JPS5931684B2 - 電子フラッシュ装置 - Google Patents

電子フラッシュ装置

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JPS5931684B2
JPS5931684B2 JP54033773A JP3377379A JPS5931684B2 JP S5931684 B2 JPS5931684 B2 JP S5931684B2 JP 54033773 A JP54033773 A JP 54033773A JP 3377379 A JP3377379 A JP 3377379A JP S5931684 B2 JPS5931684 B2 JP S5931684B2
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flash
circuit
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transistor
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ジヨ−ジ・ク−パ−・ハリソン
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Polaroid Corp
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Publication of JPS5931684B2 publication Critical patent/JPS5931684B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、小容量電池によつて駆動される自動現像カ
メラに使用される電子フラッシュ装置に関し、特にカメ
ラの他の駆動要素が作動していないときにのみフラッシ
ュ装置のコンデンサの充電を可能にするフラッシュ制御
装置を備えた電子フラッシュ装置に関する。
この制御装置は、また、露出、したがつてフィルム消費
も、所定のフラツシユ用コンデンサーの動作準備完了状
態に対してのみに制限する。本発明の一実施例は、カメ
ラの音波距離測定装置の作動中、コンデンサの充電を禁
止する装置を備えた電子フラツシユに関する。
従来、自動現像カメラの動作順序を匍脚して、1個の小
容量電池でカメラ動作全体を駆動する方法が知られてい
る。
たとえば、米国特許第3846812号には、相当な電
流消費を伴う動作が、一度に一回だけ生じる自動現像式
フラツシユ・カメラ用の作動装置が開示されている。
したがつて、フイルム搬送電動機とフラツシユ装置は、
それぞれ別のときに電池の電流を消費する。カメラの自
動焦点合わせ装置が開発されたため、カメラ電池の電流
消費量が比較的高いもう一つの動作が必要となつた。こ
の動作が、別の相当電流消費を伴う動作と重なると、電
池電圧は相当降下し、カメラの正常の動作が不能になる
。その結果、カメラ動作不良によつて写真が撮れず、利
用者に大きな迷惑を及ぼす。米国特許第3522764
号では、自動焦点合わせカメラを開示しており、E.シ
エンクによる「自動ピット合わせカメラ」と題する米国
特許出願第729289号およびJ.マグリによる「カ
メラ用超音波距離測定装置」と題する米国特許出願第7
29392号では、本発明の場合と同様に、距離測定を
含む自動カメラ・ピット合わせ装置が開示されている。
写真用電子フラツシユ装置は従来周知である。
従来のフラツシユ装置は、交流電圧を発生するための電
池駆動発振器を備えており、この交流電圧が整流されて
、フラツシユ用コンデンサを充電する。また、利用可能
な電池電力に制限があるため、このコンデンサ充電動作
を制御することも知られている。このような従来装置に
関する特許としては、米国特許第3846812号、第
4001639号、第4064519号がある。
音波距離測定によるカメラ用自動焦点合わせ機構の出現
は、フラツシユ装置からの放射による干渉を原因とする
焦点合わせ土の問題を発生した。焦点合わせ装置は音波
エネルギーを発射し、撮影すべき被写体からの反射波に
応じてカメラの対物レンズを所定位置にする。しかし、
フラツシユ装置の前記電池駆動発振器により交流電圧を
発生するときに生じる散乱放射線すなわち各種不要電波
が距離測定装置に干渉すると、距離測定の誤ちが生じる
。その結果、カメラ対物レンズの焦点が狂い、写真の焦
点ぼけが生じる。この散乱放射線は電磁波であることが
知られているが、スプリアス音波エネルギーも同様な誤
動作の原因となりうる。本発明はいずれの機構によるそ
のような干渉問題をも解決している。フラツシユ装置発
振器からの電磁波放射線を閉じこめるためのしやへい手
段を用いたり、距離測定装置および発振器の周波数帯域
を制限したりすることによつて、この干渉問題を減少す
ることができるが、このような解決方法に訴えると高価
につくことが多い。
また、いずれの方法を用いても、コンデンサ充電用発振
器から距離測定装置を完全にしやへいし、距離測定装置
の誤動作の可能性を無視できる程度にすることはむつか
しい。また、利用者は、それぞれのカメラ操作に対して
別のスイツチ操作によつて煩わせるべきではない。
たとえば、自動焦点合わせ動作、フラツシユ充電動作、
フイルムの現像処理開始のためにフイルムをローラーに
通す搬送動作のためにそれぞれ別のスイツチがあるとい
うことは不便である。またこれらの操作やその他の動作
は、各露出にあたつて「完全な]写真が撮れる可能性を
最大限にするように制御されなければならなX,′oし
たがつて露出前に利用者がカメラの焦点を合わせ、光景
を調整している間に、フラツシユ管の充電量が制限値以
下に低下することは望ましくない。というのは、その結
果、フラツシユ光が不足し、写真が露出不足になると思
われるからである。その他の従来技術としては、米国特
許第 4001639号があり、同特許では、カメラ電池電圧
が低いときには、フラツシユ装置の充電を禁止するカメ
ラ装置が開示されている。
また、たとえば、米国特許第4064519号によれば
、フラツシユ管コンデンサの充電量が十分でないとき、
または、一列のフラツシユ球全部が消費済の場合には、
カメラ動作を禁止する方法が開示されている。本発明の
目的は、カメラの距離測定自動焦点合わせ動作を干渉す
ることないようフラツシユ放電用コンデンサの充電を制
御し、かつコンデンサの充電電圧の降下を出来るだけ少
くするような電子フラツシユ装置を提供することである
このため本発明の電子フラツシユ装置は、カメラの距離
測定自動焦点合わせの期間頃それに干渉する電磁波を発
生するおそれのあるコンデンサの充電動作を停止せしめ
るが、その期間が経過後は再び充電を実行するようにし
てその目的を達成する。本発明の一実施例である自動焦
点合わせカメラは、フラツシユ管駆動用コンデンサを充
電し、フラツシユ光発生時に少なくとも露出の一部を制
御する新規な電子装置を備えている。この装置の動作に
は二つの相互に関連した利点がある。一つは、1個の電
池から電力を供給されている複数の自動カメラ動作の信
頼性が向上することであり、他の一つは、フラツシユ装
置の充電量が不足しているときには、フラツシユ光によ
る露出、したがつて、フイルム消費が防止されることで
ある。距離計付カメラの場合、自動焦点合わせおよびフ
ラツシユ光フイルム露出動作は、制御装置によつてフラ
ツシユ管コンデンサが充電された直後に行うことができ
る。
したがつて、この種のカメラの場合、フラツシユ管コン
デンサが充電され、利用者が被写体を捉えると、他のす
べての動作Gζシヤツタ・ボタン29を押すだけで自動
的に行うことができる。これらの動作が開始すると、そ
の開始状態が制御装置に伝えられ、制御装置は、カメラ
動作が一巡するまで充電動作を停止する。このように、
カメラ電池は一度に1個の大電流動作のみに対し、すな
わち、コンデンサ充電、自動焦点合わせ、露出制御およ
びフイルム搬送に対して順々に駆動電力を与える。通常
、カメラ動作一巡の最後に焦点りセツトまたは戻し動作
が行われる。本発明の一実施例における電子式写真フラ
ツシユ装置は、少なくとも自動焦点合わせ動作を含む一
定のカメラ動作期間中、フラツシユ装置発振器によつて
コンデンサの充電が行われないようにする制御装置を備
えている。したがって発振器は、カメラの自動焦点合わ
せ動作期間中、電気または音波による干渉放射線を発生
しない。フラツシユ装置内のコンデンサは、カメラ動作
開始に先立つて、通常、正常な動作状態に充電され、禁
止期間中にも十分な充電量を保持し、適切なフラツシユ
発光を行う。フラツシユ装置は、カメラからの信号に応
答して、充電用発振器の動作を禁止することができる。
このことは、特に、カメラが自動的に働いて、動作の進
行に応じて一連の制御信号を″0発生する場合に便利で
ある。
この方法に代えて、1個のカメラ信号に応答して禁止期
間を開始させ、その後一定の時点において自動的にそれ
を終了させるタイマを備えることもできる。この構成の
場合、禁止タイマの動作期間は、少なくともカメラの自
動焦点合わせ動作を完了させるに足る長さを有する。そ
の後、他の制限条件がない限り、フラツシユ動作は再び
開放されて、コンデンサ充電動作を再開し、カメラから
フラツシユ装置にフラツシユ点火信号を送つた瞬間、コ
ンデンサカ叶分に充電されるような構成になつている。
本発明の別の特徴は、自動焦点合わせ動作後、露出前に
、被写体を捉えて構成する下見時間を一眼レフ・カメラ
利用者に対し与えることである。
通常、一眼レフ・ビユーフアインダは焦点がずれている
ため、この時間を必要とする。利用者はカメラの焦点が
合うまで被写体を下見することができない。本発明の充
電制御装置によれば、自動焦点合わせ動作開始後に短か
いが十分な時間を与えられ、この間に利用者はフィルム
