JPS5931346B2 - 救助袋の懸垂保持装置 - Google Patents
救助袋の懸垂保持装置Info
- Publication number
- JPS5931346B2 JPS5931346B2 JP5776078A JP5776078A JPS5931346B2 JP S5931346 B2 JPS5931346 B2 JP S5931346B2 JP 5776078 A JP5776078 A JP 5776078A JP 5776078 A JP5776078 A JP 5776078A JP S5931346 B2 JPS5931346 B2 JP S5931346B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support frame
- rescue bag
- arms
- mounting base
- link mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、消防法施行規則で規定されている救助袋を
建物外に投下した後に、懸垂保持する装置、とくに救助
袋を連結したりリンク機構を取付台から持上げて展張開
始状態にセットするのに好適な上昇機構を備えた球助袋
の懸垂保持装置に関するものである。
建物外に投下した後に、懸垂保持する装置、とくに救助
袋を連結したりリンク機構を取付台から持上げて展張開
始状態にセットするのに好適な上昇機構を備えた球助袋
の懸垂保持装置に関するものである。
この発明の出願人は緊急時、とくに火災などが発生した
時に建物から安全に避難するために、自動的に建物外に
救助袋を投下懸垂させる救助袋の格納投下装置を先に提
案した。
時に建物から安全に避難するために、自動的に建物外に
救助袋を投下懸垂させる救助袋の格納投下装置を先に提
案した。
この格納投下装置は、建物の窓際、ベランダ、屋上など
に設置され、設置場所または途中階に設けた押釦スイッ
チを押すだけで、救助袋が自動的に投下懸垂され、避難
者は数10秒間待つだけで、格納投下装置が設置しであ
る階または途中の階から救助袋に乗込み、安全な場所に
避難することができるようにしたものである。
に設置され、設置場所または途中階に設けた押釦スイッ
チを押すだけで、救助袋が自動的に投下懸垂され、避難
者は数10秒間待つだけで、格納投下装置が設置しであ
る階または途中の階から救助袋に乗込み、安全な場所に
避難することができるようにしたものである。
しかし、この格納投下装置は、救助袋の投下を自動操作
によって行なうために、構造が複雑になり易く、自動操
作のための制御装置の工事などが必要であり、既設ビル
に設置する場合には問題が多く、また設置場所に占める
空間も大きくなるものであった。
によって行なうために、構造が複雑になり易く、自動操
作のための制御装置の工事などが必要であり、既設ビル
に設置する場合には問題が多く、また設置場所に占める
空間も大きくなるものであった。
そこで、手動操作によって救助袋を建物外に投下し、リ
ンク機構を持上げ、救助袋を懸垂保持させる、構造が簡
略化され、かつ占有空間が比較的小さい懸垂保持装置も
必要となる。
ンク機構を持上げ、救助袋を懸垂保持させる、構造が簡
略化され、かつ占有空間が比較的小さい懸垂保持装置も
必要となる。
ところで、このような懸垂保持装置として、建物に取付
けられている取付台に収納される懸垂機構を、取付台に
設けた軸を中心として手前側から上側に回動させ、その
まま建物外に倒して救助袋を投下懸垂するものが考えら
れる。
けられている取付台に収納される懸垂機構を、取付台に
設けた軸を中心として手前側から上側に回動させ、その
まま建物外に倒して救助袋を投下懸垂するものが考えら
れる。
しかし、このようなものでは、緊急時に、多数の避難者
が殺到すると、避難者によって場所が狭くなって、懸垂
機構を回動させ救助袋を投下懸垂させるだけのスペース
が確保できなくなり、避難ができなくなる。
が殺到すると、避難者によって場所が狭くなって、懸垂
機構を回動させ救助袋を投下懸垂させるだけのスペース
が確保できなくなり、避難ができなくなる。
また、懸垂機構を持上げるには、この機構がかなり重い
ので、大きな力を必要とする。
ので、大きな力を必要とする。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたもので、救
助袋と連結されたリンク機構を垂直に持上げて救助袋を
懸垂させるようにすると共に、前記リンク機構を持上げ
始める時に、この方向に押上げ力が作用する上昇機構を
具備させることにより、多数の避難者が殺到した場合で
も、リンク機構を大きなスペースを必要とせずに、容易
かつ安定して垂直に上昇させることができ、火災などの
緊急時に、建物外に容易に避難できるようにした救助袋
の懸垂保持装置を提供することを目的とするものである
。
助袋と連結されたリンク機構を垂直に持上げて救助袋を
懸垂させるようにすると共に、前記リンク機構を持上げ
始める時に、この方向に押上げ力が作用する上昇機構を
具備させることにより、多数の避難者が殺到した場合で
も、リンク機構を大きなスペースを必要とせずに、容易
かつ安定して垂直に上昇させることができ、火災などの
