JPS5935546A - 水中モ−タの固定子の製造方法 - Google Patents
水中モ−タの固定子の製造方法Info
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- JPS5935546A JPS5935546A JP14341182A JP14341182A JPS5935546A JP S5935546 A JPS5935546 A JP S5935546A JP 14341182 A JP14341182 A JP 14341182A JP 14341182 A JP14341182 A JP 14341182A JP S5935546 A JPS5935546 A JP S5935546A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K15/00—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
- H02K15/12—Impregnating, moulding insulation, heating or drying of windings, stators, rotors or machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水中モータの固定子の製造方法に関するもので
ある。
ある。
一般に水中モータは誘導電動機であり、電圧が殆んど生
じない回転子はコイル導体が直接に水と接するようにな
っている。固定子のコイルには高電圧が印加されるが、
コイル絶縁層が直接水に触れていると絶縁耐力が著しく
低下するので、出力50KW程度の中・小型モータでは
固定子全体をステンレス鋼の容器に納め、固定子と容器
との隙間には無機質粉混入のモールドレジンを充填した
、所謂キャンド方式が採用されている。しかし出力が大
きい大型水中モータでは、固定子の内径と長さとを長く
シ1、またステンレス鋼製の容器すなわちキャンも座屈
が発生しないように厚さを厚くする必要がある。
じない回転子はコイル導体が直接に水と接するようにな
っている。固定子のコイルには高電圧が印加されるが、
コイル絶縁層が直接水に触れていると絶縁耐力が著しく
低下するので、出力50KW程度の中・小型モータでは
固定子全体をステンレス鋼の容器に納め、固定子と容器
との隙間には無機質粉混入のモールドレジンを充填した
、所謂キャンド方式が採用されている。しかし出力が大
きい大型水中モータでは、固定子の内径と長さとを長く
シ1、またステンレス鋼製の容器すなわちキャンも座屈
が発生しないように厚さを厚くする必要がある。
ところでステンレス鋼の電気電導率は約2×106Ω−
2m”で、他の金属に比べて小さいとは云え導電性であ
るので、固定子と回転子との間隙に発生する交流磁界に
よってキャン壁内にうず電流積を生ずる。このうす電流
積はキャンの電気伝導率、厚さ、固定子コイルの長さに
比例し、またキャンの周長の3乗に比例する。そのため
大型水中モータではキャンの周長が大きくなる関係で、
厚さ0.2 mmのキャンにしてもうず電流積が出力の
数%に達し、水中モータとして実用することができなか
った。
2m”で、他の金属に比べて小さいとは云え導電性であ
るので、固定子と回転子との間隙に発生する交流磁界に
よってキャン壁内にうず電流積を生ずる。このうす電流
積はキャンの電気伝導率、厚さ、固定子コイルの長さに
比例し、またキャンの周長の3乗に比例する。そのため
大型水中モータではキャンの周長が大きくなる関係で、
厚さ0.2 mmのキャンにしてもうず電流積が出力の
数%に達し、水中モータとして実用することができなか
った。
このためキャンの材質を金属ではなく繊維強化プラスチ
ック(以下、FRPと称す)にすることが提案されてい
る。1几Pの強化繊維はガラス繊維あるいはカーボン繊
維が一般的であり、ガラス繊維強化プラスチック(以−
ド、GFRPと称す)は電気絶縁性であり、うず電流積
は生じない。これに対してカーボン繊維強化プラスチッ
ク(以下C’FRPと称す)は導電性ではあるが、その
電気電導率は約1〜3 x 10’−#’Ω−1・m−
’で、ステンレス鋼のそれよシも2桁小さい。従ってC
