JPS6226562B2 - - Google Patents
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- JPS6226562B2 JPS6226562B2 JP18701880A JP18701880A JPS6226562B2 JP S6226562 B2 JPS6226562 B2 JP S6226562B2 JP 18701880 A JP18701880 A JP 18701880A JP 18701880 A JP18701880 A JP 18701880A JP S6226562 B2 JPS6226562 B2 JP S6226562B2
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- Japan
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- solenoid
- circuit
- thyristor
- trigger
- half cycle
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 17
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/18—Circuit arrangements for obtaining desired operating characteristics, e.g. for slow operation, for sequential energisation of windings, for high-speed energisation of windings
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、交流電源を駆動源とする電磁ソレノ
イドの駆動制御回路に関し、特に上記ソレノイド
に供給される交流電源のワンサイクルの供給タイ
ミングを任意に制御し得る駆動制御回路に関する
ものであり、特に電動打撃工具の打撃駆動源とし
て有用なものである。
イドの駆動制御回路に関し、特に上記ソレノイド
に供給される交流電源のワンサイクルの供給タイ
ミングを任意に制御し得る駆動制御回路に関する
ものであり、特に電動打撃工具の打撃駆動源とし
て有用なものである。
一般に、電動打撃工具においては、打撃用電磁
ソレノイドの可動鉄心に剛性結合されたロツド状
又はブレード状ドライバを打撃用電磁ソレノイド
の励磁又は消磁により往復動させ、並列連結され
た釘又はステープルを被打込材に連続的に打込む
ようにしている。
ソレノイドの可動鉄心に剛性結合されたロツド状
又はブレード状ドライバを打撃用電磁ソレノイド
の励磁又は消磁により往復動させ、並列連結され
た釘又はステープルを被打込材に連続的に打込む
ようにしている。
打撃用電磁ソレノイドを励磁させる方法にはコ
ンデンサ駆動型と交流電源駆動型の二種類が提案
されている。交流電源駆動型の電動打撃工具は、
コンデンサ駆動型のものに比較して極めて軽量、
かつ、小型のものとすることができること、即ち
操作性能が秀れていること、駆動用コンデンサの
充電及び放電の二制御に対して交流電源の通電の
制御のみでよいこと、駆動用コンデンサの時定数
に制約されないから速射性が秀れていること等の
特徴を有しているため、最近広く使用されるよう
になつて来た。
ンデンサ駆動型と交流電源駆動型の二種類が提案
されている。交流電源駆動型の電動打撃工具は、
コンデンサ駆動型のものに比較して極めて軽量、
かつ、小型のものとすることができること、即ち
操作性能が秀れていること、駆動用コンデンサの
充電及び放電の二制御に対して交流電源の通電の
制御のみでよいこと、駆動用コンデンサの時定数
に制約されないから速射性が秀れていること等の
特徴を有しているため、最近広く使用されるよう
になつて来た。
従来、上記交流電源駆動型の電撃打撃工具の中
で、ドライバのストロークが短かい小型のものに
おいては、大きな打撃力を得るために交流電源の
ワンサイクルを電磁ソレノイドに供給し、該ソレ
ノイドを駆動しているものが有る。
