JPS5933391B2 - 神前、仏前に供えるための薫料 - Google Patents
神前、仏前に供えるための薫料Info
- Publication number
- JPS5933391B2 JPS5933391B2 JP57105023A JP10502382A JPS5933391B2 JP S5933391 B2 JPS5933391 B2 JP S5933391B2 JP 57105023 A JP57105023 A JP 57105023A JP 10502382 A JP10502382 A JP 10502382A JP S5933391 B2 JPS5933391 B2 JP S5933391B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- offered
- fragrance
- buddha
- incense
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cosmetics (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は神前、仏前等に供えるための薫料、特に、全(
火を用いずに線香の如き香りを発する薫料に関するもの
である。
火を用いずに線香の如き香りを発する薫料に関するもの
である。
従来、仏前に供える薫料としては線香が良(知られてい
る。
る。
線香は周知のように棒状ないし線状に形成され、その一
端を燃焼させて香りを発生させるものであり、これは仏
前にのみ用いられ、神前には用いられていない。
端を燃焼させて香りを発生させるものであり、これは仏
前にのみ用いられ、神前には用いられていない。
すなわち、宗教上、教義上の相違より、神前には、従来
薫料は供けられておらず、単に神酒、押広等が供えられ
ているにすぎないのである。
薫料は供けられておらず、単に神酒、押広等が供えられ
ているにすぎないのである。
また、前記線香は火を用いて燃焼させるものであるため
火災、火傷等の事故を招来する危険もあり、また折れや
すく、特に輸送時において取扱いが困難であると言う欠
点がある。
火災、火傷等の事故を招来する危険もあり、また折れや
すく、特に輸送時において取扱いが困難であると言う欠
点がある。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、
仏前ばかりでな(神前にも供えられ、さらに、火災、火
傷等の危険性がなく、取扱いが容易な薫料を提供するこ
とを目的とする。
仏前ばかりでな(神前にも供えられ、さらに、火災、火
傷等の危険性がなく、取扱いが容易な薫料を提供するこ
とを目的とする。
すなわち、神前等に供えられる水に添加することにより
線香の如き宗教的香りを発する薫料を提供することを目
的とする。
線香の如き宗教的香りを発する薫料を提供することを目
的とする。
本発明による神前、仏前等に供えるための薫料は、
炭酸水素ナトリウム粉末 30〜50%
クエン酸粉末 3〜10%
酒石酸粉末 5〜25%
香料粉末 10〜30%
を含むことを特徴とするものである。
本発明による水添加用薫料によれば、香料粉末は炭酸水
素ナトリウムも主要成分とする発泡剤の作用により、添
加された水より香料の香りが運ばれ空気中に四散するた
め、神前、仏前に宗教的な香りが充満すると言う利点が
ある。
素ナトリウムも主要成分とする発泡剤の作用により、添
加された水より香料の香りが運ばれ空気中に四散するた
め、神前、仏前に宗教的な香りが充満すると言う利点が
ある。
本発明を更に詳しく説明すると、本発明において用いら
れる香料は基本的にいかなるものでもよい。
れる香料は基本的にいかなるものでもよい。
天然香料及び合成香料のいずれかあるいはその混合を用
いることができる。
いることができる。
このような香料としては、合成香料として、炭化水素系
香料、たとえばα−ピネン、カンフエン、リモネン、ミ
ルセン等;アルコール系香料、たとえば、アンスアルコ
ール、ゲランオール、シトロネール、シンナミルアルコ
ール、メントール、ベンジルアルコール等;アルデヒド
系香料、たとえばアンスアルコール、α−アミルシンナ
ムアルデヒド、オキシシトロネラール、シトラール、シ
トロネラール、シクラメンアルデヒド、パンリン等;ケ
トン系香料たとえばイロン、カルボン、ジャスモン、シ
クロヘゲタデカン、シベトン、ムスコン等;エステル系
香料たとえば安息香酸エチル、酢酸エチル、酢酸ケラニ
ル、サリチル酸メチル等;フェノールエーテル系たとえ
ばアニソール、アネトール、オイゲノール、サフロール
、ネ6リン等;ラクトン・クマリン系香料たとえばアン
プレットリド、クマリン等;酸系香料たとえばアニス酸
、ケイ皮酸、シトロネル酸、フェニル酢酸等;の一種以
上をあげることができる。
香料、たとえばα−ピネン、カンフエン、リモネン、ミ
ルセン等;アルコール系香料、たとえば、アンスアルコ
ール、ゲランオール、シトロネール、シンナミルアルコ
ール、メントール、ベンジルアルコール等;アルデヒド
系香料、たとえばアンスアルコール、α−アミルシンナ
ムアルデヒド、オキシシトロネラール、シトラール、シ
トロネラール、シクラメンアルデヒド、パンリン等;ケ
トン系香料たとえばイロン、カルボン、ジャスモン、シ
クロヘゲタデカン、シベトン、ムスコン等;エステル系
香料たとえば安息香酸エチル、酢酸エチル、酢酸ケラニ
ル、サリチル酸メチル等;フェノールエーテル系たとえ
ばアニソール、アネトール、オイゲノール、サフロール
、ネ6リン等;ラクトン・クマリン系香料たとえばアン
プレットリド、クマリン等;酸系香料たとえばアニス酸
、ケイ皮酸、シトロネル酸、フェニル酢酸等;の一種以
上をあげることができる。
また天然香料としては、ショウノウ油、カッシア油、ホ
ワードローズ油、チ°ヨウジ油、ユーカリ油、セダー油
、ビヤクダン油、ダイウィキョウ油、イランイラン油、
レモン油、オレンジ油、ベルガモツト油、ラベンダー油
、パッチコリ油、シトロネル酸、レモングラス油、ベチ
バ油、バラ油、ゼラニウム油等植物性香料等の一種以上