FRPを使用したCFRPキャンの厚さをステンレス鋼
キャンの厚さの10倍、すなわち約2fiにしてもうず
電流積は1桁小さくなり、出力に対して1%以下にする
ことができる。
ック(以下、FRPと称す)にすることが提案されてい
る。1几Pの強化繊維はガラス繊維あるいはカーボン繊
維が一般的であり、ガラス繊維強化プラスチック(以−
ド、GFRPと称す)は電気絶縁性であり、うず電流積
は生じない。これに対してカーボン繊維強化プラスチッ
ク(以下C’FRPと称す)は導電性ではあるが、その
電気電導率は約1〜3 x 10’−#’Ω−1・m−
’で、ステンレス鋼のそれよシも2桁小さい。従ってC
FRPを使用したCFRPキャンの厚さをステンレス鋼
キャンの厚さの10倍、すなわち約2fiにしてもうず
電流積は1桁小さくなり、出力に対して1%以下にする
ことができる。
またキャンは座屈を発生しないようにするため剛性が要
求される。一般に弾性率はステンレス鋼(約20,00
0Kg/mm’ )に比べてCFRP(約s、o00K
g/耐2)は小さく、GFRP(粗■叱g/i )は更
に小さい。このため例えば厚さ0.2rrrInのステ
ンレス鋼キャンと同程度の剛性を得るには、CFRPキ
ャンでは厚さ0.8w、GF几Pキャンでは厚さ2、O
trrmが必要である。キャンが厚くなるとその厚くな
った分だけ固定子コアと回転子との間隙を大きくしなけ
ればならず、慨ヌ抵抗が増して磁界が減小し、効率の低
下をきたすことになるので、FRPキャンはCFRPに
して厚さは1.0問以下に押えるのが望ましい。
求される。一般に弾性率はステンレス鋼(約20,00
0Kg/mm’ )に比べてCFRP(約s、o00K
g/耐2)は小さく、GFRP(粗■叱g/i )は更
に小さい。このため例えば厚さ0.2rrrInのステ
ンレス鋼キャンと同程度の剛性を得るには、CFRPキ
ャンでは厚さ0.8w、GF几Pキャンでは厚さ2、O
trrmが必要である。キャンが厚くなるとその厚くな
った分だけ固定子コアと回転子との間隙を大きくしなけ
ればならず、慨ヌ抵抗が増して磁界が減小し、効率の低
下をきたすことになるので、FRPキャンはCFRPに
して厚さは1.0問以下に押えるのが望ましい。
ところで=般にFRPのキャンではFRPの樹脂部分を
水分が透過し、長期間後にはキャン内のコイル絶縁層が
吸水して絶縁耐力の低下をきたす恐れがある。エポキシ
樹脂をベースとするCFRPの水温60Cでの水分拡散
係数は約1×10−7wn2・s−1で、飽和吸水率は
約2.0%である。キャンの厚さを1. Otmとして
透水量を計算するとキャン壁10crn角当り1年間に
約2.0gとなり、一般にモータの寿命と考えられてい
る20年間では40gに達する。固定子コイルの絶縁層
の材質にもよるが、一般には10crn角当り水分がi
og程度浸入すれば絶縁層は著しく絶縁低下をきたす。
水分が透過し、長期間後にはキャン内のコイル絶縁層が
吸水して絶縁耐力の低下をきたす恐れがある。エポキシ
樹脂をベースとするCFRPの水温60Cでの水分拡散
係数は約1×10−7wn2・s−1で、飽和吸水率は
約2.0%である。キャンの厚さを1. Otmとして
透水量を計算するとキャン壁10crn角当り1年間に
約2.0gとなり、一般にモータの寿命と考えられてい
る20年間では40gに達する。固定子コイルの絶縁層
の材質にもよるが、一般には10crn角当り水分がi
og程度浸入すれば絶縁層は著しく絶縁低下をきたす。
すなわちCFRPのキャン(厚さ1.0 調)でカバー
しても約5年で寿命に達してしまう。
しても約5年で寿命に達してしまう。
すなわちステンレス鋼のキャンでは固定子コアの内側の
キャン、外側のキャンならびに両端部のキャップを溶接
によって気密に一体化できるが、FR,Pのキャンの場
合には、キャップをFRPで作るにしろステンレス鋼に
するにしろ、キャンとは接着によシ一体化する必要があ
り、この接着部に沿っての透水が問題となり、信頼性に
不安がある。このような従来の方法ではFRPの円筒を
2本用意し固定子コアの内側と外側とに置き、一方何に
はキーヤツブを接着してふさいでおき、他方側からモー
ルドレジンを流し込んで硬化した後に、キャップを接着