露出に先立つて被写体を下検分することができる。フラ
ツシユ管コンデンサは下見中充電されず、したがつて、
充電装置は電池の電流を消費しない。利用者が所定の下
見時間以上に露出動作を遅らせると、匍脚装置が自動的
に働いて、露出機構が不動作状態となり、フラツシユ管
の電力不足による露出失敗を回避する。利用者はフラツ
シユ管コンデンサを再充電し、もう一度下見時間をとる
ことができる。このようにして、フラツシユ管は所定の
フラツシユ光のための適当な電力量を確保することがで
きる。本発明の以上の特徴によつて、一組のフイルムを
内蔵したカメラが、→個の電池によつて操作される。
利用者の観点からすれば、前記の各特徴を備えることに
よつて、写真の適正な焦点合わせ、適正露出および適正
現像処理の可能性が高くなる。このように、充電制御装
置によつて、正しX,慟作と満足な写真出来上りの可能
性が向上する。また、これらの特徴を備えることによつ
て1個の電池によつて、かつ、電池が、すべてのフィル
ムに対しカメラを正常に動作させるように、自動焦点合
わせおよび自動露出制御装置付自動現像カメラのフラツ
シユ動作を可能とする。前記の特徴を備えた充電制御装
置は、フラツシユ管コンデンサを充電するための非連続
制御される直流・直流変換器を備えている。
制御装置によつて、コンデンサ充電動作または別の電池
駆動カメラ動作のいずれか(両方ではない)が選択され
、カメラ装置全体は各時点において単一の大電流を消費
する。フラツシユ管コンデンサの充電量が十分でないと
きには、制御装置は露出およびフイルム処理を禁止し、
これらの動作時およびその他のカメラ動作時において充
電動作を禁止する。さらに、一眼レフ・カメラ用充電制
御装置の場合、利用者は適切なフラツシユ光が十分なフ
ラツシユ管充電によつて確保されるように、自動焦点合
わせ動作と露出およびフイルム処理開始間において下見
時間を与えられる。以下本発明を添附図面によつて説明
するが、本発明は第1図乃至第9図に示されるような充
電制御装置に第10図の充電中断装置を組合して(組合
せのための一部変更する場合もあるが)得られるもので
ある。
しかしながら説明の都合で、まず第1図乃至第9図に示
される各実施例(本発明の電子フラツシユ装置の基本的
部分に相当する)について説明し、最後に第10図の回
路について説明する。本発明による充電制御装置を備え
たカメラ10は、第1図に概略を示すように、フイルム
および電池収容部12を備えており、この収容部12は
写像面において、反射鏡14およびレンズ系16と光学
的に一直線上に1個のフイルムを配置する。
シヤツタ機構を含む露出制御装置18は、レンズ系16
の後方において光学的に一直線上に配置されている。一
対のころ20および搬送電動機22を含むフイルム搬送
機構は、露出済フイルムをフイルム収容部12から搬送
し、カメラ10外に排出する前にロール間を引き抜くよ
うに配置される。カメラ12は、また、レンズ系16の
選択的位置 j決めを行うための焦点合わせ電動機24
aを含む自動焦点合わせ機構24が設けられている。カ
メラ制御装置は、論理装置26を含み、シヤツタ・ボタ
ン29を押すことにより収容部12内の電池から電力を
うけて起動されカメラの各種動作の順 4序を制御する
。カメラにはまたビユーア28が設けられる。カメラ1
2は電子フラツシユ装置30が備えられ、このフラツシ
ユ装置30は、論理装置26と連動するか、゛または、
電池から電力を受一1:けて動作する。
図示したフラツシユ装置30は、所定量の光を発生し、
図示したカメラ10頃焦点合わせ機構24の自動距離測
定部によつて測定された被写体距離に合わせて、フイル
ムの適正露出を行うように露出制御装置18を調節する
カメラは、このようにして、いわゆるフオロ一・フオー
カス露出制御装置を用いたフラツシユ装置または手動ス
トロボによつてフイルムを露出する。ビユーア28が単
なるビユ一・フアインダ一からなるカメラ10において
は、利用者は、カメラの焦点合わせ状態とは無関係に被
写体を見ることができる。
したがつて、利用者が被写体の姿を正しく見ているとき
、シヤツタ一・ボタンを押し、カメラ動作を開始させる
。このカメラ動作は論理装置26およびフラツシユ装置
30によつて制御され、カメラは自動的にビユ一・フア
インダの中央において被写体に焦点を合わせ、フラツシ
ユ光によつてフイルムを露出し、露出済フイルムをフイ
ルム収容部からローラを経て搬送し、カメラ外に排出す
る。自動焦点合わせ機構24およびフラツシユ装置30
を除き、カメラ10の構造および動作は、ビユーア28
が単なるビユ一・フアインダであり、ポラロイド社発売
のプロット・カメラの場合と同様であることが望ましい
。また、自動焦点合わせ機構24は、前記米国特許第3
522764号および特許出願第729289号および
第729392号記載の構造とすることができる。
したがつて、カメラ10のこれらの部品については詳述
しない。第2図および第3図は、前述のとおり動作する
ビユ一・フアインダ・カメラ10に接続されたフラツシ
ユ装置30を示す。
第2図に概略を示すように、ビユ一・フアインダ・カメ
ラ10のフラツシユ装置30は、カメラ電池34から電
力変換器を付勢するための常開オン・オフ・スイツチの
閉成によつて動作する充電制御装置を備えている。電力
変換器38は直流の高圧を発生し、それをフラッシュ管
40と並列に接続されているエネルギ蓄積コンデンサ3
6に加える。充電制御装置もまた、比較器42を備え、
蓄積コンデンサ36両端の電圧の所定部分を基準電圧と
比較する。通常遮断されている調整器駆動装置43仄蓄
積コンデンサの電圧が所定値に達すると、比較装置の出
力信号に応じて動作し、スイツチ回路46および通常遮
断付勢回路48を動作させる。スイツチ回路46は通常
遮断されているが、調整器駆動装置43によつて付勢さ
れると、電力変換器38を遮断しコンデンサ36の充電
を停止し、電池34からの電流消費が減少する。付勢回
路48は、調整器駆動装置によつて付勢されると、「動
作準備完了状態」表示器45を作動させ、カメラからの
フラツシユ・パルスに応答してトリガ回路50を動作さ
せる。このように、動作しパルスが発生すると、トリガ
回路はフラツシユ管40を導通させ、カメラのために明
るいフラツシユ光を発生する。スイツチ回路46はまた
、カメラ10の論理装置26内のスイツチに接続された
論理和回路44からの指令信号によつて作動し、電力変
換器38を遮断する。第2図から明らかなように、フラ
ツシユ装置30は接続器52を介してカメラ10に接続
され、カメラ電池34から電圧を受けている。
接続器52はまたフラツシユ装置とカメラ論理回路26
を接続し、導電体54を介して、フラツシユ・パルスを
カメラ論理装置からトリガ回路50に加える。図示した
構成では、また、フラツシユ装置内に導電性ジアッパー
56が含まれ、接続器52および導電体58を介して電
池34の電圧をカメラ論理装置26に加え、フラツシユ
装置がカメラに接続されたことを論理装置に伝達してい
る。図示したカメラには、また、3個のスィッチSl,
S2およびS3が設けられ、接続器52を介して信号を
フラツシユ装置の論理和回路44に加え、カメラ動作期
間の所定部分において、電力変換器38の動作および蓄
積コンデンサ36の充電を妨げている。スイツチSl,
S2およびS3の真の効果は、自動焦屯合わせ、露出、
フイルム処理、搬送ならびに、自動焦点合わせ機構をそ
の最初の位置にりセツトする各動作の間ずつと、論理和
回路44が少なくとも1個の指令信号を必ず受けるよう
にすることである。その信号に応答して、論理和回路は
これらのカメラ動作中、コンデンサ充電電力変換器が電
池の電流を多量に消費しないようにする。詳述すれば、
図示した実施例において、シヤツタ・ボタン29を押す
とスイツチS1が閉じ、使用者がシャツタ・ボタンを押
し続ける限り閉じたまXの状態となる。スイツチS3は
ラッチ型スイツチで、カメラ論理装置26に電力を加え
、カメラ論理装置26は第1図の搬送電動機22を駆動
する。この装置はシャツタ・ボタ冴押すと自動的に閉じ
、したがつて、スイツチS1が閉じてから、ごく短時間
後に閉じ、電動機22によつてロール22が回転し、露
出済フイルムが完全にカメラ10外に搬送されるまで閉
じたまXの状態となる。スイツチS2は指令信号をフラ
ツシユ装置30に加え、カメラ10の焦へ合わせ機構の
自動動作中、コンデンサ充電変換器が電池の電流を消費
しないように動作し、第2図に示すように、手動スイツ
チS4とNUに接続されている。この手動スイツチS4
は、図示しない装置によつて自動焦点.合わせ動作を禁
止し、スイツチS2によつて本来ならばフラツシユ装置
30に供給される指令信号を排除するために、カメラの
手動焦点合わせに先立つて使用者によつて開かれなけれ
ばならなX.′oシヤツタ・ボタンを押すと、カメラ・
レンズ系が・静止位置から移動するため、スィッチS2
が自動的に閉じ、自動焦点合わせ機構によつてカメラ・
レンズ系が静止位置に戻るまで閉じた状態になる。レン
ズ系16頃 カメラが動作状態にない場合にのみ静止位
置に留まる。つまり、レンズが静止位置にある限り写真
は撮影されない。第2図に示す構成部品の動作は、スィ
ツチ32の閉成によつてフラツシユ装置30を使用者が
付勢されると、開始する。
このスイツチは、電池からフラッシュ装置への不注意な
電流流出を防ぐために常開であることが望ましい。スイ
ツチ32を閉じると、電池電圧が電力変換器38に加え
られ、蓄積コンデンサ36の充電が開始する。蓄積コン
デンサ26に蓄えられた電圧が所要値に達したことを比
較器42が表示すると、調整器駆動装置43がスイツチ
回路46を付勢し、電力変換器38のそれ以後の動作を
停止する。また、駆動装置43は付勢回路48を動作さ
せる。使用者がオン・オフ・スイツチ32を閉じた状態
でシヤツタ・ボタン29を押さなければ、コンデンサ3
