JPS5931B2 - 生物学的に製造された糖類に基づいたゲルの製造方法 - Google Patents

生物学的に製造された糖類に基づいたゲルの製造方法

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JPS5931B2
JPS5931B2 JP51059541A JP5954176A JPS5931B2 JP S5931 B2 JPS5931 B2 JP S5931B2 JP 51059541 A JP51059541 A JP 51059541A JP 5954176 A JP5954176 A JP 5954176A JP S5931 B2 JPS5931 B2 JP S5931B2
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    • B01J13/0052Preparation of gels
    • B01J13/0065Preparation of gels containing an organic phase
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • A61K9/28Dragees; Coated pills or tablets, e.g. with film or compression coating
    • A61K9/2806Coating materials
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はある多糖類(ポリサッカライド)物質のゲルの
製造に関する。
特に生物学的につくられたβ−1,3−グルカンタイプ
多糖類からの、多種の用途に適したゲルの製造に関する
アメリカ特許3,822,250に、ある微生物の培養
による、β−1,3−グルカンタイプ多糖類物質の製造
方法が開示されている。
これらに関連する微生物はつぎのものである。
(a) アグロバクテリウム ラジオバクター(Ag
robacterium radiobacter)
AT CC−6466;この菌株はA TCC−646
6の継承ナンバーとしてアメリカタイプ培養採集物(C
ulture Co11ection)から入手され
る。
(b) アグロバクテリウム ラジオバクター 菌株
U−19°この菌株は、親株ATCC−6466から、
慣用法である紫外線照射によってつくられた変異株であ
り、実質士別の多糖類をつくらない点で独特の性質をも
っている。
この菌株のサブ培養株はゝ IFO−13126“の継
承ヲツバーとして、日本の大阪の醗酵協会、1:ATC
C−21679継承ナンバーとしてATCCに預託され
ている。
(e) アルカリゲネスフイカリスバア ミオゼネス
(Alcaligenes faecalis v
ar。
myogenes)菌株NTK−U;この菌株は、アル
カリゲネス フイカリス バア ミオゼネス 菌株Kを
N−メチル−反−ニトロソーN−二トロソグアニジンで
処理することにより得られる。
この菌株はATCC−21680継承ナンバーとして入
手される。
これらの微生物は公知の実存するものであるために、更
に記載することはここでは必要でないものと思われる。
更に詳細な記載については前述のアメリカ特許3,82
2,250 を参照するとよい。
上述のように、指定の微生物の培養によってつくった多
糖類はβ−1,3−グルカンタイプである。
これ以降での多糖類あるいはβ−1,3−グルカンに関
する記載は、これらの微生物の作用によってつくった化
合物を意味するものである。
多糖類は約50℃以下の温度の中性の水には、膨潤はす
るが、実質上溶解しない。
PHが酸性の水には多糖類はゲルを生成する。
またPHが10.5以上の場合は溶解する。
この多糖類には、水保持性と香味結合性がすぐれたゲル
を形成すると云う非常に興味ある特性がある。
更には多糖類は毒性がなく、かつ薬学上、栄養学上不活
性である。
これからつくられるゲルは、人体に安全に摂取される、
このためゲルを食品工業の種々の応用分野へ利用するこ
とができる。
本発明が意図する多糖類からのゲルの生成法および、こ
のようなゲルの食品材料への利用については、前述のア
メリカ特許3,822,250 にかなり詳細に記載さ
れている。
その中で多糖類のゲル化について教示されている方法は
加熱によるものである。
