JPS5933782A - シ−ズヒ−タおよびその製造方法 - Google Patents

シ−ズヒ−タおよびその製造方法

Info

Publication number
JPS5933782A
JPS5933782A JP14455082A JP14455082A JPS5933782A JP S5933782 A JPS5933782 A JP S5933782A JP 14455082 A JP14455082 A JP 14455082A JP 14455082 A JP14455082 A JP 14455082A JP S5933782 A JPS5933782 A JP S5933782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal pipe
sheathed heater
silicone resin
melting point
low melting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14455082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0338715B2 (ja
Inventor
英賢 川西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14455082A priority Critical patent/JPS5933782A/ja
Publication of JPS5933782A publication Critical patent/JPS5933782A/ja
Publication of JPH0338715B2 publication Critical patent/JPH0338715B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 2 ページ 本発明はシーズビータおよびその製造方法に関し、特に
、多湿雰囲気中で使用しても、電気絶縁特性、耐蝕性に
優れ、かつ遠赤外線の放射量の犬なるシーズヒータおよ
びその製造方法を提供しようとするものである。
従来例の構成とその問題点 一般にシーズヒータは、第1図に示すように、両端に端
子棒1を備えたコイル状の電熱線2を金属パイプ3に挿
入し、この金属パイプ3に電融マグネシア等の電気絶縁
粉末4を充填してなシ、必要に応じて、金属パイプ3の
両端をガラス6や耐熱性樹脂6で封口してなるものであ
る。
最近、ショーケースや、自動販売機等、多湿雰囲気中で
使用される除湿用のシーズヒータが多く使われている。
これらの目的で、使用されるシーズヒータは、電気絶縁
性が極めて、重要視されているとともに食品衛生上、耐
蝕性についても、重要視されている。
これらの2つの特性を満足させるために、現在3/・ 
 ・ では、第2図に示すように金属パイプ3として、耐蝕性
の高いステンレス鋼を用い、さらに、両端部を、低融点
ガラス6で封止し、さらに、その−1−に、ゴム7でモ
ールドし、使用されている。
しかし、ゴムモールドする際、ガラスが割れ、モールド
時のガスがシーズヒータ内部に侵入したり、多湿雰囲気
中で使用した時、水分が入り、電気絶縁特性を低下させ
るという問題がある。
発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消し、電気絶縁特性に優れ
、かつ耐蝕性が極めて高く、さらに遠赤外線作用を付加
したシーズヒータおよびその製造方法を提供しようとす
るものである。
発明の構成 本発明は電気絶縁粉末にシリコーン樹脂を含有した電融
マグネシア粉末を用い、金属パイプの表面に低融点はう
ろう層を形成したことにより、極めて高い耐蝕性が得ら
れ、また、焼鈍処理が不要であり、熱処理は800 ’
c以下の低融点はうろう層形成時にわずか5〜1o分間
で済むため含有されているシリコーン樹脂の分解はなく
、極めて高い電気絶縁特性のシーズヒータが得られると
ともに、撥水性が得られるために、多湿雰囲気中で使用
しても、優れた電気絶縁特性が維持される。さらに、低
融はうろうしているため、遠赤外線作用に富み、新しい
効果が付加される。
また、本発明のシーズヒータの製造方法は、充填圧延後
、曲げ加工し、80o ’c以下の温度で低融点はうろ
う層を形成し、最終工程でシリコーン樹脂の撥水化処理
を行うものである。
特に、最終工程である撥水化処理は、低融点はうろう層
形成時に同時に行うことができるため、行わなくてもよ
い。
以下、本発明の実施例について第3,4図を参照して説
明する。
実施例の説明 電気絶縁粉末4の主成分として、電融マグネシア粉末を
用い、この電融マグネシア粉末にシリコーン樹脂を加え
て混合し、これを電気絶縁粉末4として準備した。
5 戸、I また電熱線2として、鉄−クロム−アルミ線を用い、両