で、ドライバのストロークが短かい小型のものに
おいては、大きな打撃力を得るために交流電源の
ワンサイクルを電磁ソレノイドに供給し、該ソレ
ノイドを駆動しているものが有る。
ところで、上記構造の電動打撃工具において
は、第1図に示すようにドライバの起動初期の加
速度が小さいために交流電源の電圧V′の後半の
半サイクルに印加されてもあまり加速度は増大せ
ずドライバの打撃時におけるエネルギ(出力)
(Kg・m)が打撃に際して十分なものとなつてい
ないのが実情である。
は、第1図に示すようにドライバの起動初期の加
速度が小さいために交流電源の電圧V′の後半の
半サイクルに印加されてもあまり加速度は増大せ
ずドライバの打撃時におけるエネルギ(出力)
(Kg・m)が打撃に際して十分なものとなつてい
ないのが実情である。
また、交流電源の電流A′は打撃終了後におい
ても多量にソレノイドに供給され続けるためにコ
イルの発熱時間が長くなり、ソレノイドの消耗を
早める結果となるものであり、耐久性に乏しく、
また電流の無駄な使用ともなり電力の消費量の削
減化に対して逆行するものである。
ても多量にソレノイドに供給され続けるためにコ
イルの発熱時間が長くなり、ソレノイドの消耗を
早める結果となるものであり、耐久性に乏しく、
また電流の無駄な使用ともなり電力の消費量の削
減化に対して逆行するものである。
なお、第1図において横軸は時間tを表わし、
D′はドライバの速度特性を示す波形図であり、
t′1は始動地点位置、t′2はドライバが釘を打撃し
た地点を示すものである。
D′はドライバの速度特性を示す波形図であり、
t′1は始動地点位置、t′2はドライバが釘を打撃し
た地点を示すものである。
すなわち、上記従来のものにおいては、交流電
源のワンサイクルが電磁ソレノイドに有効的に供
給されていないものであつた。
源のワンサイクルが電磁ソレノイドに有効的に供
給されていないものであつた。
そこで、本発明は上記従来の欠点を解消するた
めに提案されたものであり、交流電源のワンサイ
クルを電磁ソレノイドに有効的に供給し得るよう
に制御することにより、該ソレノイドによつて駆
動するドライバの打撃時におけるエネルギー(出
力)が増大し得るようにすることを目的とする。
めに提案されたものであり、交流電源のワンサイ
クルを電磁ソレノイドに有効的に供給し得るよう
に制御することにより、該ソレノイドによつて駆
動するドライバの打撃時におけるエネルギー(出
力)が増大し得るようにすることを目的とする。
また、本発明は打撃終了後における上記ソレノ
イドのコイルの発熱を減少させることにより上記
ソレノイドの耐久性を向上させるとともに電力消
費量の削減化を図ることを目的とする。
イドのコイルの発熱を減少させることにより上記
ソレノイドの耐久性を向上させるとともに電力消
費量の削減化を図ることを目的とする。
さらに、また、本発明は電動打撃工具の軽量化
を図ることを目的とする。
を図ることを目的とする。
以下、本発明の一実施例を図面に基づき具体的
に説明する。
に説明する。
第2図は本発明に係る電磁ソレノイドの駆動制
御回路を示す図である。この駆動制御回路1は、
一個の電磁ソレノイド2と、交流電源3に同期し
位相の可変自在なトリガパルス発生回路4と、上
記ソレノイド2に交流電源3の正の半サイクルを
供給する第1のサイリスタとなる電源供給用トラ
イアツク5と、上記ソレノイド2に交流電源3の
負の半サイクルを供給する第2のサイリスタとな
る電源供給用サイリスタ6と、上記電源供給用ト
ライアツク5に上記パルス発生回路4からのトリ
ガパルスを供給するトリガ回路7と、上記電源供
給用サイリスタ6にトリガパルスを供給する転流
回路8とから構成されている。
御回路を示す図である。この駆動制御回路1は、
一個の電磁ソレノイド2と、交流電源3に同期し
位相の可変自在なトリガパルス発生回路4と、上
記ソレノイド2に交流電源3の正の半サイクルを
供給する第1のサイリスタとなる電源供給用トラ
イアツク5と、上記ソレノイド2に交流電源3の
負の半サイクルを供給する第2のサイリスタとな
る電源供給用サイリスタ6と、上記電源供給用ト
ライアツク5に上記パルス発生回路4からのトリ
ガパルスを供給するトリガ回路7と、上記電源供
