JPS59354A - 霧化装置 - Google Patents

霧化装置

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JPS59354A
JPS59354A JP10790182A JP10790182A JPS59354A JP S59354 A JPS59354 A JP S59354A JP 10790182 A JP10790182 A JP 10790182A JP 10790182 A JP10790182 A JP 10790182A JP S59354 A JPS59354 A JP S59354A
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liquid
atomizing
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
    • B05B17/0638Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers spray being produced by discharging the liquid or other fluent material through a plate comprising a plurality of orifices
    • B05B17/0646Vibrating plates, i.e. plates being directly subjected to the vibrations, e.g. having a piezoelectric transducer attached thereto
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/15Moving nozzle or nozzle plate

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  • Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は灯油・軽油などの液体燃料、水、薬液および記
録用インク類などの液体の霧化装置に関するものであり
、さらに詳しく言えば圧電振動子などの電気的振動子の
超音波振動を利用して液体を霧化するところのいわゆる
超音波霧化装#に関するものである。
従来、この種の霧化装置は種々型式のものが提案され実
用化又は実用化検討がなされている。
最も代表的な超音波霧化装置は、ホーン型超音波霧化装
置であって、第1図aはその代表的構成を示すものであ
る。図において、ステップ型ホー/1の一端には圧電振
動子2が接着され、ホーン1にエリ圧電振動子2の厚み
振動振rll’に増巾する構成となっている。ホーン先
端の振巾最大面に、液槽3からポンプ4にて液体全供給
する構成としパイプ5の先端から液体をホーン先端に滴
下させ霧化粒子6を得るものである。
第2の超音波霧化装置は加湿装置等に実用化さnている
もので第1図すのような構成である。すなわち、液槽7
の底面に圧電振動子8を設ける構成とし、液槽中に直接
超音波エネルギーを照射するものであり、液面近傍に集
中さ庇る超音波エネルギーにより液柱9を形成し、液面
近傍に発生するギヤピラリ−波から霧化粒子10を発生
させるものである。
第3の超音波霧化装置は、第1図Cにその構成を示すよ
うに、霧化粒子列11を噴射することができるものであ
り、近年インクジェット記録装置に多く実用化されてい
る。第1図Cより明らかなようにこの超音波霧化装置は
、液室12の一端に圧電振動子13を設け、他端にオリ
フィス14を設けた構成であり、圧電振動子13の振動
による液室12内の圧力上昇を、液室12内の液体を介
してオリフィス14に伝え、この結果オリフィス14か
ら霧化粒子11をかなりの飛散速度をもって噴射するこ
とができるものである。
しかしながら上記従来の超音波霧化装#け種々の欠点を
有していた。
第1の超音波霧化装置は、ホーン1の安定な振動全保証
するためにホーン1の高い加工精度と面倒な固定条件お
よびホーン先端への液体滴下条件を維持することが必要
であり、しかも液体をホーン1の先端に供給するための
