JPS5934497Y2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
自動車用空気調和装置Info
- Publication number
- JPS5934497Y2 JPS5934497Y2 JP17930280U JP17930280U JPS5934497Y2 JP S5934497 Y2 JPS5934497 Y2 JP S5934497Y2 JP 17930280 U JP17930280 U JP 17930280U JP 17930280 U JP17930280 U JP 17930280U JP S5934497 Y2 JPS5934497 Y2 JP S5934497Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- auxiliary passage
- passage
- temperature
- mix door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は車室内温度を自動的に一定に保つ自動車用空
気調和装置にあって、日射時に空調雰囲気を向上させる
ものである。
気調和装置にあって、日射時に空調雰囲気を向上させる
ものである。
車室内温度を自動的に一定に保つ自動車用空気調和装置
(即ちオートエアコンデイッヨナ)にあって、一般的に
は、暖房用熱交換器へ送る空気量をエアミックスドアの
開度を変化させて吹出空気温度を制御するようにしてお
り、該エアミックスドアは、室内温度を基礎として必要
に応じて日射、外気温度等を補正要因とし、設定温度と
比較して吹出空気温度を制御すべく、アクチュエータに
よ適宜開度が調整されて車室内温度を自動的に一定に保
つ構成にしている。
(即ちオートエアコンデイッヨナ)にあって、一般的に
は、暖房用熱交換器へ送る空気量をエアミックスドアの
開度を変化させて吹出空気温度を制御するようにしてお
り、該エアミックスドアは、室内温度を基礎として必要
に応じて日射、外気温度等を補正要因とし、設定温度と
比較して吹出空気温度を制御すべく、アクチュエータに
よ適宜開度が調整されて車室内温度を自動的に一定に保
つ構成にしている。
このため、車室内に日光が射し込むと、その受熱量によ
り車室内温度が高くなるために、この温度変化を内気セ
ンサ〔室内温度検出器)が検出して、また日射センサの
ある場合には日射センサの働きで、エアミックスドアは
フルクール側に戻すように制御され、吹出空気温度を低
下せしめられる。
り車室内温度が高くなるために、この温度変化を内気セ
ンサ〔室内温度検出器)が検出して、また日射センサの
ある場合には日射センサの働きで、エアミックスドアは
フルクール側に戻すように制御され、吹出空気温度を低
下せしめられる。
このような制御は、フェイスモード時にあっては、車室
内温度を低下するように作用するが、顔面がいぜんとし
て日光により照らされて暑い状態から免れず、空調雰囲
気が悪くなっていた。
内温度を低下するように作用するが、顔面がいぜんとし
て日光により照らされて暑い状態から免れず、空調雰囲
気が悪くなっていた。
またフードモード時にあっては、足元吹出空気温度が低
下するように作用するが、いぜんとして顔面が日光によ
り照らされて暑い状態、いわゆる頭熱足寒となり空調雰
囲気がきわめて悪くなっていた。
下するように作用するが、いぜんとして顔面が日光によ
り照らされて暑い状態、いわゆる頭熱足寒となり空調雰
囲気がきわめて悪くなっていた。
このために、この考案にあっては、一端をエアミックス
ドアよりも上流の本流通路に開口し、他端を顔部吹出通
路に接続する補助通路を設けて、該補助通路を日射時に
開いて、フェイスモード時にあっては、送風機の回転を
上げずに送風量のアップを図り、フートモード時にあっ
ては顔部吹出口から冷風を吹出させるようにして、それ
ぞれのモード時に日射による空調雰囲気の悪化を防ぐよ
うにしたものである。
ドアよりも上流の本流通路に開口し、他端を顔部吹出通
路に接続する補助通路を設けて、該補助通路を日射時に
開いて、フェイスモード時にあっては、送風機の回転を
上げずに送風量のアップを図り、フートモード時にあっ
ては顔部吹出口から冷風を吹出させるようにして、それ
ぞれのモード時に日射による空調雰囲気の悪化を防ぐよ
うにしたものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
第1図において、自動車用空気調和装置の最上流側には
、外気人口1及び内気人口2が形成され、その接続点に
設けられた内外気切換ドア3により内外気が選択され、
えの選択された空気が送風機4の回転により空調ケース
5内の本流通路6に吸い込まれ、下流に送られる。
、外気人口1及び内気人口2が形成され、その接続点に
設けられた内外気切換ドア3により内外気が選択され、
えの選択された空気が送風機4の回転により空調ケース
5内の本流通路6に吸い込まれ、下流に送られる。
そして、冷房用熱交換器(エバポレータ)7、暖房用熱
交換器(ヒータコア)8が順次空調ケース5内に収納さ
れ、冷房用熱交換器7と暖房用熱交換器8との間にエア
ミックスドア9が設はラレ、その開閉度により暖房用熱
交換器8に送られる空気量が定まり温度調整がされる。
交換器(ヒータコア)8が順次空調ケース5内に収納さ
れ、冷房用熱交換器7と暖房用熱交換器8との間にエア
ミックスドア9が設はラレ、その開閉度により暖房用熱
交換器8に送られる空気量が定まり温度調整がされる。
エアミックスドア9により温度調整がされた調和空気は