6は所定値から放電を開始する。
コンデンサが低いしきい値に達すると、比較器42は調
整器駆動装置を付勢しなくなり、スイツチ回路は遮断す
る。電力変換器38が再び動作を開始し、蓄積コンデン
サを急速に所要値まで再び充電し、所要値において再び
比較器42、駆動装置43およびスイツチ回路46によ
つて遮断される。このように、電力変換器38、比較器
42、駆動装置43およびスイツチ回路46Gζ非連続
制御直流直流電力変換器として動作し、コンデンサが充
電されると、所定の充電電圧の範囲内に維持する。この
調整動作は非連続的にオン・オフ両状態で動作し、その
結果、電池電流が実質的に消費されるのはコンデンサ充
電の[オン」状態の間のみである。スイツチ32が閉じ
ている状態で使用者がシャッタ・ボタン29を押すと、
スイツチSl,S2およびS3が閉じて、スイツチ回路
46が付勢し、電力変換器が遮断し、その後の蓄積コン
デンサの充電が停止する。カメラ10はまず、レンズ焦
点合わせ電動機24a(第1図)を付勢し、次にトリガ
回路50を付勢すると同時に、露出装置18を動作させ
る。付勢回路48は内部遅延特性を備えており、コンデ
ンサ調整動作期間中、および、論理和回路44が付勢し
て、コンデンサ充電が停止した後の短時間において、ト
リガ回路を連続的に動作させる。その結果、フイルム露
出期間中、トリガ回路ば充電されたコンデンサ36によ
つてフラツシユ管を点火する。次に、カメラ制御装置2
6が搬送電動機20を動作させ、最終的に自動焦屯合わ
せ装置24をりセツトする。これらの後者の動作によつ
てスイツチS2およびS3が開放する。使用者がシヤツ
タ・ボタンを離してスイツチS1が開くと、フラツシユ
装置によつて再びコンデンサ36が充電され、次の露出
に備える。しかし、フラツシユ装置スイツチ32を開く
と、すべての充電動作が停止する。第3図は第2図の充
電制御装置のための好適なフラツシユ装置回路を示す。
オン・オフ・スイツチ32は電池電圧を接続器端子52
aおよび52eの間から変換器38に加える。変換器3
8は、エミツタ・コレクタ回路が逓昇変圧器68の一次
巻線68に直列に接続されたトランジスタ66を備えて
いる。変圧器68はトランジスタ66のベースと固定抵
抗70および72によつて構成される分圧器間に直列に
接続された帰還巻線68bを含む。コンデンサ74と抵
抗76の直列回路は、スイツチ32によつて加えられる
正の電池電圧と、分圧抵抗70および72と帰還巻線6
8bとの接続点間に接続される。変圧器68の二次巻線
68cの両端にはコンデンサ78が接続され、この二次
巻線68cの両端に逓昇交流電圧が発生し、ダイオード
80はこの出力電圧を整流して、電力変換器38の出力
に直流電圧を発生する。第3図の右側に示したエネルギ
蓄積コンデンサ36け変換器38からこの直流高圧を受
け、それをカメラ・フラツシユ管40を介して端子両端
に加える。この電圧変換器38は、米国特許第4068
151号記載の変換器に類似しており、充電制御装置の
この部分についてさらに詳細に知るために、前記特許を
参照すべきである。コンデンサ82は正の電池線84と
フラツシユ装置の戻り線間に接続され、電力変換器38
に対して最大電流を供給することにより充電装置の効率
を高める一方、電子雑音を抑制している。G.ハリソン
による米国特許第4068151号「ヒステレシスによ
る制御ストロボ」に一層詳細に説明されている比較器4
2(第2図)は、エネルギ蓄積コンデンサ36と並列に
接続された固定抵抗86、分圧抵抗88ならびに固定抵
抗90の回路から分圧器が構成される。
電位計のタツプは、コンデンサ36両端電圧の所定部分
をツエーナ・ダイオード92の陰極に加え、ツエーナ・
ダイオード92の陽極はトランジスタ94のベースに接
続される。コンデンサ96はトランジスタのコレクタと
ツエーナ・ダイオードの陰極間に接続され、抵抗98は
ベースと直流戻り線またはアース線間に接続され、この
直流戻り線にトランジスタのエミツタが接続される。ト
ランジスタ94がコレクタに発生する信号は、比較器4
2の出力信号であり、この信号は直流抵抗100を介し
てトランジスタ102のベースに加えられる。抵抗10
4がトランジスタのベースとスイツチ32によつて加え
られる正の電池電圧間に接続される。エミツタは正の電
池線84に接続され、トランジスタのコレクタは隔離ダ
イオード106および抵抗152を介してトランジスタ
150のベースに接続される。トランジスタ94のコレ
クタに発生する信号はまた、固定直列抵抗108を介し
て別のトランジスタ110のベースに加えられる。
このトランジスタ110は、トランジスタ102と同様
に正の電池線84と抵抗112を介して接続されたベー
スと、電池線84に直接接続されたエミツタを有する。
トランジスタ102および110は第2図の調整器駆動
装置43を構成する。付勢回路48はトランジスタ11
8を含み、トランジスタ110のコレクタと戻り線間に
接続されたコンデンサ114とトランジスタ118のベ
ースに直列に接続された抵抗116からなる時間遅延入
力段を有している。
抵抗120はトランジスタ118のベースから戻り線に
接続され、トランジスタ118のエミツタはその線に直
接に接続される。発光ダイオード122は正の電池線と
トランジスタ118のコレクタ間において抵抗124と
直列に接続され、このダイオード122は充電制御装置
の動作準備完了表示器45の役目をする。付勢回路の出
力はトランジスタ118のコレクタから固定抵抗126
とダイオード128の直列回路を介して、トリガ回路5
0の第一のトランジスタ130のベースに加えられる。
このトランジスタのコレクタは接続ピン52gに接続さ
れ、カメラ論理回路26からのフラツシユ・パルスを受
ける(第2図)。固定抵抗132および134!ζスイ
ツチS3が閉じたときに電池電圧を受ける接続器端子5
2dとトランジスタ130のベース間に直列に接続され
る。トランジスタ130のエミツタは、第二のトリガ・
トランジスタ138のベースに接続される固定抵抗13
6と同様に、前記の2個の抵抗の接続点に接続される。
このトランジスタのエミッタはまた電池線にも接続され
、抵抗140によつて、トランジスタ138のコレクタ
とサイリスタ142のゲートが接続される。サイリスタ
142は従来のトリガ段を構成し、ゲートと戻り線間に
並列に抵抗とコンデンサが接続され、陰極は戻り線に接
続される。サイリスタの陽極はエネルギ蓄積コンデンサ
36と並列に接続された分圧器の接続点に接続され、ま
た、直列コンデンサ139を介してトリガ変圧器141
の一次巻線に接続される。変圧器141の二次巻線はフ
ラツシユ管40のトリガ電極に接続される。再び第3図
において、第2図の論理和回路44は論理ダイオード1
44,146および148からなり、これらのダイオー
ドはそれぞれ、スイツチSl,S2およびS3から、直
列抵抗152を介してトランジスタ150のベースに信
号を加えるように接続される。このトランジスタおよび
別)のトランジスタ158によつて第2図のスイツチ回
路46が構成される。
抵抗154は、トランジスタ150のベースと戻り線間
に接続され、抵抗156によつてコレクタがトランジス
タ158のベースに接続される。トランジスタ158の
エミツタ&ζ電池線84に接続され、抵抗160がその
ベースと電池線84間に挿入される。したがつ虱 トラ
ンジスタ158のエミツタ・コレクタ回路は電力変換器
トランジスタ66のエミツタ・ベース回路と並列に接続
され、したがつて、トランジスタ158の導通時に変換
器トランジスタ66と並列に接続される。第3図の回路
は、カメラ電池34の比較・的低い電圧、たとえば6ボ
ルトの電圧を、相当高い直流電圧たとえば300ボルト
以上の電圧に変えてエネルギ蓄積コンデンサ36の両端
に加える。
最初の充電動作中、電力変換器38は相当多くの電流、
たとえば10アンペア以上の電流をカメラ電池から消費
する。最初の充電動作中、回路の他の部分は基本的に非
動作状態であり、電圧変換器トランジスタ66以外のす
べてのトランジスタは非導通状態である。コンデンサ3
6の両端の電圧が所定最大値に達し、ツエーナ・ダイオ
ード92が導通すると、トランジスタ94が導通を開始
する。そQ結果、トランジスタのコレクタ電圧が低下し
、トランジスタ102および110が導通する。トラン
ジスタ102のエミツタ・ベース管が導通し、トランジ
スタ150が付勢され、その結果、トランジスタ158
が導通する。それに応じて、トランジスタ158のエミ
ツタ・コレクタ間のインピーダンスが低下し、電力変換
器のトランジスタ66が短絡し、電力変換器の動作が停
止する。コンデンサ36の充電仄 トランジスタ94の
導通が開始した時点で停止する。比較器42のコンデン
サ96の放電およびエネルギ蓄積コンデンサ36の放電
によつて、比較器の94の導通が停止すると、トランジ
スタ158が、トランジスタ102および150を介し
て非導通状態に切り換えられ、その結果、電力変換器は
コンデンサ36を再び所定値まで充電する。この状態で
、電力変換器は調整動作状態になり、オン・オフをくり
返し、コンデンサ36を所定の充電状態に保つ。調整器
駆動装置43のトランジスタ110は、比較器のトラン
ジスタ94によつて駆動され、トランジスタ102と同
様の導通・非導通状態となるが、回路の調整状態の間、
すなゎち、電力変換器のオン・オフ状態の間、付勢回路
入力側のコンデンサ114は付勢回路のトランジスタ1
18を導通状態に保つ。付勢回路のトランジスタ118
が導通すると、トリガ回路のトランジスタ130が抵抗
134を通して導通可能となり、カメラ論理装置26が
、接続器52を介してフラツシユ・パルスをトランジス
タのコレクタに加えた時完全導通状態となる。トランジ
スタ130が導通すると、抵抗134を介して、トラン
