JP2001511067A - ダイエッジ洗浄システム - Google Patents

ダイエッジ洗浄システム

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Abstract

(57)【要約】 塗布液(V1)を移動ウエブ(58)に塗布するための方法および装置。塗布ダイは、移動ウエブに塗布液を供給するための少なくとも1つの送りスロット(62a)と、少なくとも1つの送りスロットからダイエッジ(70)で一線を画した前面(104)とを有する。ガイド機構(60)は、塗布ビード(122)が移動ウエブとダイエッジとの間のギャップ(125)に形成されるように塗布ダイを過ぎて第1方向に移動ウエブを導く。スプレーシステムは、塗布ビードが塗布ダイの前面に実質的に線形の静的湿潤ライン(124)を形成できるようにスライド塗布ダイの前面の少なくとも一部に洗浄液を吹き付ける。

Description

【発明の詳細な説明】 ダイエッジ洗浄システム 技術分野 本発明は、揮発性溶剤を含む液体を塗布する方法および装置、厳密には、塗布 ビードの均一な湿潤ラインを維持するスプレーシステムおよび方法に関する。背景技術 高品質物品、特にフォトグラフィック、フォトサーモグラフィック、およびサ ーモグラフィック物品の製造は、連続移動基材またはウエブ上に塗布溶液の薄膜 を塗布することから成る。薄膜は、様々な技術:浸漬塗布法、フォワード/リバ ース塗布法、線巻ドクター塗布法、ナイフ塗布法、スロット塗布法、スライド塗 布法およびフロー塗布法を用いて塗布できる。被膜は、1枚の層または2枚以上 の重ね合わされた層として塗布できる。連続ウエブの形態になることが通常では 基材にとって最も便利であるが、連続した離散枚葉紙から形成されても良い。 スライドコーターは、比較的低粘度(100cP未満の)の水性フォトグラフィ ック乳剤を塗布するためのフォトグラフィックおよびその関連産業で1950年 代以来、大々的に使用されている。スライド塗布法では、「塗料巻上」として知 られる手段によって移動ウエブの塗布を開始および停止させることは良く知られ ている。塗料巻上段階では、塗布液の流れは、ウエブから引っ込められた塗布ダ イで確立される。塗布液はダイエッジ上に流れ出て、真空ボックス内に至って、 排出される。一旦、塗布液の全ての流れがスライド塗布ダイの全ての供給スロッ トから安定化されると、ダイおよび真空ボックスは、所望塗布速度で移動するウ エブと共に速やかに塗布位置に移動される。ダイが移動ウエブに近接すると、塗 布液は、ダイエッジ上に流れ出すのではなくウエブを塗布する塗布ビードを形成 する。塗布工程が中断される(例えば、ウエブスプライスがスライド塗布ダイ内 を通過するとき)必要がある場合、ダイおよび真空ボックスアッセンブリは、塗 布の再開が必要とされるまでウエブから単に引っ込められる。 引きすじ型の不良は、塗布ビードの乱れによって形成され得る。機械的乱れは 、ダイエッジの切り目を含む。引きすじの原因となり得る汚染障害は、塗布ビ ード近くに溜まった汚染粒子、塗布混合物の乾燥または半乾燥粒子および塗布ダ イエッジ上の塗布液の接触ラインの湿潤ムラを含む。特に塗料巻上後の、ダイエ ッジ上の湿潤ムラは、塗布液が揮発性溶剤を含有する場合には重要な要因となる 。例えば、汚染物質は、スライド塗布ダイの前面および/またはダイエッジに付 着する恐れがある。この汚染物質は、塗布混合物の不均一湿潤ラインおよび引き すじの原因となる恐れもある。 第1図は、塗布液22がスライド表面24に沿ってダイエッジ26に流れる例 示的スライド塗布ダイ20を示す。静的湿潤ライン28は、スライド塗布ダイ2 0の前面30に沿って形成される。静的湿潤ライン28の不規則形状は、それが 移動ウエブ(図示せず)に塗布されると塗布液の凹凸および引きすじの原因とな り得る。 スライド塗布法に関する他の問題は、ダイが移動ウエブから引っ込められる際 の、真空ボックス内の真空ポートと排出部との汚れであり、塗布液が自由に流れ ることである。真空ポートと排出部とが汚れると、真空動作が不安定となり、さ らに故障の原因となり、最終的に真空ボックスおよびポートを洗浄するために塗 布動作を停止しなければならなくなる。