して他方側もふさぐ。この方法は接着部に沿っての透水
が問題であるばかりでなく、固定子コアの内径、F几P
キャンの外径、内径および真円度、回転子の外径との間
の寸法公差等を考えに入れると厚さIMで作るのがかな
り困難であり、また実際問題として厚さ1叫前後のFl
(、P円筒をボイドレスで精度よく作るのは非常に困難
である。一般に282円筒を作るには金属製マンドレル
の周囲に高強度繊維クロスを巻回し、レジンをき浸し硬
化してからマンドレルを引き抜く。
キャン、外側のキャンならびに両端部のキャップを溶接
によって気密に一体化できるが、FR,Pのキャンの場
合には、キャップをFRPで作るにしろステンレス鋼に
するにしろ、キャンとは接着によシ一体化する必要があ
り、この接着部に沿っての透水が問題となり、信頼性に
不安がある。このような従来の方法ではFRPの円筒を
2本用意し固定子コアの内側と外側とに置き、一方何に
はキーヤツブを接着してふさいでおき、他方側からモー
ルドレジンを流し込んで硬化した後に、キャップを接着
して他方側もふさぐ。この方法は接着部に沿っての透水
が問題であるばかりでなく、固定子コアの内径、F几P
キャンの外径、内径および真円度、回転子の外径との間
の寸法公差等を考えに入れると厚さIMで作るのがかな
り困難であり、また実際問題として厚さ1叫前後のFl
(、P円筒をボイドレスで精度よく作るのは非常に困難
である。一般に282円筒を作るには金属製マンドレル
の周囲に高強度繊維クロスを巻回し、レジンをき浸し硬
化してからマンドレルを引き抜く。
大型水中モータでは直径が400〜5001MLのF几
Pキャンを必要とする。このように大きな直径で厚さが
約IWrMのF)1.P円筒をつくる場合には、まずマ
ンドレルを引き抜く際に損傷し易い。これを防止するた
めに厚目に作り、マンドレルを抜いてから外径加工する
のは、長さが1m以上もあるFRPキャンでは加工中の
変形のため不可能に近い。また外径が精度よくできない
と固定子コア内径との間に寸法公差分の余裕をとってお
く必要があり、厚さを薄くするか間隙を大きくしなけれ
ばならないが、いずれも望ましくない。
Pキャンを必要とする。このように大きな直径で厚さが
約IWrMのF)1.P円筒をつくる場合には、まずマ
ンドレルを引き抜く際に損傷し易い。これを防止するた
めに厚目に作り、マンドレルを抜いてから外径加工する
のは、長さが1m以上もあるFRPキャンでは加工中の
変形のため不可能に近い。また外径が精度よくできない
と固定子コア内径との間に寸法公差分の余裕をとってお
く必要があり、厚さを薄くするか間隙を大きくしなけれ
ばならないが、いずれも望ましくない。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、その目的
とするところは、FRPキャンド方式で態率がよく信頼
性にすぐれた水中モータの固定子の製造方法を提供する
にある。
とするところは、FRPキャンド方式で態率がよく信頼
性にすぐれた水中モータの固定子の製造方法を提供する
にある。
すなわら本発明は、固定子のコイルエンド部をコンパク
トにレジンモールドする工程と、このレジンモールドし
た固定子の全周面にトロ・fダル状に遮水テープを巻回
する工程と、この遮水テープの巻回層の外周にトロイダ
ル状にレジン含浸高強度繊維クロステープを巻回する工
程と、この巻回した固定子を回転子の外径より代かに大
きなマンドレルに挿入し、レジンを硬化する工程と、硬
化後にマンドレルを引き抜く工程とからなることを特徴
とするも・のである。
トにレジンモールドする工程と、このレジンモールドし
た固定子の全周面にトロ・fダル状に遮水テープを巻回
する工程と、この遮水テープの巻回層の外周にトロイダ
ル状にレジン含浸高強度繊維クロステープを巻回する工
程と、この巻回した固定子を回転子の外径より代かに大
きなマンドレルに挿入し、レジンを硬化する工程と、硬
化後にマンドレルを引き抜く工程とからなることを特徴
とするも・のである。
以下、図示した実悔例に基づいて本発明を説明する。第
1図には本発明の製造方法によって作られた固定子が、
第2図から紀5図には本発明の一実施例、がボされてい
る。本実施例による固定子1を、固定子コア2の両端に
