JPH02255602A - 押花、押葉の製造方法 - Google Patents
押花、押葉の製造方法Info
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- JPH02255602A JPH02255602A JP7647189A JP7647189A JPH02255602A JP H02255602 A JPH02255602 A JP H02255602A JP 7647189 A JP7647189 A JP 7647189A JP 7647189 A JP7647189 A JP 7647189A JP H02255602 A JPH02255602 A JP H02255602A
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Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、押花、押葉の製造方法に関する。
従来、押花や押葉の製造に際しては、花等を押圧しなが
ら乾燥する必要があり、押圧の方法としては重りによろ
押圧、ネジ締による押圧等の方法、即ち外部から加圧す
る押圧方法が採られている。
ら乾燥する必要があり、押圧の方法としては重りによろ
押圧、ネジ締による押圧等の方法、即ち外部から加圧す
る押圧方法が採られている。
その際、外部から加えられた圧力を、平面上に配置され
た植物に均等に掛けるために、木あるいは金属等の剛性
の押圧板が使用されている。
た植物に均等に掛けるために、木あるいは金属等の剛性
の押圧板が使用されている。
従来から行われている押花等の製造における押圧板によ
る押圧方法では、植物の厚みのある部分は強く押圧され
るが、花弁等の薄い部分の押圧は弱くなり、押圧が不十
分な部分においては、乾燥による収縮が生じて仕上がり
状態の悪い押花、押葉となる。
る押圧方法では、植物の厚みのある部分は強く押圧され
るが、花弁等の薄い部分の押圧は弱くなり、押圧が不十
分な部分においては、乾燥による収縮が生じて仕上がり
状態の悪い押花、押葉となる。
また、従来の方法で押花等を大量生産する場合、大重量
の重りの取扱、押圧具および乾燥中のセ。
の重りの取扱、押圧具および乾燥中のセ。
トの専有面積が大きいこと、乾燥中のセットの保管、移
動に制約があること等、その操作性における欠点もある
。
動に制約があること等、その操作性における欠点もある
。
本発明の目的は、収縮のない仕上がり状態の優れた押花
、押葉を製造する方法、また、操作性の優れた製造方法
を提供するにある。
、押葉を製造する方法、また、操作性の優れた製造方法
を提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、層面方向の変形を防止するための支持層、乾
燥剤層、花または葉の配置層および緩衝材層からなる積
層体をプラスチックフィルムからなる袋に収納し、該袋
内を減圧にすることにより、大気圧により花または葉を
押圧し、乾燥することを特徴とする押花、押葉の製造方
法に関するものである。
燥剤層、花または葉の配置層および緩衝材層からなる積
層体をプラスチックフィルムからなる袋に収納し、該袋
内を減圧にすることにより、大気圧により花または葉を
押圧し、乾燥することを特徴とする押花、押葉の製造方
法に関するものである。
本発明における植物の押圧は、外部からの加重によらず
、前記の積層体をプラスチックフィルムで包装して形成
した乾燥系内を減圧にすることにより、大気圧のみによ
り行われる。また、従来の方法で使用されている押圧板
等の剛性の物体は使用せず、プラスチックフィルム、緩
衝材シート、その他紙、布等の柔軟なシート状物体を介
して大気圧により押圧する。
、前記の積層体をプラスチックフィルムで包装して形成
した乾燥系内を減圧にすることにより、大気圧のみによ
り行われる。また、従来の方法で使用されている押圧板
等の剛性の物体は使用せず、プラスチックフィルム、緩
衝材シート、その他紙、布等の柔軟なシート状物体を介
して大気圧により押圧する。
本発明の方法においては、プラスチックフィルムの袋内
を減圧にするので、袋内に収納した積層体が全て薄いシ
ート状物質からなる場合は、積層体が、目的とする層積
み重ね方向に圧縮されるだけでなく、層の平面方向にも