ポンプ4が不可欠であるため、装置全体が大型化・高価
格化せざるを得なかった。
また霧化に要するエネルギーは例えば20 cc、Ai
n程度の霧化量を得るのに、約10 Watts程度で
あるにもかかわらず、微粒化および粒径の均一性などの
いわゆる霧化性能は満足なものではなかった。
第2の超音波霧化装置は、圧電振動子8を1〜2 MH
zの高周波で駆動し高周波の超音波エネルギーに利用す
るものであるので微粒化性能に優れたものであったが、
超音波エネルギーケ直接液体中に照射・集中させる利用
形態であるため、液体の物性や液面の高さによる霧化量
変動が著しく、この補償は極めて困難で面倒であった。
しかも20cc/min程度の霧化量ケ得るに要するエ
ネルギーは、約5 Q Wattsと大きく、かつ1〜
2MH2の高周波であるので電波障害発生の可能性が著
しく高いという重大な欠点を有していた。したがって、
ポンプを必要としないにもかかわらず装置は高価格化せ
ざるを得ないものであった。
第3の超音波霧化装置は、インクジ、sソ)プリンタに
使用されている事実から明らかなように、その構造は俺
めて簡単でコンパクトであり、しかもポンプを必要とし
ないという特徴を有するものであり、かつ、噴射距離と
その方向が安定であるという独特な長所を有していたが
、圧電振動子13の低動による液室12内の圧力上昇を
液室12内の液体を介してオリフィス14に伝達する構
成であるため、溶存空気を多重に含む一般的な液体を使
用した場合には液室12内にキャビテーション気泡が発
生し、このため安定な霧化動作を維持できないという欠
点を有していた。したがって溶存空気を除去した液体の
みが安定霧化可能であり、一般の液体を霧化するには「
溶存空気を脱気する」という過程が必要とされ極めて汎
用性に欠けるという欠点があった。
本発明はこのような従来の欠点を一掃した超音波霧化装
#を提供せんとするものである。
第1の目的は、構成が簡単でコンパクトであり従って低
価格な霧化装置を提供することである。
第2の目的は、低消費電力であるにもかかわらず微粒化
や粒径の均一性および霧化パターン安定性などの霧化性
能に優れた霧化装置を提供することである。
第3の目的は、溶存空気を多量に含む液体であっても安
定に霧化することができ汎用性に富んだ霧化装置を実現
することである。
さらに第4の目的は、最適な霧化動作を保証し工業的生
産が極めて容易な霧化装置を実現することである。
本発明は上記目的を達成するために以下のような構成に
より成るものである。
すなわち、液体を充填するための加圧室と、ノズルを設
けたノズル部と、前記ノズル部を付勢してノズルを加振
する電気的振動子とを備え、前記ノズルが前記加圧室に
臨むよう構成すると共に、前記ノズル部の共振周波数と
前記電気的振動子の共振周波数とが略々等しくなるよう
構成したものであり、この構成により前記ノズルを加振
して前記ノズルから前記加圧室の液体を噴射・微粒化す
るものである。
以下本発明の実施例について図面と共に説明する。
第2図は本発明の一実施例の霧化部#を適用した温風機
の構成を示す断面図である。
第2図において、温風機クース15の上面には操作部1
6が設けられ制御部17に運転指令を与えるよう構成さ
几ている。制御部17に連転開始指令が与えらnると制
御部17は送風モータ18を起動する。
送風モータ18は燃焼空気全供給する送風ファン19と
後述する負圧力を発生させる吸引ファン20とに同軸連
結されている。したがって送風ファン19により燃焼空
気は吸込口21から吸い込まれ、オリフィス22を通っ
て分配室23に送ら几る。分配室23より図中矢印のよ
うに第1霧化室24、第2霧化室25.2次空気室26
に送られ、燃焼室27に至り、排気筒2Bより排出され
るO  ゛ 一方燃料灯油はタンク29よりパイプ30にて液面を略
一定に制御するレベラ31に送られる。
レベラ31は灯油液面を図中人の高さに制御する。
したがっで、運転停止時は、パイプ32内の液面も図中
Aと同じ高さのBとなっている。
運転開始されると送風ファ/19の回動によりオリフィ
ス22の下流側の負圧発生部33には負圧力(例えば−
P+ = −10mm Ag )が発生し、また吸引フ
ァン20の高圧側34と低圧側36との間にも負圧力差
(例えば、−P2 =−30mmAg)が発生する。高