ジスタ138が導通し、サイリスタ142が導通する。
次に、トリガ回路がコンデンサ36に蓄えたエネルギに
より写真フラツシユ発光動作を開始する。カメラ論理装
置26は、使用者がシャツタ・ボタン29を閉じ、その
結果、カメラのスイツチSl,S2およびS3が閉じた
ときにのみフラツシユ・パルスを発生する。
それぞれのスイツチが閉じることにより、論理和回路4
4のダイオード144,146および148がそれぞれ
導通し、トランジスタ150が導通する。その結果、ト
ランジスタ158が導通し、トランジスタ66が遮断し
、コンデンサ充電動作が停止する。電力変換器38はそ
の後の写真撮影動作中、非動作状態を保つ。第2図およ
び第3図の充電制御装置がエネルギ蓄積コンデンサを所
定値まで充電し、コンデンサ充電量をその値に制御する
制御装置は、コンデンサが所定充電値にある場合を除き
、フラツシユ・パルスに対するトリガ回路の応動を妨げ
、また、カメラ動作サイクノレ、すなわち自動焦へ合わ
せ、露出、フイルム処理、フイルム搬送および焦屯りセ
ツトの各段階にわたつて、電力変換器を遮断する0使用
者が希望する場合には、制御装置は容易に手動焦点合わ
せによる動作が可能であり、実際の手動焦点合わせ動作
中、電力変換器は遮断されない。充電制御装置は、この
ようにして、別の大きな電流負荷がカメラ電池にかかつ
ているときにのみ(この状態は手動焦点合わせ動作中に
け生じない)、コンデンサの充電動作の停止を限定する
。充電制御装置の別の特徴は、電子フラツシユ装置を用
いる代わりに、フラツシユ球を用いたカメラにも使用可
能なことである。すなわち、ポラロイド社発売のプロッ
ト・カメラに用いる従来形のフラツシユ・バ一を、接続
器52に接続するとスイツチS3を介して電池電圧をう
け、フラツシユ・パルスを加え、接地戻り線が切換へら
れζ前記カメラにおいて現在行われている同じ方法で、
かつ、米国特許第4064519号に開示されているよ
うに、フラツシユ球を動作させることができる。また、
米国特許第4064519号に開示されているフラツシ
ユ・バ一を使用可能に構成されたカメラは、第2図およ
び第3図に示す本発明の充電制御装置に対し、電子フラ
ツシユ動作をほとんど変更せずに適用可能である。再び
第2図および第3図において、写真露出開始に先立つて
、カメラ10の論理装置はフラツシユ装置の抵抗134
およびトランジスタ130を介して比較的小量の感知電
流を消費する。
この電流は接続器ピン52gおよび52d間に加えられ
る。抵抗134は約5オームの小さな値を有し、トラン
ジスタ130が導通可能にバイアスされると、感知電流
およびフラツシユ電流の両方に対し低いエミツタ・コレ
クタ抵抗を示す。感知電流はトランジスタ138を導通
させるには不十分であり、したがつてフラツシユ管を発
光させない。一方、付勢回路のトランジスタ118が非
導通状態にあるとき、トランジスタ130は非導通状態
となり、感知電流を通さない。論理装置は、この無電流
状態に応答して、フイルムの露出を禁止し、その結果、
カメラのシヤツタは開かず、フラツシユ・パルスは発生
しない。これは、付勢回路48が動作しない結果でぁる
。一方、付勢回路が動作し、トランジスタ118が導通
すると(これはコンデンサ36が特定フラツシユ状態の
ために十分充電された場合にのみ生じる)、トランジス
タ130はたとえば40ミリ・アンペアの感知電流を通
す。
論理回路はこの電流によるトランジスタ130および抵
抗134の低いインピーダンスに応答し、フラツシユ・
パルスを発生し、フイルム露出シヤツタ動作を開始する
。第1図のカメラ10が一眼レフ・カメラの場合、使用
者は、カメラ・レンズ系16を通してビユーア28に像
を見ることができる。この像′ζカメラの焦点に合つて
いるときにのみ鮮明であるため、使用者は自動焦点合わ
せ動作と露出動作問において被写体をとらえ、下検分す
るために短かい時間間隔を必要とする。使用者にこのよ
うに被写伸をとらえ、下検分する時間を与える一眼レフ
・カメラ充電制御装置は第4図、第6図および第7図に
示される。第2図および第3図の構成部品と同じ部品は
、アポストロオフイを付した同一の参照番号で示される
。第4図および第5図はエネルギ蓄積コンデンサ36′
およびフラツシユ管405を用いている。第4図におい
て、一眼レフ充電制御装置170!く接続器172によ
つてカメラ10に接続される。
このようにして、制御装置は接続器を介してカメラ電池
34θ・ら電力をうけ、それを、常開スイツチ32e介
して電力変換器38′に加える。電力変換器38代 ト
リガ回路50によつて付勢されると、フラツシユ管40
1を発火させるためのエネルギ蓄積コンデンサ36′を
充電する。比較器42′、調整器駆動装置43′および
スイツチ回路46′によつて電力変換器38′/)′−
制御され、電力スイツチ37が閉じている限り、さらに
、スイツチ回路46′が論理和回路44′から付勢信号
をうけない限り、コンデンサ36″両端の電圧を所定制
御値に保つ。ポラロイド社発売の自動現像カメラSX一
70は、自動焦点合わせ装置および充電制御装置170
を装備できる一眼レフ・カメラ10′の好適例である。
一眼レフ充電制御装置170は、使用者に対し下検分時
間を与えるが、それと同時に、電池34′が一時に2つ
以上の大電流消費動作に用いられないように、カメラお
よびフラツシユ装置のすべての動作工程をきめる。
焦点合わせ後の下見′ζコンデンサ36′の充電後に行
われ、この間、電力変換器38′は遮断する。したがつ
て、下見時間は漏洩によつて減少するコンデンサ電荷が
所定量のフラツシユ光を発生し、適正露出写真を得るに
足る所定間隔に制限される。本発明によつて提供される
この下検分時間はほとんどの下検分に十分であり、使用
者は通常、この時間内に十分露出を開始することができ
る。この下検分時間内に使用者が露出を開始しない場合
には、制御装置の働きによつて、コンデンサが再び適正
値に充電されるまで、次の動作を不能にする。充電制御
装置170は、以上の特徴、その他特徴を3個のタイマ
180,182および184によつて与えており、これ
らのタイマは、それぞれラツチ回路186,188およ
び190によつて駆動され、論理積回路196および1
98によつて動作する。図示した制御装置170の下検
分時間は最大10秒であり、下記のとおり動作する。(
この時間、その他の時間は、単に例示的であり、制限的
ではない。)第4図に示したカメラ10′は、2段階に
押すように構成されたシヤツタ・ボタン194を備えて
いる。このボタンの第一段q操作により、カメラ・スイ
ツチS1′が閉じ、S/F信号が発生L自動焦点合わせ
動作が開始する。カメラ・フラツシユ装置において、S
/F信号は論叩和回路44′に加えら瓢電力変換器38
′を遮断する。このS/信号はまた、論理積回路196
にも加えられ、論理積回路196は、コンデンサ36′
が所定値に充電されたときに調整器駆動装置43′が発
生する「調整」信号をうける。通常の動作の場合、調整
信号はS/F信号に先立つて発生する。したがつて、調
整信号によつて論理積回路196が動作し、その後のS
/F信号によつてラツチ回路188がセツトされ、下検
分タイマ182が動作する。タイマは10秒を最大時間
として、下検分(下見)時間を開始する。タイマ182
からの下検分時間信号によつて表示器178が論理和回
路176を介して動作し、カメラのフラツシユ装置が十
分充電され、カメラがフラツシユ発光露出準備完了状態
にあることを使用者に知らせる。論理和回路176はま
た、ゲート回路199が遮断となる下検分時間を除き、
調整信号に応答して表示器を動作させる。タイマ182
からの下検分時間信号は、また、論理積回路198にも
加えられ、この論理積回路198の出力によつてラツチ
回路190が動作し、付勢タイマ184が作動する。
論理積回路198は、シャツタ・ボタン194をその第
二段の位置に押したときにカメラ論理装置26物のスイ
ツチS5が作動して第二の信号SlTをうける。使用者
は、被写体をとらえ、その撮影準備が完了した下検分時
間中にシャツタ・ボタンを第:の位置に押さなければな
らない。そQ結果、スイツチS5が閉じて露出およびフ
イルム処理が開始する。万が一、使用者が所定の検分時
間経過後にシヤツタ・ボタンを第二の位置に押した場合
べ付勢回路192が働いて、カメラ感知電流を遮断し、
前述したように、写真露出動作を禁止する。露出に始ま
るカメラ動作の最終段階において電力変換器38′を遮
断状態にするために、信号S/Tがラツチ回路186を
付勢して、禁止タイマ180を動作させる。
その結果、たとえば2.5秒の巾の禁止タイミング信号
が論理和回路44′VC加えられる。この電力変換器禁
止信号はカメラ動作の最終段階において発生し、その動
作期間中、電力変換器が電流を消費しないように構成さ
れている。前述したように、露出開始時に発生した信号
S/Tは、予めタイマ182からの下検分信号によつて
付勢されている論理積回路198にも加えられる。
それに応じて、論理積回路198はラツチ回路190を
付勢させ、付勢タイマ184を動作させ、タイマ184
は、図示の実施例の場合、750ミリ秒のカメラ付勢期
間を与える。カメラ付勢信号は付勢回路192を動作さ
せ、その通常の禁止状態、すなわちトリガ回路50′が
、カメラ10′/l)らのフラツシユ・パルスに応答し
て動作するのを禁止する状態を終了させる。以上のよう
にして、シャツタ・ボタン194をその第二の位置まで
十分押すことによつて発生する信号S/Tによつてタイ
マ184が動作し、カメラ論理装置26勺\カメラ露出
制御部を動作させ、フイルム露出工程を開始させ、導電
体202を介してトリガ回路50′VC加えられるフラ
ツシユ・パルスに応答して、フラツシユ管40′が発光
する。
図示したカメラ10′および充電制御装置170G@S
さらに第三の信号SPを用い、この信号は、論理和回路