圧縮される恐れがある1本発明で使用される支持層は、
この層平面方向への圧縮を防ぐためのものである。しか
しながら、この支持層が、従来の抑圧方法で使用される
木、金属等の柔軟性の全くないものでは本発明の効果は
達成できない、この支持層として好ましいものはボール
紙等の厚みのある紙である。該支持層は、花または華の
配置層を含む積層体の片側あるいは両側最外層に配置す
るのが好ましい。
を減圧にするので、袋内に収納した積層体が全て薄いシ
ート状物質からなる場合は、積層体が、目的とする層積
み重ね方向に圧縮されるだけでなく、層の平面方向にも
圧縮される恐れがある1本発明で使用される支持層は、
この層平面方向への圧縮を防ぐためのものである。しか
しながら、この支持層が、従来の抑圧方法で使用される
木、金属等の柔軟性の全くないものでは本発明の効果は
達成できない、この支持層として好ましいものはボール
紙等の厚みのある紙である。該支持層は、花または華の
配置層を含む積層体の片側あるいは両側最外層に配置す
るのが好ましい。
本発明における緩衝材層とは、通気性、吸湿性のある弾
性層であり、ウレタンフオームのシートが最も一般的で
ある。
性層であり、ウレタンフオームのシートが最も一般的で
ある。
乾燥剤層としては、シート状乾燥剤、例えば、塩化カル
シウム等の吸湿溶水溶液を含浸、乾燥させたシート、例
えば紙、布等が使用される。
シウム等の吸湿溶水溶液を含浸、乾燥させたシート、例
えば紙、布等が使用される。
花または葉の配置層は、単に植物が重ならないように平
面的に配列されたものでもよいが、通常、通気性、吸湿
性素材からなるシート、例えばちり紙、和紙等の上に配
置、またはこれらのシートで挟持したものである。
面的に配列されたものでもよいが、通常、通気性、吸湿
性素材からなるシート、例えばちり紙、和紙等の上に配
置、またはこれらのシートで挟持したものである。
本発明方法における積層体の一部である花または葉の配
置層、乾燥剤層および緩衝材層の組合せは種々可能であ
り、例えば、花または葉の配置層を緩衝材層で挟み、こ
れに乾燥剤材層を重ねる方法、花または葉の配置層と乾
燥剤層との積層物の阿倒または片側に緩衝材層を積層す
る方法等が挙げられるが、花または葉の配置層の少なく
とも片側に緩衝材層が隣接していることが好ましい、こ
の積層物に支持層を積層することにより、本発明方法に
おける積層体が形成される。
置層、乾燥剤層および緩衝材層の組合せは種々可能であ
り、例えば、花または葉の配置層を緩衝材層で挟み、こ
れに乾燥剤材層を重ねる方法、花または葉の配置層と乾
燥剤層との積層物の阿倒または片側に緩衝材層を積層す
る方法等が挙げられるが、花または葉の配置層の少なく
とも片側に緩衝材層が隣接していることが好ましい、こ
の積層物に支持層を積層することにより、本発明方法に
おける積層体が形成される。
この積層体を実質的に非通気性、非透湿性の柔軟なプラ
スチックフィルムの袋に収納し、袋内を真空ポンプ等に
より減圧にした後、袋を密封保管して植物を乾燥させる
。各層を積層した積層体は、そのまま袋に収納してもよ
いが、紐、輪ゴム等で固定した後、袋内に収納するのが
作業上好ましい。
スチックフィルムの袋に収納し、袋内を真空ポンプ等に
より減圧にした後、袋を密封保管して植物を乾燥させる
。各層を積層した積層体は、そのまま袋に収納してもよ
いが、紐、輪ゴム等で固定した後、袋内に収納するのが
作業上好ましい。
収納する積層体の数は一つでももちろんよいが、複数個
の積層体を収納して作業効率を高めることができる。
の積層体を収納して作業効率を高めることができる。
使用するプラスチックフィルムの材質は、実質的に非通
気性、非透湿性であれば特に限定されないが、ポリプロ
ピレンが一般的である。
気性、非透湿性であれば特に限定されないが、ポリプロ
ピレンが一般的である。
以下、実施例を挙げ本発明を更に詳細に説明する。
実施例1゜
20 X 30cmの大きさに裁断された厚さ0.4−
輪のボール紙の上に同じ大きさで厚さ1IIIl のシ
ート状乾燥剤(塩化カルシウム水溶液を含浸し、乾燥し
た紙)を置き、この上に直径25〜30m+wの小菊の
花50個を20 X 30c蒙の大きさのちり紙二枚で
挟んで載せ、更にその上に同じ大きさの厚さ5m+*
のウレタンフオームのシート、次いで前記と同じボール
紙を載せた。
輪のボール紙の上に同じ大きさで厚さ1IIIl のシ
