JPS5935385B2 - P,p′−ジ−スチレン化ジフェニルアミンの製造方法 - Google Patents
P,p′−ジ−スチレン化ジフェニルアミンの製造方法Info
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- JPS5935385B2 JPS5935385B2 JP53123485A JP12348578A JPS5935385B2 JP S5935385 B2 JPS5935385 B2 JP S5935385B2 JP 53123485 A JP53123485 A JP 53123485A JP 12348578 A JP12348578 A JP 12348578A JP S5935385 B2 JPS5935385 B2 JP S5935385B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/68—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスチレン化ジフェニルアミンの製造方法に関す
る。
る。
さらに詳細には本発明はp−スチレン化ジフェニルアミ
ンの高収率製造方法に関する。従来技術の様々な文献に
アルキル化アミンの製造および該アルキル化アミンの抗
酸化剤としての使用例が開示されている。例えば、米国
特許第3505225号には、d−メチルスチレンとジ
グフェニルアミンを反応させることによつて製造される
抗酸化剤の4・4’−ビス(ct−ct−ジメチルベン
ジル)ジフェニルアミンが開示されている。米国特許第
3452056号には抗酸化剤の4・4’−ビス(α−
メチルベンズヒドリル)ジフエニ・0ルアミンが開示さ
れている。米国特許第3649690号には4・4’−
ビス(α・d−ジメチルベンジル)ジフェニルアミンを
ジアルキルチオジプロピオネートと併用した抗酸化剤が
開示されている。米国特許第3072603号にはジ’
5アルキル3・3’−チオジプロピオネートおよびチッ
素含有化合物からなる、安定剤として有用な相乗的組合
せのポリ−α−オレフィン組成物が開示されている。米
国特許第3714257号にはフリーデルクラフツ触媒
の存在下で、高圧不活性ガ’0ス雰囲気中で、約150
℃の温度で、オレフィンをジアリールアミンと反応させ
ることからなる、ゴム用抗酸化剤として有用な固体ジア
ルキル化ジアリールアミンの製造方法が開示されている
。米国特許第3714258号には、フリーデルクラ2
5フッ触媒の存在下で、大気圧の不活性雰囲気中で約1
20〜140℃の温度でオレフィンとジアリールアミン
を反応させることからなるゴム用抗酸化剤として有用な
固体ジアルキル化ジアリールアミンが開示されている。
また、米国特許第?03496230号には、フリーデ
ルクラフツ触媒の存在下で、大気圧で、120〜135
℃および140〜160℃の各温度で、ジフェニルアミ
ン1モルあたり2〜4モルのジイソブチレンまたはノネ
ンを使用し、ジフェニルアミンをジイソブチ■5レンま
たはノネンと反応させることからなる、少なくともジア
ルキルジフェニルアミンを60%含有するモノ−および
ジーアルキルジフエニルアミlクウーン混合物の製造方
法が開示されている。
ンの高収率製造方法に関する。従来技術の様々な文献に
アルキル化アミンの製造および該アルキル化アミンの抗
酸化剤としての使用例が開示されている。例えば、米国
特許第3505225号には、d−メチルスチレンとジ
グフェニルアミンを反応させることによつて製造される
抗酸化剤の4・4’−ビス(ct−ct−ジメチルベン
ジル)ジフェニルアミンが開示されている。米国特許第
3452056号には抗酸化剤の4・4’−ビス(α−
メチルベンズヒドリル)ジフエニ・0ルアミンが開示さ
れている。米国特許第3649690号には4・4’−
ビス(α・d−ジメチルベンジル)ジフェニルアミンを
ジアルキルチオジプロピオネートと併用した抗酸化剤が
開示されている。米国特許第3072603号にはジ’
5アルキル3・3’−チオジプロピオネートおよびチッ
素含有化合物からなる、安定剤として有用な相乗的組合
せのポリ−α−オレフィン組成物が開示されている。米
国特許第3714257号にはフリーデルクラフツ触媒
の存在下で、高圧不活性ガ’0ス雰囲気中で、約150
℃の温度で、オレフィンをジアリールアミンと反応させ