445を介してスイツチ回路46′に加えられ、カメラ
動作中、電力変換器38′が遮断される。この信号はカ
メラスイツチS2′から加えられるが、スイツチS2′
は、第2図および第3図のスィッチS2と同様に、カメ
ラ・レンズ系が静止状態にない場合には、閉成している
。たとえば、スイツチS2牡カメラ・レンズ位置に応じ
て動作し、レンズ系が静止状態の場合には通常開成して
いる。このスイツチは、自動焦点合わせまたはその他の
機構によつてレンズ系がその位置から手動またはその他
の方法で移動すると閉じる。その結果、スイツチS2′
は、カメラ・レンズ系がその静止位置から移動する時間
全体をとおして、信号SPを発生する。信号Spが論理
和回路44′に加えられることによつて、タイマ180
からの電力変換器の禁止信号発生に先立つて、使用者が
シヤツタ・ボタン194を離し、信号S/Fが除去され
た場合にも、電力変換器38′は論理和回路44′によ
つて遮断される。また、スイツチSZと直列に手動スイ
ツチS4′が設けられ、スイツチS4について前述した
ように、使用者は自動焦点合わせを手動で解消すること
ができる。容易にわかるように、使用者がスイツチS4
′を開いて自動焦点合わせ動作を解消すると、使用者は
次にカメラの焦点を合わせ、シャツタボタン194を第
一の位置をとばして直接第二の位置に押す。信号SPに
よつて、調整信号もまた、デート回路199を通して論
理和回路176に与えられなくなる。
これは、調整信号によつて下検分時間前にのみ表示器1
78が付勢されるために望ましいことである。この構成
において、調整信号が発生すると表示器が動作し、フラ
ツシユ露出または下検分時間終了まで動作を続ける。さ
らに第4図において、ラツチ回路およびタイマ186,
180,188,182および190,184は、通常
、電池の電力を消費しない。
ラツチ回路が動作信号をうけたとき、たとえば、ラツチ
回路188が論理積回路196から断定的出力をうける
と、それと接続されているタイマに電池電力を加え、そ
のラツチ動作信号消滅後もつづける。ラツチ回路186
は電力変換器禁止タイマ180接続され、タイマ動作期
間終了時、または、シヤツタ・ボタン194を離すこと
による信号S/T消滅時のいずれか遅く到来するときに
、通常の遮断状態にりセツトされる。付勢タイマラツチ
回路190は、タイマ184の750ミリ秒の動作期間
終了時に、通常の遮断状態にりセツトされる。下検分時
間ラツチ回路188は、下記の二つの状態のいずれかの
終了時に、通常の遮断状態にりセツトされる。その一つ
はタイマ182の下検分時間終了時であり、第二の状態
は、フラツシユ管405′−発火したときであり、その
ために第4図において、トリガ回路507がラツチ回路
188のりセツト入力に接続されている。このようにタ
イマ182からの下検分時間出力信号は所定の10秒間
の下検分時間終了時点、またはフラツシユ管の発光のい
ずれか早く到来するときに消滅する。第5図は、第4図
の一眼レフ充電制御装置170の普通の動作状態を示す
波形図である。
第5図の上方から始まり、使用者が手動オン・オフ・ス
ィツチ32′を閉じると一連の動作が開始する。波形2
04は使用者が、動作中スイツチを閉じたまXに保持し
ている状態を示す。波形206はスィツチ32′を閉じ
てから、エネルギ蓄積コンデンサ36′両端の電圧が所
定値に達するまでの増大特性を示し、前記所定値におい
て、電力変換器38″は制御状態となつてオン・オフ動
作をくり返し、コンデンサを所定電圧値に維持する。充
宙蒲u御装置がコンデンサ36″の充電量を制御する間
、波形206にはリプルが表われる。使用者が下検分を
始めると、変換器38′が遮断し、波形206から明ら
かなように、コンデンサ両端の電圧が緩やかに降下する
。シャツタ・ボタンを一杯に押してフラツシユ管が発光
すると、コンデンサ電圧が急速に降下する。コンデンサ
電圧をζ波形206の右側に見られるように、新しい充
電動作が始まるまで低い値に保たれる。充電制御装置が
カメラ電池34′から消費する電流は波形208に示す
とおり、最初、最大値があり、充電とともに減少する。
調整中、および変換器の遮断中、充電制御装置170が
消費する電流は比較的少ない。波形210へ電力変換器
38/がコンデンサ36′の充電および制御のために動
作している時間を示し、波形212は、充電制餌装置が
制御状態にある時点、すなわち、制御駆動装置43′が
、スイツチ回路46′および論理和回路176に指令信
号を送る時間を示している。以上から明らかなように、
使用者はシャツタ・ボタン194を第一の位置に押すこ
とにより、スイツチSVが閉じ、自動焦点合わせ露出工
程が開始し、波形214仄その結果発生するスイツチ閉
成信号S/Fを示す。この信号によつて変換器動作(波
形210が停止し、制御装置が制御動作にある限り、信
号S/Fが、波形216に示すように論理積196から
指令出力となつて表われる。その結果、波形218によ
つて示すように、タイマ182により下検分時間が開始
し、波形220に示すようにカメラ動作が開始する。シ
ヤツタ・ボタン194の最初の動作に応答してカメラ論
理装置グず内で動作する自動焦点合わせ機構がレンズ系
16を静止位置から移動させると(第1図)、カメラス
イツチS2′/)ζ閉じて、波形222の信号SPを発
生する。波形214の信号S/Fは、使用者がシャッタ
・ボタンを離すと消滅するが、波ノブ 形222の信号SPは、自動焦点合わせ機構によつてレ
ンズ系が静止位置に戻つたときのみ消滅する。
波形212の調整信号は、比較器42′の信号が、標準
以下のコンデンサ充電量に応じた値に戻ると消滅する。
この状態は、比較器42′(7)コンデンサの充電およ
びコンデンサ36″の充電による変換器動作終了後に表
われる。波形218の下検分タイマ信号眠前述したよう
に、タイマ182の所定時間終了時、またはフラツシユ
管9発光時のいずれか早く到来するときに消滅する。波
形218はこれらの二つの状態をそれぞれ破線および実
線で示す。使用者がシヤツタ・ボタン194を一杯に押
してスイツチS5を閉じ、波形224の信号S/Tを発
生させると、次の動作が始まる。
この信号はシヤツタ・ボタンを離すと消滅する。信号S
/Tによつて、論理積回路198から波形226に示さ
れる指令出力が発生する(論理積回路198はタイマ1
82の出力によつて既に付勢されている)。この信号に
よつて波形228に示されるような時間間隔タイマ18
4が付勢され、波形230に示すように、付勢回路19
2が動作する。波形224の信号S/Tに応答して発生
するもう一つの信号は波形232に示す変換器禁止信号
であり、この信号はタイマ180によつて発生される信
号であり、カメラが手動焦点合わせ状態で動作されたと
きに、露出期間だけ変換器の動作を禁止するように働く
唯一の制御用指令信号である。カメラ10物部において
、シヤツタ・ボタン194を一杯に押すと、電動機22
(第1図)が起動し、波形234に示す時間幅で延伸ロ
ール20を駆動する。
さらに、カメラ論理装置26′/:)く波形236に示
すフラツシユ・パルスを発生し、それに応じて、第4図
のトリガ回路50′が回路192によつて付勢さ沃 フ
ラツシユ管40′を点火し、波形238の光パルスを発
生する。波形228に示すタイマ184からの付勢出力
に応答して、波形230に示すように、付勢回路が動作
すると、波形236のフラツシユ・パルスが発生する。
波形206に示すように、コンデンサ361が波形23
8のフラツシユによつて放電すると、波形218の下検
分時間が終了する。しかし、波形232の禁止タイマ1
80の動作時間は、図示のとおりSlT信号が発生から
開始し、たとえば2.5秒継続する。この継続時間はそ
の終了が、波形220に示すように、すべてのカメラ動
作の停止後に到来するように構成されている。第5図の
最後の波形237は、電力変換器38′が波形214の
信号S/F、波形222の信号SPおよび波形232の
変換器禁止信号のいずれかによつて禁止される全期間を
示している。
したがつて、波形237は、カメラかその自動焦点合わ
せ状態にあるとき、論理和回路44′が指令信号をスイ
ツチ回路に加える合計時間を示している。第4図の一眼
レフ充電制御装置170の好適な構造には、第6図に詳
細に示され、第7図に示すように、個別構成部品と接続
された集積回路が採用される.第7図の電力変換器38
7、コンデンサ36′、フラツシユ管40(比較器42
′およびトリガ回路5σ哄第3図の構造と類似している
(ただし必ずしも同一ではない)。また、第7図の回路
は発光ダイオード122′および表示器178と直列に
接続された抵抗124′を含む。スィツチ3グを介して
加えられる電池電圧の両端には、フイルタ・コンデンサ
827力く接続される。第7図において、第4図のタイ
マ180,182および184の一部を構成し、集積回
路246に接続された抵抗・コンデンサ限時回路240
,242および244が含まれる。
第7図に示された残りの構成部品は、雑音消去バイパス
・コンデンサ248,250および252であり、これ
らは、所定の端子において、集積回路246内の各回路
に接続される。第6図の集積回路においては、第4図の
装置・170の各構成部品に相当する構成却品段階が示
されている。
図かられかるように、各タイマには、さらに、第7図の
抵抗とコンデンサの組み合わせ240,242および2
44が含まれる。特に、ラツチ回路186およびタイマ
182は第6図のトランジスタQl,Q2,Q4および
Q5ならびにトランジスタQlOlおよびQlO2が含
まれる。論理積回路196はトランジスタQl7,Ql
8およびQlO6を含み、ラツチ回路188およびタイ
マ182はトランジスタQl9からQ23およびトラン
ジスタQlO7からQlO9までを含む。論理積回路1
98はトランジスタQ24,Q25およびQllOを含
