JPH0220442Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220442Y2 JPH0220442Y2 JP1983151247U JP15124783U JPH0220442Y2 JP H0220442 Y2 JPH0220442 Y2 JP H0220442Y2 JP 1983151247 U JP1983151247 U JP 1983151247U JP 15124783 U JP15124783 U JP 15124783U JP H0220442 Y2 JPH0220442 Y2 JP H0220442Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder head
- lower holder
- internal combustion
- combustion engine
- dohc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 10
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 4
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 4
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はDOHC型内燃機関におけるシリンダ
ヘツドの改良に関する。
ヘツドの改良に関する。
DOHC型内燃機関においては、一般に2本の
カムシヤフトをシリンダヘツドの上面両側部に備
えたロアホルダで支承するため、シリンダヘツド
は幅が大きく、更にロアホルダがシリンダヘツド
上面から一体に連続して形成されているため、重
量物となつていた。
カムシヤフトをシリンダヘツドの上面両側部に備
えたロアホルダで支承するため、シリンダヘツド
は幅が大きく、更にロアホルダがシリンダヘツド
上面から一体に連続して形成されているため、重
量物となつていた。
本考案は以上の実情に鑑みて成されたもので、
その目的とする処は、シリンダヘツドの両側面部
に形成されたロアホルダの下方部を空所にして軽
量化を図りつつ、ロアホルダの形状に工夫を施
し、ロアホルダに高い剛性を具備させ、以つて一
層の軽量化を実現したDOHC型内燃機関のシリ
ンダヘツドを提供するにある。
その目的とする処は、シリンダヘツドの両側面部
に形成されたロアホルダの下方部を空所にして軽
量化を図りつつ、ロアホルダの形状に工夫を施
し、ロアホルダに高い剛性を具備させ、以つて一
層の軽量化を実現したDOHC型内燃機関のシリ
ンダヘツドを提供するにある。
斯かる目的を達成すべく本考案は、DOHC型
内燃機関のシリンダヘツドの上部に両側位置で側
壁部を、これら側壁部間で中央ブロツクをそれぞ
れ立設し、中央ブロツクと側壁部との間にロアホ
ルダを架設してロアホルダの下方に空所を形成
し、ロアホルダの下部にリブを形成したことを要
旨とする。
内燃機関のシリンダヘツドの上部に両側位置で側
壁部を、これら側壁部間で中央ブロツクをそれぞ
れ立設し、中央ブロツクと側壁部との間にロアホ
ルダを架設してロアホルダの下方に空所を形成
し、ロアホルダの下部にリブを形成したことを要
旨とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
第1図は本考案に係るシリンダヘツドのロアホ
ルダ部の斜視図、第2図はその縦断面図、第3図
はシリンダヘツドの要部の縦断正面図であり、実
施例では、DOHC型多気筒内燃機関のシリンダ
ヘツドである。
ルダ部の斜視図、第2図はその縦断面図、第3図
はシリンダヘツドの要部の縦断正面図であり、実
施例では、DOHC型多気筒内燃機関のシリンダ
ヘツドである。
シリンダヘツド1の上面には、左右の両側縁に
側壁部99,89が一体に立設され、また、これ
ら側壁部99,89間の中央位置で点火プラグ挿
入孔12を形成された中央ブロツク70が一体に
立設され、これら中央ブロツク70と各側壁部9
9,89との間にそれぞれ一体に形成された複数
のロアホルダ2…,3…が橋架されて2本のカム
シヤフト4,5を支承している。ロアホルダ2,
3は、上部のカムジヤーナル軸受部21,31
が、軸受部21,31の外端にはアツパホルダ6
…,7…を夫々締付けるアツパホルダ取付ボス2
2,32が各設けられ、これらボス22,32面
にはネジ孔23,33が各縦設されている。又ロ
アホルダ2,3の内端面にもネジ孔24,34が
各縦設される。これらロアホルダ2,3とアツパ
ホルダ7,8との間にはそれぞれカムシヤフト
4,5が支承されている。なお、10は燃焼室、
11…は冷却水ジヤケツトである。
側壁部99,89が一体に立設され、また、これ
ら側壁部99,89間の中央位置で点火プラグ挿
入孔12を形成された中央ブロツク70が一体に
立設され、これら中央ブロツク70と各側壁部9
9,89との間にそれぞれ一体に形成された複数
のロアホルダ2…,3…が橋架されて2本のカム
シヤフト4,5を支承している。ロアホルダ2,
3は、上部のカムジヤーナル軸受部21,31
が、軸受部21,31の外端にはアツパホルダ6
…,7…を夫々締付けるアツパホルダ取付ボス2
2,32が各設けられ、これらボス22,32面
にはネジ孔23,33が各縦設されている。又ロ
アホルダ2,3の内端面にもネジ孔24,34が
各縦設される。これらロアホルダ2,3とアツパ
ホルダ7,8との間にはそれぞれカムシヤフト
4,5が支承されている。なお、10は燃焼室、
11…は冷却水ジヤケツトである。
そして本考案では、シリンダヘツド1の両側面
で、前記ロアホルダ2…,3…の下部に冷却水ジ
ヤケツト11…との間で、シリンダヘツド上面間
に軽量化のための空所8,9を図示の如く中央部
に向けて大きく形成する。斯かる空所8,9はシ
リンダヘツド1の長手方向に亘つて略一様に連続
形成されたものである。
で、前記ロアホルダ2…,3…の下部に冷却水ジ
ヤケツト11…との間で、シリンダヘツド上面間
に軽量化のための空所8,9を図示の如く中央部
に向けて大きく形成する。斯かる空所8,9はシ
リンダヘツド1の長手方向に亘つて略一様に連続