圧側34はパイプ36にて負圧発生部33に連結さnて
いるので、低圧側36は負圧発生部の負圧力(−P+)
と吸引ファン20間の差圧力(−P2)との和の負圧力
(−pニーP+−P2ニー 40 mmAg)となる。
低圧側36はパイプ36にて霧化部37に連結さn、後
述するようにパイプ32内の灯油液面Bに前述した負圧
力(−P)’に印加する構成となっている。この結果、
パイプ32内の灯油液面はB位置から上昇し霧化部37
内ケ灯油で充満して上昇し、パイプ36内の位置Cの高
さに達してつりあう。
以−ヒの動作は送風ファン191/il:よるプリパー
ジ期間に達成され霧化部37はこの間に霧化動作準備(
灯油の充填)が完了する。
次に制御部17は、点火器38を起動すると共に霧化部
37を付勢し、霧化ffl537は図のように第1霧化
室24、第2霧化室25に霧化粒子39を噴霧する。
従って点火器38により霧化粒子39は点火さ几で第2
霧化室25内で瞬時燃焼する。第2霧化室26内に供給
さ几る空気は、ここで燃焼を維持する程多くないので燃
焼室2了に移動し、着火後は図のように燃焼筒40の先
端に保炎する火炎41を形成して燃焼する。第2霧化室
25から燃焼筒40の先端に達するまでに霧化粒子39
は燃焼熱で完全にガス化し、空気と混合されて予混合ガ
スとなって燃焼筒40の先端に達するので火炎41は予
混合ガス化燃焼に近い火炎となる。42はフレームロン
ドであり、火炎の状態全検知し制御部17にその検知信
号を送るものである。また43は対流ファンである。
次に本発明の一実施例である霧化部37についてさらに
詳しく説明する。
第3図は第2(2)の霧化部37のさらに詳しい構成を
示す断面図であり、第2図と同符号は相当物である。
第3図において第1霧化室24の壁面44にビス46で
固定されたボディー46は、内部に直径が5〜15mm
、深さ1〜5mm程度の円筒形の加圧室47が設けられ
、供給口48.排気口49によりそ几ぞれパイプ32お
よびパイプ36と連通されている。加圧室47の円形の
一面は厚さ30μm〜100μm程度のノズル板60で
構成されており、ノズル板50の外周はボディー46に
半田付さnている。ノズル板50の中央部には球面状の
突起51が設けられ、この突起51には直径30μm〜
1o○μmのノズル52が複数個設けられている。
さらにノズル板60には、直径6〜15mm、厚さ0.
5〜2mm程度の円環状圧電振動子63が半田付にで装
着さ扛ており、圧電拡動子53の開口54の直径は2〜
8mrn程度となっている。したがってノズル板60の
開口54に臨む部分であるノズル部65はこの開口64
の直径に等しい2〜8mmの円板状であり、この中央に
突起51とノズル52が設けられた構成となっている。
圧電振動子63は、その厚さ方向に分極処理された圧電
セラミックであって、図示していないがノズル板50と
の接着面およびそれに対向する面には全面に電極が設け
られている。
66はリード線であり片方の電極に半田付さf。
一方、リード線67はビス68にてボディーに固定さn
ており、したがって他方の電極にはボディー46とノズ
ル板50を介してリード線67が接続さnる構成となっ
ている。
リード線56.57全介して制御部17より第4図&〜
eのような交流電圧が圧電振動子63の電極間に供給さ
几、この電圧により後述するように圧電振動子53の径
方向振動が励起され、結果としてノズル部56が圧電振
動子53に付勢されノズル52が加振さnて、霧化粒子
39がノズル52より噴霧さ庇る。
第6図a、bi参照してさらに詳しく霧化動作を説明す
る。
第6図aにおいて第3図と同符号は相当物である。
圧電振動子53は第4図a−eのような交流電圧の極性
に応じて図中矢印のようにその直径方向に伸縮歪を生じ
、いわゆる横効果利用による径方向振動を行うものであ
り、一方圧電振動子63はノズル板5oに半田付されて
いるため、結果として第6図aの破線で示すようなたわ
み振動を生じる。
第5図すは、第5図への断面に沿った位置Xにおける振
動振巾δの分布を示すものである。第5図すより明らか
なように、ノズル部66の振巾δと圧電振動子63の振
巾δとは著しく大きな差があり、ノズル部56と比較す
ると圧電振動子53の振巾は実質上塔に等しいと考える
こともでき、あたかも圧電振動子63の径方向振動によ