突出しているコイルエンド30部分をコンパクトにモー
ルドレジン4で固めたのち、固定子の全周面に遮水層5
を設け、更にその周囲にFR,P保護層6を施して形成
した、このように固定子1が形成されるようにしたので
、固定子1の耐水性がよくなって寿命が長くなり、’F
RPキャンド方法で効率がよく信頼性にすぐれた水中モ
ータの固定子の製造方法を得ることがでへる。
1図には本発明の製造方法によって作られた固定子が、
第2図から紀5図には本発明の一実施例、がボされてい
る。本実施例による固定子1を、固定子コア2の両端に
突出しているコイルエンド30部分をコンパクトにモー
ルドレジン4で固めたのち、固定子の全周面に遮水層5
を設け、更にその周囲にFR,P保護層6を施して形成
した、このように固定子1が形成されるようにしたので
、固定子1の耐水性がよくなって寿命が長くなり、’F
RPキャンド方法で効率がよく信頼性にすぐれた水中モ
ータの固定子の製造方法を得ることがでへる。
すなわら水中モータの固定子1のスロット内のコイル部
分は第2図に示されているように底コイル3a、上コイ
ル3b、コイル間スペーサ7およびウェッジ8等より構
成されている。このウェッジ8の上の隙間にも予めモー
ルドレジン4aを充填シテおく必要があり、モールドレ
ジン4aを充填したがこの部分のモールドレジンはでき
うれば鉄粉などの透磁性粉を混入したレジンを用いると
、所謂率・性体ウェッジを用いたとの同様の効果が期待
でき、効率が向上する。
分は第2図に示されているように底コイル3a、上コイ
ル3b、コイル間スペーサ7およびウェッジ8等より構
成されている。このウェッジ8の上の隙間にも予めモー
ルドレジン4aを充填シテおく必要があり、モールドレ
ジン4aを充填したがこの部分のモールドレジンはでき
うれば鉄粉などの透磁性粉を混入したレジンを用いると
、所謂率・性体ウェッジを用いたとの同様の効果が期待
でき、効率が向上する。
そして図中A部分の遮水層5とFRP保護層6とは第3
図に示されているように、遮水層5は遮水テープ9を、
FRP保膜層6は高強度繊維クロステープ10を共にト
ロイダル状にラップ巻回し−て形成した。このトロイダ
ル状の巻回は漏水層5について第4図に示しであるよう
に、遮水テープ9を軸方向に渡し乍ら固定子全体を包み
込むようにするが、遮水テープ9は不透水性の金属箔(
例えばアルミ箔)9aとプラスチックフィルム9bとを
貼合せた複合テープで構成し、これにレジンを塗布して
接着させ乍ら巻回する。との遮水テープ9はプラスチッ
クフィルム9bに金属を蒸着したもの、グラスチックフ
ィルムがなくて金属箔9aだけのものであってもよく、
これらをレジンで接着させ乍ら巻回する。また金属箔9
aけ遮水のために用いるのであるから例えば0.01w
程度の厚さでよく、遮水層5の個々の遮水テープ9間は
周方向にはプラスチックフィルム9bなど絶縁物9bで
絶縁されている。
図に示されているように、遮水層5は遮水テープ9を、
FRP保膜層6は高強度繊維クロステープ10を共にト
ロイダル状にラップ巻回し−て形成した。このトロイダ
ル状の巻回は漏水層5について第4図に示しであるよう
に、遮水テープ9を軸方向に渡し乍ら固定子全体を包み
込むようにするが、遮水テープ9は不透水性の金属箔(
例えばアルミ箔)9aとプラスチックフィルム9bとを
貼合せた複合テープで構成し、これにレジンを塗布して
接着させ乍ら巻回する。との遮水テープ9はプラスチッ
クフィルム9bに金属を蒸着したもの、グラスチックフ
ィルムがなくて金属箔9aだけのものであってもよく、
これらをレジンで接着させ乍ら巻回する。また金属箔9
aけ遮水のために用いるのであるから例えば0.01w
程度の厚さでよく、遮水層5の個々の遮水テープ9間は
周方向にはプラスチックフィルム9bなど絶縁物9bで
絶縁されている。
ところでうず電流積は前述のように導電層の幅(この場
合は全周長がテープ幅ごとに分割されている)の3乗に
比例するので、固定子コアの内径が400 ran (
周長約1200聴)の場合に幅60咽の遮水テープ9を
用いれば全周は20分割され、うず電流積は20s1す
なわち8千分の1となるので、例えアルミ箔を用いても
うず電流積は十分に小さくできる。この遮水層5もラッ