み、ラツチ回路190およびタイマ184は、トランジ
スタQ26からQ29まで、およびQlllからQll
2までを含む。第6図のトランジスタQ32およびQ3
3は、付勢回路192を構成し、トランジスタQ3Oお
よびQ3lは、トリガ回路の入力段50a′を構成する
変換器遮断用論理和回路44′はトランジスタQ7,Q
8およびQ9を含む。他の論理和回路176はトランジ
スタQl3,Ql4を含む。第4図のスイツチ回路46
′はトランジスタQlOおよびQll、ならびに第7図
のトランジスタ158警含む。調整器駆動装置43牡、
スイツチ回路461を,駆動するための集積回路トラン
ジスタQlO3およびQ6を含み、また、論理和回路1
76を駆動するための集積回路トランジスタQlO5を
含む。信号Sp発生時に、トランジスタQlO5が制御
信号に応答することを妨げるトランジスタQl2および
QlO4へゲート回路199を構成する。集積回路の他
の構成要素は、トランジスタQl5およびQl6に接続
され、トランジスタQl5およびQl6は、第7図の発
光ダイオード122′を駆動する表示器178の一部を
構成する。当業者は、第6図および第7図に詳細に示さ
れる第4図の充電制御装置のその他の構造および動作に
ついて理解するであろう。
また、本発明の範囲内において、第4図の装置を実施す
るために別の構造も使用可能であることは明らかであろ
う。このように本発明の一実施例においては、カメラ動
作制御用電気回路を有する自動焦点合わせおよび自動現
像カメラのための電子フラツシユ装置が、提供される。
カメラ電池によつて焦点合わせ機構、シヤツタ付露出機
構およびフイルム搬送機構が,駆動される。フラツシユ
装置もカメラ電池によつて駆動され、コンデンサ、放電
型フラツシユ管、コンデンサ充電用制御充電変換器およ
びトリガ回路を有している。フラツシユ装置はカメラ回
路と接続され、バツテリ電圧のみならず、焦点合わせ機
構、露出機構および搬送機構動作時に発生するカメラ信
号を受け入れる。カメラからは、また、フラツシユ装置
に対し、フラツシユ動作開始信号を加える。論理和回路
44およびスイツチ回路46を含むものとして、第2図
および第3図の実施例に示されたフラツシユ装置の第一
の回路は、これらの複数の信号に応答して、カメラの電
流を消費する各機構の動作時に、制御充電変換器を遮断
し、コンデンサ充電電流を消費しない。
付勢回路48およびトリガ回路50を含むものとして、
第2図および第3図に示された実施例における通常遮断
しているフラツシユ装置内の別の回路は、カメラによつ
て発生されたフラツシユ動作開始信号に応答して、コン
デンサの一定充電値において、トリガ回路を介してフラ
ツシユ管の放電を遮断し、カメラに対しシヤツタ動作を
指示す。このようにして、第1の回路はカメラの各機構
が多量の電流を消費していないときにのみ、フラツシユ
・コンデンサの充電を行わせ、第二の回路はコンデンサ
の所定充電状態にのみ応答してフイルム露出およびフラ
ツシユ管放電を行わせる。前述したように、カメラの距
離測定装置は超音波エネルギを発生し、カメラ視野中心
からの反射光を検知する。
このように検知した音波エネルギに応答して電気回路が
距離測定信号を発生し、焦点合わせ電動機を駆動し、音
波エネルギを反射した物体にレンズ系の焦点を合わせる
。しかし、このような装置は、通常、フラツシユ装置発
振器が発生する散乱放射線の干渉を受けやすい。このよ
うな干渉を受けると、距離測定装置からは、誤つた距離
信号が発生し、その結果、カメラレンズは、誤つた距離
に焦点が絞られる可能性がある。しかし、本発明による
フラツシユ装置は、自動焦点合わせ動作中、動作せず、
したがつて第1図のカメラ装置にはこの問題は発生しな
い。この問題について・特に有利な本発明の実施例を第
8図ないし第10図を参照して説明する。第8図および
第9図は、前記のとおりに動作するビユーフアインダ・
カメラ10″に接続された別のフラツシユ装置32″t
示す。
第8図に概略を示すように、フラツシユ装置32″は、
フラツシユ電池36〃からの電力によつて、電力発振器
兼変換器38″を付勢させるために閉成する常開オン・
オフスイツチ34″によつて動作する。電力変換器38
″は高い直流電圧を発生し、それを、フラツシユ管42
″b並列に接続されたエネルギ蓄積コンデンサ40″に
加える。充電制御装置Kまた、比較器44″を備え、こ
の比較器によつて蓄積コンデンサ40″両端の電圧の一
定部分と基準電圧とが比較される。通常動作していない
調整器駆動装置4ff′は、蓄積コンデJャT電圧が、所
定値に達し、発振器制御回路48e動作させると、比較
器が出力する信号に応答して動作する。制御回路48″
は通常動作していないが、調整器制御装置46″によつ
て動作すると、電力変換器38″の発振器の動作を停止
させる。次いで、変換器がコンデンサ40〃の充電動作
を停止させる。さらに、発振器の動作が停止すると、フ
ラツシユ装置は電磁波または音波の散乱放射線(発振器
の作動中フラツシユ装置より通常発生する)も停止する
。トリガ回路5α′は、結合回路521!を介して加え
られるカメラからのフラツシユ・パルスに応答して、フ
ラツシユ管47の導通を開始させる。
次に、フラツシユ管は、コンデンサ40′に蓄えられた
電荷を放散させ、カメラのために明るいフラツシユ光を
発生する。発振器制御回路48″&ζまた、カメラ1r
内部の論理装置26″のスイツチに接続された論理和回
路54″からの断定信号によつて電力変換器38Iを遮
断する。
第8図はまた、フラツシユ装置32/75Z接続器56
″t介してカメラ10Iに接続されていることを示して
いる。
接続器56″はフラツシユ装置とカメラ論理装置26″
t接続し、導電体58Ef/および58b″を介して、
カメラ論理装置からのフラツシユ・パルスを結合回路5
2′/)・らトリガ回路50〃へと加える。図示した実
施例の場合、カメラ・スイツチS3′は、カメラ露出期
間を含む動作期間中、電池12a″の片側から導電体5
8b″に電圧を加える。カメラ論理装置は、適当な時点
において、導電体58aeカメラ電池の他方の側に切り
換え、フイルム露出と同期したフラツシユ光を発生させ
る。図示した構成においてぱ、また、フラツシユ装置内
に導電性ジアッパ607を含み、これは接続器56e介
して、電池12a″の片側を、導電体62Iからカメラ
論理装置26″に接続し、フラツシユ装置がカメラに接
続されたことを論理装置に知らせる。図示したカメラに
は、さらに、導電体56?介してフラツシユ装置に信号
を加える2個の別のスイツチS1//およびS22が備
えられている。
信号は論理和回路54″It加えられ、電力発振変換器
38′の動作を禁止し、所定カメラ動作中、カメラ自動
焦点装置21に対する電気的干渉を防止する。スィッチ
s1〃およびS2〃の真の効果は、カメラの少なくとも
自動焦点合わせ動作中を通して、少なくとも1個の断定
的信号を論理和回路54t与えることである。それに応
答して、論理和回路54″は、そのようなカメラ動作中
、コンデンサ充電電力変換器の動作を停止する。さらに
詳細に説明すれば、図示した実施例において、シヤツタ
・ボタン30′を押すと、スイツチS1″が閉じ、同シ
ャツタ・ポタンを押し続ける限り、閉じたままの状態を
保つ。スイツチS2″は、カメラ焦点機構21の動作中
、断定信号をフラツシユ装置3Tに加える。シヤツタ・
ボタンを押すと、カメラレンズ系がその静止位置から移
動するのに応じて、スイツチS2!′力川動的に閉じ、
自動焦点機構によつてレンズ系1ffが静止位置に戻る
まで閉じたままになる。(レンズ系16〃は、カメラが
動作していないときにのみ靜止位置にある。つまり、レ
ンズが静止位置にあるときには写真は撮られない。)使
用者が、常開スイツチ34′を閉じてフラツシユ装置3
Z′を付勢させると、第8図に示す各部分の動作が開始
する。スイツチ31が閉じると、電池36Iの電圧が電
力変換器38″に加えら法蓄積コンデンサ40″の充電
が開始する。蓄積コンデンサ40′の電圧が所定値に達
したことを比較器41が知らせると、調整器駆動装置4
6′によつて発振器制御回路48″が動作し、電力変換
器38″の動作が停止する。使用者がスイツチ34f/
を閉じたままにして、カメラ・シャツタ・ボタン302
を押さなければ、コンデンサ40″f)電荷が所定値か
ら減り始める。
そして、その電圧が低いしきい値に達すると、比較器4
4!によつて調整器駆動装置が動作しなくなり、制御回
路の動作が停止する。次に、電力変換器3Ff′が動作
を再開し、蓄積コンデンサが急速に所定値まで再充電さ
れ、その点において、比較器44〃、駆動装置46〃お
よび制御回路48″によつて動作が停止される。このよ
うに、電力変換器38〃、比較器441動装置46″お
よび制御回路48Iは、非連続制御直流直流電力変換器
として動作し、コンデンサが充電すると、それを所定充
電値の電圧内に維持する。制御装置は非連続的にオン・
オス状態で動作する。フラツシユ装置スイツチ34!が
閉じているときに使用者がシヤツタ・ボタン3(y/を
押すと、スイツチS1″およびS2″が閉じて、制御回
路48〃が動作し、電力変換器の動作を停止させる。
変換器(発振器)の動作が停止すると、フラツシユ装置
から頃カメラ焦点装置と干渉するような大きな放射線は
発生しない。スイツチS3″もまた、シャツタ・ボタン
3γを押すと閉じる。少なくともスイツチS1″が閉じ
ると第1図の音波焦点合わせ装置247が動作し、露出
装置18を動作させて、フラツシユ点火信号を発生する
。トリガ回路はフラツシユ信号に応答して動作し、フイ
ルム露出中、コンデンサ40′によつてフラツシユ管を
発光させる。次に、図示したカメラ制御装置26動く搬
送電動機20″を動作させ、自動焦点装置2ギをりセツ
トする。これらの動作によつてスイツチSTおよびS!