ることからなる、ゴム用抗酸化剤として有用な固体ジア
ルキル化ジアリールアミンの製造方法が開示されている
。米国特許第3714258号には、フリーデルクラ2
5フッ触媒の存在下で、大気圧の不活性雰囲気中で約1
20〜140℃の温度でオレフィンとジアリールアミン
を反応させることからなるゴム用抗酸化剤として有用な
固体ジアルキル化ジアリールアミンが開示されている。
また、米国特許第?03496230号には、フリーデ
ルクラフツ触媒の存在下で、大気圧で、120〜135
℃および140〜160℃の各温度で、ジフェニルアミ
ン1モルあたり2〜4モルのジイソブチレンまたはノネ
ンを使用し、ジフェニルアミンをジイソブチ■5レンま
たはノネンと反応させることからなる、少なくともジア
ルキルジフェニルアミンを60%含有するモノ−および
ジーアルキルジフエニルアミlクウーン混合物の製造方
法が開示されている。
これらの方法はいずれも本発明の方法とは異なる。粘度
触媒を使用すると、ジフエニルアミン(DPA)のスチ
レン化またはα−メチルスチレン化において生成物が高
収率で得られる。粘度触媒を使用しDPAをα−メチル
スチレン(AMS)でアルキル化する場合、パラ置換体
が多量に得られるが、粘十触媒を使用し、AMSよりも
むしろ、スチレンをDPAと反応させた場合はパラ置換
体の生成量を低下させることができる。その他の従来技
術による方法はp一置換DPAの収率を高めた。例えば
、特開昭51−127053号公報には、ジフエニルア
ミンおよびスチレンを、主要量のヒドロケイ酸アルミニ
ウムを含有する触媒量の酸性白土触媒の存在下で170
〜300℃の反応温度で反応させ、スチレン含量をジJ
ャGニルアミン1モルあたり1〜2.5モルとすること
からなる、主にパラ置換ジフエニルアミンを含有するス
チレン化ジフエニルアミンの製造方法が教示されている
。高収量のp−スチレン化DPAl特にジ一p−置換D
PAを生成する様な方法が望ましい。なぜなら、高収量
であれば高い抗酸化剤効率および高い揮発性が得られる
からである。本発明の目的は塩基で酸活性化粘土触媒ま
たは天然活性酸粘土触媒のいずれかを変性し、p一置換
DPAを高収率で含有するスチレン化DPA生成物を製
造できる方法を提供することである。
触媒を使用すると、ジフエニルアミン(DPA)のスチ
レン化またはα−メチルスチレン化において生成物が高
収率で得られる。粘度触媒を使用しDPAをα−メチル
スチレン(AMS)でアルキル化する場合、パラ置換体
が多量に得られるが、粘十触媒を使用し、AMSよりも
むしろ、スチレンをDPAと反応させた場合はパラ置換
体の生成量を低下させることができる。その他の従来技
術による方法はp一置換DPAの収率を高めた。例えば
、特開昭51−127053号公報には、ジフエニルア
ミンおよびスチレンを、主要量のヒドロケイ酸アルミニ
ウムを含有する触媒量の酸性白土触媒の存在下で170
〜300℃の反応温度で反応させ、スチレン含量をジJ
ャGニルアミン1モルあたり1〜2.5モルとすること
からなる、主にパラ置換ジフエニルアミンを含有するス
チレン化ジフエニルアミンの製造方法が教示されている
。高収量のp−スチレン化DPAl特にジ一p−置換D
PAを生成する様な方法が望ましい。なぜなら、高収量
であれば高い抗酸化剤効率および高い揮発性が得られる
からである。本発明の目的は塩基で酸活性化粘土触媒ま
たは天然活性酸粘土触媒のいずれかを変性し、p一置換
DPAを高収率で含有するスチレン化DPA生成物を製
造できる方法を提供することである。
本発明の別の目的は4・4′−ジスチリルジフエニルア
ミンを高収率で製造する方法を提供することである。少
量の塩基性物質を添加することによつて変性された非酸
活性化(即ち天然活性)粘土触媒または酸活性化酸性粘
土触媒の存在下で、170℃〜300℃、好ましくは1
85℃〜275℃、最も好ましくは200℃の温度でジ
フエニルアミンとスチレンとの混合物(ここで、ジフエ
ニルアミン1モルあたり1〜3モルのスチレン好ましく
は、ジフエニルアミン1モルあたり2.0〜2.5モル
のスチレンを配合する。
ミンを高収率で製造する方法を提供することである。少
量の塩基性物質を添加することによつて変性された非酸
活性化(即ち天然活性)粘土触媒または酸活性化酸性粘
土触媒の存在下で、170℃〜300℃、好ましくは1
