JPS62279005A - 金属エンドレスベルトの6段圧延装置 - Google Patents

金属エンドレスベルトの6段圧延装置

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JPS62279005A
JPS62279005A JP61124033A JP12403386A JPS62279005A JP S62279005 A JPS62279005 A JP S62279005A JP 61124033 A JP61124033 A JP 61124033A JP 12403386 A JP12403386 A JP 12403386A JP S62279005 A JPS62279005 A JP S62279005A
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belt ring
rolling
rolls
belt
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B5/00Extending closed shapes of metal bands by rolling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 −3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車用エンジン、電動機の動力伝達、又
は精密機器、ファクシミリ、XYプロッタ、計測機等の
駆動力伝達その他の用途に広く使用される金属エンドレ
スベルトを製造するために、金属エンドレス素材のベル
ト環を6段ロールで圧延する装置に関する。特に、この
発明は一対のワークロールをなす第1及び第2のロール
と、両ロールをバックアップし且つ駆動する各2つのバ
ックアップロールの合計6つのロール(所謂6段ロール
)を有し、ベルト環にワークロールによる1点圧延を施
して、ベルト環の体積不変化の原理により金属エンドレ
スベルトのベルト長を所定値まで拡大させる装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来の金属エンドレスベルトの6段圧延装置としては、
例えば実公昭58−56001号公報に記載されたよう
なものがある。この従来例は、所謂6段ロールにより金
属エンドレス素材のベルト環を圧延するものであって、
ワークロールをなす第1及び第2のロールに夫々2つの
駆動ロール兼用のバックアップロールを配置してなり、
第1のロールの2つのバックアップロールと、第2のロ
ールの2つのバックアップロールとは、夫々個別のロー
ルハウジングに支持され、両ハウジング間の距離が可変
になっていて、一方のハウジングを、前記距離が大にな
るように移動させるだけで、ベルト環を第1のロールに
装着し、且つ圧延後の製品を第1のロールから取り外せ
るようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来の6段圧延装置にあっては、機
体における、第1のロールの軸線方向の正面側と、圧延
により延出するベルト環の延出方向の同正面側とを、バ
ックアップロールのハウジングの下端部が覆りでいる構
造になっていたこと、及びかかる構造を当然のこととし
て、第1のロールへのベルト環の供給と、これからの製
品の取り出しとを人手により行うことが行われていた。
このため、ベルト環の圧延作業は人手に頼る部分が多く
、その結果、圧延作業の能率向上が停滞しているという
問題点があった。
この発明は、このような従来技術の問題点に着目してな
されたものであって、所謂6段ロールの圧延装置におけ
る第1のロールへのベルト環の供給と、これからの、圧
延された製品の取り出しとを自動化して、圧延作業の効
率化を図ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の金属エンドレスベルトの6段圧延装置は、金
属エンドレス素材のベルト環の内側に配置される第1の
ロールと、前記ベルト環の外側に配置されて前記第1の
ロールと協働して前記ベルト環を1点で圧延する第2の
ロールとで対をなすワークロールを形成し、前記第1の
ロールには、これに圧接する2つの駆動ロール兼用のバ
・ツクアップロールを備え、また前記第2のロールにも
