示せず)は、各主索2により吊り下げられている。また、かご及び釣合おもりは、駆動シーブ3の回転により昇降路内を昇降される。
支持台にはまた、駆動シーブ3を回転させるための駆動モータ4が支持されている。駆動モータ4は、モータ本体5と、モータ本体5により回転される回転軸6とを有している。回転軸6は、綱車軸1と平行に配置されている。また、回転軸6の一部は、駆動シーブ3の周囲に配置されている。回転軸6には、回転軸6の回転力を駆動シーブ3に伝達するための係合体7が設けられている。係合体7は、回転軸6と一体に回転可能になっている。
係合体7は、回転軸6に固定された一対の固定板8,9と、各固定板8,9間に設けられた複数の駆動側係合片10とを有している。各固定板8,9は、回転軸6の軸線に対して垂直になっている。また、各固定板8,9は、回転軸6の軸線方向へ互いに間隔を置いて配置されている。各駆動側係合片10は、回転軸6の軸線に沿って延びる棒状体である。また、各駆動側係合片10は、係合体7の回転方向に沿って互いに間隔を置いて回転軸6の周囲に配置されている。
駆動シーブ3の外周部には、駆動シーブ3の周方向へ延びる一対の係合縁部11が設けられている。各係合縁部11は、綱車軸1の軸線方向、即ち駆動シーブ3の厚さ方向について、駆動シーブ3の両端部にそれぞれ設けられている(図2)。各係合縁部11には、各駆動側係合片10に係合される複数の従動側係合片12が設けられている。各従動側係合片12は、駆動シーブ3の全周に渡って互いに間隔を置いて配置されている。この例では、各駆動側係合片10の形状は、円柱状とされている。また、各従動側係合片12は、各駆動側係合片10の外形に沿った円弧状の窪み部とされている。
駆動シーブ3の外周部にはまた、駆動シーブ3の周方向へ延びる凹路13が設けられている(図2)。凹路13は、各係合縁部11間に配置されている。凹路13の底部には、各主索2が掛けられる複数本の主索溝14が設けられている。各駆動側係合片10は、各係合縁部11間に跨って各従動側係合片12に係合されるようになっている。係合体7が回転され、各駆動側係合片10が各従動側係合片12に順次係合されることにより、駆動シーブ3が回転されるようになっている。なお、各駆動側係合片10は、各主索2との間に隙間ができるように従動側係合片12に係合されるようになっている(図2)。
次に、動作について説明する。モータ本体5により回転軸6が回転されると、係合体7が回転軸6と一体に回転される。これにより、回転軸6の回転力が係合体7を介して駆動シーブ3に伝達され、駆動シーブ3が回転される。
駆動シーブ3が回転されると、各主索2と駆動シーブ3との間の摩擦力により、各主索2が移動され、かご及び釣合おもりが昇降される。
このようなエレベータの駆動装置では、複数の駆動側係合片10を有する係合体7が回転軸6と一体に回転可能とされ、各駆動側係合片10と係合される複数の従動側係合片12が駆動シーブ3の外周部に設けられているので、係合体7と駆動シーブ3との間での滑りの発生を防止することができ、回転軸6の回転力を駆動シーブ3により確実に伝達することができる。これにより、駆動シーブ3に巻き掛けられた各主索2にも、回転軸6の回転力をより確実に伝達することができる。また、係合体7及び駆動シーブ3のそれぞれの外径を調整することにより、回転軸6と駆動シーブ3との間の減速比を所望の値に確保することもできる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2によるエレベータの駆動装置を示す正面図である。図において、支持台には、複数(この例では、3つ)の駆動モータ4が支持されている。各駆動モータ4の回転軸6は、駆動シーブ3の周囲にそれぞれ配置されている。各回転軸6の高さ位置は、各主索2と干渉しないように、綱車軸1の高さよりも高位置とされている。各回転軸6には、係合体7がそれぞれ固定されている。駆動シーブ3の外周部には、各係合体7が係合される複数の従動側係合片12が設けられている。従動側係合片12には、各係合体7の駆動側係合片10が係合されている。各回転軸6の回転力は、各係合体7を介して駆動シーブ3に伝達される。駆動シーブ3は、各回転軸6の回転力の駆動シーブ3への伝達により綱車軸1を中心に回転される。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの駆動装置では、複数の駆動モータ4の駆動力が各係合体7を介して共通の駆動シーブ3に伝達されるようになっているので、各駆動モータ4を小形化することができ、駆動装置全体の設置スペースを縮小化することができる。
なお、上記の例では、駆動モータ4の数が3つとされているが、2つあるいは4つ以上としてもよい。
また、上記の例では、係合体7と駆動シーブ3との間の係合により、回転軸6の回転力が駆動シーブ3に伝達されるようになっているが、互いに噛み合う歯車により回転軸6の回転力を駆動シーブ3に伝達してもよいし、チェーンが巻き掛けられたスプロケットにより回転軸6の回転力を駆動シーブ3に伝達してもよい。また、ラックに噛み合うピニオンによっても、回転軸6の回転力を駆動シーブ3に伝達することができる。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3によるエレベータの駆動装置を示す正面図である。図において、回転軸6には、駆動輪31が設けられている。駆動輪31は、回転軸6と一体に回転可能になっている。また、支持台には、駆動輪31に対して間隔を置いて配置された従動輪32が支持されている。駆動輪31及び従動輪32のそれぞれの外周部には、複数の係合部が設けられている。駆動輪31及び従動輪32間には、可撓性を有する無端状の移動体33が巻き掛けられている。移動体33は、駆動輪31の回転により周回移動される。従動輪32は、移動体33の周回移動により回転される。なお、移動体33には、駆動輪31及び従動輪32により適切な張力が与えられている。また、移動体33は、駆動シーブ3の上部に係合されている。
