JPS5932716Y2 - はしご - Google Patents
はしごInfo
- Publication number
- JPS5932716Y2 JPS5932716Y2 JP5190079U JP5190079U JPS5932716Y2 JP S5932716 Y2 JPS5932716 Y2 JP S5932716Y2 JP 5190079 U JP5190079 U JP 5190079U JP 5190079 U JP5190079 U JP 5190079U JP S5932716 Y2 JPS5932716 Y2 JP S5932716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- ladder
- core material
- step member
- coated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ladders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアルミ合金等の金属を主素材として形成したは
しごの改良に関し、電線修復工事等の感電のおそれのあ
る工事に使用する際に、感電事故を防止すると共に作業
者の足が滑ることを防止し、作業者の安全を確保したは
しごを提供することを目的とする。
しごの改良に関し、電線修復工事等の感電のおそれのあ
る工事に使用する際に、感電事故を防止すると共に作業
者の足が滑ることを防止し、作業者の安全を確保したは
しごを提供することを目的とする。
例えば第6図に示す如く、被覆電線にはしごの上端部を
支持せしめて工事を行う際に、従来のアルミ合金等の金
属を主素材として形成したはしごを使用すると、電線に
接する枠部材を通して通電し易く、作業者の感電事故を
惹き起こすという問題があった。
支持せしめて工事を行う際に、従来のアルミ合金等の金
属を主素材として形成したはしごを使用すると、電線に
接する枠部材を通して通電し易く、作業者の感電事故を
惹き起こすという問題があった。
又従来のはしごは登り降りの際に足が滑り易いという問
題もあった。
題もあった。
本考案は上記問題を解決するため、はしごのステップ部
材を、外周面に凹凸部を有する芯材の外周に合成樹脂を
被覆し、この合成樹脂の内面に形成される凹凸部と前記
凹凸部を一体結合し、且つこの合成樹脂の被覆層の外周
面に凹凸を形成して構成したことを特徴とする。
材を、外周面に凹凸部を有する芯材の外周に合成樹脂を
被覆し、この合成樹脂の内面に形成される凹凸部と前記
凹凸部を一体結合し、且つこの合成樹脂の被覆層の外周
面に凹凸を形成して構成したことを特徴とする。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に説明する
。
。
1,1は左右1対の枠部材、2,2・・・・・・はステ
ップ部材で、これらステップ部材2,2・・・・・・を
左右枠部材1,1間に横設する基本的構成は従来のはし
ごと同様である。
ップ部材で、これらステップ部材2,2・・・・・・を
左右枠部材1,1間に横設する基本的構成は従来のはし
ごと同様である。
枠部材1は第2図及び第4図に示す如く、芯材3として
金属材を使用し、その外周に電気絶縁性を有する合成樹
脂4を被覆している。
金属材を使用し、その外周に電気絶縁性を有する合成樹
脂4を被覆している。
芯材3としては、携行が便利なように軽量なもの、例え
ばアルミ合金材を使用することが好ましく、又その横断
面形状が溝形(第2図)、■形(第5図)、C形、角形
等を呈する圧延金属材を作用するとコスト的に有利であ
る。
ばアルミ合金材を使用することが好ましく、又その横断
面形状が溝形(第2図)、■形(第5図)、C形、角形
等を呈する圧延金属材を作用するとコスト的に有利であ
る。
前記被覆用合成樹脂4は、電気絶縁性を備えると共に金
属に比較し相当に軟弾性を有するものが選択される。
属に比較し相当に軟弾性を有するものが選択される。
又金属製芯材3に被覆し易いものを用いることが好まし
く、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、合成ゴム等が好適である。
く、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、合成ゴム等が好適である。
金属製芯材3に合成樹脂4を被覆して枠部材1を得る方
法としては、押出成形機を用い、一方向に進行する芯材
3の外周に溶融合成樹脂を連続的に被覆して、これを冷
却せしめて枠部材1及びステップ部材2を形成する方法
を採用するが最適である。
法としては、押出成形機を用い、一方向に進行する芯材
3の外周に溶融合成樹脂を連続的に被覆して、これを冷
却せしめて枠部材1及びステップ部材2を形成する方法
を採用するが最適である。
ステップ部材2も同様に形成すると好適である。前記枠
部材1にはステップ部材2の芯材用金属製パイプ7の端
部5を挿通し、支持するための孔6を所定数穿設しであ
る。
部材1にはステップ部材2の芯材用金属製パイプ7の端
部5を挿通し、支持するための孔6を所定数穿設しであ
る。
この孔6に挿通した前記端部5は拡径状にかしめられ、
ステップ材2は強固に枠部材1に取付けられる。
ステップ材2は強固に枠部材1に取付けられる。
前記ステップ部材2は、その芯材7を金属製パイプで形
成し、その外周の左右枠部材1,1間に電気絶縁性を有
する合成樹脂を被覆してあり、作業者の足とはしごとの
間を電気的に絶縁している。
成し、その外周の左右枠部材1,1間に電気絶縁性を有
する合成樹脂を被覆してあり、作業者の足とはしごとの
間を電気的に絶縁している。
9.9・・・・・・は前記パイプ7の外周長手方向に設
けた複数本の突条などからなる凹凸部で、合成樹脂の被
覆層8との間にズレが生ずることを絶無とするために設