85℃〜275℃、最も好ましくは200℃の温度でジ
フエニルアミンとスチレンとの混合物(ここで、ジフエ
ニルアミン1モルあたり1〜3モルのスチレン好ましく
は、ジフエニルアミン1モルあたり2.0〜2.5モル
のスチレンを配合する。
)を反応させることによつて本発明の前記目的が達成さ
れる。塩基による粘土触媒の変性方法は本発明の絶対要
件ではない。
れる。塩基による粘土触媒の変性方法は本発明の絶対要
件ではない。
例えば、該変性はスチレン添加前にジフエニルアミンと
粘土触媒との混合物に塩基を添加することによつて行な
うことができる。または、塩基と粘土触媒とをプレミツ
クスし、このプレミツクスをジフエニルアミンに添加し
、続いてスチレンを添加することによつて前記粘土触媒
の変性を行なうことができる。前記反応は溶剤を使用す
ることによつて、あるいは使用せずに実施できる。
粘土触媒との混合物に塩基を添加することによつて行な
うことができる。または、塩基と粘土触媒とをプレミツ
クスし、このプレミツクスをジフエニルアミンに添加し
、続いてスチレンを添加することによつて前記粘土触媒
の変性を行なうことができる。前記反応は溶剤を使用す
ることによつて、あるいは使用せずに実施できる。
溶剤を使用する場合該溶剤は不活性溶剤であり、しかも
、使用される反応温度で相溶性でなければならない。溶
剤としては例えばp−シメンおよびp−ジイソプロピル
ベンゼンなどを使用できる。溶剤を使用せずに反応を実
施することが望ましい。なぜなら、溶剤を回収したりあ
るいは分離したりする必要がないからである。大気圧を
含めた様々な圧力で回分式で、若しくは連続式で反応を
実施できる。
、使用される反応温度で相溶性でなければならない。溶
剤としては例えばp−シメンおよびp−ジイソプロピル
ベンゼンなどを使用できる。溶剤を使用せずに反応を実
施することが望ましい。なぜなら、溶剤を回収したりあ
るいは分離したりする必要がないからである。大気圧を
含めた様々な圧力で回分式で、若しくは連続式で反応を
実施できる。
反応生成物は有効な抗酸化剤である。
従つて、この生成物は高温で酸素劣化を受ける物質、特
にブタジエン/ニトリル ゴム類の様なジエン ゴム類
の安定化に使用できる。塩基変性剤は粘土触媒の表面酸
度を変化させることが理論づけられる。
にブタジエン/ニトリル ゴム類の様なジエン ゴム類
の安定化に使用できる。塩基変性剤は粘土触媒の表面酸
度を変化させることが理論づけられる。
非酸洗浄天然活性粘土(即ち、残留酸が存在しないもの
)の場合、塩基添加は明らかに固有表面酸度を変化させ
る。一方、これに対して、酸活性粘土への塩基添加は残
留酸(例えばKSFは約6%の硫酸を含有している。)
を中和する他に、固有表面酸度を変化させる。触媒は水
で抽出できる。また、残留酸の量を測定するのにPH測
定器を使用できる。塩基変性による表面酸度の変化は本
発明の難解な部分である。酸活性粘土は、通常、低活性
の粘土であるものを活性化するのに酸、例えば硫酸で処
理した様な、例えばアルキル化反応用の粘土である。酸
のプカトンは存在するカチオン性物質、例えば、K+、
Na+、Ca丹にとつてわかる。次いで、粘土を洗浄し
、残留している酸を除去できる。カチオン性金属にとつ
てかわつたプロトンのために、酸を除去しても依然とし
て活性である。粘土触媒について使用される反応温度で
、これらのプロトンは反応を触媒するものと理論付けら
れる。非酸洗浄天然活性粘度、例えばフラースアース(
Fuller′SIarth)は、粘土を活性化するの
に酸処理する必要はない。
)の場合、塩基添加は明らかに固有表面酸度を変化させ
る。一方、これに対して、酸活性粘土への塩基添加は残
留酸(例えばKSFは約6%の硫酸を含有している。)
を中和する他に、固有表面酸度を変化させる。触媒は水
で抽出できる。また、残留酸の量を測定するのにPH測
定器を使用できる。塩基変性による表面酸度の変化は本
発明の難解な部分である。酸活性粘土は、通常、低活性
の粘土であるものを活性化するのに酸、例えば硫酸で処
理した様な、例えばアルキル化反応用の粘土である。酸
のプカトンは存在するカチオン性物質、例えば、K+、
Na+、Ca丹にとつてわかる。次いで、粘土を洗浄し
、残留している酸を除去できる。カチオン性金属にとつ
てかわつたプロトンのために、酸を除去しても依然とし
て活性である。粘土触媒について使用される反応温度で