移動体33は、環状条体34と、環状条体34に設けられた複数の駆動側係合片35とを有している。各駆動側係合片35は、環状条体34の長さ方向へ互いに間隔を置いて配置されている。各駆動側係合片35は、駆動輪31及び従動輪32のそれぞれの係合部に係合するための第1係合部36と、駆動シーブ3の外周部に設けられた複数の従動側係合片12に係合するための第2係合部37とを有している。
各第1係合部36は、移動体33の周回移動により1周されるまでの間に、駆動輪31及び従動輪32のそれぞれの係合部に係合されるようになっている。また、各第2係合部37は、移動体33の周回移動により1周されるまでの間に、従動側係合片12に係合されるようになっている。従動側係合片12には、駆動輪31と従動輪32との間を移動される駆動側係合片35の第2係合部37が係合される。駆動シーブ3は、移動体33の周回移動により回転される。
なお、回転軸6の回転力を駆動シーブ3に伝達するための係合装置38は、駆動輪31、従動輪32及び移動体33を有している。また、この例では、第1係合部36は移動体33の内側に設けられ、第2係合部37は移動体33の外側に設けられている。各駆動側係合片35の形状は、第1係合部36及び第2係合部37により円柱状とされている。他の構成は実施の形態1と同様である。
次に、動作について説明する。駆動輪31が回転軸6と一体に回転されると、移動体33は駆動輪31及び従動輪32間で周回移動され、各駆動側係合片35が周回移動される。各駆動側係合片35が周回移動されると、駆動側係合片35に係合された従動側係合片12が移動され、駆動シーブ3は綱車軸1を中心に回転される。この後の動作は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの駆動装置では、駆動輪31及び従動輪32のそれぞれの外周部に係合可能な複数の駆動側係合片35を有する移動体33が駆動輪31及び従動輪32間に巻き掛けられ、駆動側係合片35は、駆動シーブ3の外周部に設けられた複数の従動側係合片12に係合されているので、回転軸6の回転力を駆動シーブ3及び各主索2により確実に伝達することができる。また、駆動輪31及び駆動シーブ3のそれぞれの外径の比を調整することにより、回転軸6と駆動シーブ3との間の減速比を調整することができるので、回転軸6と駆動シーブ3との間の減速比を所望の値に調整することができる。
なお、上記の例では、移動体33は、駆動輪31及び従動輪32により与えられる張力により、駆動シーブ3に押し付けられているが、駆動輪31及び従動輪32とは別に、移動体33に接触する押圧ローラを有する押し付け装置により駆動シーブ3に移動体33を押し付けるようにしてもよい。
実施の形態4.
図5は、この発明の実施の形態4によるエレベータの駆動装置を示す正面図である。図において、駆動シーブ3の径方向外側には、駆動輪31及び一対の従動輪32が配置されている。駆動シーブ3は、各従動輪32の間に配置され、かつ駆動輪31の下方に配置されている。駆動輪31は、回転軸6に固定されている。各従動輪32は、支持台に支持されている。各従動輪32の高さ位置は、駆動シーブ3の上端部よりも低い位置とされている。
駆動輪31及び各従動輪32間には、複数の駆動側係合片35を有する無端状の移動体33が巻き掛けられている。移動体33の構成は、実施の形態3と同様である。移動体33の一方の従動輪32から他方の従動輪32までの間の部分は、駆動シーブ3の外周部に巻き掛けられている。
各駆動側係合片35の第1係合部36は、駆動輪31及び各従動輪32のそれぞれの外周部に係合されるようになっており、各駆動側係合片35の第2係合部37は、駆動シーブ3の外周部に設けられた各従動側係合片12に係合されるようになっている。移動体33は、駆動輪31の回転により周回移動される。移動体33の駆動シーブ3に巻き掛けられた部分は、第2係合部37が従動側係合部12に係合されながら駆動シーブ3の外周部に沿って移動される。駆動シーブ3は、移動体33の周回移動により、綱車軸1を中心に回転される。他の構成は実施の形態3と同様である。
次に、動作について説明する。モータ本体5により駆動輪31が回転されると、移動体33が周回移動される。このとき、移動体33は、駆動シーブ3の外周部に沿って移動される。これにより、駆動シーブ3は、綱車軸1を中心に回転される。この後の動作は実施の形態3と同様である。
このようなエレベータの駆動装置では、移動体33の一部が駆動シーブ3の外周部に沿って移動されるようになっているので、駆動シーブ3の移動体33に係合される部分を増大させることができ、移動体33と駆動シーブ3との間の滑りの発生をさらに抑制することができる。これにより、回転軸6の回転力を駆動シーブ3及び各主索2にさらに確実に伝達することができる。
なお、上記実施の形態3及び4において、回転軸6の回転力を駆動シーブ3に伝達するために、チェーンあるいはタイミングベルト等を移動体として用いてもよい。
実施の形態5.
