JPS5932190B2 - 塗布方法及び装置 - Google Patents

塗布方法及び装置

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Publication number
JPS5932190B2
JPS5932190B2 JP5766976A JP5766976A JPS5932190B2 JP S5932190 B2 JPS5932190 B2 JP S5932190B2 JP 5766976 A JP5766976 A JP 5766976A JP 5766976 A JP5766976 A JP 5766976A JP S5932190 B2 JPS5932190 B2 JP S5932190B2
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JP
Japan
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bar
coating
liquid
coating method
web
Prior art date
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Expired
Application number
JP5766976A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52140549A (en
Inventor
真太郎 久住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPS52140549A publication Critical patent/JPS52140549A/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塗布方法及び塗布装置に関し、特にバーコー
ターを用いたものに関する。
従来から、ワイャーバーコーター、ロッドコーターなど
と呼ばれる塗布方式は、操作の簡便さ、経済性高速塗布
が可能な事、薄層塗布が容易なことなどの点から広く用
いられている。
第1図はバーを用いた塗布方式を示したものである。
第1図中、1はウェブ、2は塗布液、3はアプリケータ
ロール、4はバー、5はバー受け、6はかきあげられた
塗布液、7はバーでメタリングされた塗布液を示し、8
はバーでかき落された塗布液の循環系を示す。
ところがこれら従来技術には下記のような欠点があつた
1、塗布スタート時バーの部分にアワが発生し、これが
アワスジという塗布故障をもたらす。
2、塗布中及び塗布後にバーの部分を洗浄する時には、
バーを機械より取りはずしパーないしバー受けをそれぞ
れ別途に洗浄せねばならなかつた。
このバーの脱着ない装填は非常に時間と手間を要し、特
に連続運転ないし精度の要求される塗布の場合には大き
な障害となつていた。この発明の目的は、第1に、バー
コードにおけるアワスジ防止を可能とした塗布方法及び
塗布装置を提供することである。第2にバー部の洗浄を
バーを機械から取りはずすことなくなしうる塗布方法及
び塗布装置を提供することである。
第3に塗布液を支持体に含浸させて、見かけ塗布量は零
の場合でも、アワの発生なくスクイーズできるバーコー
ターを提供することである。
この発明の第4の目的はバー部に異物がはさまつた際、
バー部を機械からとり外すことなく、オンラインでバー
部の異物を除去出来る塗布方法及び塗布装置を提供する
ことである。この発明の第5の目的はバーコードにおけ
るウェブ両端部以外のバー部で発生するアワスジを完全
に防止出来る塗布方法及び塗布装置を提供することにあ
る。
この発明の第6の目的はアワスジの発生のない高速塗布
方法及び装置を提供することにある。
即ち、本発明者らはバーコードにおけるアワスジは、塗
布スタート時にバーが液で完全にぬれないことにより発
生することを見出し、それの改善につとめて、本発明を
開発するに致つた。本発明は塗布されたウェブがバー部
に到達する前に該バーに液体を供給する塗布方法と、バ
ーと、該バーを受けるバー受けと、該バー全巾に液体を
供給するノズルとからなる塗布装置である。
以下本発明の構成要件について詳述する。1、バーない
しバー受けの材質としては、通常のバー塗布に於て用い
られるもの即ち金属(特に耐摩耗性、耐腐食性のあるも
のが要求される。
)ガラス、プラスチツクなどが用いられる。2.塗布液
の種類としては、その塗布液中の固型物の種類や、溶媒
が水系か有機溶剤系かなどに依存しない。
塗布液物性としては、粘度、約0.6〜1000cp 表面張力、約30〜70dyr1/譚 固形分量、約0〜70% 程度のものが好都合である。
3.ウエブの材質としてはプラスチツク(ポリエステル
、ポリオレフイン、三酢酸セルローズ等)紙、金属など