、これに圧接する2つの駆動ロール兼用のバックアップ
ロールを備えて、前記対をなすワークロールと4つのバ
ックアップロールとの6つのロールを機体に備えている
そして、機体における前記第1のロールの軸線方向の正
面側と、圧延により延出するベルト環の延出方向の同正
面側とを連続させて開放して、これらの正面側を機体外
に露出するとともに、これに隣接した位置に、前記ワー
クロールで圧延するベルト環を待機させる送入部と、前
記ワークロールで圧延された製品を送り出す送出部とを
備え、さらに送入部から第1のロールにベルト環を搬送
し且つ第1のロールから送出部に製品を搬送する搬送装
置を機体の正面に臨ませて設けている。
ここで機体の正面とは、金属エンドレスベルトの圧延装
置の機体における、ベルト環及び製品の出し入れをする
側の面をいう。
〔作用〕
第1のロールのバックアップロールと、第2のロールの
バックアップロールとの距離を離して、第1のロールに
接すべきそのバックアップロールと第2のロールとを、
第1のロールから離した状態で、送入部に待機するベル
ト環を搬送装置で第1のロールに搬送して、当該第1の
ロールにそのベルト環を外嵌する。この状態でベルト環
を挟んで第1のロールに第2のロールを圧接し、且つ第
1及び第2のロールにそれぞれバックアップロールを圧
接して、前記第1及び第2のロール間の1点でベルト環
を圧延する。
圧延は、ベルト環の体積を同一に維持したままベルト環
の周長を増大するものであるから、圧延が進行するに伴
って、ベルト環は第1のロールよりも成る特定の方向に
延出される。そして、必要によりテンションロールをベ
ルト環の延出した部分の内側に挿入して引っ張ることに
より当該ベルト環に張力を付与しつつさらに圧延する。
かくして、ベルト環の周長が所定値に達して製品になる
と圧延が終了する。その後、第1のロールのバックアッ
プロールと第2のロールとが第1のロールから離れた状
態で、搬送装置が前記製品を捉えて送出部に搬送し、ま
た送入部からベルト環を第1のロールに搬送することが
行われる。
ここで、機体における前記第1のロールの軸線方向の正
面側と、圧延により延出するベルト環の延出方向の同正
面側とを連続させて開放して、これらの正面側が機体外
に露出されているから、機体外とこれらとの間での、ベ
ルト環及び製品の出し入れを前記搬送装置によって行う
ことができる。
〔実施例〕
第1図以下はこの発明の一実施例を示すものであり、特
に第1〜3図は金属エンドレスベルトの圧延装置の全体
を示している。ここで、金属エンドレス素材のベルト環
Wの内側に配置される第1のロール1と、前記ベルト環
Wの外側に配置されて前記第1のロール1と協働して前
記ベルト環Wを1点で圧延する第2のロール2とで対を
なすワークロールを形成している。前記第1のロール1
には、これに圧接する2つの駆動ロール兼用のバックア
ップロール3,4を備え、また前記第2のロール2にも
、これに圧接する2つの駆動ロール兼用のバックアップ
ロール6.7を備えて、前記対をなす第1及び第2のロ
ール1,2と4つのバックアップロール3,4,6.7
との6つのロールを機体9に備えている。
前記バックアップロール3.4はハウジング10を介し
て機体9に支持され、カムワルツ11及び回転軸12を
介してモータ13の回転力がバックアップロール3,4
に伝達される。また第1のロール1は昇降装置14によ
り昇降可能に機体9に支持され、さらにバックアップロ
ール6.7は油圧シリンダ15により昇降可能なハウジ
ング16を介して機体9に支持され、且つ前記カムワル
ツ11に自在継手を備えた回転軸17を介して連結され
る。
かかる各ロール1. 2. 3. 4. 6. 7の配
置は第4図に詳細に図示されるが、この配置及び駆動手
段は公知のものであって、圧延位1f已において第1の
ロールと第2のロールにより1点で圧延されるベルト環
Wは、同図において第1のロール1より左方向に延出さ
れる。なお、この実施例においては、バックアップロー
ル7の幅方向中央部には溝7aが形成され、この溝7a
に前記べ/L/)環Wにその進行方向に向けての張力を
付与する弾性体8を嵌入しである。この弾性体8は、ウ
レタンゴム等のゴム状弾性体からなり、その外面が、幅
方向中央部において同両側部よりも突出していて、ベル
ト環Wのセンタリングを行うことにより、その蛇行を防