図6は、この発明の実施の形態5によるエレベータの駆動装置を示す正面図である。また、図7は、図6のVII-VII線に沿った断面図である。図において、回転軸6には、駆動輪51が固定されている。駆動輪51は、駆動輪本体52と、駆動輪本体52の外周部に設けられ、高摩擦材により構成された駆動側被覆部53とを有している。駆動輪51は、回転軸6と一体に回転可能になっている。
駆動シーブ3の外周部には、高摩擦材により構成された従動側被覆部54が設けられている。従動側被覆部54は、駆動シーブ3の厚さ方向について、駆動シーブ3の両端部に設けられている(図7)。駆動シーブ3の各従動側被覆部54の間の部分には、駆動シーブ3の周方向へ延びる複数本の主索溝14が設けられている。各主索溝14には、主索55がそれぞれ巻き掛けられている。各主索55は、主索芯56と、高摩擦材により構成され、主索芯56を被覆するロープ被覆部57とを有している。
各従動側被覆部54及び各ロープ被覆部57には、駆動側被覆部53が押し付けられている。回転軸6の回転力は、駆動輪51と各従動側被覆部54との間の摩擦力により駆動シーブ3に伝達され、駆動輪51と各主索55との間の摩擦力により各主索55に伝達されるようになっている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの駆動装置では、高摩擦材により構成された駆動側被覆部53が駆動輪51の外周部に設けられ、駆動輪51が主索55に押し付けられているので、回転軸6の回転力を各主索55に駆動輪51を介して伝達することができ、駆動シーブ3と各主索55との間の摩擦力が不足している場合であっても、各主索55に回転軸6の回転力をより確実に伝達することができる。また、駆動輪51と駆動シーブ3のそれぞれの外径の比を調整することにより、回転軸6と駆動シーブ3との間の減速比を調整することができる。
また、駆動シーブ3の外周部には、高摩擦材により構成された従動側被覆部54が設けられ、駆動輪51が従動側被覆部54にも押し付けられているので、駆動側被覆部53と従動側被覆部54との間の摩擦力により、回転軸6の回転力を駆動シーブ3により確実に伝達することができる。
なお、上記の例では、回転軸6の回転力が駆動輪51を介して駆動シーブ3及び各主索55に伝達されるようになっているが、駆動輪51を各主索55のみに押し付けて、回転軸6の回転力が主索55のみに伝達されるようにしてもよい。
また、上記の例では、1つの駆動モータ4の回転軸6の回転力が駆動シーブ3に伝達されるようになっているが、複数の駆動モータ4の回転軸6の回転力を共通の駆動シーブ3に伝達するようにしてもよい。この場合、各駆動モータ4の回転軸6には、駆動輪51がそれぞれ固定される。また、各駆動輪51は、各主索55及び各従動側被覆部54に押し付けられる。
また、各上記実施の形態では、回転軸6の回転を制動するモータブレーキ装置、駆動シーブ3の回転を制動するシーブブレーキ装置、及び主索を把持するロープブレーキ装置の少なくともいずれかにより、かご及び釣合おもりの昇降が制動されるようになっている。

Claims (2)

  1. 回転可能な回転軸を有する駆動モータ、
    上記回転軸と一体に回転可能な駆動輪と、上記駆動輪に対して間隔を置いて配置された従動輪と、上記駆動輪及び上記従動輪のそれぞれの外周部に係合可能な複数の駆動側係合片を含み、上記駆動輪及び上記従動輪間に巻き掛けられる無端状の移動体とを有する係合装置、及び
    上記駆動側係合片と係合される複数の従動側係合片が外周部に設けられ、かつエレベータの主索が巻き掛けられ、上記回転軸の回転力が上記係合装置を介して伝達される駆動シーブ
    を備え
    上記駆動シーブの外周部で上記駆動シーブの厚さ方向両端部には、一対の係合縁部が設けられ、
    各上記係合縁部間に設けられた凹部の底部には、上記主索が掛けられる主索溝が設けられており、
    上記駆動側係合片が各上記係合縁部間に跨って各上記従動側係合片に係合されることを特徴とするエレベータの駆動装置。
  2. 上記駆動シーブは、上記移動体が巻き掛けられた一対の上記従動輪間に設けられており、上記移動体の各上記従動輪間の部分が上記駆動シーブの外周部に沿って移動されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの駆動装置。
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