JPS6320072A - 浸漬塗布方法 - Google Patents

浸漬塗布方法

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Publication number
JPS6320072A
JPS6320072A JP16706886A JP16706886A JPS6320072A JP S6320072 A JPS6320072 A JP S6320072A JP 16706886 A JP16706886 A JP 16706886A JP 16706886 A JP16706886 A JP 16706886A JP S6320072 A JPS6320072 A JP S6320072A
Authority
JP
Japan
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article
paint
coated
coating
drops
Prior art date
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Pending
Application number
JP16706886A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Yashiki
雄一 矢敷
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被塗布物品に厚めの塗膜を施した場合に生じ
がちな塗料のタレを抑制する浸漬塗布方法に関する。
〔従来の技術〕
被塗布物品を塗料液に浸漬して引き上げることにより、
その被塗布物品表面に塗膜を形成する、いわゆる浸漬塗
布方法が知られている。この浸漬塗布方法は、被塗布物
品の表面に塗膜を簡単に施すことができるので、広く採
用されているものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、浸漬塗布方法により厚い塗膜を施そうとすると
、被塗布物品を塗料液から引き上げた際に、塗料がしず
くとなって被塗布物品の下方に垂れることがある。そし
て、しずくが垂れているときに被塗布物品を移動させる
と、しずくにより周辺がよごれるので、作業環境を悪く
する。
そこで、このしずくを回収して塗料液に戻すことが考え
られる。しかし、このしずくは、溶剤温度、塗料組成等
において元の塗料液から変化している恐れがある。この
ようなしずくを塗料液に返送することは、その塗料液の
性状を変動させることにもなり、安定した塗布作業を困
難にする。
そこで、本発明は、しずくが被塗布物品の下方から不用
意に垂れることを防止し、更にはしずくの原因となる余
分に塗布された塗膜部分を除去することを目的として開
発された浸漬塗布方法である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の第1の浸漬塗布方法は、その目的を達成するた
め、被塗布物品を塗料浴から引き上げる際、前記被塗布
物品が塗料の液面から離れる直前又は直後に前記被塗布
物品の引き上げ動作を一時的に停止させることを特徴と
する。
また、第2の浸漬塗布方法は、被塗布物品を塗料浴から
引き上げる際、前記被塗布物品が塗料の液面から離れる
直前又は直後に前記被塗布物品の引き上げ動作を一時的
に停止させ、被塗布物品の下部に掻取り具を接触させて
余剰の塗膜を掻き取ることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示した実施例により本発明の特徴を具体的
に説明する。
第1図は、被塗布物品を塗料浴から引き上げた直後の状
態を示す。
塗料lは、タンク2からポンプ3によって送り出され、
供給導管4を経て塗布槽5に送り込まれる。なお、この
供給経路には、フィルター6が設けられており、浮遊物
等を塗料1から除去し、清浄化した塗料1を塗布槽5に
供給している。
この塗料1の供給に伴って、塗布槽5の上部から塗料1
がオーバーフローとなって溢流する。この溢れ出た塗料
1は、樋7及び排出路8を経てタンク2に回収される。
なお、この回収経路には、ごみ等の異物が塗料1に混入
しないように、蓋9が設けられている。また、塗布槽5
内にある塗料1の液面に外気の流れが直接触れないよう
に、フード10が配置されている。
このような塗布槽5を用いて、被塗布物品Aの浸漬塗布
が行われる。被塗布物品Aを塗料1浴に浸漬した後、昇
降装置に連結されているシャフト13により塗料1浴か
ら引き上げる。この引き上げ直後には、被塗布物品Aか