を挙げることができる。
ワードローズ油、チ°ヨウジ油、ユーカリ油、セダー油
、ビヤクダン油、ダイウィキョウ油、イランイラン油、
レモン油、オレンジ油、ベルガモツト油、ラベンダー油
、パッチコリ油、シトロネル酸、レモングラス油、ベチ
バ油、バラ油、ゼラニウム油等植物性香料等の一種以上
を挙げることができる。
また動物性香料としては、ジャコラ、シベット、ウミダ
ヌキ香、アンバーグリース等の一種以上を用いることが
できる。
ヌキ香、アンバーグリース等の一種以上を用いることが
できる。
このような香料は単独あるいは調合して用いることがで
きる。
きる。
このような香料は担体等に担持させあるいは担持させず
に粉末状とする。
に粉末状とする。
香料の混合量は薫料100重量係に対し、10〜30%
である。
である。
10%未満であると、水に添加したときの香りが脆弱す
ぎるし、また30%を超えると、毒性が生じ、危険性が
でてくるからである。
ぎるし、また30%を超えると、毒性が生じ、危険性が
でてくるからである。
また炭酸水素ナトリウムは発泡剤として添加される。
これは水中に添加した時、その発泡作用により香りを空
気中に四散させるためである。
気中に四散させるためである。
その添加量が30%未満であると、充分な発泡が得られ
ず、また50%を超えると、発泡が激しくなりすぎて短
時間の香りの四散で終了してしまい好ましくない。
ず、また50%を超えると、発泡が激しくなりすぎて短
時間の香りの四散で終了してしまい好ましくない。
さらにクエン酸3〜10%、酒石酸5〜25%が添加さ
れるが、これらも発泡剤ないし発泡助剤として添加混合
される。
れるが、これらも発泡剤ないし発泡助剤として添加混合
される。
これらの混合量が前述の範囲より外れると、良好な香り
が発生しに(いからである。
が発生しに(いからである。
本発明による薫料を使用するに際しては、神前、仏前に
供えられる水に前記薫料を一つまみないし二つまみ添加
することにより、細かい泡が発生し、これに伴い香りが
仏前、神前に漂う。
供えられる水に前記薫料を一つまみないし二つまみ添加
することにより、細かい泡が発生し、これに伴い香りが
仏前、神前に漂う。
以下実施例を説明する。
例
香料(ビヤクダン油を主成分とする調合香料)23係
クエン酸 8%酒石酸
15% 炭酸水素ナトリウム 38%その他
16% を混合し、水添加用薫料とした。
15% 炭酸水素ナトリウム 38%その他
16% を混合し、水添加用薫料とした。
この薫料をコツプに入れられた水中に一つまみ添加した
ところ、細かい泡が発生し、これに伴い香りが漂った。
ところ、細かい泡が発生し、これに伴い香りが漂った。
以上説明したように、本発明による薫料によれば、仏前
、神前を問わず供えられ、さらに火災等が発生するおそ
れがなく、粉末状であるので、輸送等の取扱いが容易で
あり、しかも水に添加するだけで宗教的香りを発生する
ことができ、使用に際しても簡便であると言う利点があ
る。
、神前を問わず供えられ、さらに火災等が発生するおそ
れがなく、粉末状であるので、輸送等の取扱いが容易で
あり、しかも水に添加するだけで宗教的香りを発生する
ことができ、使用に際しても簡便であると言う利点があ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭酸水素ナトリウム粉末 30〜50%(重量%、
以下同じ) クエン酸粉末 3〜10%酒石酸粉末
5〜25%香料粉末
10〜30%その他部加物 残部 から成ることを特徴とする神前、仏前に供えるだめの薫
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57105023A JPS5933391B2 (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 神前、仏前に供えるための薫料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57105023A JPS5933391B2 (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 神前、仏前に供えるための薫料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58221950A JPS58221950A (ja) | 1983-12-23 |
JPS5933391B2 true JPS5933391B2 (ja) | 1984-08-15 |
Family
ID=14396450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57105023A Expired JPS5933391B2 (ja) | 1982-06-18 | 1982-06-18 | 神前、仏前に供えるための薫料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933391B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105411341A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-03-23 | 福建省永春县聚缘艺品有限公司 | 一种佛香 |
-
1982
- 1982-06-18 JP JP57105023A patent/JPS5933391B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105411341A (zh) * | 2015-11-17 | 2016-03-23 | 福建省永春县聚缘艺品有限公司 | 一种佛香 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58221950A (ja) | 1983-12-23 |
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