JPS5932561Y2 - 押花、押葉の製作装置 - Google Patents

押花、押葉の製作装置

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JPS5932561Y2
JPS5932561Y2 JP6463782U JP6463782U JPS5932561Y2 JP S5932561 Y2 JPS5932561 Y2 JP S5932561Y2 JP 6463782 U JP6463782 U JP 6463782U JP 6463782 U JP6463782 U JP 6463782U JP S5932561 Y2 JPS5932561 Y2 JP S5932561Y2
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JP
Japan
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pressed
target plant
clamping
clamping plates
bag body
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JP6463782U
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JPS58168502U (ja
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昌子 柳川
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は押花、押葉の製作装置に関するものである。
従来の押花、押葉の製作装置として、たとえば本件出願
人が出願し、すでに登録された実公昭54−289号(
登録1298453号)に係る考案がある。
すなわちこの考案は枠体内を外部からの押圧手段によっ
てゴム部材で密閉化することにより吸湿剤による脱水結
果を著しく向上させ短期間に押花、押葉を製作すること
を可能としたものである。
ところが該考案は、たとえば押花教室等室内に常置する
ことを前提として製作されたものなる為装置全体が大型
化して構造が複雑となり携帯用としては必ずしも使用し
易いものではなかった。
さらに密閉時にゴム部材を外部から押圧して枠体端部に
密着させる作業が結構煩雑で、しかも一旦枠体端部に密
着したゴム部材はヘラ等でその密着部分を剥がさなけれ
ばならず、その作業が煩雑で熟練を要する為、一般の使
用者にとってその使用は決して容易なものでなかった。
又、上記装置の大型化やゴム部材が必要とされること等
から装置の製造価格が高価となる難点があった。
本考案は、上述のような押花、押葉の製作装置をさらに
携帯用として、或いは専門家のみならず一般使用者用と
してより使用し易いように改良したもので、その目的と
するところは、構造が簡単で装置全体が小型となり、よ
って携帯に非常に便利であり、しかもゴム部材による密
閉手段等を一切必要とすることなく、よって操作が簡単
で製造価格が安価となる全く新規且つ有用な押花、押葉
の製作装置を提供するにある。
本考案はこのような目的を達成するために構成されたも
ので、その構成は目的植物を通気性のある緩衝材を介し
て両側から挟持するための多数の通気孔を有する2枚の
挟持板と、該目的植物挟持時に2枚の挟持板を締付ける
ための締付手段と、該締付手段にて締付けられた2枚の
挟持板を収納するための袋体とからなり、且つ該袋体に
、シリカゲル等の吸湿剤を収納するためのポケット部を
、少なくとも前記挟持板の両側面に位置するように設け
、しかも袋体の少なくともポケット部を前記吸湿剤が外
部から透視可能となるよう構成したことを要旨とするも
のである。
本考案は上述のような構成からなる為、 ■ 目的植物は緩衝材を介して2枚の挟持板によって両
側から確実に押圧挟持されることとなり、従って押圧力
の不足等によって押花、押葉としての不良品が生ずるお
それが一切ないという顕著な効果がある。
■ しかも上記目的植物の両挟持板による押圧挟持状態
が極めてコンパクトなものとなり、よって装置全体が小
型化されて携帯が非常に便利となる顕著な効果がある。
■ さらに、ゴム部材による密閉化等煩雑で熟練を要す
る手段を一切必要とせず、締付手段による締付け、袋体
の開閉による密閉収納等極めて簡単な操作によって行な
える為、一般の使用者はもちろん、小学生等の児童であ
っても使用することができるという格別な利点が1;口
る。
■ さらに装置が小型化され、ゴム部材等を必要とする
ことなく全体の構造が簡素化されてなる為、製造価格が
極めて安価となる実益がある。
■ さらに袋体内に収納した状態における両挟持板の両
側面には吸湿剤を収納するためのポケット部を設けてな
る為、該吸湿剤によって挟持板の通気孔、及び緩衝材を
介して目的植物の脱水が極めて効果的に行なかれ、よっ
て原形、原色を保持した植物の押花、押葉の製作が極め
