JPH077282Y2 - 高周波加熱用押花器 - Google Patents
高周波加熱用押花器Info
- Publication number
- JPH077282Y2 JPH077282Y2 JP1987169179U JP16917987U JPH077282Y2 JP H077282 Y2 JPH077282 Y2 JP H077282Y2 JP 1987169179 U JP1987169179 U JP 1987169179U JP 16917987 U JP16917987 U JP 16917987U JP H077282 Y2 JPH077282 Y2 JP H077282Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- flowers
- pressed
- frequency heating
- high frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば電子レンジのような高周波加熱器中で加
熱して押花を作成する高周波加熱用押花器に関するもの
である。
熱して押花を作成する高周波加熱用押花器に関するもの
である。
従来、押花を作成するには草花を紙にはさみ、本等で重
しをかける方法がとられていたが、このような方法では
数週間以上と云う長時間を要するので、最近は加熱手段
と押圧手段とを有する押花器が提案されている(例えば
実開昭54−41356号、実開昭54−43471号公報参照)。
しをかける方法がとられていたが、このような方法では
数週間以上と云う長時間を要するので、最近は加熱手段
と押圧手段とを有する押花器が提案されている(例えば
実開昭54−41356号、実開昭54−43471号公報参照)。
しかし上記押花器においては数日から数時間程度に押花
作成時間が短縮されるけれども、加熱手段を内蔵してい
るために構造が複雑になり、安価に提供出来ないしまた
故障も度々生ずるおそれがある。
作成時間が短縮されるけれども、加熱手段を内蔵してい
るために構造が複雑になり、安価に提供出来ないしまた
故障も度々生ずるおそれがある。
本考案は上記従来の問題点を解決するための手段とし
て、内面にクッション層(3),(4)を配置した一対
のセラミック質の挟持板(1),(2)をスペーサー
(5)を介して重ね合わせることにより、該クッション
層(3),(4)に所定の押圧力を及ぼすようにした高
周波加熱用押花器を提供するものである。
て、内面にクッション層(3),(4)を配置した一対
のセラミック質の挟持板(1),(2)をスペーサー
(5)を介して重ね合わせることにより、該クッション
層(3),(4)に所定の押圧力を及ぼすようにした高
周波加熱用押花器を提供するものである。
本考案の押花器において用いられるセラミック質の挟持
体の材質としては陶板、アルミナ板等がある。またクッ
ション層としてはポリウレタン発泡体、フェルト等が用
いらる。
体の材質としては陶板、アルミナ板等がある。またクッ
ション層としてはポリウレタン発泡体、フェルト等が用
いらる。
草花を紙にはさんで該一対のセラミック質の挟持板のク
ッション層間に挟持し、該一対のセラミック質の挟持板
をスペーサーを介して重ね合わせる。この際の押圧力は
スペーサーの高さによって適当に調節される。このよう
にして草花を適当な押圧力によって押圧してから高周波
加熱器中に入れて加熱する。陶板やアルミナ板等のセラ
ミック質の板を用いると、高周波による草花の直接的な
加熱に加えて該セラミック質の板が遠赤外線を照射する
ので、押花は熱損を受けることなく穏やかに均一かつ効
率よく加熱され、より短時間で仕上げることが出来る。
草花の中に含まれる水分は加熱により蒸発してクッショ
ン層、および該一対のセラミック質の挟持板の間の空間
を介して外界に逃散する。このようにして押花が作成さ
れる。
ッション層間に挟持し、該一対のセラミック質の挟持板
をスペーサーを介して重ね合わせる。この際の押圧力は
スペーサーの高さによって適当に調節される。このよう
にして草花を適当な押圧力によって押圧してから高周波
加熱器中に入れて加熱する。陶板やアルミナ板等のセラ
ミック質の板を用いると、高周波による草花の直接的な
加熱に加えて該セラミック質の板が遠赤外線を照射する
ので、押花は熱損を受けることなく穏やかに均一かつ効
率よく加熱され、より短時間で仕上げることが出来る。
草花の中に含まれる水分は加熱により蒸発してクッショ
ン層、および該一対のセラミック質の挟持板の間の空間
を介して外界に逃散する。このようにして押花が作成さ
れる。
本考案の押花器に上記したように内面にクッション層を
配置した一対のセラミック質の挟持板をスペーサーを介
して重ね合わせると云う極めて簡単な構造からなるので
スペーサーの高さによって押圧力を適当に調節出来、そ
して安価に提供出来、また故障の心配は全くない。そし
て高周波加熱器としては家庭の電子レンジが用いられ得
る。また草花は熱損を受けず美麗な外観の押花が作成さ
れるが、作成時間は数分間と云う極めて短いものとな
る。
配置した一対のセラミック質の挟持板をスペーサーを介
して重ね合わせると云う極めて簡単な構造からなるので
スペーサーの高さによって押圧力を適当に調節出来、そ
して安価に提供出来、また故障の心配は全くない。そし
て高周波加熱器としては家庭の電子レンジが用いられ得
る。また草花は熱損を受けず美麗な外観の押花が作成さ
れるが、作成時間は数分間と云う極めて短いものとな
る。
本考案を第1図および第2図に示す一実施例によって説
明すれば、(1),(2)はセラミック質の挟持板であ
る一対の陶板であり、内面にはポリウレタン発泡体から
なるクッション層(3),(4)が夫々貼着せられてい
る。
明すれば、(1),(2)はセラミック質の挟持板であ
る一対の陶板であり、内面にはポリウレタン発泡体から
なるクッション層(3),(4)が夫々貼着せられてい
る。
上記一対の陶板(1),(2)はクッション層(3),
(4)を内側にして、該クッション層(3),(4)の
間に紙(11)にはさんだ草花(12)を挟持させ、陶板
(1),(2)の四隅に夫々スペーサー(5)を介して
重ね合わせられる。そして上方の陶板(1)が自重によ
り降下してスペーサー(5)と当接することにより、陶
板(1),(2)は一定の間隔を介して重ね合わされる