けたものであり、又合成樹脂の被覆層8の外周面10に
は滑り止め用の凹凸を形威しである。
けた複数本の突条などからなる凹凸部で、合成樹脂の被
覆層8との間にズレが生ずることを絶無とするために設
けたものであり、又合成樹脂の被覆層8の外周面10に
は滑り止め用の凹凸を形威しである。
第5図に示す実施例は芯材3に合成樹脂4を被覆して成
る枠部材1の外側面に更に合成ゴム等の柔軟な合成樹脂
11.11を被覆したものであって、該被覆部11が電
線に接する際に極力電線の被覆部を傷付けないように配
慮したものである。
る枠部材1の外側面に更に合成ゴム等の柔軟な合成樹脂
11.11を被覆したものであって、該被覆部11が電
線に接する際に極力電線の被覆部を傷付けないように配
慮したものである。
尚、本考案のはしごは、図示する如き一般形状のはしご
は勿論、複数の枠部材を組合せ互いにスライド可能に形
成した組合せはしご、脚立兼用のはしご等を含む概念で
ある。
は勿論、複数の枠部材を組合せ互いにスライド可能に形
成した組合せはしご、脚立兼用のはしご等を含む概念で
ある。
かくして本考案のはしごは、第6図に示す如く感電の危
険性のある個所に立て掛けて使用するに際しても、ステ
ップ部材は電気絶縁性を有する合成樹脂で被覆されてい
るので、作業者の足とはしごとの間は絶縁され、作業者
に危険が及ばない。
険性のある個所に立て掛けて使用するに際しても、ステ
ップ部材は電気絶縁性を有する合成樹脂で被覆されてい
るので、作業者の足とはしごとの間は絶縁され、作業者
に危険が及ばない。
従って感電のおそれのある場所で本考案のはしごを使用
しても、作業者の安全を確保することができる。
しても、作業者の安全を確保することができる。
又ステップ部材の外周面には滑り止め用の凹凸が形成さ
れているので、作業者の足が滑るのを防ぐことができ、
この面からも安全を確保することができる。
れているので、作業者の足が滑るのを防ぐことができ、
この面からも安全を確保することができる。
更にステップ部材における芯材と合成樹脂の被覆層とは
、両者間のズレを絶無とするために設けた芯材外周面の
凹凸部によって、一体関係を維持するように構成されて
いるので、前記被覆層の芯材に対する回動などが生ずる
ことが無いようにでき、この面からの安全をも確保する
ことができる。
、両者間のズレを絶無とするために設けた芯材外周面の
凹凸部によって、一体関係を維持するように構成されて
いるので、前記被覆層の芯材に対する回動などが生ずる
ことが無いようにでき、この面からの安全をも確保する
ことができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はその斜視図、第
2図は要部の横断平面図、第3図は第2図のA−A線断
面図、第4図は要部の一部切欠斜視図、第5図は他の実
施例の要部の横断平面図、第6図は本考案品の使用の状
態を示す斜視図である。 2・・・・・・ステップ部材、7・・・・・・芯材、8
・・・・・・合成樹脂の被覆層、9・・・・・・凹凸部
、10・・・・・・被覆層の外周面。
2図は要部の横断平面図、第3図は第2図のA−A線断
面図、第4図は要部の一部切欠斜視図、第5図は他の実
施例の要部の横断平面図、第6図は本考案品の使用の状
態を示す斜視図である。 2・・・・・・ステップ部材、7・・・・・・芯材、8
・・・・・・合成樹脂の被覆層、9・・・・・・凹凸部
、10・・・・・・被覆層の外周面。
Claims (1)
- 外周面に凹凸部を有する芯材の外周に合成樹脂を被覆し
、この合成樹脂の内面に形成される凹凸部と前記凹凸部
を一体結合し、且つこの合成樹脂の被覆層の外周面に凹
凸を形成してステップ部材を構成したことを特徴とする
はしご。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5190079U JPS5932716Y2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | はしご |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5190079U JPS5932716Y2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | はしご |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55152300U JPS55152300U (ja) | 1980-11-01 |
JPS5932716Y2 true JPS5932716Y2 (ja) | 1984-09-12 |
Family
ID=28942105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5190079U Expired JPS5932716Y2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | はしご |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5932716Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9663991B2 (en) * | 2011-08-29 | 2017-05-30 | Basf Se | Ladder |
-
1979
- 1979-04-18 JP JP5190079U patent/JPS5932716Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55152300U (ja) | 1980-11-01 |
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