特に限定されるものではなく、その厚さが約10〜10
00μ程度のものに適用できる。
4.塗布量、ウエブスビード、バ一の回転数、バ一の直
径などについては、通常の塗布で用いられる条件が適用
され、たとえば塗布量、約0〜100CC/イ ウエブスピード、約1〜1000m/― バ一回転数、約1〜200rpm(正逆とも)バ一の直
径、約3〜50n程度が適当である。
バ一に供給する液体、供給液量、供給時期、停止時期等
について次に述べる。
供給液体としては塗布液、水、塗布液の溶媒又は有機溶
剤などが用いられる。
供給液量としては、実質的にバ一が液体で濡らされれば
よく、約1〜1000CC/Sec程度の範囲から、塗
布液量、ウエブ速度等を勘案して設定される。
液体の供給時期としては、塗布されたウエブがバ一に触
れる前に液体をバ一に供給し充分バ一のワイヤー目が液
体でぬらされておればよく、長時間にわたつて供給し″
つづける必要はない。
又、液体の供給方法としては、ノズルなどを用いて、バ
一に注液ないし噴霧を行つてもよいし、バ一受けに液を
供給しておいてバ一を浸してもよい。又、本発明の如く
、バ一に液体を供給する方式をとれば塗布中に異物がバ
一部にひつかかつたり、塗布が終了し、バ一の洗浄が必
要になつた時は、バ一を機械から取はずすことなく、液
体をバ一ないしバ一受けに供給することによりその目的
を達することができるという利点も併せもつものである
本発明によれば、下記の効果を奏する。
1.塗布スタート時にウエブの両端部以外に発生するア
ワスジが解消できる。
2.バ一を取りはずさずに洗浄できる。
すなわち従来はバ一を機械からとり外していたものを、
液体をオーバーフロー又は注液形式によりバ一にバ一の
全巾濡れる程度以上に供給することによりオンラインの
状態で解除ができ、かつアワの除去も出来るという相乗
効果も達せられる。3.高速で高粘度の液を塗布するの
に適していると共に低粘度の薄層塗布にも適し、低乾燥
負荷で効率のよい塗布を実施できる。
以下に、実施例をあげて本発明の手法を説明する。
実施例 アクリル系ラテツクス100部にシリカ及びアルミナ粉
末を50部分散混合した液をバーコードにより塗布した
この液粘度は20cp、表面張力は40dyn/Cmで
あつた。
ウエブスピード20m/Mrn、バ一直径8mm、バ一
面長1300mm、バ一回転数50rpm(正転)で、
50μ厚1m巾のポリエチレンテレフタレートに塗布す
るときスタート直後から塗布巾全面にわたり数本〜数十
本のアワスジが発生した。
本発明による液体供給装置により水をバ一部に供給し、
バ一を充分ぬらしておいてから塗布をスタートさせたと
ころ、アワスジの発生は全く見られなかつた。又、バ一
をぬらしたことによる塗布層の希釈された部分は、1m
以内程度であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アプリケーターロールとバ一を用いた塗布の
概略を示し、第2図ないし第3図はバ一部を示す。 図中1はウエブ、2は塗液、3はアプリケーターロール
、4はバ一、5はバ一受け、6はアプリケーターロール
にかき上げられた塗液、7はウエブに塗布された塗液、
8は循環系を示す。 9はバ一に供給する液体を、10はノズルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 バー塗布方法において、塗布されたウェブがバー部
    に到達する前に該バー部に液体を供給する塗布方法。 2 バー塗布方法において、バーと、該バーを受けるバ
    ー受けと、該バー又は該バー受けに液体を供給するノズ
    ルとから成る塗布装置。
JP5766976A 1976-05-19 1976-05-19 塗布方法及び装置 Expired JPS5932190B2 (ja)

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JP5766976A JPS5932190B2 (ja) 1976-05-19 1976-05-19 塗布方法及び装置

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JPS52140549A JPS52140549A (en) 1977-11-24
JPS5932190B2 true JPS5932190B2 (ja) 1984-08-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61181885U (ja) * 1985-05-02 1986-11-13
JPS6353002U (ja) * 1986-09-24 1988-04-09

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