、これらのプロトンは反応を触媒するものと理論付けら
れる。非酸洗浄天然活性粘度、例えばフラースアース(
Fuller′SIarth)は、粘土を活性化するの
に酸処理する必要はない。
酸性粘土触媒は当業界で周知である。
該触媒は酸処理(即ち、酸活性化)触媒または非酸処理
、即ち、天然活性粘土であり得る。該触媒は通常、多量
のアルミニウムヒドロシリケートを含有する。該触媒の
一般組成は次式で示される。(式中、MはK+、Na+
、Ca+2、Fe+2、Fe3+等から選択される金属
カチオンであり、Zは水和水のモル数である。
、即ち、天然活性粘土であり得る。該触媒は通常、多量
のアルミニウムヒドロシリケートを含有する。該触媒の
一般組成は次式で示される。(式中、MはK+、Na+
、Ca+2、Fe+2、Fe3+等から選択される金属
カチオンであり、Zは水和水のモル数である。
)粘土触媒の活性は粒径、含水率、表面積、酸度等の様
ないくつかの因子に依存する。
ないくつかの因子に依存する。
代表的な粘土組成を以下に示す。
カツコ内に示された数値は一層典型的な組成範囲である
。これら触媒の例はケメトロン・コーポレーシヨンによ
つて製造されているKシリーズの酸活性モンモリロナイ
ト触媒およびフィルドロール・コーポレーシヨンの活性
粘土吸着剤などである。フラースアースは天然活性粘土
の一例である。触媒の量は本発明の実施にとつて絶対要
件ではない。
。これら触媒の例はケメトロン・コーポレーシヨンによ
つて製造されているKシリーズの酸活性モンモリロナイ
ト触媒およびフィルドロール・コーポレーシヨンの活性
粘土吸着剤などである。フラースアースは天然活性粘土
の一例である。触媒の量は本発明の実施にとつて絶対要
件ではない。
当然、全ての方法がそうであるように、触媒量は反応速
度が極めて緩慢か、あるいはゼロのいずれかである様な
低いレベルにまで低下させることができる。指標として
、ジフエニルアミン100重量部あたり少なくとも6重
量部の触媒を使用すべきである。好ましくは少なくとも
10重量部の触媒を使用すべきである。しかし、これら
に限定されるわけではない。触媒使用量の上限はない。
例えば、100重量部あるいはこれ以上の触媒を使用で
きる。しかしながら、単なる実際的問題として、触媒量
は20〜25重量部を越えるべきではない。粘土触媒は
本発明の有用な触媒系を得るために、例えば水分除去の
ような事前準備をする必要はない。
度が極めて緩慢か、あるいはゼロのいずれかである様な
低いレベルにまで低下させることができる。指標として
、ジフエニルアミン100重量部あたり少なくとも6重
量部の触媒を使用すべきである。好ましくは少なくとも
10重量部の触媒を使用すべきである。しかし、これら
に限定されるわけではない。触媒使用量の上限はない。
例えば、100重量部あるいはこれ以上の触媒を使用で
きる。しかしながら、単なる実際的問題として、触媒量
は20〜25重量部を越えるべきではない。粘土触媒は
本発明の有用な触媒系を得るために、例えば水分除去の
ような事前準備をする必要はない。
しかし、事前準備された触媒も使用できる。代表的な塩
基は水に比較してPKa〉3を有するものである。これ
に関し、AdvancedOrganicChemis
try:ReactiOnslMechanisman
dStructure,.JerryNarch,.M
cGrawHlll(1968)、219−221頁お
よびPerri,.″DissOciatiOnCOn
stantOfOrganicBasesinAque
OusSOlutiOnl、ButterwOrth&
CO.、Ltd.、ロンドン1965を参照されたい。
有機および無機塩基の例は次のとおりである。
基は水に比較してPKa〉3を有するものである。これ
に関し、AdvancedOrganicChemis
try:ReactiOnslMechanisman
dStructure,.JerryNarch,.M
cGrawHlll(1968)、219−221頁お
よびPerri,.″DissOciatiOnCOn
stantOfOrganicBasesinAque
OusSOlutiOnl、ButterwOrth&
CO.、Ltd.、ロンドン1965を参照されたい。
有機および無機塩基の例は次のとおりである。
しかし、これらに限定されるわけではない。水酸化カリ