給用サイリスタ6にトリガパルスを供給する転流
回路8とから構成されている。
上記トリガパルス発生回路4は、上記交流電源
3の入力端子3a,3b間に直列接続された電圧
位相制御用抵抗器9及び第1のSCR10と、こ
の第1のSCR10のゲートと一方の入力端子3
b間に直列接続された第1のダイアツク11及び
第1のコンデンサ12と、上記抵抗器9、第1の
SCR10、第1のダイアツク11、第1のコン
デンサ12との接続点30に一方の接続端子13
aが接続された第2のダイアツク13とから構成
されている。
3の入力端子3a,3b間に直列接続された電圧
位相制御用抵抗器9及び第1のSCR10と、こ
の第1のSCR10のゲートと一方の入力端子3
b間に直列接続された第1のダイアツク11及び
第1のコンデンサ12と、上記抵抗器9、第1の
SCR10、第1のダイアツク11、第1のコン
デンサ12との接続点30に一方の接続端子13
aが接続された第2のダイアツク13とから構成
されている。
上記構成からなるトリガパルス発生回路4は、
第3図に示すように、上記コンデンサと抵抗器9
との時定数に応じて位相制御され、第3図Aに示
す交流電圧波形に対し任意の位相差すなわち後述
するトリガパルス信号を正の半サイクルのピーク
近傍で発生させるに好適な位相差を有する第3図
Bに示すような波形の電圧により各第1のSCR
10、第1のダイアツク11、第2のダイアツク
13が作動する。すなわち、上記第1のダイアツ
ク11は第3図Bに示す電圧において、正の半サ
イクルの時間t10における電圧V2によつてトリガ
される。ここで正の半サイクルの時間t10は交流
電源3のピーク近傍のタイミングとすることがで
き、この時間t10と後述する時間t10′によりトリガ
パルス信号(第3図G参照)を形成し、トリガ回
路を介して後述する電源供給用トライアツク5の
制御を行つて、交流電圧(第3図A参照)のピー
ク近傍の時点でソレノイド2を通電することがで
きる。このダイアツク11のターンオン動作によ
り上記第1のSCR10はトリガされ、このSCR
10は第3図Cに示すように所定期間T2の間タ
ーンオン動作する。すると、上記第2のダイアツ
ク13の一方の接続端子13a側には第3図Dに
示す交流電圧が印加される状態となる。
第3図に示すように、上記コンデンサと抵抗器9
との時定数に応じて位相制御され、第3図Aに示
す交流電圧波形に対し任意の位相差すなわち後述
するトリガパルス信号を正の半サイクルのピーク
近傍で発生させるに好適な位相差を有する第3図
Bに示すような波形の電圧により各第1のSCR
10、第1のダイアツク11、第2のダイアツク
13が作動する。すなわち、上記第1のダイアツ
ク11は第3図Bに示す電圧において、正の半サ
イクルの時間t10における電圧V2によつてトリガ
される。ここで正の半サイクルの時間t10は交流
電源3のピーク近傍のタイミングとすることがで
き、この時間t10と後述する時間t10′によりトリガ
パルス信号(第3図G参照)を形成し、トリガ回
路を介して後述する電源供給用トライアツク5の
制御を行つて、交流電圧(第3図A参照)のピー
ク近傍の時点でソレノイド2を通電することがで
きる。このダイアツク11のターンオン動作によ
り上記第1のSCR10はトリガされ、このSCR
10は第3図Cに示すように所定期間T2の間タ
ーンオン動作する。すると、上記第2のダイアツ
ク13の一方の接続端子13a側には第3図Dに
示す交流電圧が印加される状態となる。
一方、上記第2のダイアツク13は第3図Bと
同じように第3図Eに示す位相のずれた電圧にお
いて、正の半サイクルの時間t′10における電圧V1
によつてトリガされる。すると、このダイアツク
13は第3図Fに示すように所定期間T1の間タ
ーンオン動作する。このダイアツク13のターン
オン動作により他方の接続端子13b側には第3
図Gに示すトリガパルス信号が得られる。このト
リガパルスによつて前記トリガ回路7を構成する
第2のSCR15がトリガされる。
同じように第3図Eに示す位相のずれた電圧にお
いて、正の半サイクルの時間t′10における電圧V1
によつてトリガされる。すると、このダイアツク