、図示しないアクチュエータで動かされる切換ドア10
により選択されて、顔部吹出口11又は足元吹出口12
から車室内に吹出させる。
、図示しないアクチュエータで動かされる切換ドア10
により選択されて、顔部吹出口11又は足元吹出口12
から車室内に吹出させる。
即ち、フェイスモード時には顔部吹出口11から吹出さ
れ、フートモード〔ヒータモード)時には足元吹出口1
2から吹出される。
れ、フートモード〔ヒータモード)時には足元吹出口1
2から吹出される。
エアミックスドア9は、アクチュエータ13によりフル
ホットAとフルクールBfでの間を適宜に動かされ、暖
房用熱交換器8に送られる空気量を制御して吹出空気温
度が調節され、これにより車室内温度を所望の温度に自
動的に一定に保つ制御をしているが、その制御は例えば
第2図に示すような制御回路により行なわれている。
ホットAとフルクールBfでの間を適宜に動かされ、暖
房用熱交換器8に送られる空気量を制御して吹出空気温
度が調節され、これにより車室内温度を所望の温度に自
動的に一定に保つ制御をしているが、その制御は例えば
第2図に示すような制御回路により行なわれている。
第2図において、14は車室内温度を検出する内気セン
サ、15は日射の有無及び強弱を検出する日射センサ、
16は温度を設定する温度設定器、21はモード設定器
でそれぞれの検出信号及び設定信号は、制御回路17に
入力されている。
サ、15は日射の有無及び強弱を検出する日射センサ、
16は温度を設定する温度設定器、21はモード設定器
でそれぞれの検出信号及び設定信号は、制御回路17に
入力されている。
この制御回路17では、温度設定器16で設定された温
度(電圧)と室内温度(電圧)とが比較されて、その偏
差の大小及び正負が判別され、これにより、エアミック
スドア9を動かすアクチュエータ13に印加する出力信
号が定められている。
度(電圧)と室内温度(電圧)とが比較されて、その偏
差の大小及び正負が判別され、これにより、エアミック
スドア9を動かすアクチュエータ13に印加する出力信
号が定められている。
そして、日光が車室内に射し込む時には、車室内の受熱
量が増大するために、日射センサ15の検出信号により
前記のように決定した出力信号を受熱量にみあう温度補
正が行なわれる。
量が増大するために、日射センサ15の検出信号により
前記のように決定した出力信号を受熱量にみあう温度補
正が行なわれる。
即ち、これはエアミックスドアのフルクールB側方向へ
の移動として現われ、吹出空気温度を低下させる。
の移動として現われ、吹出空気温度を低下させる。
このためにフートモード時にあっては日射時に足元の温
度が低くなる。
度が低くなる。
第1図に戻って、18は補助通路で、該補助通路18は
一端を冷房用熱交換器7の下流でエアミックスドア9ま
での間の本流通路6に開口し、他端を顔部吹出口11に
空調空気を送る顔部吹出口通路11′に開口している。
一端を冷房用熱交換器7の下流でエアミックスドア9ま
での間の本流通路6に開口し、他端を顔部吹出口11に
空調空気を送る顔部吹出口通路11′に開口している。
この補助通路18には、この内部を流れる空気を制御す
るための補助通路開閉用のシャッタ19が、この実施例
では本流通路6との開口部に設けられている。
るための補助通路開閉用のシャッタ19が、この実施例
では本流通路6との開口部に設けられている。
補助通路開閉用のシャッタ19はアクチュエータ20で
開閉されるが、日射がある場合にのみ開かれるように、
第2図に示す制御回路17から出力される。
開閉されるが、日射がある場合にのみ開かれるように、
第2図に示す制御回路17から出力される。
この補助通路開閉用のシャッタ19は0N−OFF制御
ばかりでなく、日射の強弱によりリニアに制御も可能で
ある。
ばかりでなく、日射の強弱によりリニアに制御も可能で
ある。
上述の構成において、送風機4の回転により次列された
空気は、エアミックスドア9の開度に比して暖房用熱交
換器8に流れる空気量が制御されて、暖房用熱交換器8
の下流にて冷風と暖風とが混合されて、モード別により
選択された顔部吹出口11又は足元吹出口12から温度
調節された所定の温度の空気が吹出される。
空気は、エアミックスドア9の開度に比して暖房用熱交
換器8に流れる空気量が制御されて、暖房用熱交換器8
の下流にて冷風と暖風とが混合されて、モード別により
選択された顔部吹出口11又は足元吹出口12から温度
調節された所定の温度の空気が吹出される。
車室内に日光が射し込むようになると、日射を日射セン
サ15が感知して制御回路に、その有無及び強弱を入力
する。
サ15が感知して制御回路に、その有無及び強弱を入力
する。
従って、制御回路17はエアミックスドア9をフルクー
ルB側へ移動すべくアクチュエータ13に出力するため
、該エアミックスドア9はフルクール側へ動かされ、暖
房用熱交換器8へ送られる空気量が減少するようになり
、モード別による選択された吹出口から吹出される空気
温度は低下するようになる。
ルB側へ移動すべくアクチュエータ13に出力するため
、該エアミックスドア9はフルクール側へ動かされ、暖
房用熱交換器8へ送られる空気量が減少するようになり
、モード別による選択された吹出口から吹出される空気
温度は低下するようになる。
この際同時に、制御回路17から補助通路開閉用シャッ
タ19を開く制御信号がアクチュエータ20に出力され
る。
タ19を開く制御信号がアクチュエータ20に出力され
る。
従って、フェイスモード時であれば、本流通路6から一
部の冷風が補助通路18を通り顔部吹出口通路11′に