ウム水酸化テトラエチルアンモニウム 水酸化トリメチルベンジルアンモニウム ANGA−542イオン交換樹脂 アニリン (1・8−ビス−ジメチルアミノ)−ナフタレンジエチ
レントリアミン トリエチルアミン 以下、実施例をあげて本発明を更に詳細に説明する。
ウム水酸化テトラエチルアンモニウム 水酸化トリメチルベンジルアンモニウム ANGA−542イオン交換樹脂 アニリン (1・8−ビス−ジメチルアミノ)−ナフタレンジエチ
レントリアミン トリエチルアミン 以下、実施例をあげて本発明を更に詳細に説明する。
実施例1および3は塩基変性剤で処理していない酸粘土
触媒を使用したスチレン化DPAの製造を例証するもの
である。
触媒を使用したスチレン化DPAの製造を例証するもの
である。
実施例2および4は塩基変性剤で処理した酸粘土触媒を
使用したスチレン化DPAの製造を例証するものである
。
使用したスチレン化DPAの製造を例証するものである
。
実施例2および4は本発明の実施を例証するものである
が、これらに限定されるわけではない。実施例 1 天然活性粘土 ジフエニルアミン757(0.44モル)とベンドライ
トL(触媒用品級)粘土触媒4.67(ジフエニルアミ
ンを基準にして6wt%)との混合物を220℃に加熱
し、続いてスチレン92.3y(0.88モル)を2.
0時間かけて添加した。
が、これらに限定されるわけではない。実施例 1 天然活性粘土 ジフエニルアミン757(0.44モル)とベンドライ
トL(触媒用品級)粘土触媒4.67(ジフエニルアミ
ンを基準にして6wt%)との混合物を220℃に加熱
し、続いてスチレン92.3y(0.88モル)を2.
0時間かけて添加した。
反応混合物を更に1時間220℃の温度で加熱し、続い
て温沢過によつて粘土触媒を除去した。49.1wt%
の4・4′−ジスチリルージフエニルアミンが得られた
。
て温沢過によつて粘土触媒を除去した。49.1wt%
の4・4′−ジスチリルージフエニルアミンが得られた
。
実施例 2
天然活性粘土+塩基
ジフエニルアミン75y(0.44モル)、ベントライ
トL(触媒用品級)粘土触媒467および0.25wt
%のトリトンB(ジフエニルアミンを基準として)から
成る混合物を220℃にまで加熱し、続いてスチレン9
2.37(0.88モル)を2.0時間かけて添加した
。
トL(触媒用品級)粘土触媒467および0.25wt
%のトリトンB(ジフエニルアミンを基準として)から
成る混合物を220℃にまで加熱し、続いてスチレン9
2.37(0.88モル)を2.0時間かけて添加した
。
反応混合物を更に1時間220℃の温度で加熱し、次い
で、温沢過によつて粘土触媒を除去した。69.8wt
%の4・l一ジスチリルージフエニルアミンが得られた
。
で、温沢過によつて粘土触媒を除去した。69.8wt
%の4・l一ジスチリルージフエニルアミンが得られた
。
実施例1および実施例2で使用したベンドライトL粘土
触媒の組成は次のとおりであつた。実施例1および2の
比較は塩基変性剤の使用によつて選択的収率が著しく改
善されることを例証する。実施例 3 酸活性触媒 ジフエニルアミン75f(0.44モル)およびKSF
粘土触媒4.6y(ジフエニルアミンを基準にして6w
t%)から成る混合物を220℃にまで加熱し、続いて
スチレン92.3t(0.88モル)を2.0時間かけ
て添加した。
触媒の組成は次のとおりであつた。実施例1および2の
比較は塩基変性剤の使用によつて選択的収率が著しく改
善されることを例証する。実施例 3 酸活性触媒 ジフエニルアミン75f(0.44モル)およびKSF
粘土触媒4.6y(ジフエニルアミンを基準にして6w
t%)から成る混合物を220℃にまで加熱し、続いて
スチレン92.3t(0.88モル)を2.0時間かけ
て添加した。
反応混合物を更に1時間220℃の温度で加熱し、次い
で温P過によつて粘土触媒を除去した。24.1wt%
の4・4′ジスチリルジフエニルアミンが得られた。
で温P過によつて粘土触媒を除去した。24.1wt%
の4・4′ジスチリルジフエニルアミンが得られた。
実施例 4
酸活性粘土+塩基
ジフエニルアミン75f7(0.44モル)、KSF粘
土触媒4.67(ジフエニルアミンを基準として6wt
%)およびトリトンBO.25wt%(ジフエニルアミ
ンを基準として)から成る混合物を220℃にまで加熱
し、続いてスチレン92.31(0.88モル)を2.