13は第3図Fに示すように所定期間T1の間タ
ーンオン動作する。このダイアツク13のターン
オン動作により他方の接続端子13b側には第3
図Gに示すトリガパルス信号が得られる。このト
リガパルスによつて前記トリガ回路7を構成する
第2のSCR15がトリガされる。
前記トリガ回路7において、起動スイツチ14
をON作動すると、このトリガ回路7を構成する
上記起動スイツチ14に直列に接続された第1の
コンデンサ16に上記第2のSCR15を介して
カソード電流が充電される。このコンデンサ16
は二回励磁防止用のもので、上記スイツチ14が
ON作動している時に交流電源3がワンサイクル
以上前記ソレノイド2に供給されないように制御
するように第2の抵抗器16との時定数が設定さ
れている。
をON作動すると、このトリガ回路7を構成する
上記起動スイツチ14に直列に接続された第1の
コンデンサ16に上記第2のSCR15を介して
カソード電流が充電される。このコンデンサ16
は二回励磁防止用のもので、上記スイツチ14が
ON作動している時に交流電源3がワンサイクル
以上前記ソレノイド2に供給されないように制御
するように第2の抵抗器16との時定数が設定さ
れている。
一方、上記入力端子3a,3b間には交流電源
3からのワンサイクルの駆動電流をソレノイド2
に一方向に流すための全波整流回路17が接続さ
れてなる。この整流回路17は、前記電源供給用
トライアツク5と前記電源供給用サイリスタ6
と、第1及び第2のダイオード18,19をブリ
ツジ状に接続し構成してなる。そして、上記整流
回路17の出力端子間、すなわち上記トライアツ
ク5の一方のアーノードと上記サイリスタ6のア
ーノードとの間の接続点20と、上記第1及び第
2のダイオード18,19の間の接続点21との
間には前記電磁ソレノイド2が接続されている。
また、その接続点21からは転流回路8を構成す
るように直列に転流用コンデンサ22と抵抗が配
されており、この転流回路の他端は上記サイリス
タ6のゲートに接続されている。ここで、この転
流回路について簡単に説明を加えると、前記電源
供給用トライアツク5がON動作しているとき
(正の半サイクルの一部)に、前記サイリスタ6
のカソード・ゲートに流れる電流によつて前記コ
ンデンサ22を充電し、正の半サイクル終了時点
で、このコンデンサ22に充電された電位を以て
前記サイリスタ6を負の半サイクル時に導通させ
る回路である。
3からのワンサイクルの駆動電流をソレノイド2
に一方向に流すための全波整流回路17が接続さ
れてなる。この整流回路17は、前記電源供給用
トライアツク5と前記電源供給用サイリスタ6
と、第1及び第2のダイオード18,19をブリ
ツジ状に接続し構成してなる。そして、上記整流
回路17の出力端子間、すなわち上記トライアツ
ク5の一方のアーノードと上記サイリスタ6のア
ーノードとの間の接続点20と、上記第1及び第
2のダイオード18,19の間の接続点21との
間には前記電磁ソレノイド2が接続されている。
また、その接続点21からは転流回路8を構成す
るように直列に転流用コンデンサ22と抵抗が配
されており、この転流回路の他端は上記サイリス
タ6のゲートに接続されている。ここで、この転
流回路について簡単に説明を加えると、前記電源
供給用トライアツク5がON動作しているとき
(正の半サイクルの一部)に、前記サイリスタ6
のカソード・ゲートに流れる電流によつて前記コ
ンデンサ22を充電し、正の半サイクル終了時点
で、このコンデンサ22に充電された電位を以て
前記サイリスタ6を負の半サイクル時に導通させ
る回路である。
前記スイツチ14をON作動しても、前述のト
リガパルスがなければトリガ回路7の第2の
SCR15はターンオンせず、前記整流回路17
のトライアツク5がターンオン動作することもな
いが、前記スイツチ14のON作動時に前記トリ
ガパルスが前記トリガパルス発生回路4から送ら
れてきた場合には、トリガ回路7の第2のSCR
15はターンオンすることになり、これによつて
前記整流回路17のトライアツク5がターンオン
動作することになる。そうすると、上記電磁ソレ
ノイド2には上記交流電源3の正の電流がこのト
ライアツク5を介して第2図中矢印A方向に示す