この問題は、水よりも遥かに急速に乾燥 する揮発性溶剤(メチルエチルケトン、テトラヒドロフランまたはメタノールな ど)を含有する高粘度流体(100〜10,000cP)でさらに悪化する。発明の開示 本発明は、塗布液を移動ウエブに塗布する方法および装置に関する。本発明は 、移動ウエブ上の塗布液の巻上後に塗布ダイのダイエッジ領域を短期間洗浄液で 吹き付けるためのスプレーシステムにも向けられている。 本スプレーシステムは、ダイエッジ下の塗布ダイの前面を洗浄するので、塗布 ビードの均一な湿潤ラインが確立される。さらに、スプレーシステムからの洗浄 液の連続的低流量が、塗布工程中の真空ボックス、真空ポートおよび排出管を清 浄に保つように維持されても良い。このスプレーシステムは、穴、スロット、ア トマイザー、スプレーノズル、および様々な他の構成の配置であっても良い。 塗布装置は、塗布液を移動ウエブ上に押し出すための少なくとも1つの供給 スロットを有する塗布ダイを含む。供給スロットは、ダイエッジでダイの前部表 面から一線を画している。ガイド機構は、塗布ダイを過ぎて第1方向に移動ウエ ブを導くので、塗布ビードが移動ウエブとダイエッジとの間の塗布ギャップ内に 形成される。 スプレーシステムは、塗布ダイの前面の少なくとも一部分に洗浄液を第1流量 でスプレーする。第1流量は、洗浄液の噴霧スプレーまたは連続流を発生させて も良い。スプレーシステムは、移動ウエブの幅に平行に且つダイエッジの下に配 置された複数の洗浄液噴射手段を含む。スプレーシステムは、好ましくは、ダイ エッジの下に約1〜20mmの前部表面の一部分に洗浄液を導くが、移動ウエブと は接触しない。スプレーシステムは、第1流量未満の第2流量で洗浄液を吹き付 けても良い。代わりの態様では、第1洗浄液は第1流量で吹き付けられ、第2洗 浄液は第2流量で吹き付けられる。 本発明の一態様では、塗布ビードの少なくとも一部分がスライド塗布ダイの前 面に形成される。塗布ビードは、移動ウエブの第1方向と略垂直をなす塗布ダイ 上に実質的に線状の静的湿潤ラインを有する。この湿潤ラインは、一般に前面に 位置する。 洗浄液は、好ましくは、メチルエチルケトン、テトラヒドロフランおよびメタ ノールなど、塗布液の溶剤である。水性塗布液に対しては、洗浄液は単に水であ っても良いことは理解されよう。洗浄液は、例えば、塗布システムの重要な表面 を予備湿潤させ、塗布液の早期乾燥を防ぎ、塗布液の乾燥を遅延させるために蒸 気圧を提供し、不純物を除去するために塗布ダイの表面を洗浄し、さらに真空ボ ックスと真空ポートとを洗浄することなど、様々な目的を果たす。 本スプレーシステムは、スライド塗布ダイ、押出またはスロット塗布ダイ、ま たはフロー塗布ダイを含む様々なダイ構成と共に使用されても良い。スライド塗 布ダイでは、塗布ギャップは、0.0254mm〜3.81mmである。 本塗布装置は、塗布ビードの下および前面と移動ウエブとの間に減圧状態を発 生させるための真空システムを含んでも良い。真空システムは、隔壁材によって 真空源から分離された排出チャンバを含む。本発明の他の態様では、真空源およ びセンサーポートは、塗布液との予想される接触から物理的に分離されるので、 汚染を防止することができる。 本発明の方法は、塗布ダイ上に供給スロットを通して塗布液を押出すことを含 む。塗布ダイは、ダイエッジによって供給スロットから一線を画した前面を有す る。移動ウエブおよび塗布ダイは、塗布ビードが移動ウエブとダイエッジとの間 の塗布ギャップ内に形成されるように配置される。洗浄液は、塗布ダイの前面の 少なくとも一部分に第1流量で吹き付けられる。洗浄液は、塗布ビードが乱され ず且つ略線状の静的湿潤ラインが前面に形成されるように第2流量で吹き付けら れる。第2流量は、一般に第1流量よりも小さい。本発明の方法は、塗布ビード の下および前面と移動ウエブとの間に減圧状態を発生させることを含んでも良い 。 ある態様では、第2流量はゼロである。洗浄液を吹き付けるステップは、塗布 液の溶剤を吹き付けることを随意に含めても良い。第1液は第1流量で吹き付け られ、第2液は第2流量で吹き付けられても良い。図面の簡単な説明 第1図は、従来のスライド塗布ダイにおける静的湿潤ラインの概略図である。 第2図は、スライドコーターアッセンブリの斜視図である。 第3図は、第2図のスライドコーターアッセンブリの側面図である。 第4図は、スライド塗布ダイの移動ウエブとの境界を概略的に示す図である。 