ら塗料のしず(11がたれている。そこで、この間は被
塗布物品Aの引き上げを停止する。
この引き上げ直後というのは、被塗布物品Aが塗料1の
液面から離れた後、おおよそ数秒以内である。しかし、
フード10が設けられている場合にはしず<11の組成
変化が小さく、被塗布物品Aの下端がフード10内にあ
る間にしずり11の垂れ落ちを完了させるようにするこ
とができるので、数秒以上であっても良い。また、被塗
布物品Aの引き上げを停止させる時間は、しず<11の
程度によっても異なるが、垂れ落ちる塗料1の量が問題
にならない程度であれば良い。たとえば、膜厚20μ閣
程度の塗膜を施す場合には、停止時間を約10〜40秒
とする。
なお、しずり11の垂れ落ちにより、塗料1のはねかえ
りが生じる場合がある。このような場合には、被塗布物
品Aの下端が塗料lの液面から離れる直前に被塗布物品
Aの引き上げを一時停止させることにより、しず<11
の垂れ落ちを防止することができる。たとえば、被塗布
物品Aの下端部分がQ、5mmでも塗料1の液面に接触
していると、被塗布物品Aの表面にある余分な塗料1は
、自然流下して塗料浴に移行する。その後、被塗布物品
Aを引き上げて塗料1の液面から離しても、しずく11
が垂れ落ちるようなことがない。
本発明においては、更に積極的にしずくを滴下させるこ
とを目的として、被塗布物品の下部に塗料を塗らなくて
もよい不要部分があればその部分の塗膜を掻き落として
も良い。被塗布物品が塗料の液面から離れた直後に、掻
落とし手段により不要部分の塗膜を掻き落としておけば
その後のしずくの発生を防止することができるわけであ
る。
第2図は、この掻落し手段を第1図の浸漬塗布装置に付
設した例を示す、同図において、第1図の部品に対応す
るものは同じ符番で指示し、その説明を省略した。
本例においては、塗膜の不要部分を掻き落とすために、
掻取り具12を被塗布物品Aに突き当てている。そして
、シャフト13を介して駆動力を被塗布物品Aに与え、
被塗布物品Aを矢印で示す方向に回転させている。これ
により、被塗布物品Aの全周にわたって、掻取り具12
がその周面にある塗膜に接触し、塗膜の不要部分が掻き
落とされる。
掻き落とされた塗料は、塗布槽5に落下して再利用され
る。
該掻取り具12は、支持体14に固定されており、被塗
布物品Aの引き上げが停止されたときに塗膜の不要部分
に突き当てられるようになっていれば良い。この掻取り
具12は、ポリエチレン、ポリプロピレン、テフロン、
ポリエステル等の塗料1に対して耐久性に優れた材料で
作られていることが好ましい。また逆に被塗布物品へを
固定しておいて、掻取り具12を回転させてもよい。
このように、しず<11となる塗膜を掻き取ってしまう
ことにより、被塗布物品Aの引き上げを停止させる時間
も短縮化される。また、この掻取り具12により不要な
塗料を除去する方法は、他の工程で不要な塗料を除去す
る方法と比較して、簡単に実施することができる。
以上に説明した塗布槽5にしず<11を滴下させるとき
、塗料1のむらを防止するためにも、塗料1を塗布槽5
の上部からオーバーフローさせることにより、塗布槽5
内にある塗料1の液面を常に新鮮で均質な状態に維持す
ることが望ましい。このとき、塗料1の循環系にフィル
ター6を設けることにより、循環する塗料1を常に清浄
化された状態に保つことが有効である。また、タンク2
に攪拌装置、塗料補給装置等を設置することも採用でき
る。
次に、塗布方法を具体的に説明する。
ここで使用した塗料は、 の構造式で示されるN、 N’−ジフェニル−N、 N
’−ビス(3−メチルフェニル)−(1,1°−ビフェ
ニル)−4゜4゛−ジアミンの4重量部と粘度平均分子
量26.000のポリカーボネートZ樹脂の6重量部と
を、モノクロロベンゼン34fE量部に溶解させたもの
を用いこれとは別に、ジブロムアントアントロン顔料の
8重量部及びポリビニルブチラール樹脂の1重量部から
なる2μ曙厚の塗膜を形成した直径84m。
長さ338龍のアルミニウムパイプを用意した。
このアルミニウムパイプに対して、第1図に示した塗布
装置を使用して塗布を行った。そのときの塗布条件とし
て、アルミニウムパイプを500 tmZ分の速度で塗
料浴に浸漬し、110*n/分の速度で塗料浴から引き
上げた。そして、アルミニウムパイプの下端が塗料の液
面から1011まで引き上げられたときに、引き上げ運
動を約20秒間停止させた。この停止期間中に、アルミ
ニウムパイプの下端から約15滴のしずくが垂れ落ちた
。また、別法として、アルミニウムパイプの下部Q、5
