JPS5935352Y2 - 管端被覆装置 - Google Patents

管端被覆装置

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Publication number
JPS5935352Y2
JPS5935352Y2 JP15465880U JP15465880U JPS5935352Y2 JP S5935352 Y2 JPS5935352 Y2 JP S5935352Y2 JP 15465880 U JP15465880 U JP 15465880U JP 15465880 U JP15465880 U JP 15465880U JP S5935352 Y2 JPS5935352 Y2 JP S5935352Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
adhesive tapes
base
tape
pasting
Prior art date
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Expired
Application number
JP15465880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5776995U (ja
Inventor
好和 住田
三郎 「桟」
晃三 野村
稔 雨谷
Original Assignee
日本鋼管株式会社
日東電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本鋼管株式会社, 日東電工株式会社 filed Critical 日本鋼管株式会社
Priority to JP15465880U priority Critical patent/JPS5935352Y2/ja
Publication of JPS5776995U publication Critical patent/JPS5776995U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5935352Y2 publication Critical patent/JPS5935352Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、防錆等の表面処理が施される鋼管を溶接に
よって接続することができるようにする管端被覆装置に
関するものである。
例えば、石油やガス等のパイプラインを敷設するKは、
10m〜20m程度の長さを備えたねじなしの大径鋼管
を用い、鋼管を現地で順次溶接してエンドレスに加工す
るものである。
上記のようなパイプラインに用いられる鋼管は地中に埋
設されるため、その表面に防錆等の表面処理が溶接前に
予め施こさhる。
しかし、鋼管の端部溶接部分は表面処理剤の可燃焼物が
付着していると、溶接不良をおこすという問題が生じる
従って防錆等の表面処理は溶接部および溶接の際に温度
が上昇する部分には施こさず、溶接後にこの部分を防錆
や防蝕テープ等で保護するのが通例である。
上記の°ように、鋼管の端部外周面に表面処理の施こさ
れていない部分を形成するには表面処理工程の前に鋼管
の端部外周面を粘着テープによってマスキングすればよ
い。
従来上記のような粘着テープによるマスキングは、手作
業により行なっていたので貼付けに多くの時間と労力が
必要になり、作業能率が悪く処理コストが高くつくと共
に作業に危険がともなう等の問題があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たものであり、鋼管端部の粘着テープによるマスキング
が自動的に行なえるようにし、作業の能率向上と省力化
をはかることができる管端被覆装置を提供することを目
的とする。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
図示のように、鋼管1を搬送するラインはスキューロー
ラ2によって鋼管1を水平に支持し、この鋼管1を軸方
向に走行させると同時に、軸芯を中心とする回転を与え
るようになってかり端部に溶接のための開先3が設けら
れた鋼管1は端部が突き合わされた状態で連続しで搬送
される。
前記搬送ラインの途中で一方の側部に固定ペース4が設
けられ、このベース4上に前後方向の移動ベース6と、
更にこの移動ベース6上に左右横方向の移動ベース7が
配置されている。
左右横方向の移動ベース7は、鋼管1と同方向に同速で
一定の距離を往復走行するものであり、図示省略したが
固定ベース5に設けたガイドに沿うよう、モータなどの
駆動源によって走行が与えられるようになっている。
前後方向の移動ベース6は鋼管IK対して接近および離
反動するよう移動ベース6上に設けられている。
なおベース6と7は上下逆に設けてもよい。
上記左右横方向の移動ベースT上に支持壁8が立設され
、この支持壁gKは上部に二個のロール巻き粘着テープ
9,10を取り付けると共に、中間部にテープ9,10
を送り出すテープ繰出し部11と、この繰出し部11の
下方にカッター12と、カッター12の下部に一対の貼
付手段13が設けられている。
粘着テープ9,10は一面に粘着層を備え、溶接時鋼管
1端部の温度上昇部分を覆える幅を有し、側縁が接する
並列状態で引出される。
前記テープ繰出し部11は、複数のロールの組合わせに
よって構成され、ロール間を通過する粘着テープ9,1
0を一定長さ送り出し、貼付作業が行なえるようにする
ものであり、テープ9゜10が貼付作業によって強制的
に引出されるとき、各ロールは空転し、必要な長さが自
由に通過できるようになっている。
カッター12は、粘着テープ9,10を挾むロール14
と14の外周に刃物15を取付け、両側の粘着テープ9
と10を同時に切断するものであり、このカッター12
は、テープ走行途中に設けた検尺手段(図示省略)が鋼
管1の直径に応じたテープ消費量の検尺信号を出せば作
動するようになっている。
前記貼付手段13はカッター12のロール14間を通過
した粘着テープ9,10を各々受取り、移動ベース7が
鋼管1VC接近したとき粘着テープ9と10を鋼管1に
対して別個に押付けるものである。
貼付手段13は図示の場合、上下のロール間にエンドレ
