JPS5932273B2 - 瞬間作動工具の制御装置 - Google Patents

瞬間作動工具の制御装置

Info

Publication number
JPS5932273B2
JPS5932273B2 JP15998376A JP15998376A JPS5932273B2 JP S5932273 B2 JPS5932273 B2 JP S5932273B2 JP 15998376 A JP15998376 A JP 15998376A JP 15998376 A JP15998376 A JP 15998376A JP S5932273 B2 JPS5932273 B2 JP S5932273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thyristor
current
electromagnetic solenoid
gate
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15998376A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5383175A (en
Inventor
雅裕 稲庭
十郎 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP15998376A priority Critical patent/JPS5932273B2/ja
Publication of JPS5383175A publication Critical patent/JPS5383175A/ja
Publication of JPS5932273B2 publication Critical patent/JPS5932273B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気タッカ等のように電磁ソレノイドの励磁に
よってステーブル、釘等を打ち込む瞬間作動工具の制御
装置の改良に関するものである。
従来の瞬間作動工具の制御装置は第1図の如く構成され
ている。
図に於て、1は交流電源、2゜3はそれぞれ電磁ソレノ
イド、主サイリスクでありこれらの一端は互いに直列に
接続され、両端は交流電源1に接続されている。
4は主サイリスク3のゲート電流制御用の補助サイリス
クであシそのカソードは主サイリスタ3のゲートに接続
されている。
5は主サイリスタ3のゲート電流補正用の抵抗器である
6,7はそれぞれ抵抗器、ツェナーダイオードであシ、
これらの一端は互いに直列に接続され、両端は交流電源
1に接続されてクリップ回路を構成し、ツェナーダイオ
ード70カソードからは、交流電圧をツェナー電圧でク
リップした電圧が出力される。
8.9はツェナーダイオード7の両端に直列に接続され
たコンデンサ、抵抗器であり、これらは微分回路を構成
しその接続点は補助サイリスタ4のゲートに接続される
従って補助サイリスタ4のゲートには、電源交流の正の
半サイクルのほぼ始めの部分と同期したパルスが常時供
給される。
10.11は交流電源1に直列に接続された電源電圧分
割用抵抗器であシ、12はコンデンサである。
13はコンデンサ12の充電電荷流出防止用ダイオード
である。
14は起動スイッチであシ、その共通接点はコンデンサ
12に、常閉接点はダイオード13に、常開接点は補助
サイリスタ4に接続されている。
上記の制御装置に於て、起動スイッチ14を投入し、図
示の点線の状態にすると、補助サイリスタ4が交流電源
の正の半サイクルの始めの部分においてゲート・トリガ
パルスを得てターンオンし、それまで蓄えられていたコ
ンデンサ13の充電電荷を主サイリスタ3に放電し、こ
れをターンオンする。
従って主サイリスタ3は電源交流のほぼ正の半サイクル
の電流を前記電磁ソレノイドに供給する。
しかしながら、上記制御装置は下記のような欠点を有し
ていた。
すなわち、起動スイッチ14を補助サイリスタ4のゲー
ト・トリガと同時のタイミングで投入した場合(第2図
ajb)、補助サイリスタ4のゲート・トリガパルスが
消失した後まで続く起動スイッチ14の接点のチャツタ
リングによって補助サイリスタ4のアノード電流が瞬時
画たれるため、一旦ターンオンした補助サイリスタ4は
ゲート・トリガパルスがなくなると同時に再びターンオ
フし同時に主サイリスタ3のゲート・トリガ電流もシャ
断される。
(第2図d)。このため、主サイリスタの一回のターン
オンに、コンデンサ12の充電電荷の全てが消費されず
その一部が残シ、この残留電荷は起動スイッチ14の接
点の接触が安定し後の交流電源の次の正の半サイクルの
始めの部分に於ける補助サイリスタ4のターンオンによ
って放電され、王サイリスタ3を再びターンオンする。
(第2図C)。従って主サイリスタ3は連続して正の半
サイクルの電流を電磁ソレノイド2に供給するため、そ
の結果電磁ソレノイド2の励磁によって図示しないステ
ープル、釘等を打ち込む瞬間作動工具に於ては、ステー
プルづまシ、2度打ち、電磁ソレノイド2の異常な温度
上昇が起こるという欠点を有していた。
また主サイリスタ3は交流電源の正の半サイクルのほぼ
始めの部分でゲート・トリガされ更に電磁ソレノイド2
のインダクタンスによってアノード電流の立上がシを抑
制されているため該サイリスタのターンオンが不安定に
なるという欠点を有していた。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくしこの
執の瞬間作動工具において、連続した正の半サイクルの
電流が電磁ソレノイドに供給されるのを防止し確実に正
の半サイクルのみの電流が該電磁ソレノイドに供給され
るように1ステーブルづまり、2度打ち、電磁ソレノイ
ドの異常温度上昇を排除し併せてサイリスクのターンオ
ンを安定化することにある。
本発明の具体的実施例を示す第3図に於て、同図では上
記第1図に示した制御装置と同一部分には同一番号を付
してあ択 15は主サイリスタ3(以下SCRと略記す
る。
)と電磁ソレノイド2との間に5CR3と同極性に接続
されたダイオードであり、16.17はその一端を直列
に接続された抵抗器、ダイオードであシその両端はそれ
ぞれ補助サイリスタ4(以下5CR4と略記する。
)、5CR3のアノードに接続されている。
上記の構成において起動スイッチを投入しない図示の実
線の状態に於て制御装置を交流電源1に接続すると、コ
ンデンサ12は交流電圧を抵抗器io、itで分圧した
電圧まで図示の極性に充電される。
ツェナーダイオード7のカソードからは交流電源1の正
の半サイクルをツェナー電圧でクリップした信号が出力
され、コンデンサ8、抵抗器9は微分回路を構成するた