プした接着部に沿って透水するが、ラップ幅lを大きく
するか、複数層にすることにより極めて小ざくできる。
合は全周長がテープ幅ごとに分割されている)の3乗に
比例するので、固定子コアの内径が400 ran (
周長約1200聴)の場合に幅60咽の遮水テープ9を
用いれば全周は20分割され、うず電流積は20s1す
なわち8千分の1となるので、例えアルミ箔を用いても
うず電流積は十分に小さくできる。この遮水層5もラッ
プした接着部に沿って透水するが、ラップ幅lを大きく
するか、複数層にすることにより極めて小ざくできる。
そしてF几P保副層6も前述のように高強度繊維クロス
テープ10をトロイダル状にラップ巻回し、レジンを含
浸して形成するが、一般にはエポキシ樹脂を含浸したカ
ーボンクロステージを/・−フラップで複数層に巻回す
る。このようにすると継ぎ目なしのFRP保護層6を形
成することができる。すなわち第5図に示しであるよう
に、FRP保護層6の含浸レジン液状であろうらにその
外周に熱収縮性プラスチックフィルムt−F几P保護層
6と同様にトロイダル状に巻回して、レジン流出防止ノ
ー11を設ける。次いで回転子の外径よシも僅かに大き
い(普通は直径で2tm大きい)マンドレル12を図中
矢印表示のように挿入し、内側のF几P保護層6にプレ
スが加わるようにして、加熱してレジンを硬化する。こ
のようにすると寸法公差をなんら心配せずに、例え厚さ
が0.5〜1.0鰭の薄いF几P保護層6であっても内
径を精度よく形成できる。
テープ10をトロイダル状にラップ巻回し、レジンを含
浸して形成するが、一般にはエポキシ樹脂を含浸したカ
ーボンクロステージを/・−フラップで複数層に巻回す
る。このようにすると継ぎ目なしのFRP保護層6を形
成することができる。すなわち第5図に示しであるよう
に、FRP保護層6の含浸レジン液状であろうらにその
外周に熱収縮性プラスチックフィルムt−F几P保護層
6と同様にトロイダル状に巻回して、レジン流出防止ノ
ー11を設ける。次いで回転子の外径よシも僅かに大き
い(普通は直径で2tm大きい)マンドレル12を図中
矢印表示のように挿入し、内側のF几P保護層6にプレ
スが加わるようにして、加熱してレジンを硬化する。こ
のようにすると寸法公差をなんら心配せずに、例え厚さ
が0.5〜1.0鰭の薄いF几P保護層6であっても内
径を精度よく形成できる。
このようにしてF几P保繰層6を形成したのちはマンド
レル12を引き抜き、固定子1を完成させる。
レル12を引き抜き、固定子1を完成させる。
ところで前述の従来のステンレス鋼キャンド方式を踏襲
したこの′4mF几Pキャンド方式の水中モータの固定
子1aは、第6図に示しであるように構成されている。
したこの′4mF几Pキャンド方式の水中モータの固定
子1aは、第6図に示しであるように構成されている。
同図で138と13bとは予め製作されたF几P円筒で
あり、その一方何にキャップ14f、接着剤15で接着
した後、間隙にモールドレジン4f:充填し、充填後は
他方側も同様にキャップを接着する。このように構成、
製作した固定子1aは次に述べるような欠点を有してい
る。
あり、その一方何にキャップ14f、接着剤15で接着
した後、間隙にモールドレジン4f:充填し、充填後は
他方側も同様にキャップを接着する。このように構成、
製作した固定子1aは次に述べるような欠点を有してい
る。
まず寸法精度よく薄肉のF几P円筒13a、13b(%
に13a)を作るのが非常に困難であシ、ま/ヒこのF
几P円筒13a、13bはかなシ透水する。次にli’
R1)円筒13a、13bとキャップ14とを接着す
る場合に、テーパー接着するにしても厚さが1.0 w
程度のFRP円筒13a、13bではラップ距離dを1
0w程度しかとれず、この面に沿っての透水が無視でき
ない。更にコイルエンド3部をコンパクトにモールドす
ることができないので、温度上昇がかなり大きくなり、
モールドレジン4の硬化時にクラックができると薄肉F
RP円筒13a、13bまで共割れをおこす懸念がある
。
に13a)を作るのが非常に困難であシ、ま/ヒこのF
几P円筒13a、13bはかなシ透水する。次にli’
R1)円筒13a、13bとキャップ14とを接着す
る場合に、テーパー接着するにしても厚さが1.0 w