りノズル部65のたわみ振動が励起ざ几ているように考
えることも可能である。
このような振動状態を励起してノズル部66會付勢し、
ノズル52を加振することにより、加圧室47内の圧力
変化の最大点はノズル52の近傍のみとすることができ
、この結果灯油のように溶存空気全多量に含む液体であ
っても、キャビテーション気泡の影響ケはとんど受ける
ことなく安定な霧化粒子39の噴霧を行うことができる
ノズル52からの噴m N111作は次のようなメカニ
ズムにより行われる。すなわち、ノズル部55が加圧室
47側にたわみを生じたとき、ノズル52の近傍は圧力
の急激な上昇が生じ、この結果ノズル62より灯油が押
し出され、霧化粒子39となって飛散する。次に第5図
aの破線のようにたわみを生じたときノズル62の近傍
には圧力低下が生じ微小なキャビテーション気泡が発生
するが、この気泡が霧化動作に影響を与える程大きく成
長する以前にノズル部65は加圧室47側にたわみを生
じて灯油をノズル62から押し出す。従って。
極めて微小なキャビテーション気泡を含む灯油は。
そnが大気泡に成長する以前にノズル52より噴霧され
てしまう結果となるのである。また、ノズル52より噴
霧さ几た灯油の体積分だけ加圧室47内の圧力低下が生
じるがこの圧力はノズル52に発生する灯油の表面張力
とつりあい、この結果ノズル52より空気が加圧室47
に流入することが防止さnlかつ、この圧力低下により
パイプ32より灯油が吸い上げらnる。したがって。
一種の自給ポンプ作用を果し、灯油を自給しながら霧化
することができるものである。
第6図a、  bおよびCは第6図aに示した霧化動作
をさらに詳しく説明するためのものであり、第5図aと
同符号は相当物である。
第6図aに示した霧化部の振動部は、前述したようにノ
ズル部55の振巾が圧電振動子53の振動に比べて著し
く犬きく、第6図すのようにノズル部56のみがたわみ
振動を行っているように考えることができる。
一方、圧電振動子53は、それ自体は径方向の歪を生じ
るけれどもノズル板60との接着構成により振巾が小さ
いといえども非対称バイモルフ振動を生じており、第6
図Cのようにノズル板5゜と圧電振動子53を一体化し
た等価な円形の振動体69がボディー46に固定さ几て
たわみ振動をしていると考えることができる。
すなわち、第7図に示すように圧電振動子53を主体と
した振動体59全励振源60とし、この励振源60によ
りノズル部55がたわみ振動を生じる負荷61となって
いると考えることができ、この励振源61と負荷61と
が整合するような構成とすることによす極めて安定で効
率的な霧化動作を実現することができるのである。
第8図a % Oはこれを説明するためのものである。
第8図aは、ノズル部65の直径がDl、 D2゜D3
 となる圧電振動子53を用いて第べ咀aの様な振動部
を構成し、圧電振動子63に供給さfる交流電圧の周波
数fを変化させたときのノズル部65の最大振巾δ、の
変化を示すものであり、圧電振動子63(すなわち、振
動体59)の第1共振周波数fr21+および第2共振
周波数fr 22において極太値を示している。
第8図aにおけるf二fr21の振巾δv’にノズル部
66の直径りに対してプロットすると第8図すの拳よう
にやはりDに対してδ、は極太値を示している。ノズル
部65の直径をDとするとき、たわみ振動の共振周波数
’rlは fr 1 ”−K □  、2 (Kは定数) と表わすことができるから、第8図すのノズル部56の
直径りにより上記frlが変化していると考えることが
可能である。
したがって、D=:D2のとき最大振巾δP2が得らn
るということは、ノズル部66の共振周波数fr1を適
当に選択することによって安定で効率的なノズル部66
の振動を励起することができることを示している。
第8図Cは、このことを示すものであり、圧電振動子6
3の共振周波数fr2 −ノズル部56の共振周波数fr1 という構成にすることにより最も安定で効率的なノズル
部66の振動を励起することができ、こnはとりもなお
さず、第7図における励振源6oと負荷61との整合を
とることを意味するものである。
すなわち、第3図の構成の霧化部において、灯油ケ加圧
室47YC充填した状態において前述の整合条件が満た
さnることによって、極めて安定で効率のよい霧化動作