如く流れる。この時、上記正の電流は上記転流回
路8を構成する転流用コンデンサ22に供給さ
れ、該コンデンサ22は充電される。
リガパルスがなければトリガ回路7の第2の
SCR15はターンオンせず、前記整流回路17
のトライアツク5がターンオン動作することもな
いが、前記スイツチ14のON作動時に前記トリ
ガパルスが前記トリガパルス発生回路4から送ら
れてきた場合には、トリガ回路7の第2のSCR
15はターンオンすることになり、これによつて
前記整流回路17のトライアツク5がターンオン
動作することになる。そうすると、上記電磁ソレ
ノイド2には上記交流電源3の正の電流がこのト
ライアツク5を介して第2図中矢印A方向に示す
如く流れる。この時、上記正の電流は上記転流回
路8を構成する転流用コンデンサ22に供給さ
れ、該コンデンサ22は充電される。
そして、上記ソレノイド2への交流電源3の正
の半サイクルの供給が終了すると、上記サイリス
タ6は上記転流回路8のコンデンサ22の放電電
圧によつてターンオン動作し、上記ソレノイド2
には交流電源3からの負の半サイクルの駆動電流
が上記サイリスタ6を介して第2図中矢印A方向
に流れる。
の半サイクルの供給が終了すると、上記サイリス
タ6は上記転流回路8のコンデンサ22の放電電
圧によつてターンオン動作し、上記ソレノイド2
には交流電源3からの負の半サイクルの駆動電流
が上記サイリスタ6を介して第2図中矢印A方向
に流れる。
したがつて、前記起動スイツチ14をON作動
すると、まず上記電磁ソレノイド2は前記トリガ
パルス発生回路4によつて電圧の立上がりが制御
された交流電圧の正の半サイクルの途中すなわち
そのピーク近傍における電圧によつて駆動し、そ
の後前記転流回路8により交流電圧の負の半サイ
クルの電圧によつて駆動する。
すると、まず上記電磁ソレノイド2は前記トリガ
パルス発生回路4によつて電圧の立上がりが制御
された交流電圧の正の半サイクルの途中すなわち
そのピーク近傍における電圧によつて駆動し、そ
の後前記転流回路8により交流電圧の負の半サイ
クルの電圧によつて駆動する。
次に、上述のように駆動する電磁ソレノイド2
を備えた電動釘打機の釘打込み一行程について第
4図の電磁ソレノイド駆動特性図に従い説明す
る。なお、第4図において横軸は時間tを表わす
ものであり、t1は釘打用ドライバの始動地点、t2
はそのドライバが釘を打撃した地点を示すもので
ある。また、Vは交流電圧、Aは交流電流、Dは
ドライバの速度を表わす特性図である。
を備えた電動釘打機の釘打込み一行程について第
4図の電磁ソレノイド駆動特性図に従い説明す
る。なお、第4図において横軸は時間tを表わす
ものであり、t1は釘打用ドライバの始動地点、t2
はそのドライバが釘を打撃した地点を示すもので
ある。また、Vは交流電圧、Aは交流電流、Dは
ドライバの速度を表わす特性図である。
先ず、前記起動スイツチ14をON作動する
と、上記電磁ソレノイド2には正の半サイクルの
立ち上がりが制御された電圧Vが印加される。こ
のように、上記ソレノイド2に最初に印加される
電圧を制御することにより、正の半サイクルのピ
ーク近傍の電圧が印加されることから、ソレノイ
ド2の動作の初期に大きな出力を出すことがで
き、ドライバの起動時における加速度はこの実施
例と同一条件で測定された前記第1図に示すもの
と比べて大きくなる。このように、上記ドライバ
の起動時の加速度が大きいと負の半サイクルの電
圧のピーク値がソレノイド2に印加される地点t3
におけるドライバの速度は大きいものとなり、最
終的に打撃地点t2におけるドライバの速度は実験
の結果9.98m/sとなり、前記従来のものにおける
ドライバの速度8.58m/sと比較して約15%大きい
ものとなつた。
と、上記電磁ソレノイド2には正の半サイクルの
立ち上がりが制御された電圧Vが印加される。こ
のように、上記ソレノイド2に最初に印加される
電圧を制御することにより、正の半サイクルのピ
ーク近傍の電圧が印加されることから、ソレノイ
ド2の動作の初期に大きな出力を出すことがで
き、ドライバの起動時における加速度はこの実施
例と同一条件で測定された前記第1図に示すもの
と比べて大きくなる。このように、上記ドライバ