ート状乾燥剤(塩化カルシウム水溶液を含浸し、乾燥し
た紙)を置き、この上に直径25〜30m+wの小菊の
花50個を20 X 30c蒙の大きさのちり紙二枚で
挟んで載せ、更にその上に同じ大きさの厚さ5m+*
のウレタンフオームのシート、次いで前記と同じボール
紙を載せた。
この積層体三組を積み重ね、崩れないようにゴム輪で縦
横をとめて30 X 30cmのポリプロピレン製の袋
に入れ、1.51/分のエアポンプで10分間脱気した
のち、袋の口を密封し、15〜25℃の室内に放置した
。
横をとめて30 X 30cmのポリプロピレン製の袋
に入れ、1.51/分のエアポンプで10分間脱気した
のち、袋の口を密封し、15〜25℃の室内に放置した
。
7日後、袋を開封して小菊を取り出したところ、完全に
押圧乾燥されており、花弁に収縮も見られず、平滑で良
好な仕上がり状態の押花が得られた。
押圧乾燥されており、花弁に収縮も見られず、平滑で良
好な仕上がり状態の押花が得られた。
比較例
実施例1と同様にして作製した、積層体三組を収納した
袋を、厚さ10mmの30 X 40Cmの木製押板で
挾み、板の上に鉛製の10kgの重りを載せ、実施例1
と同様の条件で7日間放置した。
袋を、厚さ10mmの30 X 40Cmの木製押板で
挾み、板の上に鉛製の10kgの重りを載せ、実施例1
と同様の条件で7日間放置した。
得られた押花は、押圧乾燥されてはいるが、花弁に収縮
のある仕上がり状態の悪いものが混ざっていた。
のある仕上がり状態の悪いものが混ざっていた。
本発明の方法によれば、植物の抑圧時に、花弁等の薄い
部分と厚みのある部分とが均一に押圧されるため、花弁
等に収縮のない、仕上がり状態の優れた押花、押葉が得
られる。
部分と厚みのある部分とが均一に押圧されるため、花弁
等に収縮のない、仕上がり状態の優れた押花、押葉が得
られる。
また、袋内を減圧にして密封したセットはコンパクトで
軽量であり、乾燥中の該セットの移動、保管も自由に行
えるので、その作業性も橋めて優れたものである。
軽量であり、乾燥中の該セットの移動、保管も自由に行
えるので、その作業性も橋めて優れたものである。
出願人 (430) 日本曹達株式会社代理人 (
7125) 積山 吉美 (9648) 東海 裕作
7125) 積山 吉美 (9648) 東海 裕作
Claims (1)
- 1、層面方向の変形を防止するための支持層、乾燥剤層
、花または葉の配置層および緩衝材層からなる積層体を
プラスチックフィルムからなる袋に収納し、該袋内を減
圧にすることにより、大気圧により花または葉を押圧し
、乾燥することを特徴とする押花、押葉の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7647189A JPH02255602A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 押花、押葉の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7647189A JPH02255602A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 押花、押葉の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02255602A true JPH02255602A (ja) | 1990-10-16 |
Family
ID=13606090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7647189A Pending JPH02255602A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 押花、押葉の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02255602A (ja) |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP7647189A patent/JPH02255602A/ja active Pending
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