更にその中に、多糖類を約50〜200℃まで加熱した
場合、ゲルが非常に簡単に形成され、そのゲルは、すぐ
れたゲル強度と凍結安定性を有し、熱的に安定的であり
、PHが約1〜11.5の広い範囲でかくのごとき良好
な性質を保持することを教示している。
塩基性水性媒質に多糖類を溶解し、ついで拡散、例えば
透析によって、あるいは酸での中和によって塩基を除去
する処理法で、β、■−3グルカンのゲルを形成する方
法がイギリス特許1,379,406に教示されている
この方法によってゲルをフィルム、薄壁のチューブ、フ
ィラメントあるいは小球の形につくることができる。
このゲル化操作では、塩基性多糖類溶液が酸と接触し、
そこで、ただちに中和とゲル化とが実質上おこなわれる
のである。
前述の方法はいずれも、ある欠点をもっている。
ゲル化するために加熱することは多(の場合、実用的で
はなく悪影響がでるものであってできるなら避けること
が望ましい。
酸によるゲル化法は非常に薄い成型の場合を除いて、い
かなる大きさのゲルの連続成型にも有用でないと云う欠
点がある。
本発明の目的はここで指摘されたいくつかの欠点をなく
するβ−1,3−グルカン多糖類のゲル化法を提供する
ところにある。
更には先願法によって教示されたものと同じような好ま
しい特性を持ち、かつ先願法によるもの以上の改良され
た他の特性を持ったゲルをつくることが目的である。
本発明によって、PHが約10.5以上の塩基性媒質に
溶解にした、β−1,3−グルカン多糖類溶を酸無水物
のガス雰囲気中にさらした時にゲル化がおこなわれるこ
とが、ここに見出されたので゛ある。
詳述すれば、本発明はPHが少(とも約10.5である
水性媒質中1,3−グルガン多糖類溶液をつ(す、つい
で静止状態にある前記溶液をその溶液に気体状の酸無水
物を拡散させてゲル化をおこさせるのに十分な時間およ
びガス圧力の条件下に前記気体状の酸無水物の雰囲気に
さらすことを特徴とするβ−1,3−グルカン多糖類の
ゲルの製造方法である。
最も一般的な酸無水物ガスは炭酸ガス、NO2あるいは
N2O4等のような窒素の酸化物およびSO2やSO3
のような硫黄の酸化物である。
本発明の方法によるゲル化されるβ−1,3−グルカン
は食品材料に広く使用されるものであるから、炭酸ガス
が好ましい。
他のガスは窒素や硫黄の酸のわずかな存在が問題とされ
ない用途に限定されて使用される。
β−1,3−グルカンは静置状態で酸無水物のガス雰囲
気中にさらしておかなければならない、すなわち多糖類
はガスにさらされている間は攪拌してはいけない。
ガスは攪拌によるよりも、むしろ拡散によって溶液中に
取入れられねばならない。
ガスの導入時に溶液を静置しない場合には、ゲル化はお
こなわれるが、生成物はかたい、連続ゲル構造にはなら
ないし、また実質上測定できる強度にはならないであろ
う。
むしろ、所望のかたいゲル構造と云うよりは、例えばリ
ンゴソースのような多数の不連続の結合力のないゲル粒
子となるであろう。
酸無水物ガスの処理における圧力は、ゲル化される溶液
中のβ−1,3−グルカンの濃度と、最終ゲルで所望さ
れる形状とによって異なる。
溶液中のβ−1,3−グルカンの濃度が低い場合には、
高い場合より、短い時間で、低いガス圧でゲル化するこ
とができる。
同様に溶液め厚さがうすいものでは、厚いものより、早
く、低い圧力でゲル化することができる。
事実、β−1,3−グルカンの非常にうすいフィルムで
は、空気中にしばら(さらしておく場合に、空気中の炭
酸ガスの効果により簡単にゲル化する。
また、溶液の塩基性が弱ければ弱いほど、ゲル化に要す
る時間が短かく、圧力が低いのでゲル化が早(おこなわ
れる。
酸無水物のガスの効果はガスの圧力、ガスと溶液との温
度、多糖類の濃度および溶液の塩基度によって影響され
る。
一般にできるだけ適度な低い温度、圧力で、すなわち大
気圧、室温で処理するのが便宜上好ましい。
沸とうによって生ずる乱流により連続ゲルが形成されな
いので、溶液が沸とうしない温度で処理することが必要
である。
一般に系中でのガス圧は約100p、s、i、g、を越
えない程度である。
酸無水物のガスは容易に多糖類溶液の薄層に拡散するこ
とができるので、本発明の方法は、薄いフィルムの製造
に特に適応している。
このような薄いフィルムは包装用フィルム、食用コーテ
ィングおよび耐酸素フィルム等の用途がある。
ゲル化する溶液は液中にβ−1,3−グルカンを約0.