て短時間に行なわれるという効果がある。
■ さらに袋体の少なくともポケット部を透視可能に構
成してなるため、シリカゲル等の吸湿剤の色の変化を外
部から確認することができ、その結果青色から桃色に変
化して吸湿機能の低下したシリカゲルを適切且つ確実に
新しいものと取替えることができるという効果がある。
以下、本考案の実施態様について図面に示した一実施例
に従って説明する。
第1図及び第2図において、1,11はウレタンフオー
ム等の緩衝材2を介して目的植物3を両側から挟持する
ための2枚の挟持板で、板面上に多数の通気孔4が穿設
され、且つ4ケ所の角部に螺合孔5が穿設されてなる。
6は該螺合孔5に螺合して前記挟持板1,1/を締付け
るためのボルト、64は該ボルト6の先端部6bに螺合
するためのナツト、7,7は該挟持板1,1′の締付状
態を補強するための細長状の補強板で、両端に前記ボル
ト6と螺合可能な螺合孔z′、7が穿設されてなる。
第3図において8は前記目的植物3を挟持した状態の挟
持板1,1′を収納するための透明な袋体で、該袋体8
収納時の挟持板1,1′の両側面に位置するようにシリ
カゲル9を収納した1対のポケット部10,10が形成
されてなる。
11は突起部12と凹部13との嵌脱により開閉自在に
構成された袋体8の口部を示す。
以上のような構成からなる押花、押葉の製作装置につい
て、次にこの装置で押花を製作する場合について説明す
ると、先ず第4図のように一方の挟持板1上に緩衝材2
と目的植物3とを、該緩衝材2が計5段、目的植物3が
計4段のサンドインチ構造になるように交互に積重ねた
後、最上部の緩衝材2の上に他方の挟持板1を載置して
前記挟持板1′とともに5枚の緩衝材2を介して目的植
物3を挟持する。
次にこの状態から一方の挟持板1の対角線上に1対の補
強板7,7を、該補強板7の螺合孔7′と挟持板1の螺
合孔5とが合致するように第1図のようにX字状に配置
し、その後該螺合孔7′、5と、他方の挟持板1′の螺
合孔5とに貫通して第2図のようにボルト6を螺入せし
め、且つ該ボルト6の先端部6bにナツト6′を螺合さ
せる。
そしてこの状態でナツト6′を固定しながらボルト6の
ツマミ部6aを締付方向に回転させると、該ボルト6は
同図の矢印方向に下降して両挟持板1.1′を徐々に締
付け、それによって目的植物3が緩衝材2を介して両挟
持板1,1′にて徐々に押圧されることとなる。
そして最大締付状態までボルト6を締付けることにより
、挟持板1,1′の押圧力によって、押花として必要な
目的植物3の所望の抑圧状態が得られることとなる。
その際押圧力が弱いと、原色の保持が可能ではあるが、
ちじれや不良品が生ずるおそれがあるので目的植物3に
応じて押圧力を調節しなければならない。
向上記締付状態において一方の挟持板1には対角線上X
字状に補強板7,7がそれぞれ取付けられてなる為、上
記ボルト6、ナツト6′のねじ止め、締付けによって両
挟持板1,11の板面上にほぼ均等に押圧力が加わるこ
ととなり、従って締付けた後にボルト6が外れたり、挟
持板1,1′の抑圧挟持状態が緩んだりすることが一切
なく、よって挟持板1,1′による目的植物3の確実な
抑圧挟持状態が保持されることとなる。
次にこのように目的植物3を緩衝材2を介して押圧挟持
した挟持板1,1′を第3図のように袋体8内に収納し
、突起部12と凹部13との嵌合によって口部11を閉
鎖して袋体8内を密閉状態とする。
このとき、収納された挟持板1,1の両側面に位置する
ように予め袋体8内にポケット部10が形成され、且つ
該ポケット部10内にシリカゲル9が収納されてなる為
′該シリカゲル9によって挟持板1,1′の通気孔4、
及び通気性のよい緩衝材2を介して目的植物3が極めて
効率的に脱水され、従って該目的植物3の完全脱水まで
の時間が短縮化されその結果目的植物3の変色やミイラ
化等を防ぐことができ、原形、原色を保持した植物の押
花、押葉の製作が極めて短時間に可能となるものである
しかも袋体8を透明な部材で構成してなる為、水分の吸
収によるシリカゲル9の変色状態を常に外部から観察す
ることが可能となり、よって青色から桃色に変色して吸
湿機能の喪失したシリカゲル9を外部から直ちに発見し
て新しいものと取替えることが可能となる。
次に目的植物3の取出し操作は、前記ボルトの締付けに
よる両挟持板1,1′の目的植物3を押圧挟持する操作
、及び目的植物3を押圧挟持した挟持板1,11の袋体
8内への収納操作を全て逆に行なえばよいものである。
尚、上記実施例においては目的植物3の押圧挟持時に挟
持板1,1に補強板7を取付けてなるが、該補強板7は
必ずしも本考案に必須のものではない。
そして補強板7を取付けない場合には、たとえば第5図
に示すようにボルト6の本数を増やして挟持板1の周辺
部をねじ止めし、且つ締付けることによって、挟持板1
,1′による目的植物3の確実な押圧挟持が可能となる
要は挟持板1,1′が使用中に外れることなく確実に目
的植物3の押圧挟持が行なわれれば、ボルト6の本数補