程度のFRP円筒13a、13bではラップ距離dを1
0w程度しかとれず、この面に沿っての透水が無視でき
ない。更にコイルエンド3部をコンパクトにモールドす
ることができないので、温度上昇がかなり大きくなり、
モールドレジン4の硬化時にクラックができると薄肉F
RP円筒13a、13bまで共割れをおこす懸念がある
。
これに対して本実施例では前述したように、遮水層とF
RP保護層とを夫々のテープでトロイダル状にラップ巻
回形成したので、このような欠点がなく効率がよく信頼
性にすぐれた固定子の製造方法を得ることができる。
RP保護層とを夫々のテープでトロイダル状にラップ巻
回形成したので、このような欠点がなく効率がよく信頼
性にすぐれた固定子の製造方法を得ることができる。
上述のように本発明は、コイルエンドをレジンモールド
し、遮水テープ、レジン含浸高強度繊維クロステープで
夫々巻回して遮水層、FRP保護層を形成しんので、温
度上昇が低く耐水性がよくなって、固定子の寿命が側止
するようになり、F几Pキャンド方式で効率がよく信頼
性にすぐれた水中モータの固定子の製造方法を得ること
ができる。
し、遮水テープ、レジン含浸高強度繊維クロステープで
夫々巻回して遮水層、FRP保護層を形成しんので、温
度上昇が低く耐水性がよくなって、固定子の寿命が側止
するようになり、F几Pキャンド方式で効率がよく信頼
性にすぐれた水中モータの固定子の製造方法を得ること
ができる。
第1図は本発明による水中モータの固定子の断面図、第
2図は本発明の水中モータの固定子の製造方法の一実施
例のモールドレジン層の形成方法を説明するスロット内
コイル部分の断面図、第3図は第2図のA枠部の遮水層
、Fl(P保護層の形成方法を説明する固定子要部の断
面図、第4図は同じく一実施例の論水層の形成力法を説
明する固定子の断面図、第5図は同じく一実施例のF几
P保護層の形成力法を説明する固定子の断面図、第6図
は従来の水中モータの固定子の製造方法による固定子の
断面図である。 1・・・固5z子、3・・・コイルエンド、4・・・モ
ールドレジン、5・・・遮水層、6・・・FILP保護
層、9・・・11水テープ、9a・・・金属箔(金属の
薄層)、9b・・・絶縁物(絶縁物の薄層)、lO・・
・レジン含浸高強度手 l 目 第 2 口 第 3 目 第 4 囚 第 5 口 第 6 ロ
2図は本発明の水中モータの固定子の製造方法の一実施
例のモールドレジン層の形成方法を説明するスロット内
コイル部分の断面図、第3図は第2図のA枠部の遮水層
、Fl(P保護層の形成方法を説明する固定子要部の断
面図、第4図は同じく一実施例の論水層の形成力法を説
明する固定子の断面図、第5図は同じく一実施例のF几
P保護層の形成力法を説明する固定子の断面図、第6図
は従来の水中モータの固定子の製造方法による固定子の
断面図である。 1・・・固5z子、3・・・コイルエンド、4・・・モ
ールドレジン、5・・・遮水層、6・・・FILP保護
層、9・・・11水テープ、9a・・・金属箔(金属の
薄層)、9b・・・絶縁物(絶縁物の薄層)、lO・・
・レジン含浸高強度手 l 目 第 2 口 第 3 目 第 4 囚 第 5 口 第 6 ロ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1゜固定子コイルエンド部をコンパクトにレジンモール
ドする工程と、このレジンモールドした固定子の全周面
にトロイダル状に遮水テープを巻回する工程と、この遮
水テープの巻回層の外周にトロイダル状にレンジン含浸
高強度繊維クロステープを巻回する工程と、この巻回し
た固定子金回転子の外径より僅かに大きなマンドレルに
挿入し、前記レジンを硬化する工程と、硬化後に前記マ
ンドレルを引き抜く工程とからなることを特徴とする水
中モータの固定子の製造方法。 2、前記遮水テープが、金属の薄層と絶縁物の薄層とを
合わせて形成されたものである特許請求の範囲第1項記
載の水中モータの固定子の製造方法。 3、前記高強度繊維クロステープが、カーボン繊維クロ
ステープである特許請求の範囲第1項記載の水中モータ