1〜10係含有することができる。
好ましくは0.2〜5係である。
多糖類の濃度は酸無水物のガスが拡散する、のにはあま
りにも粘度が高い溶液をつくることなく、所望のどんな
ゲル強度のゲルをも形成するためには、これらの範囲の
濃度で充分である。
大概のゲル化方法と同様に多糖類の濃度が増加するにづ
れて、ゲル強度は増加する。
既述のように、本発明はアルカリ性媒質に溶解したβ−
1,3−グルカン溶液で実施する。
β−1,3−グルカンはPHが約10を越えない冷水溶
液系には比較的不溶である。
従って、ゲルを形成するためにPHを10.5あるいは
10.5以上にあげる。
このPHでゲルは早くかつ実質上、完全におこなわれる
PHは適度のアルカリ度をつくることができるいかなる
試薬、例えば水酸化アンモニウム、リン酸三ナトリウム
、炭酸ナトリウム。
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、
リン酸三カリウム、炭酸カリウム、あるいは水酸化カル
シウム等によってあげることができる。
食品用には、リン酸ナトリウムあるいはリン酸カリウム
が所望のアルカリ性の条件をつくるために好ましい物質
である。
本発明は以下の実施例で示される。
特にことわりがなげれば部およびパーセントは重量によ
るものである。
上述のように、実施例中のゝ多糖類“とは、明細書の最
初に述べた微生物の培養によってつくりだされたβ−1
,3−グルカンタイプの多糖類を意味する。
実施例 1 0.2%NaOHを含む5係多糖類溶液をテフロン基板
上に注ぎこみ、50ミル厚さのフィルムをつくった。
ついで室温で約15分間フィルムを1気圧のCO2にさ
らした。
15分後にはフィルムはゲル化し、液状ではなくなった
更に室温で乾燥するとかたいフィルムとなり、基板から
はがしたフィルムの厚さは2ミルであった。
該フィルムはきらきら光り、透明性があり約30係の相
対湿度における屈曲性は良好であった。
実施例 2 ポリマーに対し20係のグリセリンを、可塑剤として含
有する多糖類溶液を使用し、実施例1の操作を繰返した
生成フィルムは相対湿度10〜15チで屈曲性があった
実施例 3 ポリマーに対し10%のプロピレングリコールを可塑剤
として使用したこと以外、実施例2の操作を繰返した。
生成フィルムは低相対湿度でも良好な屈曲性を示した。
実施例 4 ゛ ポリマーに対し5係のソルビトールを可塑剤として使用
したこと以外、実施例2の操作を繰返した。
生成フィルムは低相対湿度でも、良好な屈曲性を示した
実施例 5 0.2%NaOHを含む5チ多糖類溶液をつくった。
PHは約12であった。
溶液を円筒状容器に深さ数センチになる迄注ぎ込んだ後
、数時間炭酸ガスにさらした。
生成ゲルはかたかった。本実施例のゲルは通常の方法す
なわち多糖類の中性懸濁液を加熱してつくったゲルに比
較しシネレシス(離液)を示さず透明性が向上した。
PHはゲルの上部で6.9.底部で7.4であり、Na
OHはCO2により実質上完全に中和されていた。
実施例 6 0.1%NαOHを含む1%多糖類溶液、および0.0
5%NαOHを含む1%多糖類溶液とを、それぞれ円筒
状容器に深さ数センチになる迄注ぎ込んだ。
ついで透明溶液を1気圧のC02へさらした。ゲル生成
速度は溶液中の濁ったゲル層の生成を追いかげることに
より観察した。
0.1%NaOHを含む溶液が完全にゲル化するまでに
要する時間は、0.05%NaOH溶液を含む溶液によ
る時間の約50係以上であった。
実施例 7 FD+C4=2赤色染料、ラスベリー(<ろいちコ)味
および砂糖を含有するゼラチンタイプのデザート組成物
を缶の中に入れ、内部を約60psigのCO2圧にな
るような方法でシールした。
数時間後に缶を開け、内容物をとりだすと、外観がよく
においがよい成型ゲルが得られた。
これはきめがこまかく、口あたりが良好であった。
実施例 8 0.2%NaOHを含む3係多糖類溶液を使用し、香味
料としてパインオイルおよび緑色染料を含有する空気清
浄剤組成物をつくった。
該組成物を長方形のプラスチック容器に注ぎ込み、つい
で1気圧のCO2にさらすことによりゲル化させた。
ついでゲルの表面を保護するために内容物に孔のおいて
いるプラスチック板を取付け、更にはスナップ付きの通
過性のないふたを取付けた。
空気清浄剤として使用する、例えば料理やタバコのにお
いを効果的に遮断するのに使用する必要がある場合には
、通過性のないふたを内容物から取りはづす。
何回か使用するとゲルは徐々に、収縮し、更に使いふる
した場合には、薄黒い、角のようにかたい、無害な塊の
状態となる。
そしてこれは容易に処分することができる。