が開く。使用者がシヤツタ・ボタンから手を離してスイ
ツチS1〃が開くと、フラツシユ装置が再びコンデンサ
40″の充電を開始し、次の露出動作に備える。しかし
、フラツシユ装置のスィツチ34″を開放すると、すべ
ての充電動作が停止する。第9図は、第8図の充電制御
装置用の好適フラツシユ装置回路を示す。
オン・オフ・スイツチ34e介して、電池36″の電圧
が変換器38″に加えられる。変換器38″はトランジ
スタ702を含み、このトランジスタのエミツタ・コレ
クタ回路は逓昇変圧器72〃の一次巻線72Ejf1と
直列に接続されている。変圧器には、固定抵抗71およ
び76″によつて形成される分圧器とトランジスタのベ
ース間に帰還巻線72Vが設けられる。コンデンサ78
〃と抵抗80″の直列回路は電池の正極と、分圧抵抗と
帰還巻線との接続点に接続される。この回路によつて、
変圧器7Tの二次巻線72e〃の両端に逓昇交流電圧が
発生し(二次巻線72′の両端には、コンデンサ87が
接続されている)、ダイオード81がこの出力電圧を整
流して、変換器3rの直流電圧を発生する。エネルギ蓄
積コンデンサ4τは直流高電圧を変換器3g!から受け
入れ、それをカメラ.フラッシユ管4Z′の端子間に加
える。
この電力変換器3Ff′は、米国特許4068151号
に開示されているものと同様であり、これについてはさ
らに詳しい説明が必要である。フラツシユ装置の帰り路
36b″と電池の正極36a″間にはコンデンサ86″
が接続され、電力変換器38″のピーク電流を供給する
ことによつて充電装置の効率を増大させる。また、電子
雑音を抑制する。図示した比較器41(第8図)には、
固定抵抗88〃、分圧器90″および固定抵抗92″が
、エネルギ蓄積コンデンサ4『と並列の分圧器を構成し
ている。
電位計のタツプからは、コンデンサ4γの両端電圧の一
定部分がツエナ・ダイオード94〃の陰極に加えられる
。ダイオード947の陽極は、トランジスタ9rのベー
スに接続される。コンデンサ987はトランジスタのコ
レクタとツエナ・ダイオードの陰極間に接続され、抵抗
10γはトランジスタのエミツタが接続されている直流
戻り路、すなわちアースとベース間に接続される。米国
特許第4068151号[ヒステレシスを伴う制御スト
ロボ」においては、この比較器41の動作が説明されて
いる。比較器44′の出力信号である比較器トランジス
タ96″のコレクタ出力は直列抵抗102″を介してト
ランジスタ101のベースに加えられる。
抵抗10r頃 トランジスタのベースと電池と正極間に
接続される。エミツタは電池の正極361に接続され、
トランジスタのコレクタは抵抗108〃を介してトラン
ジスタ110″のベースに接続される。抵抗117はト
ランジスタ11γのベースと帰り路間に接続され、トラ
ンジスタ104″ならびに関連抵抗群によつて第8図の
調整器駆動装置46′が構成される。さらに第9図にお
いて、第8図の論理和回路54″はそれぞれ限流抵抗1
22″を介して、スイツチS1″およびS2″からの信
号をトランジスタ12γのベースに加えるように接続さ
れた2個の論理ダイオード114″および116″を備
えている。
抵抗11f/f/11ζトランジスタのベースとフラツ
シユ装置の戻り導体間に接続される。トランジスタ12
rと別のトランジスタ124/′によつて第8図の制御
回路4g′が構成される。抵抗126″と隔離ダイオー
ド128″は、トランジスタ12rのコレクタをトラン
ジスタ124″のベースに接続する。トランジスタ12
Lのエミツタ一は電池線36a″に接続され、抵抗13
Cfは同電池線とベース間に接続される。トランジスタ
121I′のエミツタ・コレクタ回路は、変換器トラン
ジスタ7σ′のエミツタ・ベース接続点と並列に接続さ
れ、その結果、トランジスタ121の導通時に、変換器
トランジスタ70″の分路が形成される。トランジスタ
124″のベースは、抵抗132″を介して、トランジ
スタ110′のコレクタに直結される。
発光ダイオード131と、抵抗132IVC.並列に接
続された抵抗13ff′によつて、フラツシユ準備完了
表示器が構成される。第8図の結合回路57は、フラツ
シユ装置37をカメラ1Cfの各回路と動作的に接続す
る。
第9図に示す結合構成はエミツタを接続器端子56c〃
に接続したトランジスタ138〃を含む。スイッチ14
07は、フラツシユ装置のオン・オフ・スイツチによつ
て動作させ、フラツシユ装置が遮断されているときに、
カメラの端子56f〃に対するインピーダンスを大きく
するように構成することが望ましい。トランジスタのベ
ースは、抵抗147および141の接続点に接続され、
抵抗14杓?イツチ140〃を介して、フラツシユ点火
信号をうける接続器端子56f〃に直列に接続される。
抵抗146″は2個の抵抗142〃および144〃と並
列に接続される。トランジスタ13rのコレクタに発生
するフラツシユ開始信号!ζ直列抵抗14嶺ならびにコ
ンデンサ15γおよび抵抗15Vの並列回路を介して、
サイリスタ152〃のゲートに加えられる。
サイリスタ152″は、コンデンサ150″および抵抗
151″とともに、従来のトリガ段として構成され、そ
の陰極は戻り線に接続される。サイリスタ陽極は抵抗1
54〃および156〃と分圧器との接続点に接続され、
分圧器はエネルギ蓄積コンデンサ40″と並列に接続さ
れ、また、直列コンデンサ158″を介して、トリガ変
換16γの一次巻線に接続される。変圧器16rの二次
巻線はフラツシユ管42〃のトリガ電極に接続される。
第9図の回路は、フラツシユ装置電池の比較的低い電圧
、たとえば6ボルトの電圧を、相当高い電流電圧、たと
えば300ボルト以上の電圧に変換し、エネルギ蓄積コ
ンデンサ4a′の両端に加える。
当初の充電動作中、電力発振変換トランジスタ7σ′以
外のすべてのトランジスタは遮断している。蓄積コンデ
ンサ4σの両端電圧は所定最大値に達し、ツエナ・ダイ
オード94″が導通すると、トランジスタ95′も導通
する。その結果、トランジスタのコレクタ電圧が低下し
、トランジスタ104″が導通する。トランジスタ14
Vのエミツ夕・ベース間が導通することによつて、トラ
ンジスタ11rが導通し、トランジスタ12Ifも導通
する。その結果、トランジスタ12ギのエミツタ・コレ
クタ間の低いインピーダンスによつて発振器トランジス
タ7的く短絡し、変換器の動作が停止する。以上の結果
、蓄積コンデンサ4γの充電動作が、トランジスタ9r
の導通開始レベルで停止する。比較器41のコンデンサ
およびエネルギ蓄積コンデンサ4γが放電し、比較器ト
ランジスタ9ff′の導通状態が低下すると、トランジ
スタ124〃はトランジスタ104″および110〃を
介して非導通状態に切り換えられ、電力変換器はコンデ
ンサ40′を所定値まで再び充電する。この状態で、電
力変換器は制御状態となり、くり返しオン・オフ動作を
行い、コンデンサ4rの電荷量を所定値に保つ。カメラ
制御装置26″から接続器端子56f″にフラツシユ・
パルスが加えられると、結合回路52″f)抵抗146
〃を介して分圧器142〃および144″間の電圧が低
下し、トランジスタ138〃が導通する。
その結果、トランジスタのコレクタに発生するパルスが
、接続器端子56♂を介してカメラ電池のアースに流れ
、サイリスタ15Z′が導通する。次に、トリガ回路が
駆動して、コンデンサ40′に蓄えられたエネルギによ
つて、写真照明フラツシユ動作を開始する。カメラ論理
装置2rは、使用者がシヤツタ・ボタン3rを押し、前
述したように、カメラスイツチS1〃,S2IおよびS
3″が閉じた場合にのみフラツシユ・パルスを発生する
スイツチS1〃およびS2″が閉じると論理和回路54
〃のダイオード114″および116″l:)く動作し
、トランジスタ12jが導通する。その結果、トランジ
スタ121が導通し、トランジスタ70〃力r断し、コ
ンデンサ充電動作が停止する。その結果、それに続く自
動距離辿淀および焦点合わせ動作中、発振変換器3g′
は動作を開始しない。カメラのレンズがカメラ動作終了
時点において静止位置に戻るまで、カメラ・スイツチS
7が閉じたままの状態を続ける第8図および9図の実施
例においては、フラツシユ装置充電装置は同一期間動作
しない。ほとんどのカメラの場合、特に、一眼レフ・カ
メラ以外のカメラでは、この期間はきわめて短かいので
、蓄積コンデンサは、フラツシユ照明用の十分な電力を
供給するに足る電荷を容易に保持する。第8図および第
9図の充電制御装置は、このようにして、エネルギ蓄積
コンデンサを所定値まで充電し、コンデンサ電荷量をそ
の値に制御する。この制御装置は、カメラ・フラツシユ
・パルスに応答して、充電蓄積コンデンサによつて、フ
ラツシユ管を点火する。しかし、この制御装置は、少な
くともカメラの自動測定距離および焦点合わせ動作中、
電力発振変換器の動作を停止させる。この動作&ζフラ