第5図は、塗布ダイ用のスプレーシステムの斜視図である。 第6図は、本スプレーシステムを使用するスロットまたは押出ダイの概略図で ある。 第7図は、本スプレーシステムを使用するフロー塗布ダイの概略図である。発明を実施するための最良の形態 第2図および3図は、本発明のダイエッジ洗浄システム52と共に使用するた めのスライドコーターアッセンブリ50を示す(第3図参照)。空圧式スライド5 4は、引っ込められた位置と移動ウエブ58近くの係合位置との間で、軸Aに沿 ってスライド搭載ブラケット56を移動する。移動ウエブ58は支持ロール 60によってガイドされる。調整ノブ51、53は、ウエブ58に対するスライ ド54の場所を微調整するために提供される。 1組のスライド塗布棒64、66は、角度αで下方に傾斜する構成の塗布トレ イ68上に配置される。1つ以上の塗布液V1、V2は、供給スロット62A、6 4Aを通って押出され、重力下でダイエッジ70に向かって流れるようにされる 。1対の係止ネジ74、76を備えた係止棒72は、塗布棒62、64、66を 所望の構成で保持するために塗布トレイ68上に提供される。 ダイエッジ70は、真空ボックス80の直ぐ上に配置される。真空ボックス8 0は、好ましくは、微小塗布ギャップを持ってウエブ58と係合する前部シール 82を有する。1対の側部板84、86は、真空ボックス80のエッジに沿って 配置されてその囲い込みが完了する。これらの側部板84、86は、好ましくは 、支持ロール60の半径に対応する半径を有する。スロット88は、支持ロール 60と係合する側部板84、86のエッジに形成されてその密閉能力を強化する ようにしても良い。排出部90は、真空ボックス80の底部に配置されるので排 出チャンバ92内に収集された余分な塗布液が効率的に処理できる。溶液ガード 94は、真空ポート96および真空感知ポート98の汚染を防ぐために排出チャ ンバ92近くの真空ボックス80内に配置される。 第3図および5図に示されるように、塗布トレイ68は、塗布棒62の前面1 04上に洗浄液を吹き付けるように配置された複数のスプレー穴102を備えた 前部エッジ100を有する。マニホールド部分106は、穴102の直ぐ下の塗 布トレイ68の前部エッジ100に形成される。マニホールドカバー110(第 3図参照)は、マニホールド部分106を密閉するために提供される。洗浄液は 、ポート71を通って塗布トレイ68に供給される。塗布トレイ68は、ポート 69を通って循環される冷却剤によって温度安定化がはかられる。 第5図に示された実施例では、前部エッジ100は、12.7mmだけ離して配 置され、直径が0.56mmの14個の穴102を有する。本発明のダイエッジ洗 浄システム52は、本発明の範囲を逸脱することなく穴、スロット、アトマイザ ー、スプレーノズルおよび様々な他の構成の配置で構成されても良いことは理解 されよう。洗浄液は、一組の穴108を通してマニホールド部分106内に 導入される。穴108は、好ましくは3.175mmの直径を有する。 第4図は、塗布液120が移動ウエブ58を越えて塗布棒62の上面を移動す る間の境界の概略図である。スライドコーターアッセンブリ50が塗料巻上のた めの塗布位置に移動されると、穴102(第5図参照)からの洗浄液の流れが高 流量に増大される。洗浄液が穴102から出てくると、前面104はきれいに洗 浄される。ダイエッジ洗浄システム52の吹き付け領域128は、好ましくはダ イエッジ70まで延在する。代わりに、吹き付け領域128は、ダイエッジ70 の下の約1mmから約20mmまでの間の前面の部分を含んでも良い。洗浄液の高流 量は、ダイエッジ70に近接する残留物が除去されるまで数秒間維持される。出 願者は、25.4mmのダイエッジ長に対して約50cm3/min.の流量で5〜10秒 間が、塗布ビード122の形成前に前面104を十分に洗浄することを発見した 。代わりの実施例では、スプレーシステム52は、高流量が塗布ビード122を 崩壊させないように構成されても良いので、高流量が塗布工程中も維持されても 良い。 第4図に示された前面104は、耐久性のある低表面エネルギー部分を含んで も良い。これらの部分は、塗布液を均一に押さえつけるために特定場所に所望の 表面エネルギー特性を提供するようにしてあり、乾燥した材料が盛り上がるのを 防止する。 