実施例 9〜12 CO2のかわりにS02を使用して、実施例1〜4の操
作を実施した。
生成フィルムは前述のものと実質上、同じ性能であった
実施例 13 基板として冷間圧延スチールのテスト板を使用し、その
上に0.2%NaOHを含む5チ多糖類を厚さ50ミル
になる迄そそぎ込んだ。
溶液をCO2にさらすことによりゲル化し、パネルを風
乾した。
生成した保護コーティングは強靭性かつ付着性であった
数分後、水をスプレーするとフィルムは膨潤し柔わらか
になり硬いブラシで簡単に除去することができた。
実施例 14 通常のコーティング容器を用い薬の錠剤を多糖類でコー
ティングした。
すなわち稀いNσOHを含む5チポリマー溶液をペレッ
トを攪拌しながらスプレーした。
スプレーの際には同時に加熱したC02を多欠含んだ空
気を錠剤にふきつけてポリマーをゲル化した。
更にスプレー後、ある蒔間。加熱空気をふきつげて、ポ
リマーを完全に乾燥した。
錠剤は水分、空気に対して有効な保護膜である、力六イ
、つやのあるポリマーコーティングされていた。
本発明の特に有利とするところは、グリコール。
ホIJグリコール、ソルビトール、マニトール、するい
は単糖類あるいは三糖類のような水溶性の水酸化有機化
合物を多量に含有する系で、透明な強いゲル化がほとん
どかあるいは全く離液を生じないで、形成されることに
ある。
一般に、熱ゲルをつくるために用いられる通常法で65
係シヨ糖水溶液に0.5.9の多糖類を懸濁させ、つい
で約80℃まで加熱する場合には、ゲルは生成しない。
多量の多糖類を用いたとしても、たとえ水酸化有機化合
物を約25係過剰に使用しても、ゲルを生成しないかあ
るいはゲル化度が小さく、かなりの離液を生ずる。
しかしながら多糖類を最初にアルカリ性水溶液相に溶解
しておく場合には、砂糖あるいはポリオールを多量に添
加することができ、ガス状酸無水物法によるその後のゲ
ル化に悪影響を与えない。
この特徴は、シェリー、ジャム、ガム、ドロップ等のよ
うなデザートおよび菓子の処決においては、特に重要で
ある。
これらのものでは、砂糖の濃度は一般に50〜65係か
あるいはそれより若干多い。
「砂糖」という語句は、種属的に用いられ、例えば、グ
ルコースやコーンシロップのような単糖類;さとうきび
あるいはさとう大根の砂糖のような二糖類;転化糖、グ
ルコースとフラクトースとの混合物のような、二つの混
合物等の甘味剤として一般に用いられる炭水化物あるい
はそれらの誘導体を含むことを意味しているっ このような利用法を実施例15に示す。
実施例 15 水85.5ml中にNa 3P041.25 gを含む
水溶液に多糖類1.25gを溶解した。
この溶液に、果実香味0.03g、食用染料0.01,
9.およびさとうきび砂糖162gを添加した。
ついで、混合物を砂糖が溶解する迄攪拌しながら徐々に
加熱した。
生成した溶液の組成は、はぼ、Nα3P040.5%多
糖類0.5%、砂糖65チ、残りが水、香味剤および食
用染料であった。
ついで混合物が完全にゲル化する迄、CO2気流中に放
置した。
生成した透明なかたいシェリーは、外観がよく、パンに
容易に塗り伸ばすことができ、かつ味がよく、口ざわり
が良好であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 I PHが少(とも約10.5である水性媒質中のβ
    −1,3−グルカン多糖類溶液をつくり、ついで静止状
    態にある前記溶液をその溶液に気体状の酸無水物を拡散
    させてゲル化をおこさせるのに十分な時間およびガス圧
    力の条件下に前記気体状の酸無水物の雰囲気にさらすこ
    とを特徴とするβ−1,3−グルカン多糖類のゲルの製
    造方法。 2 該酸無水物ガスはCO2である特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 3 溶液中の多糖類の濃度が約o、i〜10%である特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
JP51059541A 1975-05-23 1976-05-22 生物学的に製造された糖類に基づいたゲルの製造方法 Expired JPS5931B2 (ja)

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JPS51142552A JPS51142552A (en) 1976-12-08
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