強板7の有無等は一切問うものではない。
又、目的植物3の厚みに応じて、たとえば(4)厚みの
ある花や木皮等比較的厚い植物0 薄い花や菜箸比較的
薄い植物 (0上記(4)、(Blの植物を2種類使用する場合こ
の(A) 、 (Bl 、 (C)の3段階に分けて第
6図のように挟持板1,1′の最大締付は位置の目印1
4a。
14b、14cを予めボルト6に設けておくと、その目
印14a、14b、14cの位置を確認しながら目的植
物3の厚みに応じて、より適切な挟持板1の締付は調節
を行なうことができる。
又、挟持板1,1′の締付手段も決して該実施例のボル
ト6による締付けに限定されるものではなく、たとえば
第7図に示すような側面略コ字状の締付金具15にて締
付けるものであってもよい。
さらに緩衝材2も決して該実施例のウレタンフオームに
限定されるものではなく、要は通気性の良好な部材で構
成されていればよい。
さらに該実施例では袋体8全体を透明に構成してなるが
、必ずしも全体を透明にする必要はなく、要は少なくと
もシリカゲル等の吸湿剤を収納するためのポケット部1
0.10が透明又は半透明、すなわち透視可能に構成さ
れていればよいのである。
又、このポケット部10.10の形成位置や個数も決し
て該実施例に限定されるものではなく、要は少なくとも
挟持板の両側面に位置するよう袋体に形成されていれば
よいのである。
さらに上記実施例においては両挟持板1,1′内に緩衝
材2を5段、目的植物3を4段に積重ねてなるが、これ
ら緩衝材2、目的植物3を積重ねる段数は決して問うも
のではなく、要は緩衝材2で目的植物3を挟持するサン
ドインチ構造として両挟持板1,1′内に介在させてい
ればよい。
その信教湿剤も該実施例のシリカゲル9に限定される必
要はなく、吸湿可能なものであればその種類は問わない
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る押花、押葉の製作装置のボルト締
付状態を示す平面図。 第2図は第1図AA線断面図。 第3図は袋体への収納状態を示す断面図。 第4図は挟持板による挟持状態を示す断面図。 第5図はボルト締付状態の他実施例の平面図。 第6図はボルトの他実施例の要部拡大正面図。第7図は
締付具の他実施例の斜視図。 1.1′・・・・・・挟持板、2・・・・・・緩衝材、
3・・・・・・目的植物、4・・・・・・通気孔、8・
・・・・・袋体、9・・・・・・シリカゲル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目的植物3を通気性のある緩衝材2を介して両側から挟
    持するための、多数の通気孔4を有する2枚の挟持板1
    ,1′と、該目的植物3挟持時に2枚の挟持板1,11
    を締付けるための締付手段と、該締付手段にて締付けら
    れた2枚の挟持板1,1′を密閉収納するための袋体8
    とからなり、且つ該袋体8に、シリカゲル9等の吸湿剤
    を収納するためのポケット部10を、少なくとも前記挟
    持板1゜1′の両側面に位置するように設け、しかも前
    記袋体8の少なくともポケット部10を、前記吸湿剤が
    外部から透視可能となるよう構成してなることを特徴と
    する押花、押葉の製作装置。
JP6463782U 1982-04-30 1982-04-30 押花、押葉の製作装置 Expired JPS5932561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6463782U JPS5932561Y2 (ja) 1982-04-30 1982-04-30 押花、押葉の製作装置

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JPS58168502U JPS58168502U (ja) 1983-11-10
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ID=30074655

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JP6463782U Expired JPS5932561Y2 (ja) 1982-04-30 1982-04-30 押花、押葉の製作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077282Y2 (ja) * 1987-11-05 1995-02-22 アロン化成株式会社 高周波加熱用押花器
JPH077281Y2 (ja) * 1987-11-05 1995-02-22 アロン化成株式会社 高周波加熱用押花器

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JPS58168502U (ja) 1983-11-10

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