JPS593168Y2 - 遠心力調速機 - Google Patents
遠心力調速機Info
- Publication number
- JPS593168Y2 JPS593168Y2 JP13636679U JP13636679U JPS593168Y2 JP S593168 Y2 JPS593168 Y2 JP S593168Y2 JP 13636679 U JP13636679 U JP 13636679U JP 13636679 U JP13636679 U JP 13636679U JP S593168 Y2 JPS593168 Y2 JP S593168Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- governor
- centrifugal force
- control block
- governor sleeve
- flyweight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はディーゼル機関用遠心力調速機の改良に関する
。
。
第１図は、公知の調速機を示すもので、図示されていな
い燃料噴射ポンプのカムシャフト１に一体的に軸２を設
け、軸受３ｂが軸２に嵌合されてその回りを回動するフ
ライウェイト３を設け、フライウェイト３のアーム３ａ
の端部に軸４を有する。
い燃料噴射ポンプのカムシャフト１に一体的に軸２を設
け、軸受３ｂが軸２に嵌合されてその回りを回動するフ
ライウェイト３を設け、フライウェイト３のアーム３ａ
の端部に軸４を有する。
この軸４に遊合したスライダ４ａはガバナスリーブ５の
端面５ａと対向する。
端面５ａと対向する。
ガバナスリーブ５はベアリング６を介してコントロール
ブロック７と連結している。
ブロック７と連結している。
コントロールブロック７の変位ハ、ガイドレバー８、コ
ンＩ−ロールレバー９、シャックル１１を介して、コン
トロールラック１２に伝えられる。
ンＩ−ロールレバー９、シャックル１１を介して、コン
トロールラック１２に伝えられる。
コントロールブロック７はメインスプリング１５とテン
ションレバー１６を介して対抗している。
ションレバー１６を介して対抗している。
コントロールレバー９にはスタートスプリング１７が有
り、メインスプリング１５、スタートスプリング１７が
フライウェイト３の遠心力とつり合い、コントロールラ
ック１２の位置をコントロールする構成である。
り、メインスプリング１５、スタートスプリング１７が
フライウェイト３の遠心力とつり合い、コントロールラ
ック１２の位置をコントロールする構成である。
しかしながら、この調速機では、カムシャフト１、軸２
、フライウェイト３、スライダ４ａは機関の回転に伴な
って回転しており、潤滑油は遠心力によってフライウェ
イト３外周へ放散され、回動軸２、ガバナスリーブ５の
端面５ａ、スライダ４ａ等の接触摺動部には潤滑油がゆ
き渡りにくいため、異常摩耗を発生することがしばしば
起こっている。
、フライウェイト３、スライダ４ａは機関の回転に伴な
って回転しており、潤滑油は遠心力によってフライウェ
イト３外周へ放散され、回動軸２、ガバナスリーブ５の
端面５ａ、スライダ４ａ等の接触摺動部には潤滑油がゆ
き渡りにくいため、異常摩耗を発生することがしばしば
起こっている。
本考案は上記の点に鑑み、接触摺動部の潤滑が良好にな
されるようにした調速機を提供することを目的とする。
されるようにした調速機を提供することを目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
第２図および第３図は要部を示すもので、ガバナスリー
ブ５の端面５ａの部分に４つのスリブ）５ｂを放射状に
形成している、このスリット５ｂの底面５Ｃはガバナス
リーブ５の内周面から端面５ａに向って外方に広がって
いる。
ブ５の端面５ａの部分に４つのスリブ）５ｂを放射状に
形成している、このスリット５ｂの底面５Ｃはガバナス
リーブ５の内周面から端面５ａに向って外方に広がって
いる。
コントロールブロック７には上部に油を受けとる皿状の
くぼみ７ａを設け、このくぼみ７ａを油孔７ｂを介して
ガバナスリーブ５の内部に通じさせる。
くぼみ７ａを設け、このくぼみ７ａを油孔７ｂを介して
ガバナスリーブ５の内部に通じさせる。
上記構成によれば、潤滑油はフライウェイ１−３の回転
によって飛散された後その重力にて落下し、コントロー
ルブロック７のくぼみ７ａより油７Ｌ７ｂを通過してガ
バナスリーブ５の内部に至る。
によって飛散された後その重力にて落下し、コントロー
ルブロック７のくぼみ７ａより油７Ｌ７ｂを通過してガ
バナスリーブ５の内部に至る。
ガバナスリーブ５は回転しているため、内部の油は遠心
力を受け、スリット５ｂを介して、スライダ４ａと軸４
との嵌合部、スライダ４ａとガバナスリーブ端面５ａと
の摺動部、フライウエイト３の軸受３ｂにも潤滑油が供
給され、各部の異常摩耗を防ぎうる。
力を受け、スリット５ｂを介して、スライダ４ａと軸４
との嵌合部、スライダ４ａとガバナスリーブ端面５ａと
の摺動部、フライウエイト３の軸受３ｂにも潤滑油が供
給され、各部の異常摩耗を防ぎうる。
特にスリット５の底面５Ｃの角度等を適当に変更して油
の放射方向を調整することにより各部の潤滑状態を良好
にすることができる。
の放射方向を調整することにより各部の潤滑状態を良好
にすることができる。
以上の説明から明らかなように、本考案によればフライ
ウェイトやガバナスリーブ等の摺動部の潤滑状態を良好
に保ちうるため、それらの異常摩耗の防止ができ、耐久
性を著しく向上できるという優れた効果が得られる。
ウェイトやガバナスリーブ等の摺動部の潤滑状態を良好
に保ちうるため、それらの異常摩耗の防止ができ、耐久
性を著しく向上できるという優れた効果が得られる。
第１図は従来の調速機を示す模式構成図、第２図は本考
案の一実施例を示す要部の断面図、第３図は第２図の左
側面図である。 ３・・・・・・フライウェイト、３ａ・・・・・・アー
ム、５ガバナスリーブ、５ａ・・・・・・端面、５ｂ・
・・・・・スリット、７・・・・・・コントロールブロ
ック、７ａ・・・・・・くぼみ、７ｂ・・・・・・油孔
。
案の一実施例を示す要部の断面図、第３図は第２図の左
側面図である。 ３・・・・・・フライウェイト、３ａ・・・・・・アー
ム、５ガバナスリーブ、５ａ・・・・・・端面、５ｂ・
・・・・・スリット、７・・・・・・コントロールブロ
ック、７ａ・・・・・・くぼみ、７ｂ・・・・・・油孔
。
Claims (1)
- 機関と同期して回転するフライウェイトの遠心力が、前
記フライウェイトのアームおよび回転自在な略円筒状の
ガバナスリーブを介してコントロールブロックに伝達さ
れる遠心力調速機において、前記コントロールブロック
の上面に設けたくぼみと、前記コントロールブロックに
形成されて前記くぼみと前記ガバナスリーブの内部とを
連絡する油孔と、前記ガバナスリーブに形成されて、ガ
バナスリーブの内部と前記アームに対向するガバナスリ
ーブの端面とを連絡するスリットとを有することを特徴
とする遠心力調速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13636679U JPS593168Y2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | 遠心力調速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13636679U JPS593168Y2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | 遠心力調速機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5654237U JPS5654237U (ja) | 1981-05-12 |
| JPS593168Y2 true JPS593168Y2 (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=29367866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13636679U Expired JPS593168Y2 (ja) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | 遠心力調速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593168Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-01 JP JP13636679U patent/JPS593168Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5654237U (ja) | 1981-05-12 |
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