端に端子棒1を接続した。
さらに、金属パイプ3として、はうろう用脱炭鋼を用い
た。
この金属パイプ3に、上記端子棒1を両端に接続した電
熱線2を挿入し、この金属パイプ3にあらかじめ準備し
ておいた上記電気絶縁粉末4を充填し、圧延減径後、■
字型に曲げ加工した。
こののち、膨張係数が約120×10−7/℃ のホウ
ケイ酸ガラスにて、金属パイプ3の表面に、低融点はう
ろう層8を形成し、シーズヒータを10本完成した。
この時の熱処理温度は700 ’Cであシ、時間は10
分間であった。
完成したシーズヒータのそれぞれの室温での絶縁抵抗値
、及び耐電圧を測定した。この結果を第1表に示す。
また、40”C1相対湿度95チの多湿雰囲気中に1週
間、1力月、3カ月それぞれ放置した時の室温での絶縁
抵抗値の経時変化、および3力月後6 ページ の金属パイプのさび度合を第1表に同様に示した。
さらに、シーズヒータに通電し、赤外子光々度計により
2.6〜60μの波長領域の比放射エネルギーを測定し
、第4図に示した。
なお、電気絶縁粉末4に電融マグネシア粉末のみを用い
、金属パイプ3にステンレス鋼ヲ用い、充填圧延後、焼
鈍処理し、金属パイプ3の両端をカラスおよびゴムモー
ルドした従来のシーズヒータも同様に10本作成し、上
記と同様の方法で評価した。
この結果についても、第1表および第4図に示すO (以下余白) 9べ一部゛ 第1表より明らかなように、従来品では、完成品初期に
おいて、すでに室温での絶縁抵抗値の悪いものが2本発
生している。さらに、多湿雰囲気中に投入することによ
シ、さらに増加し、4本となった。
一方、本発明による試料番号1〜1oのシーズヒータは
、完成後および多湿雰囲気中での評価においても、20
QOMΩ以上を示し、非常に高い絶縁抵抗値を維持して
いる。
また、錆の発生度合についても、本発明品では、従来品
と同様に、まったく発生していない。
さらに、第4図に示すように、実線で示した本発明の実
施例は、波線で示しだ従来例と比較して3〜50μの赤
外線領域の放射量は著しく多量であり、遠赤外線作用の
効果は犬であった。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明のシーズヒータ
は、シリコーン樹脂を含有させた電融マグネシア粉末を
、また金属パイプの表面に低融点はうろう層を形成した
ものであシ、この結果、多16 ページ 湿雰囲気中で使用しても、電気絶縁特性に優れ、かつ耐
蝕性の極めて高い、さらに遠赤外線の放射量の高いシー
ズヒータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なシーズヒータの断面図、第2図はショ
ーケース用ヒータとして用いられている従来のシーズヒ
ータの一部断面図、第3図は本発明の一実施例を示すシ
ーズヒータの断面図、第4図は同シーズヒータの赤外線
放射量の測定結果を示す特性図である。 2・・・・・・電熱線、3・・・・・・金属パイプ、4
・・・・・・電気絶縁粉末S8・・・・・・低融点はう
ろう層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属パイプに電熱線を挿入するとともに電気絶縁
    粉末として、シリコーン樹脂を含有した電融マグネシア
    粉末を充填してなるシーズヒータにおいて、前記金属パ
    イプの表面に低融点はうろう層を形成したシーズヒータ
  2. (2)金属パイプにはほうろう用脱炭鋼を用いた特許請
    求の範囲第1項記載のシーズヒータ。
  3. (3)はうろう用脱炭鋼からなる金属パイプに電熱線を
    挿入し、シリコーン樹脂を含有した電融マグネシア粉末
    を充填し、次に金属パイプを圧延し、さらに任意の形状
    に曲げ加工後、金属パイプの表面に低融点はうろう層を
    形成し、次にシリコーン樹脂の撥水化処理をするシーズ
    ヒータの製造方法。
JP14455082A 1982-08-19 1982-08-19 シ−ズヒ−タおよびその製造方法 Granted JPS5933782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14455082A JPS5933782A (ja) 1982-08-19 1982-08-19 シ−ズヒ−タおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14455082A JPS5933782A (ja) 1982-08-19 1982-08-19 シ−ズヒ−タおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5933782A true JPS5933782A (ja) 1984-02-23
JPH0338715B2 JPH0338715B2 (ja) 1991-06-11