め5CFt4のゲートには交流電源1の正の半サイクル
のほぼ始めの部分と同期したゲート・トリガパルスが常
時出力される。
ただしこの状態に於ては5CR4にアノード電流が与え
られないため、5CR4はターンオンしない。
またS CR,のゲート・トリガパルスは抵抗器5を通
って5CR3のゲートに送られるが、該パルスによって
S CR4はターンオンするが、5CR3はターンオン
しないようにS CR,3゜S CR4を選定する。
起動スイッチ14を投入−図示の点線の状態にすると、
起動スイッチ投入後の最初の交流電源1の正の半サイク
ルの始めの部分においてS CR4がターンオンするた
め、5C−R3はコンデンサ12の放電によるゲート電
流が与えられたターンオンし、電源交流の正のほぼ半サ
イクルの電流を電磁ソレノイド2に供給する。
電、磁ソレノイド2の励磁によって図示しないプランジ
ャ等が吸引降下し、ステープル、釘等を板に打ち込み所
定の作業が行なわれる。
上記の動作は前述の従来回路と同様である。
さて本発明によればS CR,4のアノードと5C−R
3のアノードの間に抵抗器16、ダイオード17が直列
に接続し、コンデンサ12の放電回路を構成しているだ
め、起動スイッチ14を5CR4のゲート・トリガと同
時のタイミングで投入した場合(第4図a、b)、S
CR,4のゲート・トリガパルスが消失した後まで続く
起動スイッチ14の接点のチャックリングによってS
CR,のアノード電流が瞬時画たれるため、一旦ターン
オンしたS CR4はゲート・トリガパルスがなくなる
と同時に再びターンオンするが、コンデンサ12の残留
電荷は抵抗器16、ダイオード17.5CR3のアノー
ドを通ってすみやかに放電されるため(第4図c)、5
CR3が連続して正の半サイクルの電流を電磁ソレノイ
ド2に供給することはない(第4図e)。
また、コンデンサ12は5CR3がターンオン後、該S
CRのゲート電流ドアノード電流を同時に与えるため、
電磁ソレノイド2によるアノード電流が十分な値になる
までSCR3にラッチング電流値以上のアノード電流を
与えることができるので、5CR3のターンオンを安定
化することができる。
ダイオード15は、起動スイッチ投入後、交流電源1の
負の半サイクルにおいて、図示と逆の極性に充電される
のを防止するだめに接続される。
本発明の効果は以下の如くである。
1 連続した正の半サイクルの電流が電磁ソレノイドに
供給されるのが防止できるため、ステープルづまシ、2
度打ち、電溶ソレノイドの異常温度上昇を排除できる。
2 サイリスクのターンオンを安定化することができる
本発明の他の具体的実施例を第5図に示す。
本実施例は、電磁ソレノイドを2つ設け、おのおの電磁
ソレノイドに連続した正負の半サイクルづつの電流を供
給し、図示しないプランジャ等を遂次吸引降下させ、打
込力を強力にしたものであり、同図に於ては、上記第1
図および第2図に示した制御装置と同一部分には同一番
号を付してあり、18は電磁ソレノイド、19はサイリ
スク(以下SCRと略記する。
)であシ、これらは交流電源1に直列に接続されている
20は5CR1,のゲート・トリガ回路である。
21は5CR4と同極性に直列罠接続されたダイオード
である。
図において起動スイッチ14を投入すると、交流電源1
の正の半サイクルの始めの部分において5CR3がター
ンオンし、正の半サイクルにわたる電流を電磁ソレノイ
ド2に供給する。
電磁ソレノイド2に供給される電流がピーク値を過ぎる
とその両端の電位はそれまでとは反対に5CR3のアノ
ード側が高電位とな、り% 5CR19にゲート・トリ
ガ電流が流れる。
5CR19は、5CR3がターンオンした電源交流の正
の半サイクルに続く負の半サイクルの始めの部分に於て
ターンオンム該負の半サイクルにわたる電流を電磁ソレ
ノイド18に供給する。
ダイオード21は、その順方向電圧降下特性を利用し、
コンデンサ12の5CR3のアノードを介した放電回路
よシも5CR3のゲートを介した放電回路の順方向電圧
降下を大きく―コンデンサ12の5CR3のアノードへ
の放電後も残るダイオード17と5CR3の順電圧降下
電圧の和の充電電圧に等しい残留電荷が次の正の半サイ
クルの始めの部分でS CFt4のゲート・トリガによ
って5CR3のゲートに放電され、該SCRをターンオ
ンするのを防止−5CR3の連続通電防止を一層確実に
達成する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の瞬間作動工具の制御装置の電気的結線図
を示し、第2図は該従来の制御装置によるタイミングチ
ャートを示す。 第3図は本発明による制御装置の実施例を示―第4図は
該本発明による制御装置のタイミングチャートを示す。 第5図は本発明の他の実施例を示す。 図において、1は交流電源、2は電磁ソレノイド、3は
主サイリスク、4は補助サイリスク、12はコンデンサ
、14は起動スイッチ、22はコンデンサ12の放電回
路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電磁ソレノイドを介して交流電源の両端に主サイリ
    スタを接続し、且つ前記主サイリスタのゲート・カソー
    ド間に補助サイリスタ、コンデンサ、起動スイッチを直
    列に接続して前記主サイリスタのゲート回路を構成L−
    前記起動スイッチの投入によって前記補助サイリスタが
    交流電源と同期したパルスを得て前記主サイリスタにゲ
    ート電流を与え前記主サイリスタが電源交流のほぼ半サ
    イクルの電流を前記電磁ソレノイドに供給するものにお
    いて、前記補助サイリスクのアノードと前記主サイリス
    タのアノード間に前記コンデンサの放電回路を接続して
    なることを特徴とする瞬間作動工具の制御装置。
JP15998376A 1976-12-28 1976-12-28 瞬間作動工具の制御装置 Expired JPS5932273B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15998376A JPS5932273B2 (ja) 1976-12-28 1976-12-28 瞬間作動工具の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15998376A JPS5932273B2 (ja) 1976-12-28 1976-12-28 瞬間作動工具の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5383175A JPS5383175A (en) 1978-07-22
JPS5932273B2 true JPS5932273B2 (ja) 1984-08-07