止するとともに、圧延位置Eよりベルト環Wの進行方向
先方で且つ圧延位置Eに近い位置Fで、ベルト環Wに張
力を付与することにより、ベルト環Wの延出部分を第4
図に示し且つ前記した方向に延出させるようにしている
。そしてバックアップロール7における幅方向両側にお
いて第1のロール1に接して、第1のロール1のバック
アップと駆動とをなしている。
また第2のロール2には外周面に環状をしたゴム状の弾
性体2aが外嵌される。この弾性体2aは第2のロール
2外面から突出していて、その突出量はベルト環Wの厚
みより大となっており、圧延終了後に、第1及び第2の
ロール1,2間に押圧力を有するものの、ベルト環Wに
は押圧力を与えない状態とする。バックアップロール6
の外周には溝6aが形成されて、バックアップロール6
とベルト環Wとが干渉しないようにしである。さらに、
第1のロール1の2つのバックアップロール6.7には
、夫々幅方向両側に外向きフランジ6b、7bが形成さ
れていて、圧延駆動中に両ロール6.7と第1のロール
1とのズレを防止している。
ベルト環Wの延出方向には、延出したベルト環Wの上側
及び左右のガイド20aと下側ガイド20bとが設置さ
れ、両ガイド20a、20bにより上下及び左右が規制
されたベルト環Wは、その周長をセンサ21により測定
される。センサ21により測定された値が所定値に達し
たときには、テンションロール5がベルト環W内に入り
込んでこれを引張ることにより、さらにベルト環Wの前
記圧延を継続するようになっている。
22 a カ、前記テンションロール5を移動させるた
めの摺動台であって、テンションロール5の張力付与装
置22の一部をなす。摺動台22aは、同様に張力付与
装置22の一部をなす移動ブロック22dに、テンショ
ンロール5の軸方向に摺動可能に支持され、また移動ブ
ロック22dは、台座22bに第1.2図において摺動
可能に支持されている。台座22bには移動ブロック2
2dを摺動させて移動させるための流体圧シリンダ22
Cが配置される。前記移動ブロック22d又はその近傍
には、図示しないがその摺動位置によってベルト環Wの
周長を検出する装置を備えているものとする。
さらに、この実施例においては、前記機体9における前
記第1のロールlの軸線方向の正面側と、圧延により延
出するベルト環Wの延出方向の同正面側とを連続させて
開放している。第3図に示す18が機体9の開放部であ
る。また機体9における第1のロール1の左方(第1.
2図における第1のロール1の左方)も開放して、圧延
により周長が増長されるベルト環Wが左方に延出できる
ようにしである。
また、機体9の正面右側には、第1のロール1と第2の
ロール2で圧延するためのベルト環Wを待機させる送入
部23を設置しである。送入部23は機体9に臨む先端
が低くなった傾斜をしていて、複数のベルト環Wを内蔵
でき、且つベルト環Wが常時先端部に位置するようにな
っている。さらに、機体9の正面左側には、圧延された
製品となったベルト環Wを送り出す送出部24が設置さ
れる。送出部24は斜路からなり、ここに製品を置くこ
とによって製品は他の位置に移動できるようにしである
機体9の正面には送入部23から第1のロール1にベル
ト環Wを搬送し、且つ圧延後の製品を第1のロール1か
ら送出部24に搬送する搬送装置25が設置される。搬
送装置25は、機体9のエプロン9a上に設置されるも
のであって、機体9に対して左右に移動する遷車台26
と、エプロン9a上で遷車台26を摺動可能に支持する
摺動台座27と、遷車台26に設置されて送入部23か
ら第1のロール1にベルト環Wを搬送する送入ア−ム2
8と、第1のロール1から送出部24に製品を搬送する
送出アーム29と、両アーム28゜29を同期して作動
させる図示しない駆動装置とを備える。また、前記第1
のロール1及び第2のロール2により圧延するベルト環
Wが所定周長になったことを検出して前記駆動装置に駆
動指令を出す図示しない検出器によって、搬送装置25
を起動するようになっている。前記両アーム28゜29
の先端には、素材としてのベルト環W及び圧延後の製品
を掴むグリップ部288.29aがあって、これには、
ベルト環Wや製品を外側から掴むフィンガーが備えられ
る。グリップ部28a。
29aは、第1. 2図に示した位置においてそれぞれ
同時にベルト環W及び製品を掴み、運車台26の移動に