ツシユ装置変換器3rの発振動作による電磁波または音
波の放射の干渉を受けずに継続する。本発明は、また、
カメラの自動距離測定動作中にのみフラツシユ装置発振
装置の動作を禁止し、その後のカメラ動作中、フラツシ
ユ装置の充電を行うように構成される。この動作は特に
、ポラロイド社のソナ一SX−70ワン・ステツプ・カ
メラなどのような自動焦点合わせ一眼レフ・カメラなど
に有用である。そのようなカメラの場合、使用者が見る
像は、カメラの対物レンズの焦点が合つている場合にの
み、焦点に置かれる。したがつて、使用者は、自動焦点
合わせ動作と露出動作問において、被写体を構成し、下
見するための短かい時間、通常は1秒の何分の1かの時
間を必要とする。このようにして、下見時間後の露出時
にフラツシユ・コンデンサーが十分充電しているように
、自動焦点合わせ動作直後にフラツシユ充電動作を再開
することが望ましい。自動焦点合わせ動作後のフラツシ
ユ装置充電動作の再開&ζたとえば、第8図および第9
図の構成において、自動距離沖淀動作の短かい期間にの
みフラツシユ装置の論理和回路54″を動作させること
によつて行うことができる。本発明においては、以上説
明した各回路における充電禁止時間を、実際に充電回路
より発生する電磁波の干渉をうける距離測定動作期間に
限定するため、さらに限時回路を備えた充電中断装置設
ける。
第10図はそのような充電中断装置の一例を示すもので
、第9図の回路に組合わされるものとして説明する。第
10図の充電中断装置は第9図の端子56a″,56b
″および56d″ならびに接続点4a″および4b″V
Cおいて、第9図のフラツシユ装置37の充電?bl脚
装置に接続され、したがつて、第9図の素子114〃,
116″,118〃,120″,122″,126″お
よび128″を不要とする。これらの各要素に代えて、
充電中断装置は端子561および56b″に接続された
ダイオード114′7および116″/′を含み、また
、2個のトランジスタ167′7および164″7を含
む。
トランジスタ164″5のコレクタは抵抗126′1お
よび隔離ダイオード128″5を介して接続点4a′に
接続される。このトランジスタのベースは、トランジス
タ167′5のコレクタに直接接続され、抵抗166!
1はダイオード114″5および116′1の相互に接
続された陰極とベース間に接続される。抵抗168″′
は端子56d〃および点4b′に設けられた戻り線とト
ランジスタ162′7のエミツタ間に接続される。抵抗
170′5″とコンデンサ172″′1は限時回路を構
成し、抵抗17『5はダイオードの陰極とトランジスタ
167′5のベース間に接続され、限時コンデンサ17
2′7はベースから戻り導体に接続される。ダイオード
114/″5および116″″&瓢第9図の類似のダイ
オードと同様に、それらに接続されたフラツシユ装置ト
ランジスタに動作電力を供給する。
したがつて、端子56a′または56bにカメラ電圧が
存在しないとき、トランジスタ1627″および164
″7はいずれも非導通状態であり、コンデンサ172″
7は放電している。しかし、カメラS1″が閉じると、
ダイオード111(′5からカメラ電池を通して両方の
トランジスタに電力が供給され、トランジスタ164′
″7は導通する。コレクタ・エミツタ回路に電流が通じ
ると、第9図のトランジスタ121が導通し、その結果
、発振器トランジスタ71が遮断する。しかし、当初放
電したコンデンサ170′1は、抵抗172′〃および
コンデンサによつて決まる時間だけ、トランジスタ16
2″7″を遮断状態に保つ。コンデンサが抵抗170″
5を通して充電し、その電圧が、抵抗168″7両端の
基準電圧を超えて、スイツチ・トランジスタ162″5
を導通するに足る高さになると、トランジスタ162′
1のコレクタ電圧の低下によつて、トランジスタ164
7′5が遮断する。第9図のトランジスタ121が遮断
し、トランジスタ7Cfが再びコンデンサ充電動作を開
始する。また、シャツタ・ボタン30〃を極めて短時間
押して直ぐ離したような場合、端子56a′にカメラ電
圧が短時間発生するがレンズの焦点合せ移動が起らず端
子56b′にはカメラ電圧が発生しないこともあり得る
。このような場合、端子56a′に発生する電圧によつ
てトランジスタ164′1が導通し充電動作が停止する
が、コンデンサ177Iが充電される前に端子56a′
の電圧が消滅して充電動作が再開する。トランジスタ1
67′7は引き続き導通し、カメラ・スイツチS1″お
よびS2fのいずれか一方が閉じてカメラ電池からの電
力を送り続ける限り、トランジスタ164″7を遮断し
続ける。
このように第10図の限時回路はきわめて少数の追加構
成部品によつて、自動カメラ距離測定のきわめて短時間
のみ遮断する電子フラツシユ装置を提供する。以上の本
発明の実施例は、音波距離測定自動焦点合わせカメラ用
電子フラツシユ装置を提供する。フラツシユ装置はカメ
ラから発生する1個以上の信号に応答して、自動焦点合
わせ装置の音波距離測定動作を妨害する原因となるフラ
ツシユ充電発振素子の動作を禁止し、一定時間後に禁止
状態から開放するための別の禁止タイマが設けられる。
禁止動作によつて、フラツシユ装置コンデンサの電荷を
減することはなく、したがつて、禁止動作開始後十分な
時間だけ、十分なフラツシユ照明を行う電荷が保たれる
。以上のように、本発明によるフラツシユ装置によれば
、カメラは、フラツシユ装置によつて干渉されずに、正
確な自動音波距離測定および焦点合わせ動作が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したカメラの概略図、第2図は本
発明による充電制御装置(但し充電禁止時間を制限する
ための限時回路を除く、以下同じ)の概略を示すプロツ
ク図、第3図は第2図の充電制御装置の詳細を示す図、
第4図は本発明による別の充電制御装置の概略を示すプ
ロツク図、第5図は第4図の充電制御装置の動作を説明
するためのタイミング図、第6図および第7図は第4図
の充電制御装置の詳細を示す図、第8図は本発明による
充電制御回路の他の実施例の概略を示すプロツク図、第
9図は第8図の充電制御装置をさらに詳細に示すプロツ
ク図、第10図は上記各実施例に組合される、充電禁止
時間を制限するための限時回路を備えた充電中断装置を
示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可変焦点対物レンズ;音波距離測定自動焦点装置;
    手動起動装置;該手動起動装置で起動されたとき、前記
    自動焦点装置を作動して前記対物レンズを初期静止位置
    から被写体に焦点の合つた位置まで駆動し、ついで再び
    前記初期位置に自動的に復帰せしめるカメラ制御装置;
    前記手動起動装置の操作に応じて開始しその操作の間継
    続する第1の信号および前記対物レンズが前記静止位置
    から駆動されるのに応じて開始し再び前記静止位置に復
    帰するのに応じて終了する第2の信号、およびフラッシ
    ュ点火信号を付与する電気的接続器を備えている一眼レ
    フ・カメラ用の電子フラッシュ装置にして、フラッシュ
    放電管; 前記フラッシュ放電管を点火するためのエネルギを貯え
    るコンデンサ;前記カメラの電気接続器に着脱自在に取
    りつけられるようになつた相補的電気接続器;供給され
    る電力源によつて附勢され、交流電圧を発生し、これを
    直流電圧に変換して前記コンデンサを充電し、その充電
    電圧を所定電圧レベルと比較して実質的に該所定電圧レ
    ベルに保持する充電装置;前記カメラからのフラッシュ
    点火信号に応じて、前記コンデンサを前記放電管を通し
    て放電してフラッシュ光を発生させるフラッシュ点火装
    置;およびカメラの前記自動焦点動作の間は少くも前記
    充電装置の交流電圧の発生それによる干渉電磁波の発生
    を中断するための充電中断装置を備え、前記充電中断装
    置は、前記カメラから付与される第1の信号および第2
    の信号の何れかの信号が存在するとき出力(以下第1の
    出力という)を発生する回路;前記第1の出力を入力し
    ている間作動し、入力したときから所定時限の経過後第
    2の出力を発生する限時回路;前記第1の出力によつて
    作動開始し、該第1の出力の消滅または前記第2の出力
    の入力によつて作動を終了し、その作動期間中前記充電
    装置の作動を中断させる回路を備えていることを特徴と
    する前記電子フラッシュ装置。
JP54033773A 1978-03-23 1979-03-22 電子フラッシュ装置 Expired JPS5931684B2 (ja)

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