流れ、顔部吹出口11から空調空気と混合されて吹出さ
れる。
部の冷風が補助通路18を通り顔部吹出口通路11′に
流れ、顔部吹出口11から空調空気と混合されて吹出さ
れる。
即ち、通風抵抗のあるエアミックスドアをバイパスして
一部の空気が顔部吹出口11に供給されるために、送風
機の回転数を上げずとも風量が増加され、顔部付近の空
調雰囲気を向上させることができる。
一部の空気が顔部吹出口11に供給されるために、送風
機の回転数を上げずとも風量が増加され、顔部付近の空
調雰囲気を向上させることができる。
フードモード時であれば、本流通路6から一部の冷風(
空調されていない空気)が顔部吹出口通路11′に流れ
、顔部吹出口11から冷風が吹出されるようになり、顔
部付近の温度を下げ空調雰囲気を向上させることができ
る。
空調されていない空気)が顔部吹出口通路11′に流れ
、顔部吹出口11から冷風が吹出されるようになり、顔
部付近の温度を下げ空調雰囲気を向上させることができ
る。
車室内に日光が射し込まなくなると、補助通路開閉用の
シャッタ19は閉じられ、補助通路18内を流れる空気
はなくなる。
シャッタ19は閉じられ、補助通路18内を流れる空気
はなくなる。
以上のように、この考案にあっては、フェイスモード時
又はフートモード時にあって日射時に、補助通路を介し
て冷風を顔部吹出口に送ることができるため、顔部付近
を良い空調雰囲気に維持することができるものである。
又はフートモード時にあって日射時に、補助通路を介し
て冷風を顔部吹出口に送ることができるため、顔部付近
を良い空調雰囲気に維持することができるものである。
第1図はこの考案の自動車用空気調和装置の構成図、第
2図は同上の基本的な回路図である。 4・・・・・・送風機、7・・・・・・冷房用熱交換器
、8・・・・・・暖房用熱交換器、9・・・・・・エア
ミックスドア、11・・・・・・顔部吹出口、12・・
・・・・足元吹出口、14・・・・・・内気センサ、1
5・・・・・弔射センサ、18・・・・・・補助通路、
19・・・・・・補助通路開閉用のシャッタ。
2図は同上の基本的な回路図である。 4・・・・・・送風機、7・・・・・・冷房用熱交換器
、8・・・・・・暖房用熱交換器、9・・・・・・エア
ミックスドア、11・・・・・・顔部吹出口、12・・
・・・・足元吹出口、14・・・・・・内気センサ、1
5・・・・・弔射センサ、18・・・・・・補助通路、
19・・・・・・補助通路開閉用のシャッタ。
Claims (1)
- 少なくとも暖房用熱交換器の上流にエアミックスドアを
有し、該エアミックスドアの開度で前記暖房用熱交換器
へ送る空気量を変化させて吹出温度を調節するようにし
た自動車用空気調和装置において、本流通路にエアミッ
クスドアより上流で開口する補助通路を設け、この補助
通路の他端を顔部吹出口通路に接続すると共に、該補助
通路に該補助通路内を流れる空気を制御する補助通路開
閉用のシャッタを設け、この補助通路開閉用のシャッタ
を日射の有無及び強弱を検出する日射センサの出力によ
り適宜動かされるようにしたことを特徴とする自動車用
空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17930280U JPS5934497Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17930280U JPS5934497Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 自動車用空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57100513U JPS57100513U (ja) | 1982-06-21 |
JPS5934497Y2 true JPS5934497Y2 (ja) | 1984-09-25 |
Family
ID=29974875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17930280U Expired JPS5934497Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | 自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934497Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58196222U (ja) * | 1982-06-24 | 1983-12-27 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 自動車用空気調和装置 |
JPS60189412U (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-16 | トヨタ自動車株式会社 | 独立冷風供給装置付空調装置 |
JPH066402B2 (ja) * | 1989-01-19 | 1994-01-26 | 株式会社ゼクセル | 車両用空調制御装置 |
-
1980
- 1980-12-12 JP JP17930280U patent/JPS5934497Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57100513U (ja) | 1982-06-21 |
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