高流量中、洗浄液は塗布ビード122を乱す。前面104が洗浄された後、流 量は低減されるまたはゼロにされるので、安定的な塗布ビード122がダイエッ ジ70と移動ウエブ58との間の塗布ギャップ125に形成される。この塗布ギ ャップ125は、典型的に0.0254mm〜3.81mmである。この塗布ビード 122は、前面104に沿った静的湿潤ライン124と移動ウエブ58上の動的 湿潤ライン126とを有する。下側メニスカスの直ぐ下の圧力は、大気圧よりも 下である。 本発明の方法は、塗布棒62の前面104に吹き付けを行ってその上にある汚 れを除去することを含む。この吹き付け動作は、ダイエッジ70に近接して行わ れるので、塗布ビード122が一時的に崩壊される。前面104が十分に洗浄さ れた後、ダイエッジ洗浄システム52の流量は、低減またはゼロにされるので、 塗布ビード122を再形成できる。好適実施例では、ダイエッジ洗浄システム5 2からの洗浄液の流量は、塗布工程中に低減されるので、塗布ビード122と干 渉しない。低流量は、連続的に真空ボックス80の内部表面を湿潤し、塗布液の 乾燥を遅延させる。真空ボックス80内に形成されたいかなる汚れも、より簡単 にドレーン90に洗い落とされる。さらに、低流量は、塗布工程が中断され、塗 布液が真空ボックス80内に落下する場合に穴102が汚染されるのを防ぐ。洗 浄液が連続的に供給されると、真空ボックス80内の雰囲気を溶剤の蒸気で部分 的に飽和状態にすることにもなり、塗布ビード122の塗布ギャップ125の湿 潤ラインにおける乾燥を低減できる。 スライドコーターアッセンブリ50がウエブ58から引っ込められると、塗布 液120は、真空ボックス80内、およびドレーン90内に流入する。ダイエッ ジ洗浄システム52からの洗浄液の低流量は、好ましくは、スライドコーターア ッセンブリが収縮位置にある場合に維持される。ダイエッジ洗浄システム52か らの洗浄液の低流量を使用することは、高粘度塗布液(100〜10,000cP )では特に重要となる。 洗浄液は、限りなく塗布システムの臨界表面を予備湿潤し、塗布液の早期乾燥 を防止し、塗布液の乾燥を遅延させるために溶剤蒸気圧を提供し、汚れを除去す るために塗布ダイの表面を洗い落とし、真空ボックスおよび真空ポートを洗浄す ることを含む、様々な目的を果たす。好適実施例では、ダイエッジ洗浄システム 52から放出される洗浄液は、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、メタ ノールなど、塗布液120の溶剤である。水性塗布液には、その洗浄液が単に水 であっても良いことは理解されよう。 第6図は、移動ウエブ58’上に塗布液120’を塗布するためのスロットま たは押出コーター140の概略図である。押出コーター140が塗料巻上げのた めの塗布位置に移動されると、スプレーシステム52’からの洗浄液の流れは高 流量に増大される。洗浄液は押出ダイ142の面104’を洗浄する。洗浄液の 高流量は、ダイエッジ70’に近接した残留物が除去されるまで数秒間維持され る。次に、流量は低減されるまたはゼロにされるので、塗布ビード122’が、 ダイエッジ70’と移動ウエブ58’との間の塗布ギャップ125’ に形成される。塗布ギャップ125’は、典型的に0.0254mm〜3.81mm である。塗布ビード122’は、移動ウエブ58’前面104’に沿った静的湿 潤ラインと、移動ウエブ58’上の動的湿潤ライン126’とから成る。ダイエ ッジ洗浄システム52’の吹き付け領域128’は、好ましくは、ダイエッジ7 0’の頂上部まで延在する。代わりに、その吹き付け領域128’は、ダイエッ ジ70’の下の約1mm〜20mmの前面104’の部分を含んでも良い。 第7図は、移動ウエブ58’上に多層塗布液152、154を塗布するための フローコーター150の概略図である。フローコーター150の主要な利点は、 フローコーター150を引き込まないでウエブ58’内のスプライスを通過させ ることができる大きな塗布ギャップ156である。塗布液152、154の落下 カーテンの勢いがウエブ58’に対して塗布ビードを保持し易くするので、フロ ー塗布がより高塗布速度で実行されても良い。 