ようになり、該草花(12)に押圧力が及ぼされる。この
時種々の高さのスペーサー(5)を選択することにより
草花(12)に及ぼされる押圧力を調節することが可能で
あるが、クッション層(3),(4)の夫々5mm厚のも
のを用いた場合には、通常3mm〜8mm程度のスペーサー
(5)が用いられる。この状態で高周波加熱器に該押花
器を入れて加熱する。草花(12)の水分は該加熱により
蒸発してクッション層(3),(4)を介して陶板
(1),(2)の間に空間(6)および陶板(1),
(2)の端面から外界に逃散する。このようにして押花
が数分間で作成されるから、その後押花器を高周波加熱
器から取出して陶板(1),(2)を開き、押花を取出
す。
(4)を内側にして、該クッション層(3),(4)の
間に紙(11)にはさんだ草花(12)を挟持させ、陶板
(1),(2)の四隅に夫々スペーサー(5)を介して
重ね合わせられる。そして上方の陶板(1)が自重によ
り降下してスペーサー(5)と当接することにより、陶
板(1),(2)は一定の間隔を介して重ね合わされる
ようになり、該草花(12)に押圧力が及ぼされる。この
時種々の高さのスペーサー(5)を選択することにより
草花(12)に及ぼされる押圧力を調節することが可能で
あるが、クッション層(3),(4)の夫々5mm厚のも
のを用いた場合には、通常3mm〜8mm程度のスペーサー
(5)が用いられる。この状態で高周波加熱器に該押花
器を入れて加熱する。草花(12)の水分は該加熱により
蒸発してクッション層(3),(4)を介して陶板
(1),(2)の間に空間(6)および陶板(1),
(2)の端面から外界に逃散する。このようにして押花
が数分間で作成されるから、その後押花器を高周波加熱
器から取出して陶板(1),(2)を開き、押花を取出
す。
上記実施例以外、陶板(1),(2)の内面にクッショ
ン層(3),(4)を配置するにはクッション層
(3),(4)を別体にしておいてもよい。また陶板
(1),(2)の外面には補強を目的として釉層を形成
してもよい。更に第3図に示すように陶板(1),
(2)間にスペーサー(5)の高さに適応したクリップ
(7),(7)で一定の押圧力が加えられてもよい。
ン層(3),(4)を配置するにはクッション層
(3),(4)を別体にしておいてもよい。また陶板
(1),(2)の外面には補強を目的として釉層を形成
してもよい。更に第3図に示すように陶板(1),
(2)間にスペーサー(5)の高さに適応したクリップ
(7),(7)で一定の押圧力が加えられてもよい。
なおスペーサー(5)に用いられる材質としては例えば
ポリサルフォン、ポリフェニレンサルファイド等の高周
波加熱によっても発熱しにくい耐熱性プラスチックのブ
ロックが用いられる。
ポリサルフォン、ポリフェニレンサルファイド等の高周
波加熱によっても発熱しにくい耐熱性プラスチックのブ
ロックが用いられる。
第1図、第2図は本考案の一実施例をしめすものであ
り、第1図は分解斜視図、第2図は押圧状態の斜視図、
第3図は他の実施例の正面図である。 図中(1),(2)……陶板、(3),(4)……クッ
ション層、(5)……スペーサー、(11)……紙、(1
2)……押花
り、第1図は分解斜視図、第2図は押圧状態の斜視図、
第3図は他の実施例の正面図である。 図中(1),(2)……陶板、(3),(4)……クッ
ション層、(5)……スペーサー、(11)……紙、(1
2)……押花
Claims (1)
- 【請求項1】内面にクッション層を配置した一対のセラ
ミック質の挟持板をスペーサーを介して重ね合わせるこ
とにより、該クッション層に所定の押圧力を及ぼすよう
にしたことを特徴とする高周波加熱用押花器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987169179U JPH077282Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 高周波加熱用押花器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987169179U JPH077282Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 高周波加熱用押花器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0174202U JPH0174202U (ja) | 1989-05-19 |
JPH077282Y2 true JPH077282Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31459004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987169179U Expired - Lifetime JPH077282Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 高周波加熱用押花器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077282Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5190625A (ja) * | 1975-02-04 | 1976-08-09 | ||
JPS5932561Y2 (ja) * | 1982-04-30 | 1984-09-12 | 昌子 柳川 | 押花、押葉の製作装置 |
JP2708754B2 (ja) * | 1987-09-10 | 1998-02-04 | 宣雄 杉野 | 押し花用乾燥方法 |
JPH0336075U (ja) * | 1989-08-10 | 1991-04-09 |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP1987169179U patent/JPH077282Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0174202U (ja) | 1989-05-19 |
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