Family

ID=15705426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15998376A Expired JPS5932273B2 (ja) 1976-12-28 1976-12-28 瞬間作動工具の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5932273B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54116699A (en) * 1978-03-03 1979-09-11 Hitachi Koki Kk Controller of instantaneous working tool
JPS5727676A (en) * 1980-07-22 1982-02-15 Max Co Ltd Drive control circuit for motor striking tool
JPS5727675A (en) * 1980-07-22 1982-02-15 Max Co Ltd Drive control circuit for motor striking tool

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5383175A (en) 1978-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4878147A (en) Electromagnetic coil drive device
JPH0213553B2 (ja)
EP0398526B1 (en) Improved power supply circuit for a gaseous discharge tube device
JPS5932273B2 (ja) 瞬間作動工具の制御装置
JPS6325641Y2 (ja)
US4334177A (en) DC Motor control circuit
JP4502659B2 (ja) パルス発生装置
US3936706A (en) Control circuit
WO2000011784A1 (en) A high voltage pulse generator using a non-linear capacitor
CN110880398B (zh) 用于低压和中压应用的线圈致动器
US6465985B2 (en) Arrangement including means for displaying a charging state
JP2902703B2 (ja) 調光式ストロボの制御回路
JPS61109458A (ja) スイツチング電源
JP2778778B2 (ja) 調光式ストロボの制御回路
JP3061320B2 (ja) 電磁接触器
JPH0722603Y2 (ja) 点火装置
JPS62173Y2 (ja)
JPS5915056Y2 (ja) 電磁ソレノイドの付勢回路
JP2797298B2 (ja) 内燃機関用無接点点火装置
JP3881090B2 (ja) パルス発生器
JP3198592B2 (ja) リモコンリレー制御装置
JPS5838559Y2 (ja) 放電管制御回路
JP2003133619A (ja) ピーキングコンデンサの電圧クランプ方法、およびパルス電源装置
JPS6226562B2 (ja)
JPS6033634B2 (ja) コンデンサによつて駆動される電動工具における電磁ソレイドの制御回路