mm程度が塗料浴に接しているときに、引き上げ運動を
約20秒間停止させることも行った。
その後、アルミニウムパイプを80On/分の速度で引
き上げて、別の場所に移した。そして、アルミニウムパ
イプの下端から10tmまでの部分にある塗膜を、溶剤
を浸み込ませたウェスにより拭き取った。このとき、前
述の引き上げ停止を行わずにアルミニウムパイプを別の
場所に移動させようとすると、そのバイブの下部から垂
れ落ちるしずくのために、塗布装置の周囲が汚れた。
また、第2図に示した塗布装置を使用した実験も行った
。第1図の塗布装置を使用した場合と同様に、アルミニ
ウムパイプに塗料を塗布した後、そのパイプの下端が塗
料の液面から101上がったときに、引き上げ運動を1
5秒間停止させた。この停止期間中に、アルミニウムパ
イプの下端から10nまでの部分に、ポリエステルフィ
ルムからなる厚さ100μ削の柔軟性ブレードを押し当
てて、アルミニウムパイプを3回転させることにより、
しずくを掻き落とした。
その後、ブレードの押し当てを解除し、アルミニウムパ
イプの回転を止め、800 m/分の速度でアルミニウ
ムパイプを引き上げて取り出した。このようにして塗装
されたアルミニウムパイプに対して、その下部に付着し
ている塗料を拭き取る作業を行う必要はなかった。
第1図及び第2図のいずれの塗布装置を使用したものに
あっても、塗装されたアルミニウムパイプに対して11
0℃で1時間の加熱乾燥を施すことにより、20μm厚
の塗膜が形成された。このようにして得られた塗装パイ
プは、電子写真感光体として優れたものであった。
なお、いずれの場合においても、被塗布物品Aから垂れ
落ちたしずくは、塗布槽5からオーバーフローした塗料
と共にタンク2に回収され、そこで均一化された後、再
利用された。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明の浸漬塗布方法において
は、塗装された被塗布物品からしずくを除去して元の塗
布槽に戻すことにより、塗装装置周辺にしずくが垂れる
ことを防いでいる。そのため、作業環境が常に清潔な状
態に維持される。また、しずくも塗料として再利用され
、有効に活用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例において使用した塗布装置を示
し、第2図は同じく掻取り具を備えた塗布装置を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被塗布物品を塗料浴から引き上げる際、前記被塗布
    物品が塗料の液面から離れる直前又は直後に前記被塗布
    物品の引き上げ動作を一時的に停止させることを特徴と
    する浸漬塗布方法。 2、被塗布物品を塗料浴から引き上げる際、前記被塗布
    物品が塗料の液面から離れる直前又は直後に前記被塗布
    物品の引き上げ動作を一時的に停止させ、被塗布物品の
    下部に掻取り具を接触させて余剰の塗膜を掻き取ること
    を特徴とする浸漬塗布方法。
JP16706886A 1986-07-15 1986-07-15 浸漬塗布方法 Pending JPS6320072A (ja)

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JP16706886A JPS6320072A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 浸漬塗布方法

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JP16706886A JPS6320072A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 浸漬塗布方法

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JPS6320072A true JPS6320072A (ja) 1988-01-27

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ID=15842809

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JP16706886A Pending JPS6320072A (ja) 1986-07-15 1986-07-15 浸漬塗布方法

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