JPS5934880Y2 - セラミツクフアイバ−製カ−ブタイル - Google Patents
セラミツクフアイバ−製カ−ブタイルInfo
- Publication number
- JPS5934880Y2 JPS5934880Y2 JP8491481U JP8491481U JPS5934880Y2 JP S5934880 Y2 JPS5934880 Y2 JP S5934880Y2 JP 8491481 U JP8491481 U JP 8491481U JP 8491481 U JP8491481 U JP 8491481U JP S5934880 Y2 JPS5934880 Y2 JP S5934880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- ceramic fiber
- curved tile
- curved
- tile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はセラミックファイバー製の窯炉用カーブタイル
に関する。
に関する。
窯炉、例えば第1図図示の如き均熱炉の側壁1及び仕切
壁2の頂部には側面が凹型3又は4のカーブタイルが配
設してあり、炉蓋5を閉じた時に炉蓋外周のシール金物
6とカーブタイルの凹部とを係合させて炉内雰囲気ガス
のリーク防止と前記シール金物の熱ガスに起因する焼損
防止を目的としてカーブタイルが使用されている。
壁2の頂部には側面が凹型3又は4のカーブタイルが配
設してあり、炉蓋5を閉じた時に炉蓋外周のシール金物
6とカーブタイルの凹部とを係合させて炉内雰囲気ガス
のリーク防止と前記シール金物の熱ガスに起因する焼損
防止を目的としてカーブタイルが使用されている。
この種従来のカーブタイルは耐火煉瓦、プラスチック耐
火物、キャスタブル耐火物製であり、その凹所に酸7等
の粉粒物を容れてシール効果を達成している現状である
。
火物、キャスタブル耐火物製であり、その凹所に酸7等
の粉粒物を容れてシール効果を達成している現状である
。
この種従来のカーブタイルの問題点は主として次の如き
諸点が挙げられる: (1)炉蓋の開閉による温度変化に伴う突起部の熱的ス
ポーリング、 (2)均熱炉への鋼塊の挿入、抽出時の鋼塊との衝突に
よる突起部の破損(第2図図示の3′)、(3) カ
ーブタイルの熱膨張による張す出しく第3図a闇)、 (4) シール用サンドのカーブタイル相互間長ヒカ
ーブタイルと鉄皮8間への侵入による張す出しく第3図
す図示)。
諸点が挙げられる: (1)炉蓋の開閉による温度変化に伴う突起部の熱的ス
ポーリング、 (2)均熱炉への鋼塊の挿入、抽出時の鋼塊との衝突に
よる突起部の破損(第2図図示の3′)、(3) カ
ーブタイルの熱膨張による張す出しく第3図a闇)、 (4) シール用サンドのカーブタイル相互間長ヒカ
ーブタイルと鉄皮8間への侵入による張す出しく第3図
す図示)。
上記諸問題点によりカーブタイルが損傷し、炉蓋シール
金物が熱ガスに曝され酸化変形損傷(焼損)を生ずる。
金物が熱ガスに曝され酸化変形損傷(焼損)を生ずる。
これらの対策として、前記2の点は操炉面より、30点
は膨張代の設置、鉄皮からの引張り構造化40点はキャ
スタブル耐火物、プラスチック耐火物の現場施工による
一体構造物化と鉄皮からの引張り構造の採用及び鉄皮側
へのサンド抜き取シ孔の設置等によって殆んど解決して
いるが、前記1の熱的スポーリングに対する解決策がな
いために、前記3,4に対する手段を採用しても突起部
の欠損が発生し、現場施工のためかえって熱間補修を困
難とする問題が生じている。
は膨張代の設置、鉄皮からの引張り構造化40点はキャ
スタブル耐火物、プラスチック耐火物の現場施工による
一体構造物化と鉄皮からの引張り構造の採用及び鉄皮側
へのサンド抜き取シ孔の設置等によって殆んど解決して
いるが、前記1の熱的スポーリングに対する解決策がな
いために、前記3,4に対する手段を採用しても突起部
の欠損が発生し、現場施工のためかえって熱間補修を困
難とする問題が生じている。
又、最近セラミックファイバー製のフェルト又はブラン
ケットを炉壁頂部に配設、使用している例があるが、こ
の場合は前述の如く炉内側に突起物がないために炉蓋周
縁部のシール金物の焼損を防止することはできない現状
である。
ケットを炉壁頂部に配設、使用している例があるが、こ
の場合は前述の如く炉内側に突起物がないために炉蓋周
縁部のシール金物の焼損を防止することはできない現状
である。
本考案者はこれらの点について種々検討し実験を繰返し
た結果、本考案の開発に成功したものであり、本考案の
要旨とするところは前記実用新案登録請求の範囲各項に
明記したとち・りであるが、本考案の具体例を示す添附
図面に基いて更に詳述する。
た結果、本考案の開発に成功したものであり、本考案の
要旨とするところは前記実用新案登録請求の範囲各項に
明記したとち・りであるが、本考案の具体例を示す添附
図面に基いて更に詳述する。
しかしながら本考案をこれら具体例にのみ限定するもの
でなく、本考案の要旨内の変更、改変は本考案に包含さ
れるものである。
でなく、本考案の要旨内の変更、改変は本考案に包含さ
れるものである。
第4図は本考案品の斜視図であり、第4図aは一方端部
にのみ突起部10を有するものであり、突起部10を炉
内周側に配置して使用するものであり、第4図すは突起
部10を両端部に有するものであって、炉側壁にも使用
し得るが第7図に示す如く仕切壁の頂部に用いるカーブ
タイルとして効果的な形状である。
にのみ突起部10を有するものであり、突起部10を炉
内周側に配置して使用するものであり、第4図すは突起
部10を両端部に有するものであって、炉側壁にも使用
し得るが第7図に示す如く仕切壁の頂部に用いるカーブ
タイルとして効果的な形状である。
本考案のカーブタイルはセラミックファイバーの一体物
として成形したものでもよいが、図示の如く七う□ツク
ファイバー板状成形体(フェルト又はブランケット)よ
り所定形状に切断した片状体11を積層体としたものが
好オしい。
として成形したものでもよいが、図示の如く七う□ツク
ファイバー板状成形体(フェルト又はブランケット)よ