0時間かけて添加した。
土触媒4.67(ジフエニルアミンを基準として6wt
%)およびトリトンBO.25wt%(ジフエニルアミ
ンを基準として)から成る混合物を220℃にまで加熱
し、続いてスチレン92.31(0.88モル)を2.
0時間かけて添加した。
トリトンBはメタノールにとかしたベンジルトリメチル
水酸化アンモニウムの40%溶液であ.る。反応混合物
を更に1時間220℃の温度で加熱し、続いて温▲過に
よつて粘土触媒を除去した。38.5wt%の4・4′
−ジスチリルジフエニルアミンが得られた。
水酸化アンモニウムの40%溶液であ.る。反応混合物
を更に1時間220℃の温度で加熱し、続いて温▲過に
よつて粘土触媒を除去した。38.5wt%の4・4′
−ジスチリルジフエニルアミンが得られた。
実施例3および実施例4で使用したKSF粘土触媒の組
成は次のとおりであつた。
成は次のとおりであつた。
塩基変性剤を使用することによつて再び選択的収率が増
大された。
大された。
ただし今回は酸活性粘土を使用した。他の塩基変性剤お
よび粘土触媒を使用し実施例2における条件に従つて反
応を実施した。
よび粘土触媒を使用し実施例2における条件に従つて反
応を実施した。
その結果を次の表1および表2に示す。表1および表2
では次の略語を使用した。
では次の略語を使用した。
P・・・・・・モノ−p−スチレン化DPAのWt%P
P・・・・・・ジ一p−スチレン化DPA(1)Wt%
p/o・・・・・・パラ置換対オルト置換の比率Sty
/DPA・・・・・・反応したスチレン対反応したDP
Aのモル比反応を変性する塩基の有効性は使用される塩
基のタイプに依存する。
P・・・・・・ジ一p−スチレン化DPA(1)Wt%
p/o・・・・・・パラ置換対オルト置換の比率Sty
/DPA・・・・・・反応したスチレン対反応したDP
Aのモル比反応を変性する塩基の有効性は使用される塩
基のタイプに依存する。
全ての塩基が有効である。それらの塩基のうちいくつか
のものは他のものよりもブ層有効である。各塩基の有効
濃度は表1および表2に例示される様に確立されねばな
らない。一般に反応溶媒に可溶性であると思われる強塩
基が最も有効である。(ベーカ一) 220℃に維持し、スチレンを添加するのに3.5時間
を要した。
のものは他のものよりもブ層有効である。各塩基の有効
濃度は表1および表2に例示される様に確立されねばな
らない。一般に反応溶媒に可溶性であると思われる強塩
基が最も有効である。(ベーカ一) 220℃に維持し、スチレンを添加するのに3.5時間
を要した。
表1および表2に例証されるように、P置換体の量は塩
基変性剤のレベル(p/oを見よ)が上昇するにつれて
、反応速度(Sty/DPAを見よ)を損なうことなく
、上昇しつづける。
基変性剤のレベル(p/oを見よ)が上昇するにつれて
、反応速度(Sty/DPAを見よ)を損なうことなく
、上昇しつづける。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酸性粘土触媒および塩基の存在下でジフェニルアミ
ンとスチレンとを反応させることからなるp・p′−ジ
−スチレン化ジフェニルアミンの製造方法。 2 170℃〜300℃の温度で反応を行なわせる特許
請求の範囲第1項に記載の方法。 3 スチレン対ジフェニルアミンのモル比が1対1〜3
対1である特許請求の範囲第2項に記載の方法。 4 185℃〜275℃の温度で反応を行なわせスチレ
ン対ジフェニルアミンのモル比が2対1〜2.5対1で
ある特許請求の範囲第1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
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