形成されたものである。
更に各ロアホルダ2…,3…の下部に、そのカ
ムジヤーナル軸受部21…,31…の形状に沿つ
て突条のリブ25…,35…を鋳造時一体に形成
する。これの断面形状を第2図に示す。これら突
条リブ25…,35…は図示の如く各ロアホルダ
2…,3…の幅方向中央に形成したものである。
ムジヤーナル軸受部21…,31…の形状に沿つ
て突条のリブ25…,35…を鋳造時一体に形成
する。これの断面形状を第2図に示す。これら突
条リブ25…,35…は図示の如く各ロアホルダ
2…,3…の幅方向中央に形成したものである。
このようにシリンダヘツド1の両側面の各ロア
ホルダ2…,3…の下方部に大きな空所8,9を
連続形成して軽量化を達成することができ、更に
各ロアホルダ2…,3…を側壁部99,89との
間に一体に橋架して下部に突条リブ25…,35
…を一体に形成したため、ロアホルダ2…,3…
それ自体を全体的に厚肉に形成しなくても、リブ
25…,35…を備えたことにより高い剛性が得
られ、しかもロアホルダ2…,3…の軽量化も図
れ、以つて特にDOHC型多気筒内燃機関のシリ
ンダヘツドとして有利なものとなる。
ホルダ2…,3…の下方部に大きな空所8,9を
連続形成して軽量化を達成することができ、更に
各ロアホルダ2…,3…を側壁部99,89との
間に一体に橋架して下部に突条リブ25…,35
…を一体に形成したため、ロアホルダ2…,3…
それ自体を全体的に厚肉に形成しなくても、リブ
25…,35…を備えたことにより高い剛性が得
られ、しかもロアホルダ2…,3…の軽量化も図
れ、以つて特にDOHC型多気筒内燃機関のシリ
ンダヘツドとして有利なものとなる。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、突
条リブによりカムシヤフトのロアホルダに高い剛
性を具備させつつ、一層の軽量化を達成した
DOHC型内燃機関のシリンダヘツドを現出する
ことができる。
条リブによりカムシヤフトのロアホルダに高い剛
性を具備させつつ、一層の軽量化を達成した
DOHC型内燃機関のシリンダヘツドを現出する
ことができる。
第1図はシリンダヘツドのロアホルダ部の斜視
図、第2図は第1図−線断面図、第3図はシ
リンダヘツド要部の縦断正面図である。 尚図面中1はシリンダヘツド、2,3はロアホ
ルダ、25,35はその突条リブ、8,9は軽量
化用空所である。
図、第2図は第1図−線断面図、第3図はシ
リンダヘツド要部の縦断正面図である。 尚図面中1はシリンダヘツド、2,3はロアホ
ルダ、25,35はその突条リブ、8,9は軽量
化用空所である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 カムシヤフトのロアホルダを両側部に備え、下
部に冷却水ジヤケツトを設けたDOHC型内燃機
関のシリンダヘツドにおいて、 前記シリンダヘツド上面に両側位置で側壁部を
立設するとともに該側壁部間の位置で中央ブロツ
クを立設し、該中央ブロツクと前記側壁部との間
に前記ロアホルダを架設して該ロアホルダと前記
冷却水ジヤケツトとの間に空所を形成し、前記ロ
アホルダの下部にリブを形成したことを特徴とす
るDOHC型内燃機関のシリンダヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15124783U JPS6098745U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | Dohc型内燃機関のシリンダヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15124783U JPS6098745U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | Dohc型内燃機関のシリンダヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6098745U JPS6098745U (ja) | 1985-07-05 |
JPH0220442Y2 true JPH0220442Y2 (ja) | 1990-06-04 |
Family
ID=30335218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15124783U Granted JPS6098745U (ja) | 1983-09-29 | 1983-09-29 | Dohc型内燃機関のシリンダヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6098745U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5531201U (ja) * | 1978-08-21 | 1980-02-28 | ||
JPS56148647A (en) * | 1980-04-22 | 1981-11-18 | Nissan Motor Co Ltd | Cooling water jacket of internal combustion engine cylinder head |
-
1983
- 1983-09-29 JP JP15124783U patent/JPS6098745U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5531201U (ja) * | 1978-08-21 | 1980-02-28 | ||
JPS56148647A (en) * | 1980-04-22 | 1981-11-18 | Nissan Motor Co Ltd | Cooling water jacket of internal combustion engine cylinder head |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6098745U (ja) | 1985-07-05 |
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