の起動時の加速度が大きいと負の半サイクルの電
圧のピーク値がソレノイド2に印加される地点t3
におけるドライバの速度は大きいものとなり、最
終的に打撃地点t2におけるドライバの速度は実験
の結果9.98m/sとなり、前記従来のものにおける
ドライバの速度8.58m/sと比較して約15%大きい
ものとなつた。
また、上記ソレノイド2によるドライバの打撃
時におけるエネルギー(出力)Eについて、実験
した結果、上記実施例のものはE=0.585Kg・
m、前記第1図に示す従来のものはE′=0.432
Kg・mとなり、前記従来のものと比較して約10%
増大することができる。
時におけるエネルギー(出力)Eについて、実験
した結果、上記実施例のものはE=0.585Kg・
m、前記第1図に示す従来のものはE′=0.432
Kg・mとなり、前記従来のものと比較して約10%
増大することができる。
一方、上記ソレノイド2に供給される交流電流
Aは、打撃地点t2においては、略0電流に戻り、
上記ソレノイド2への供給が終了している。した
がつて、上記ソレノイド2への電流の無駄な供給
は殆ど無く、電力消費量を従来よりも削減するこ
とができる。また、コイルの発熱も減少し、電磁
ソレノイド2の耐久性が向上する。
Aは、打撃地点t2においては、略0電流に戻り、
上記ソレノイド2への供給が終了している。した
がつて、上記ソレノイド2への電流の無駄な供給
は殆ど無く、電力消費量を従来よりも削減するこ
とができる。また、コイルの発熱も減少し、電磁
ソレノイド2の耐久性が向上する。
以上の説明から明らかなように本発明によれ
ば、交流電圧のピーク近傍のタイミングで発生す
るトリガパルスによつて、ソレノイドの作動の初
期に大きな出力を出させることができ、交流電流
のワンサイクルを電磁ソレノイドに無駄なく有効
的に供給することができるので、該ソレノイドに
よるドライバの打撃時におけるエネルギー(出
力)は大きなものとなる。したがつて、この電磁
ソレノイドによつて打込力の大きい打撃工具を提
供することができる。
ば、交流電圧のピーク近傍のタイミングで発生す
るトリガパルスによつて、ソレノイドの作動の初
期に大きな出力を出させることができ、交流電流
のワンサイクルを電磁ソレノイドに無駄なく有効
的に供給することができるので、該ソレノイドに
よるドライバの打撃時におけるエネルギー(出
力)は大きなものとなる。したがつて、この電磁
ソレノイドによつて打込力の大きい打撃工具を提
供することができる。
また、上記ドライバの打撃終了後におけるコイ
ルの発熱を減少させることができるので電力消費
量の削減化を図ることができる。
ルの発熱を減少させることができるので電力消費
量の削減化を図ることができる。
また、本発明によれば、1個の電磁ソレノイド
によつて大きな出力を得ることができるので、軽
量化が望まれている小型の電動打撃工具に対して
は多大な効果を発揮するものである。
によつて大きな出力を得ることができるので、軽
量化が望まれている小型の電動打撃工具に対して
は多大な効果を発揮するものである。
第1図は従来の電磁ソレノイドの駆動特性を示
す波形図、第2図は本発明の一実施例を示す駆動
制御回路図。第3図はトリガパルス発生回路のタ
イムチヤートであり、第3図Aは交流電圧の波形
図、第3図Bは抵抗器及びコンデンサの時定数に
よつて位相がずれた交流電圧の波形図、第3図C
は第1のSCRの出力波形図、第3図Dは第2の
ダイアツクの一方の接続端子側に印加される電圧
の波形図、第3図Eは上記第3図Bと同様に位相
のずれた波形図、第3図Fは第2のダイアツクの
出力波形図、第3図Gはトリガパルス発生回路か
ら得られる出力波形図である。第4図は上記実施
例における電磁ソレノイドの駆動特性を示す波形
図である。 1…駆動制御回路、2…電磁ソレノイド、3…
交流電源、4…トリガパルス発生回路、5…電源
供給用トライアツク、6…電源供給用サイリス
タ、7…トリガ回路、8…転流回路。
す波形図、第2図は本発明の一実施例を示す駆動
制御回路図。第3図はトリガパルス発生回路のタ
イムチヤートであり、第3図Aは交流電圧の波形
図、第3図Bは抵抗器及びコンデンサの時定数に
よつて位相がずれた交流電圧の波形図、第3図C