の固定子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14341182A JPS5935546A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 水中モ−タの固定子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14341182A JPS5935546A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 水中モ−タの固定子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5935546A true JPS5935546A (ja) | 1984-02-27 |
Family
ID=15338142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14341182A Pending JPS5935546A (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | 水中モ−タの固定子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935546A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5025185A (en) * | 1988-06-07 | 1991-06-18 | Aquaria, Inc. | Bubble trap for epoxy sealant in a submersible electric motor |
JP2002084699A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-22 | Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp | 回転電機および回転電機の製造方法 |
US20150171698A1 (en) * | 2012-04-04 | 2015-06-18 | Ksb Aktiengesellschaft | Synchronous Reluctance Motor and Underwater Pump |
CN108390510A (zh) * | 2017-02-03 | 2018-08-10 | 保时捷股份公司 | 用于生产电力驱动机的方法以及电力驱动机 |
CN108933494A (zh) * | 2017-05-22 | 2018-12-04 | 日本电产株式会社 | 定子单元、马达以及风扇马达 |
-
1982
- 1982-08-20 JP JP14341182A patent/JPS5935546A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5025185A (en) * | 1988-06-07 | 1991-06-18 | Aquaria, Inc. | Bubble trap for epoxy sealant in a submersible electric motor |
JP2002084699A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-22 | Toshiba Industrial Products Manufacturing Corp | 回転電機および回転電機の製造方法 |
US20150171698A1 (en) * | 2012-04-04 | 2015-06-18 | Ksb Aktiengesellschaft | Synchronous Reluctance Motor and Underwater Pump |
CN108390510A (zh) * | 2017-02-03 | 2018-08-10 | 保时捷股份公司 | 用于生产电力驱动机的方法以及电力驱动机 |
CN108933494A (zh) * | 2017-05-22 | 2018-12-04 | 日本电产株式会社 | 定子单元、马达以及风扇马达 |
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