塗布液152、154が流れ始めた後、スプレーシステム52’からの洗浄液 の流れが高流量に増大される。この洗浄液はフローコーター150の面160を 洗浄する。洗浄液の高流量は、ダイエッジ70’に近接した残留物を除去するま で数秒間維持される。次に、この流量は低減されるまたはゼロにされるので、安 定した塗布ビード158が移動ウエブ58’との境界に形成される。この塗布ギ ャップ156は、典型的に10mm〜150mmである。 グラフィックアート材料、接着剤や磁気記録媒体などの非結像材料およびフォ トグラフィック、フォトサーモグラフィック、サーモグラフィック、フォトレジ ストおよび感光性樹脂などの結像材料などの任意の被膜材料が、本発明の方法お よび装置を用いて塗布できる。本発明の方法および装置を用いるのに特に適した 材料は、フォトサーモグラフィック結像構造(例えば、処理液ではなく熱で現像 されるハロゲン化銀含有フォトグラフィック物品)を含む。フォトサーモグラフ ィック構造または物品は、「ドライシルバー」組成または乳剤としても知られ、( a)露光されると銀原子を発生する感光化合物;(b)非感光還元性銀源;(c)銀 イオンに対する、例えば非感光還元性源内の銀イオンに対する還元剤(すなわち 現像剤);(d)結合剤をその上に被覆した基材または支持体(紙、プラスチック 、金属、ガラスなど)を一般に含む。 フォトサーモグラフィック結像構造(すなわち、熱現像性物品)が、本発明の 方法および装置を使用して被覆されることもある。これらの物品は、(a)感熱 還元性銀源;(b)感熱還元性銀源(すなわち現像剤)用の還元剤;および(c) 結合剤をその上に被覆した基材(紙、プラスチック、金属、ガラスなど)を一般 に含む。 本発明で使用されるフォトサーモグラフィック、サーモグラフィックおよびフ ォトグラフィック乳剤は、様々な基材上に被覆できる。基材(ウエブまたは支持 体としても知られる)58は、結像要件により様々な材料から選択できる。基材 は、透明、半透明または不透明であっても良い。典型的な基材は、アルミニウム 、ガラス等だけでなく、ポリエステルフィルム(例えば、ポリエチレンテレフタ レートまたはポリエチレンナフタレート)、セルロースアセテートフィルム、セ ルロースエステルフィルム、ポリビニルアセタールフィルム、ポリオレフィン系 フィルム(例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレンまたはそれらのブレンド) 、ポリカーボネートフィルム、および関連または樹脂材料を含む。 以下の例は、第2図および3図のダイエッジ洗浄システム52を備えたスライ ドコーターアッセンブリ50を使用するための構成および方法によって提供され る利点を確認するためにスライドコーターで行われた。以下の例で使用された全 ての材料は、特に指定されない限り、WI、ミルウォーキーのAldrich Chemical C o.社など、通常の民間供給源から容易に入手できる。全ての割合は、特に指定の ない限り重量パーセントである。以下の追加的条件および材料が使用された。 ButvarTMB-79は、MO、セントルイスのMonsanto Company社から入手できるポリ ビニルブチラル樹脂である。 MEKはメチルエチルケトン(2−ブタノン)である。 MeOHはメタノールである。 VitelTMPE2200は、TX、ヒューストンのShell社から入手できるポリエステル樹 脂である。 4層皮膜が、第2図および3図で説明され、以下の表A1で示される好適ス ライド設定を用いて作製された。このスライド角度αは水平線に対して25°で あり、水平線に対してバックアップロール中心にダイエッジを接続するラインの 位置角度βは、−7°である。塗布を観察するために、透明のガラス製バックア ップロールおよび透明の0.051mm(2ミル)ポリエステルウエブ基材が使用 された。 最初の2層(すなわち、最下層の2層)V1、V2は、接着促進層を含む。層V1 は、14.5%固体のMEK内VitelTMPE2200樹脂の溶液である。層V2も、MEK内V itelTMPE2200樹脂の溶液であるが、30.5%固体である。層V1は、層V2と完 全に相溶性である。 第3層V3は、代表的フォトサーモグラフィック乳剤層である。以下の表A2 で説明されるように作製される。