は第1のSCRの出力波形図、第3図Dは第2の
ダイアツクの一方の接続端子側に印加される電圧
の波形図、第3図Eは上記第3図Bと同様に位相
のずれた波形図、第3図Fは第2のダイアツクの
出力波形図、第3図Gはトリガパルス発生回路か
ら得られる出力波形図である。第4図は上記実施
例における電磁ソレノイドの駆動特性を示す波形
図である。 1…駆動制御回路、2…電磁ソレノイド、3…
交流電源、4…トリガパルス発生回路、5…電源
供給用トライアツク、6…電源供給用サイリス
タ、7…トリガ回路、8…転流回路。
Claims (1)
- 1 一個の電磁ソレノイドと、交流電源に同期し
位相の可変自在なトリガパルス発生回路と、上記
ソレノイドに交流電源の正の半サイクルを供給す
る第1のサイリスタと、上記ソレノイドに交流電
源の負の半サイクルを供給する第2のサイリスタ
と、上記第1のサイリスタに上記パルス発生回路
からのトリガパルスを起動スイツチを介して供給
するトリガ回路と、上記第2のサイリスタのゲー
トに接続し転流用コンデンサを用いてトリガパル
スを供給する転流回路とを備え、上記パルス発生
回路によつて得られる任意の位相に設定自由なト
リガパルスを上記トリガ回路の上記起動スイツチ
のON動作時に該トリガ回路を介して上記第1の
サイリスタに供給することにより交流電源を正の
半サイクルの途中から上記ソレノイドに供給し、
続く負の半サイクルの交流電源を上記第2のサイ
リスタを介して上記ソレノイドに供給するように
したことを特徴とする電磁ソレノイドの駆動制御
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18701880A JPS57113207A (en) | 1980-12-30 | 1980-12-30 | Drive control circuit for electromagnetic solenoid |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18701880A JPS57113207A (en) | 1980-12-30 | 1980-12-30 | Drive control circuit for electromagnetic solenoid |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57113207A JPS57113207A (en) | 1982-07-14 |
JPS6226562B2 true JPS6226562B2 (ja) | 1987-06-09 |
Family
ID=16198751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18701880A Granted JPS57113207A (en) | 1980-12-30 | 1980-12-30 | Drive control circuit for electromagnetic solenoid |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57113207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01300053A (ja) * | 1988-04-09 | 1989-12-04 | Daimler Benz Ag | 内燃機関の燃料噴射装置 |
-
1980
- 1980-12-30 JP JP18701880A patent/JPS57113207A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01300053A (ja) * | 1988-04-09 | 1989-12-04 | Daimler Benz Ag | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57113207A (en) | 1982-07-14 |
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