を行うことができることは明らかであろう。
fた前述した fr1’;fr2 という整合条件は、必ずしも第1共振(1次モード共振
)周波数fr11およびfr2jでなくてもよい。
すなわち、第9図a−fに示すように圧電振動子53(
本実施例の場合はノズル板50との非対称バイモルフ振
動体59)、およびノズル部5514第1〜第n次の振
動モードで共振することができ、そnぞn fr21 
、 fr221 fr23 °””°l  frll 
 l  fr12゜fr、AI・・・・・・という多く
の共振周波数を持つことができるから、種々の整合条件
の組み合せができ、’r’Mn  = ’r2m (n、  mは任意の整数) とすることができる。
このような構成の第3図の如き本発明の一実施例により
灯油を霧化させれば前述したように極めて安定で効率の
良い霧化動作を行うことができる。
例えば、20cc7%程度の霧化量を得るに要する圧電
振動子63の消費電力は%Watts程度と極めて小さ
く、かつ、非常に小型、コンパクトで構成が簡単である
さらに霧化粒子の粒径は、20KHz〜100KH2で
圧電振動子53を動作させることにより、隠めで小さく
、かつ均一性の優れたものとすることができ、また第2
図のように燃焼機に応用する場合などは、その霧化パタ
ーンの安定性や、霧化動作断続の制御性に優几る点が極
めて有益である。
frln == frzm  という整合条件を略々溝
たすという構成は、安定で効率的な霧化動作を実現する
上で極めて有益であり、前述したキャビテーション気泡
の発生を抑止し、溶存空気を多量に含む灯油であっても
安定に霧化させるための重要な条件の1つである。捷た
、かりにキャビテーション気泡が発生して加圧室47内
を排気口49に向って浮上しても、はとんど霧化動作に
影響を及ぼさない。なぜならば加圧室47内のノズル板
50近傍のみが霧化動作に影響を与えるからである。
以−ヒのように本発明を灯油の霧化装置に実施した例に
ついて説明したが本発明はこれに限定されるものではな
く様々な実施態様を可能とするものである。
第10図は、本発明の他の実施例であり、第3第10図
は、インク62をタンク63に入れ、ポンプ64でイン
ク全加圧室47に吸い上げる構成としたものであり、ノ
ズル部65は、1つのノズル52を有するのみで突起も
有していない。この実施例では図のように霧化粒子であ
るインク粒子39を直線的に飛行するインク滴列として
噴射することができる。
第11図a、  bにさらに他の実施例であり第1o図
と同符号は相当物である。はとんどの構成は第10図の
実施例と同様であるが、圧電振動子53は第10図のよ
うにその直径方向に(図中矢印)振動するのではなくて
、第11図aにおける矢印のようにその厚さ方向に振動
するものであり、ゴム等より成る保持材66で保持され
ている。すなわち、第11図すのように圧電振動子53
の厚み方向の振動によりノズル部56のたわみ振動が励
起される構成である。
第12図は、もう1つの他の実施例であり、第11図a
と同符号は相当物である。
第12図において圧電振動子53はその径方向に振動し
てたわみ振動を行う構成であるが、この場合は柔らかい
保持材65で保持さ几ているので周辺自由に近いたわみ
振動を行うよう構成したものである。またノズル部56
のみが加圧室47に臨んでいる。
さらに、加圧室47への液体の充填を自動的に行う必要
がない場合に適しており、他の実施例における排気パイ
プ36が不要である。
第13因はさらにもう一つの実施例であり、第3図と同
符号は相当物である。この場合はノズル部65が2次モ
ードで共振する構成となっており、ざらに中央のノズル
52と外周のノズル52′とが設けら几ている。そして
、霧化粒子39と39′とは交互にそ扛ぞ扛ノズル52
.52’より噴射される。
以−ト述べたように本発明によ扛ば、加圧室とノズルを
有するノズル部と電気的振動子とを備え前記ノズルと加
圧室に臨ませる構成とすると共に前記ノズル部の共振周
波数と前記電気的振動子の共振周波数とが略々等しくな
るよう構成したので極めて構成が簡単でコンパクトで低
価格であり、微粒化や粒径の均−性等の霧化特性に優れ
る上に著しく低消費電力で効率が良く、しかも溶存気体
の多い液体であっても極めて安定に霧化することができ