スベルトを掛架したベルトコンベヤ構造を採用した例を
示し、上部ロールを中心に斜上下方向への揺動が自在と
なるよう取付けられ、シリンダ等の揺動手段により移動
ベースTが鋼管1に接近したとき、下部が鋼管1に圧接
する揺動が与えられる。
カッター12を通過した粘着テープ9,10は粘着層を
鋼管1側に向けた状態で貼付手段13゜13の前面に所
定長さが垂下り、貼付作業のために待機している。
この貼付手段13による粘着テープ9,10の貼付位置
は、第1図に示すように鋼管1の下部位置、特にスキュ
ーロール2の位置に近づけ、鋼管1の溶接ビート等によ
る首振りの影響が小さい部分で行なうようにする。
同時にこの位置は、鋼管1のサイズ変更による変化量の
小さいところでもある。
な釦、貼付手段13は図示のようなベルトコンベヤ構造
ばかりでなく、粘着テープをロールで鋼管に押圧するよ
うにしてもよい。
また、図示省略したが、鋼管搬送ラインに近接した適宜
の位置に鋼管1の突き合わせ端部を自動的に検出する検
出手段が配置される。
この手段は磁気センサーや光電センサー等を用い、鋼管
の端部または開先3等の変化を検出し、この検出信号に
よって移動ベース7を走行させ、粘着テープの貼付作業
を開始させるものである。
この場合、鋼管1の突き合わせ部分と、両側貼合わせ手
段13,13に保持された両粘着テープ9と10の接触
側縁とが一致した状態で移動ベース7が走行するように
なっている。
この考案の管端被覆装置は上記のような構成であり、次
に管端被覆の方法を説明する。
貼着テープ9,10が貼付手段13,13の前面に所定
長さ垂下する状態で移動ベース7は往動始端に、筐た移
動ベース6は搬送ラインが離れた位置にあって待機状態
になっている。
搬送ライン上を鋼管1が端部を突き合わされた状態で回
転しながら走行し突き合わせ端部が検出手段によって検
出されると移動ベース7が鋼管1と同速で同方向に走行
を始め、移動ベース6が鋼管IK接近した後、貼付手段
13が揺動し、粘着テープ9,10の端部を前後鋼管1
の端部外周面に押圧する。
鋼管1は回転しているので粘着テープ9,10は鋼管1
の外回へ自動的に貼付けられ、テープは必要な長さが引
出されていく。
粘着テープ9,10の消費量を検尺し、設定長さに達す
るとカッター12が作動し、両粘着テープ9,10が同
時に切断される。
粘着テープ9.IOU前後鋼管1の端部外囲面全体を別
個にマスキングするので、前後の鋼管1に回転速度の変
化がある場合でも不都合なく貼付けが行なえ、第3図に
示すように鋼管1は、端部マスキングが完了後、表面処
理工程むよび溶接工程に送り込1れる。
粘着テープ9,10の切断により貼付手段13は元の位
置に戻り、移動ベース6と7も退勤位置に復帰すると共
に、次の作業のためにテープ繰出部11が作動して粘着
テープ9,10を所定長さ繰り出し、待機状態になる。
以上のように、この考案によると回転しながら走行する
鋼管の端部外周面に粘着テープを供給し、前走行鋼管釦
よび後走行鋼管の端部へ別個の貼着テープを同時に貼付
けるようにしたので、鋼管端部のマスキングが完全自動
で行なえるようになり、マスキング作業の能率向上およ
び省力化を可能とし、処理コストの低減をはかることが
できる。
また、前後鋼管に対して別個の粘着テープを貼付けるの
で、鋼管に回転速度の変化があっても支障なく貼付けを
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の管端被覆装置を示す正面図、第2図
は同側面図、第3図は鋼管の被覆完了状態を示す断面図
である。 1・・・・・・鋼管、3・・・・・・開先、6,7・・
・・・・移動ベース、9,10・・・・・・粘着テープ
、11・・・・・・テープ繰出部、12・・・・・・カ
ッター 13・・・・・・貼付手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部を突き合わせた鋼管を回転させながら軸方向に走行
    させる搬送ラインの近傍に鋼管と同速で同方向に走行自
    在でかつ鋼管に対して進退動自在となる移動ベースと、
    鋼管の突き合わせ端部を検出して前記移動ベースを走行
    させる管端検出手段とを設け、前記移動ベースにこのベ
    ースに取付けられた複数の粘着テープを送り出すテープ
    繰出し部と、繰出された粘着テープを所定の長さに切断
    するカッターと、繰出された粘着テープを受取り前後鋼
    管の端部外周面に押当てて別個に貼付ける一対の貼付手
    段を設けたことを特徴とする管端被覆装置。
JP15465880U 1980-10-28 1980-10-28 管端被覆装置 Expired JPS5935352Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15465880U JPS5935352Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 管端被覆装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15465880U JPS5935352Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 管端被覆装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5776995U JPS5776995U (ja) 1982-05-12
JPS5935352Y2 true JPS5935352Y2 (ja) 1984-09-29

Family

ID=29513880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15465880U Expired JPS5935352Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 管端被覆装置

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JPS5776995U (ja) 1982-05-12

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