この乳剤層は、現像剤、安定剤、防曇剤等を含 有しないが、フォトサーモグラフィック結像材料を生成するのに使用されるフォ トサーモグラフィック乳剤層と同一である。銀均質混合物は、国際出願WO95/227 85およびWO95/30931に記載された通りに作製され、20.8%の予め形成された 銀石鹸と2.2%のButvar B-79樹脂とを含有した。 第4層V4は、最上部層であり、実質的に国際出願WO96/33442に記載されるよ うに作製された。4枚の塗布層の溶液特性は、以下の表A3に示される。粘度の 報告された値は、約1.0s-1の剪断速度で、ブルックフィールド粘度計で測定 されたときのものであり、密度は各層配合物の%固体vs密度曲線からのものであ る。 塗布層の主成分溶剤はMEKであり、それは洗浄液でもある。スプレーシステム と真空ボックスについての詳細は表A4で詳述される。溶剤スプレーは低容積流 量で開始される。スプレー流は、ダイエッジの下の約12.7mmの領域における スライド塗布棒の前面に向けられる。次に、塗布液流V1、V2、V3、V4は、ス ライドダイアッセンブリがバックアップロールおよびウエブから引っ込められた 状態で、30.5メートル/min.の塗布ウエブ速度で確立される。塗布ダイは、 被膜を巻き上げるためにダイエッジと移動ウエブとの間に0.254mmの塗布ギ ャップを有する塗布位置に移動される。スプレー流は、約10秒間高容積流量に 増大され、次に通常塗布時間に低容積流量まで低減される。光学的に透明なガラ スバックアップロールを使用し、基材として透明の0.051mmのポリエステル ウエブ上に塗布すると、ダイリップ上に真っ直ぐな湿潤ラインおよび引きすじの ない被膜が観察される。通常塗布中に、真空ボックスおよびドレーン管は、低容 積流量の洗浄液の流れによって洗浄されることが観察される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーブ,アパーナ・ブイ アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427 (72)発明者 ウォレス,ローレンス・ビー アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427 (72)発明者 ノートン,ダニエル・ブイ アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427 (72)発明者 アイバーソン,ハンス・イー アメリカ合衆国55133―3427ミネソタ州セ ント・ポール、ポスト・オフィス・ボック ス33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.塗布液(V1)を移動ウエブ(58)に塗布する装置(50)であって、 前記移動ウエブ上に前記塗布液を押出すための少なくとも1つの送りスロット (62A)を有するスライド表面を備え、前記スライド表面からダイエッジ(7 0)で一線を画した前面(104)をさらに備えたスライド塗布ダイと、 塗布ビード(122)が前記移動ウエブとダイエッジとの間のギャップ(12 5)に形成されるように前記スライド塗布ダイを過ぎて第1方向に前記移動ウエ ブを導くためのガイド手段と、 前記スライド塗布ダイの前記前面の少なくとも一部分に洗浄液を第1流量で吹 き付けるためのスプレーシステムと、を具備した装置。 2.前記塗布ビードが、前記移動ウエブの第1方向と略垂直をなす前記スライ ド塗布ダイ上の実質的線形静的湿潤ライン(124)を含む、請求の範囲第1項 に記載の装置。 3.前記洗浄液が前記塗布液の溶剤を含む、請求の範囲第1項に記載の装置。 4.前記スプレーシステムが、前記移動ウエブの幅方向に平行に配置された前 記ダイエッジ下の複数の洗浄液噴射手段を含む、請求の範囲第1項に記載の装置 。 5.前記第1流量が洗浄液の噴霧スプレーまたは連続的な流れを含む、請求の 範囲第1項に記載の装置。 6.前記スプレーシステムが、前記第1流量よりも小さい第2流量で前記洗浄 液を吹き付ける手段を含む、請求の範囲第1項に記載の装置。 7.前記洗浄液が前記移動ウエブと接触しない、請求の範囲第1項または6項 のいずれかに記載の装置。 8.前記塗布ビードの下および前記スライド塗布ダイの前面と前記移動ウエブ との間に減圧状態を生成するための真空システムをさらに含む、請求の範囲第1 項に記載の装置。 