よりこれらを同時に同図において左方向に移動すること
によって、送入部23のベルト環Wlc第1のロール1
に送入し、且つ第1のロール1の製品を送出部24に送
出する。かくして、グリップ部28a、29aは第1,
2図における左右移動の他に、送入部23と第1のロー
ル1と送出部24とに正対する位置から夫々のベルト環
Wに向けて進退をするようになっている。
なお、グリップ部28a、29aとしてはベルト環Wと
製品とを搬送するために掴む作用をするものであるが、
この搬送中にベルト環Wや製品を保持できる構成であれ
ばよい。また送入アーム28、送出アーム29は運車台
26により移動するものではなく、これが旋回すること
によって前記の搬送をする形式のものであってもよいこ
とは勿論である。
図中30は油圧等の流体圧ユニット、31はオイルポン
プ等の流体圧源、33は制御盤を示す。
次に、この実施例の金属エンドレスベルトの圧延装置に
よる圧延の手順について第6〜17図に基づいて説明す
る。ここで金属エンドレス素材のベルト環Wについては
、圧延されるまでのベルト環についてはWlとし、圧延
途中のベルト環についてはW2とし、周長が所定値にな
るまで圧延されて製品となったものについては製品W、
として説明する。
■第6図 最初に金属エンドレスベルトの圧延装置のバックアップ
ロール6.7と第1のロール1とを下降させて、第1の
ロール1の周りを開けておく。
■第7図 次に、搬送装置25を作動させてその送入アーム28の
グリップ部28aにより送入部23のベルト環W、を掴
み、この状態で運車台26を第1゜2図において左方に
移動させる。そして、運車台26がその移動限界にまで
達すると、グリップ部28aは第1のロール1に対応す
る位置に敗る。
ここで送入アーム28を第1のロール1に近づける方向
に移動させると、グリップ部28aからベルト環W1が
第1のロール1の外周に掛けられる。
ここで、必要によってはグリップ部28aの各フィンガ
ーが開閉する動作をするようにしてもよい。
■第8図 次に第1のロールlが上昇して、第1のロールlがベル
ト環W1を挟んで第2のロール2に接する。
■第9図 次にバックアップロール6.7も上昇し、且つバックア
ップロール3,4,6.7が回転することにより、第1
のロール1.第2のロール2がこれらによりバックアッ
プされ且つ駆動されて、ベルト環W1の圧延が開始され
る。
■第10図 圧延が進行すると、ベルト環WIの周長が増大してベル
ト環W2となる。そしてバックアップロール7の弾性体
8がベルト環W2に張力を付与し且つベルト環Wtを図
中左方に送り出すため、周長が増大した分についてはベ
ルト環W2に膨らみが生じて左方に延出される。この膨
らみの部分は、ガイド20a、20bにより上下左右が
案内されて、先端部分の方向が特定される。そして、こ
の膨らみの先端をセンサ21を用いて測定することによ
り、ベルト環W2の周長が所定値に達したことを知る。
■第11図 ベルト環W2の延出がこの程度になると、その膨らみ先
端の位置に対応して配置されるテンションロール5の位
置と前記膨らみ先端とが一致する。
この図は平面図である。
■第12図 ベルト環W2の周長が所定値に達すると、張力付与装置
22の摺動台22aに設けられたテンションロール5が
ベルト環W2の前記膨らみ先端内に係合し、かつ流体圧
シリンダ22Cによって摺動台22aが第1.2.12
図において左方に移動されて、ベルト環Wzに張力を与
えつつ、第1゜20−ル1,2による前記圧延が継続さ
れる。
■第13図 この図において34は台座22bに設けられた内周長計
測器であり、35は計測長の位置を示す目印である。前
記テンションロール5による張力を与えながら第1.2
0−ル1,2で圧延されたベルト環Wtは、摺動台22
1の成る位置が目印35の位置に至ることによって所定
の内周長になったことが検出され、ここでベルト環W、
は製品W、となる。そして、この検出に基づいて搬送装
置25が起動するための指令が出される。摺動台22a
の成る位置が目印35の位置に至ったことの検出は、公
知のセンサによって自動的に行われる。なおこの図にお
いては張力付与装置22自体は省略しである。
■第14図 ここでバックアップロール3. 4. 6. 7は停止
されて第1のロール1.第2のロール2も停止し、搬送
装置25の遷車台26が第1.2図における移動右端ま