Family

ID=15364892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14455082A Granted JPS5933782A (ja) 1982-08-19 1982-08-19 シ−ズヒ−タおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5933782A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60208079A (ja) * 1984-04-02 1985-10-19 松下電器産業株式会社 遠赤外線ヒ−タ
JPS60208080A (ja) * 1984-04-02 1985-10-19 松下電器産業株式会社 シ−ズヒ−タ
JPS60218787A (ja) * 1984-04-13 1985-11-01 松下電器産業株式会社 シーズヒータの製造方法
JPS6119089A (ja) * 1984-07-04 1986-01-27 松下電器産業株式会社 シ−ズヒ−タの製造方法
JPS61190887A (ja) * 1985-02-18 1986-08-25 松下電器産業株式会社 シ−ズヒ−タ
JPS61190888A (ja) * 1985-02-18 1986-08-25 松下電器産業株式会社 シ−ズヒ−タ
JPS61146056U (ja) * 1985-03-01 1986-09-09
JPS61146085U (ja) * 1985-03-01 1986-09-09

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5483138A (en) * 1977-12-15 1979-07-03 Hitachi Heating Appliance Co Ltd Extreme infra-red ray radiating device
JPS5726168A (en) * 1980-07-23 1982-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd Infrared radiator
JPS5734690A (en) * 1980-08-11 1982-02-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Method of producing sheathed heater

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5483138A (en) * 1977-12-15 1979-07-03 Hitachi Heating Appliance Co Ltd Extreme infra-red ray radiating device
JPS5726168A (en) * 1980-07-23 1982-02-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd Infrared radiator
JPS5734690A (en) * 1980-08-11 1982-02-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Method of producing sheathed heater

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60208079A (ja) * 1984-04-02 1985-10-19 松下電器産業株式会社 遠赤外線ヒ−タ
JPS60208080A (ja) * 1984-04-02 1985-10-19 松下電器産業株式会社 シ−ズヒ−タ
JPH0534796B2 (ja) * 1984-04-02 1993-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS60218787A (ja) * 1984-04-13 1985-11-01 松下電器産業株式会社 シーズヒータの製造方法
JPH0357595B2 (ja) * 1984-04-13 1991-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPS6119089A (ja) * 1984-07-04 1986-01-27 松下電器産業株式会社 シ−ズヒ−タの製造方法
JPH0374476B2 (ja) * 1984-07-04 1991-11-27
JPS61190887A (ja) * 1985-02-18 1986-08-25 松下電器産業株式会社 シ−ズヒ−タ
JPS61190888A (ja) * 1985-02-18 1986-08-25 松下電器産業株式会社 シ−ズヒ−タ
JPS61146056U (ja) * 1985-03-01 1986-09-09
JPS61146085U (ja) * 1985-03-01 1986-09-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0338715B2 (ja) 1991-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3352009A (en) Process of producing high temperature resistant insulated wire, such wire and coils made therefrom
JPS5933782A (ja) シ−ズヒ−タおよびその製造方法
DE3026200A1 (de) Nichtlinearer widerstand und verfahren zu seiner herstellung
US4305848A (en) Method of producing high conductive sinters
JPS58131702A (ja) 厚膜温度感応素子及びそれを製造するための方法及び材料
JPS60208076A (ja) シ−ズヒ−タ
US2276973A (en) Insulated electric heater and method of making the same
JPS6093794A (ja) 遠赤外線ヒ−タ
JPS6086A (ja) 遠赤外線ヒ−タの製造方法
JPS62193081A (ja) シ−ズヒ−タの製造方法
JPS598294A (ja) シ−ズヒ−タの製造方法
JPS648912B2 (ja)
JPS60218782A (ja) シ−ズヒ−タ
JPS61227390A (ja) シ−ズヒ−タ
JPS5914289A (ja) シ−ズヒ−タ
JPS62110292A (ja) シ−ズヒ−タ
JPS60208078A (ja) シ−ズヒ−タ
JPS6041809B2 (ja) シーズヒータ
JPH0159711B2 (ja)
JPH048904B2 (ja)
JPS60208079A (ja) 遠赤外線ヒ−タ
JPH0436979A (ja) シーズヒータ
JPH0744055B2 (ja) シ−ズヒ−タ
JPS6093793A (ja) 遠赤外線ヒ−タ
JPH0138360B2 (ja)