り所定形状に切断した片状体11を積層体としたものが
好オしい。
第5図〜第7図に本考案カーブタイルの使用態様を例示
する。
する。
第5図は炉側壁1頂部にカーブタイル3を固定し、炉蓋
5を閉じた場合の要部断面図であり、カーブタイル3の
凹部にセラミック・ブランケット9を敷きつめて用いる
ことによりシール効果は一層効果的である。
5を閉じた場合の要部断面図であり、カーブタイル3の
凹部にセラミック・ブランケット9を敷きつめて用いる
ことによりシール効果は一層効果的である。
又、カーブタイル3は第5,6図に示す如く引張り金物
13を用いて熱膨張等による変位(張り出し)を防止す
ることができる。
13を用いて熱膨張等による変位(張り出し)を防止す
ることができる。
第6図は第5図と同様の使用態様であるが、七う□ンク
ファイバー製カーブタイル3の一部に耐火煉瓦又はプラ
スチック耐火物12を哩設した構造としたもので、これ
ら煉瓦又は耐火物によって炉蓋荷重をうけさせ、カーブ
タイルの変形を防止することができる。
ファイバー製カーブタイル3の一部に耐火煉瓦又はプラ
スチック耐火物12を哩設した構造としたもので、これ
ら煉瓦又は耐火物によって炉蓋荷重をうけさせ、カーブ
タイルの変形を防止することができる。
第7図は仕切壁2に本考案品を使用した例を示し、この
場合はセラミックファイバー製カーブタイルの両端部に
突起部を有するものが好ましい。
場合はセラミックファイバー製カーブタイルの両端部に
突起部を有するものが好ましい。
また仕切壁用の場合もカーブタイル中に一部耐火れんが
を埋設して用れば、カーブタイルの異状1形を防止しう
る効果を有する。
を埋設して用れば、カーブタイルの異状1形を防止しう
る効果を有する。
本考案は前述の如き構成からなって卦り、従って、本考
案カーブタイルの使用により下記の如き作用効果が得ら
れる: (1) カーブタイルの突起部の熱的スポーリングは
完全に解消した。
案カーブタイルの使用により下記の如き作用効果が得ら
れる: (1) カーブタイルの突起部の熱的スポーリングは
完全に解消した。
(2) シール用サンドが不要であり、サンド侵入に
よる張り出しの発生が全くない。
よる張り出しの発生が全くない。
(3)煉瓦等より熱膨張性が小さいので張り出しが全く
ない。
ない。
第1図は従来の窯炉の耐火煉瓦製カーブタイルの記動略
図、第2図及び第3図は従来方式による諸欠陥を示す略
図であ択第3図aは第3図すの■−■線断面図、第4図
は本考案のセラミックファイバー製カーブタイルで、a
は側壁用、bは仕切壁用それぞれの斜視図、第5図〜第
7図は本考案カーブタイルの使用態様を示す略図であり
、図中、1は窯炉側壁、2は同じく仕切壁、3,4は従
来のカーブタイル、5は炉蓋、6はシール金物、Iはシ
ールサンド、8は鉄皮、9はセラミックブランケット、
10は突起部、11はセラミックファイバー片状体、1
2は耐火煉瓦、13は引張り金物をそれぞれ示す。
図、第2図及び第3図は従来方式による諸欠陥を示す略
図であ択第3図aは第3図すの■−■線断面図、第4図
は本考案のセラミックファイバー製カーブタイルで、a
は側壁用、bは仕切壁用それぞれの斜視図、第5図〜第
7図は本考案カーブタイルの使用態様を示す略図であり
、図中、1は窯炉側壁、2は同じく仕切壁、3,4は従
来のカーブタイル、5は炉蓋、6はシール金物、Iはシ
ールサンド、8は鉄皮、9はセラミックブランケット、
10は突起部、11はセラミックファイバー片状体、1
2は耐火煉瓦、13は引張り金物をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 1.少なくとも炉内周側に突出部を設けたセラミックフ
ァイバー製の窯炉用カーブタイル。 2、セラミックファイバーの積層体からなる実用新案登
録請求の範囲第1項記載の窯炉用カーブタイル。 3、前記突出部を炉内周側及び炉外周側の両側に設けた
実用新案登録請求の範囲第1項記載の窯炉用カーブタイ
名 4、耐火煉瓦又はプラスチック耐火物を部分的に配設し
た実用新案登録請求の範囲第1項記載の窯炉用カーブタ
イル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8491481U JPS5934880Y2 (ja) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | セラミツクフアイバ−製カ−ブタイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8491481U JPS5934880Y2 (ja) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | セラミツクフアイバ−製カ−ブタイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57197000U JPS57197000U (ja) | 1982-12-14 |
JPS5934880Y2 true JPS5934880Y2 (ja) | 1984-09-27 |
Family
ID=29880243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8491481U Expired JPS5934880Y2 (ja) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | セラミツクフアイバ−製カ−ブタイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934880Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-11 JP JP8491481U patent/JPS5934880Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57197000U (ja) | 1982-12-14 |
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