JPS5933864Y2 - ロ−タリ−エンジンのロ−タハウジング - Google Patents

ロ−タリ−エンジンのロ−タハウジング

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Publication number
JPS5933864Y2
JPS5933864Y2 JP16764779U JP16764779U JPS5933864Y2 JP S5933864 Y2 JPS5933864 Y2 JP S5933864Y2 JP 16764779 U JP16764779 U JP 16764779U JP 16764779 U JP16764779 U JP 16764779U JP S5933864 Y2 JPS5933864 Y2 JP S5933864Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor housing
rotary engine
housing
bolt holes
engine rotor
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Expired
Application number
JP16764779U
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English (en)
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JPS5685031U (ja
Inventor
准 佐々木
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロータリーエンジンのロータハウジングに関し
、更に詳しくは空冷式ロータリーエンジンにおけるロー
タハウジングのハウジング締付ボルト穴構造に関するも
のである。
ロータリーエンジンにおいてはロータハウジングの両側
面に該両側面を覆蓋する一対のサイドハウジングを締付
ボルトにより締着固定せしめることによってエンジンケ
ーシングが形成されているが従来は前記締付ボルトを嵌
挿させるためにロータハウジング10の外周壁2に沿っ
て適数個のボルト穴11,11・・・を設けていた。
しかしながら、このロータハウジング10に設けられる
ボルト穴11はロータハウジング本体を鋳造成型した後
に穿孔加工により形成しなければならず、その加工工数
の増加により量産化が阻害されるなどして生産コストの
アップにつながっていた。
本考案は上記の如き問題に鑑み、ロータハウジングに形
成される締付ボルト穴をロータハウジング外周壁から外
方に向って開放する凹溝状とすることによって該ボルト
穴を鋳造成型時に一体に形成し、以って加工工数を低減
せしめるようにしたロータハウジングを提案することを
目的としてなされたものである。
以下、本考案のロータハウジングを第2図、第3図に示
す本考案実施例に基づいて説明すると、第2図にはエビ
トロコイド内周面2aを有する空冷式のN5U−バンケ
ル型ロータリーエンジンのロータハウジング1が示され
ている。
とのロータハウジング1はエビトロコイド内周面2aを
有し、且つ外周壁2の外側面2bに多数の板状の冷却フ
ィン5,5・・・を形成している。
この冷却フィン5,5・・・はロータハウジング1をダ
イカスト成型するに際しての各金型の脱着方向に沿う方
向に向けて突出せしめられている。
即ち、図示実施例においてはロータハウジング1は想像
線で示す如<A、B、C,Dの4個の金型により成型さ
れるが、それに伴って各冷却フィン5,5・・・は各金
型A、B、C,Dの脱着方向(図示白抜矢印)に向けて
突出せしめられている。
又、ロータハウジング1は一対のサイドハウジング15
.15(第3図)によってその両側面2c、2cを覆蓋
せしめるために適数本の締付ボルト(図示実施例では8
本)30.30・・・(第3図)が嵌挿されるが図示実
施例ではその内特に対角線上に配設される2本の位置決
め兼用のボルト穴3,3のみを貫通穴とし、他の締付ボ
ルト穴4゜4は前記外壁2外側面2bに沿い且つ外方に
向けて開放された凹溝としている。
該凹溝4,4は相互に隣接する前記冷却フィン5,5の
中間にあってでその溝底面4aは締付ボルト30の嵌挿
を許容し得る程度の円弧面とし、両側壁4b 、4bは
外方(冷却フィン方向)に向けて平行もしくは拡開する
如く形成されている。
即ち、このようにすることによって締付ボルト30の嵌
挿を容易ならしめると同時にダイカスト金型の離型作業
をも容易ならしめるようにしている。
このようにすると位置決め兼用のボルト穴3゜3を除く
他の締付ボルト穴4,4・・・はダイカスト成型により
冷却フィンの中間においてロータハウジング1と一体的
に形成されるのでダイカスト成型後は位置決めボルト穴
3,3のみ穿孔加工すればよくその加工工数を大幅に削
減することができる。
尚、図中符号20はロータ、21は吸気口、22は点火
栓取付部を示している。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案のロータハウ
ジングによればロータハウジングに配設される締付ボル
トのためのボルト穴を位置決め兼用のボルト穴を除いて
全て外方に向けて開放された凹溝としてロータハウジン
グ外周壁に設けているのでそれらボルト穴となる凹溝は
ロータハウジング本体の鋳造成型時にロータハウジング
の一部として容易に形成され鋳造成型後の穿孔工数を大
幅に削減することができ生産コストの低廉化を図ること
ができる効果がある。
又、上記の如くボルト穴を凹溝状としたことによりロー
タハウジング自体の重量が軽減されるとともに冷却フィ
ンの放熱面積も増加するのでエンジンケーシングの小形
軽量化を図ることができる等の実用的効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のロータハウジングの側面図、第2図は本
考案実施例にかかるロータハウジングの側面図、第3図
は本考案にかかるロータハウジングを使用したエンジン
ケーシングの一部分解斜視図を示している。 1・・・ロータハウジング、2・・・ロータハウジング
外周壁、2a・・・多円弧内周面、3・・位置決め兼用
ボルト穴、4・・・ボルト穴、30・・・ハウジング締
付ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多円弧状の内周面2aを有し且つ一対のサイドハウジン
    グ15.15と組合わされてロータリーエンジンのエン
    ジンケーシングを構成するロータハウジングであって、
    そのハウジング外周壁2に、前記エンジンケーシング組
    立用のボルト30を通すための多数のボルト穴4,4・
    ・・を、前記サイドハウジング15.15を位置決めす
    るための位置決め兼用のボルト穴3を除いて、該ハウジ
    ング外周壁2の外方に向けて各ボルト穴4,4・・・の
    直径と同じかそれより大きい開口幅で凹溝状に開口させ
    たことを特徴とするロータハウジング。
JP16764779U 1979-12-03 1979-12-03 ロ−タリ−エンジンのロ−タハウジング Expired JPS5933864Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5685031U JPS5685031U (ja) 1981-07-08
JPS5933864Y2 true JPS5933864Y2 (ja) 1984-09-20

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JP16764779U Expired JPS5933864Y2 (ja) 1979-12-03 1979-12-03 ロ−タリ−エンジンのロ−タハウジング

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