、従って汎用性に富んだ霧化装置全提供することができ
る。
特にノズル部と′電気的振動子との共振周波数を略々一
致させて整合をとる構成により、霧化効率と溶存気体の
多い液体を霧化する場合の霧化動作の安定性を飛躍的に
向上させ、かつ、生産性・汎用性に富んだ優nた霧化装
置を実現することができるものでありその工業的価値は
極めて太きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a、  bおよびCは従来の霧化装置の断面図、
第2図は本発明の一実施例の霧化装置を適用した温風機
の断面図、第3図は同温風機に適用した本発明の一実施
例の霧化装置の断面図、第4図a〜eは、同霧化装置の
駆動電圧波形図、第5図&・ bは同霧化装置の動作説
明図、第6図a、  bおよびCは同霧化装置の振動部
の振動説明図、第7図は同霧化装置の励振・被励振関係
の説明図、第8図a、  bおよびCは同霧化装置の振
動部の共振周波数と整合条件の説明図、第9図a〜fは
共振周波数と振動モードの説明図、第10図は本発明の
他の実施例を示す霧化装置の断面図、第11図a、  
bけ同さらに他の実施例の霧化装置の断面図および動作
説明図、第12図は他の実施例の霧化装置の断面図、第
13図はさらに他の実施例の霧化装置の1部の断面図で
ある。 47・・・・・・加圧室、50・川・・ノズル板、62
・山・・ノズル、53・・・・・・電気的振動子、54
・川・・開口、55・・・・・・ノズル部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 、5 )2図 第 3 @ 第4図 凶 、/ ち 城 IIa図 第 7 rM iKg図 第9図 flt       ’it 亦2         玩 第11図 總12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)液体を充填する加圧室と、ノズルを有するノズル
    部と、前記ノズル部を付勢して前記ノズルを加振する電
    気的振動子とを備え、前記ノズルが前記加圧室に臨むよ
    う構成すると共に、前記ノズル部の共振周波数と、前記
    電気的振動子の共振周波数とが略々等しくなるよう構成
    した霧化装置。 (2J  前記ノズル部の基本共振周波数と、前記電気
    的振動子の基本共振周波数とが略々等しくなるよう構成
    した特許請求の範囲第1項記載の霧化装置。 (鴎 前記ノズルをノズル板に設け、前記電気的振動子
    を開口を有する圧電振動子で構成すると共に、前記ノズ
    ル板に前記圧電振動子を装着し、前記開口に臨むノズル
    板を前記ノズル部とした特許請求の範囲第1項記載の霧
    化装置。 (に)前記圧電振動子を円環状として前記ノズル板に接
    着する構成とした特許請求の範囲第3項記載の霧化装置
    。 (5)  前記ノズル部および電気的振動子を板状に構
    成し、前記ノズル部と電気的振動子とのたわみ振動共振
    周波数が略々等しくなるよう構成した特許請求の範囲第
    1項記載の霧化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005118698A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Terumo Kogyo:Kk 放散装置
FR2939616A1 (fr) * 2008-12-15 2010-06-18 Oreal Tete de pulverisation d'un produit cosmetique, dispositif, et procede de pulverisation associe

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WO2010069932A1 (en) * 2008-12-15 2010-06-24 L'oreal Spray head for a cosmetic product, device, and associated spraying method

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