で移動して、送入アーム28,29はこれと一体に移動
し、以てそのグリップ部28a、29aは、ベルト環W
、と製品W3とを個別に掴む位置に夫々至る。
[相]第15図 ここで、張力付与装置22の摺動台22aが第1のロー
ル1方向に移動して、製品W、に与えていた張力を解除
すると、製品W3は自らの弾性により円形に復元しよう
としてグリップ部29aに掴まれる。またグリップ部2
8aはそのままベルト環W1を掴む。
■第16図 そして、前記のようにベルト環W1と製品W。
とを掴んだ状態で、遷車台26が移動左端まで移動する
。この移動した位置は、グリップ部28aが第1のロー
ル1に正対し且つグリップ部29aが送出部24の上に
なる位置となっている。
[相]第17図 そして、ここで製品W、を送出部24上に供給し、且つ
ベルト環W1を第1のロール1に供給する。かかる作業
を繰り返して多数のベルト環W1を順次圧延して製品W
、とする。この製品W、は、最終製品としての金属エン
ドレスベルトである場合と、さらに圧延して金属エンド
レスベルトを製造するための中間製品である場合とがあ
る。
なお、この実施例においては、送出部24と送出部24
とを、斜路を利用するものとしたが、送入部23の場合
は、待機されるベルト環W、のうち先頭のものの位置が
常時同一の位置にあるものであれば、他の構成のもので
あってもよいし、また送出部24の場合には、製品W3
を次の工程に搬送できる構成であれば、これも他の構成
であってもよい。また、これまでに説明した金属エンド
レスベルトの6段圧延装置を複数並べて設置することに
より、1つのベルト環Wを各圧延装置に逐次供給して、
次第に周長を大きくさせる場合には、送出部24を、次
の工程をなす圧延装置の送入部23に連結するか、次の
工程をなす圧延装置の送入部23と兼用させることも可
能である。
さらに、前記実施例の各作動の制御は、前記作動をさせ
るためのシーケンス回路によって行ってもよいし、また
コンピュータにより行ってもよいことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明においては、送入部に待
機するベルト環を搬送装置で第1のロールに搬送して、
当該第1のロールにそのベルト環を供給し、この状態で
6段のロールにより、そのうちの第1及び第2のロール
間の1点でベルト環を圧延して、ベルト環の周長が所定
値に達することにより製品化されて圧延が終了する。そ
の後、搬送装置が前記製品を捉えて第1のロールから送
出部に搬送し、また送入部からベルト環を第1のロール
に搬送することが行われるため、圧延装置の機体外と第
1のロールとの間での、ベルト環及び製品の出し入れを
前記搬送装置によって行うことができる。かくして、6
段ロールの圧延装置における第1のロールへのベルト環
の供給と、これからの、圧延された製品の取り出しとを
自動化することができたから、省力化による圧延作業の
効率化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図は同
平面図、第3図は同左側面図、第4図は各ロールにより
ベルト環を圧延している状態の説明図、第5図(a)は
第4図のA−A線断面図、第5図山)は第4図のB−B
線断面図である。また第6図ないし第17図は、それぞ
れ圧延の手順を示した流れ図である。 W、W、、W、 ・・・ベルト環、W、・・・製品、1
・・・第1のロール、2・・・第2のロール、3. 4
. 6. 7・・・バックアップロール、6a、1a−
・−溝、5b、’1b−−・)う’、’;、5・・・テ
ンションロール、8・・・弾性体、9・・・機体、10
・・・ハウジング、18・・・開放部、22・・・張力
付与装置、22a・・・摺動台、23・・・送入部、2
4・・・送出部、25・・・搬送装置、26・・・遷車
台、27・・・摺動台座、28・・・送入アーム、29
・・・送出アーム、28a、29a・・・グリップ部、
特許出願人  浜 1) 耕 − 代理人 弁理士 森   哲 也 代理人 弁理士 内 藤 嘉 昭 代理人 弁理士 清 水   正 手続補正書(自制 昭和62年 4月 9日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 昭和6)年特許願第124033号 2、発明の名称 金属エンドレスベルトの6段圧延装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名   濱   1)  耕   −4、代理人 住所 東京都千代田区丸の内−丁目4番2号東銀ビルヂ