9.塗布液(V1)を移動ウエブ(58)に塗布する装置であって、 前記移動ウエブ上に前記塗布液を供給するための少なくとも1つの送りスロ ット(62A)を有し、前記少なくとも1つの送りスロットからダイエッジ(7 0)で一線を画した前面(104)をさらに有する塗布ダイと、 塗布ビード(122)が前記移動ウエブとダイエッジとの間のギャップ(12 5)に形成されるように前記塗布ダイを過ぎて第1方向に前記移動ウエブを導く ためのガイド手段(60)と、 前記塗布ビードの下および前記前面と前記移動ウエブとの間に減圧状態を生成 するための真空システム(80)と、 前記塗布ビードが前記塗布ダイの前面に実質的に線形の静的湿潤ライン(12 4)を形成できるように前記スライド塗布ダイの前面の少なくとも一部に洗浄液 を吹き付けるための複数の洗浄液噴射手段(102)を有するスプレーシステム と、を具備した装置。 10.前記静的湿潤ラインが前記移動ウエブの第1方向と略垂直をなす、請求 の範囲第9項に記載の装置。 11.前記塗布ダイが押出またはスロットダイを含む、請求の範囲第9項また は10項のいずれかに記載の装置。 12.前記塗布ダイがフロー塗布ダイ(150)またはスライド塗布ダイを含 む、請求の範囲第9項または10項に記載の装置。 13.塗布液(V1)を移動ウエブ(58)に塗布するために使用される塗布 アッセンブリ内の塗布ダイを洗浄するためのスプレーシステムであって、前記塗 布ダイが、前記移動ウエブ上に前記塗布液を塗布するための少なくとも1つの送 りスロット(62a)と、前記少なくとも1つの送りスロットからダイエッジで 一線を画した前面とを有し、塗布ビード(122)が前記移動ウエブとダイエッ ジとの間のギャップ(125)に形成されるように前記塗布アッセンブリが前記 塗布ダイを過ぎて第1方向に前記移動ウエブを導くガイドシステム(60)を有 し、実質的に線形静的湿潤ライン(124)を有する前記塗布ビードが前記塗布 ダイの前面に形成されるように前記塗布ダイの前面の少なくとも一部に洗浄液を 吹き付けるための複数の洗浄液噴射手段(102)を具備する、スプレーシステ ム。 14.移動ウエブ(58)に塗布液(V1)を塗布する方法であって、 少なくとも1つの送りスロット(62a)からダイエッジ(70)で一線を画 した前面(104)を備えた塗布ダイの前記少なくとも1つの送りスロット(62 a)を介して前記塗布液を押し出すステップと、 塗布ビード(122)が移動ウエブと前記第エッジとの間のギャップ(125) に形成されるように前記移動ウエブと塗布ダイとを位置決めするステップと、 前記塗布ダイの前面の少なくとも一部に第1流量で洗浄液を吹き付けるステッ プと、 略線形静的湿潤ライン(124)を有する塗布ビードが前記前面上に形成され るように第2流量で洗浄液を吹き付けるステップと、を具備する方法。 15.前記第2流量がゼロの流量を含む、請求の範囲第14項に記載の方法。 16.前記第2流量が実質的に前記第1流量と同じ流量を含む、請求の範囲第 14項に記載の方法。 17.前記第2流量が前記第1流量未満である、請求の範囲第14項に記載の 方法。 18.前記移動ウエブ上に前記塗布液を塗布するステップをさらに含む、請求 の範囲第14項に記載の方法。 19.前記塗布ビードの下および前記前面と移動ウエブとの間に減圧状態を生 成するステップをさらに含む、請求の範囲第14項に記載の方法。 20.洗浄液を吹き付ける前記ステップは、前記塗布ビードの少なくとも一部 が前記スライド塗布ダイの前面に形成されるように前記第エッジ下の前記前面の 一部に前記洗浄液を吹き付けるステップを具備する、請求の範囲第14項に記載 の方法。 21.少なくとも1つのスリットロールを作るために前記被覆ウエブを細長く 切断するステップをさらに含む、請求の範囲第18項に記載の方法。 22.前記少なくとも1つのスリットロールを感光性を持った結像媒体の複数 枚葉紙に変換するステップをさらに含む、請求の範囲第21項に記載の方法。 23.前記少なくとも1つのスリットロールをデータ記憶媒体の複数枚葉紙に 変換するステップをさらに含む、請求の範囲第21項に記載の方法。
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