ング 6階 628区 日栄特許事務所 明細書の発明の詳細な説明の欄及び図面(第16、補正
の内容 (11明細書第9頁第18行目から19行目の「バック
アップロール3,4.+をrバックアップロール6.7
」と補正する。 (2)明細書第10頁第1行目の[バックアップロール
6.7」を「バックアップロール3,4J、!:補正す
る。 (3)明細書第21頁第15行目の「送出部24」を「
送入部23」と補正する。 (4)図面の第1図を別紙の通り補正する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属エンドレス素材のベルト環の内側に配置され
    る第1のロールと、前記ベルト環の外側に配置されて前
    記第1のロールと協働して前記ベルト環を1点で圧延す
    る第2のロールとで対をなすワークロールを形成し、前
    記第1のロールには、これに圧接する2つの駆動ロール
    兼用のバックアップロールを備え、また前記第2のロー
    ルにも、これに圧接する2つの駆動ロール兼用のバック
    アップロールを備えて、前記対をなすワークロールと4
    つのバックアップロールとの6つのロールを機体に備え
    、機体における前記第1のロールの軸線方向の正面側と
    、圧延により延出するベルト環の延出方向の同正面側と
    を連続させて開放するとともに、これに隣接した位置に
    、前記ワークロールで圧延するベルト環を待機させる送
    入部と、前記ワークロールで圧延された製品を送り出す
    送出部とを備え、さらに送入部から第1のロールにベル
    ト環を搬送し且つ第1のロールから送出部に製品を搬送
    する搬送装置を機体の正面に臨ませて設けたことを特徴
    とする金属エンドレスベルトの6段圧延装置。
  2. (2)前記搬送装置は、送入部から第1のロールにベル
    ト環を搬送する送入アームと、第1のロールから送出部
    に製品を搬送する送出アームと、両アームを同期して作
    動させる駆動装置と、前記ワークロールにより圧延する
    ベルト環が所定周長になったことを検出して前記駆動装
    置に駆動指令を出す検出器とを備えた特許請求の範囲第
    1項記載の金属エンドレスベルトの6段圧延装置。
  3. (3)前記第1のロールの2つのバックアップロールの
    うち、前記ワークロールの圧延位置より前記ベルト環の
    進行方向先方で且つ前記圧延位置に近い位置にあるロー
    ルの外周に、前記ベルト環にその進行方向に向けての張
    力を付与する弾性体を設けた特許請求の範囲第1項記載
    の金属エンドレスベルトの6段圧延装置。
  4. (4)外周に弾性体が設けられる前記バックアップロー
    ルは、外周の軸方向中央部に周溝が形成されてこれに弾
    性体が嵌合され、且つ周溝が形成されていない外周部分
    において第1のロールに駆動力を伝達するものである特
    許請求の範囲第3項記載の金属エンドレスベルトの6段
    圧延装置。
  5. (5)弾性体はゴム状の弾性体からなり、その弾性体の
    幅方向中央部が、幅方向両側よりも突出して形成されて
    いる特許請求の範囲第3項又は同第4項記載の金属エン
    ドレスベルトの6段圧延装置。
  6. (6)前記第1のロールの2つのバックアップロールの
    うち、前記ワークロールの圧延位置より前記ベルト環の
    進行方向先方で且つ前記圧延位置に遠い位置にあるロー
    ルには溝が形成されて、この溝によりベルト環とロール
    との干渉を回避するようにしてある特許請求の範囲第1
    項記載の金属エンドレスベルトの6段圧延装置。
  7. (7)前記第1のロールの2つのバックアップロールは
    、幅方向両側に外向きフランジが形成されて、第1のロ
    ールとの位置ずれ防止構造になっている特許請求の範囲
    第1項、第3ないし6項のいずれかに記載の金属エンド
    レスベルトの6段圧延装置。
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