緊急時に、建物外に容易に避難できるようにした救助袋
の懸垂保持装置を提供することを目的とするものである
。
以下この発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図から第4図まではこの発明の一実施例を示す。
これらの図面において、1は垂直懸垂式の救助袋、2は
この救助袋1の上端部を取付けて懸垂保持するリンク機
構、3は建物の屋上を含む所要階の床に固定され形鋼す
どで組立られた取付台で、この取付台3は前記リンク機
構2を支持し、平常時には救助袋1と折畳んだリンク機
構2とを収納し、これらと共に図示しないカバーで覆っ
である。
この救助袋1の上端部を取付けて懸垂保持するリンク機
構、3は建物の屋上を含む所要階の床に固定され形鋼す
どで組立られた取付台で、この取付台3は前記リンク機
構2を支持し、平常時には救助袋1と折畳んだリンク機
構2とを収納し、これらと共に図示しないカバーで覆っ
である。
4はリンク機構2を押上げる上昇機構で、この上昇機構
4は、1対の上部腕6aの下端部と1対の中間腕7の上
端部とがピン5aでそれぞれ回動可能に連結され、中間
腕7はこれらの中央部がピン8bでX字状に互に回動可
能に連結され、中間腕7の下端部と1対の下部腕6bの
上端部とがピン5bでそれぞれ回動可能に連結され、前
記上部腕6aの上端部がリンク機構2の支持枠9の水平
杆9b下端中央部に固定したアイプレート10aにピン
8aで回動可能に連結され、下部腕6bの下端部が取付
台3に固定したアイプレート10bにピン8cで回動可
能に連結されて、菱形部を上下方向に2つ重ねたパンタ
グラフ状に構成された伸縮可能な菱形構造体16を備え
ている。
4は、1対の上部腕6aの下端部と1対の中間腕7の上
端部とがピン5aでそれぞれ回動可能に連結され、中間
腕7はこれらの中央部がピン8bでX字状に互に回動可
能に連結され、中間腕7の下端部と1対の下部腕6bの
上端部とがピン5bでそれぞれ回動可能に連結され、前
記上部腕6aの上端部がリンク機構2の支持枠9の水平
杆9b下端中央部に固定したアイプレート10aにピン
8aで回動可能に連結され、下部腕6bの下端部が取付
台3に固定したアイプレート10bにピン8cで回動可
能に連結されて、菱形部を上下方向に2つ重ねたパンタ
グラフ状に構成された伸縮可能な菱形構造体16を備え
ている。
上部腕6aと中間腕7とを連結する一側のピン5aに第
1引張りばね13の一端部が連結され、このばね13の
他端部に連結した第2調整金具12と、上部腕6aと中
間腕7とを連結するピン5aに回動可能に連結した第1
調整金具11とが、長さの調整可能に連結されている。
1引張りばね13の一端部が連結され、このばね13の
他端部に連結した第2調整金具12と、上部腕6aと中
間腕7とを連結するピン5aに回動可能に連結した第1
調整金具11とが、長さの調整可能に連結されている。
中間腕7と下部腕6bとを連結する両側のビン5b間に
は水平な第2引張りはね14の両端部がそれぞれ連結さ
れている。
は水平な第2引張りはね14の両端部がそれぞれ連結さ
れている。
15は取付台3に設けた1対のガイドで、支柱枠9の支
柱9aの下端部を支持して、これらを垂直方向に昇降さ
せるように案内するものである。
柱9aの下端部を支持して、これらを垂直方向に昇降さ
せるように案内するものである。
以上のように構成された救助袋の懸垂保持装置は、平常
時、すなわち救助袋1およびこの救助袋1の上端部が連
結されたリンク機構2の収納時には、上昇機構4は第4
図に示すように、菱形構造体16が扁平に縮んだ状態に
なっている。
時、すなわち救助袋1およびこの救助袋1の上端部が連
結されたリンク機構2の収納時には、上昇機構4は第4
図に示すように、菱形構造体16が扁平に縮んだ状態に
なっている。
図示しないカバーを外して、救助袋1を建物外に投下し
、支柱枠9を持上げてセットすると、救助袋1の重さに
よってリンク機構2が第2図の矢印A方向に回動して、
建物外に張出され、第1図に示すように救助袋1がリン
ク機構2に懸垂保持される。
、支柱枠9を持上げてセットすると、救助袋1の重さに
よってリンク機構2が第2図の矢印A方向に回動して、
建物外に張出され、第1図に示すように救助袋1がリン
ク機構2に懸垂保持される。
この動作過程において、支柱枠9と取付台3との間に介
装されている上昇機構4は、第1、第2引張りはね13
.14の引張り力によって第2図の矢印Bに示すように
、上昇機構4の菱形構造体16が伸ばされ支柱枠9を押
上げるが、調整金具11゜12に第1引張りばね13が
連結されているため、支柱枠9の上昇が完了する前に第
1引張りはね13の伸びがなくなり、第1引張りばね1
3の張力がなくなる。
装されている上昇機構4は、第1、第2引張りはね13
.14の引張り力によって第2図の矢印Bに示すように
、上昇機構4の菱形構造体16が伸ばされ支柱枠9を押
上げるが、調整金具11゜12に第1引張りばね13が
連結されているため、支柱枠9の上昇が完了する前に第
1引張りはね13の伸びがなくなり、第1引張りばね1
3の張力がなくなる。
しかし、第2引張りばね13は、その後も引張り力をも
ら、支柱枠9を押上げる力が働く。
ら、支柱枠9を押上げる力が働く。
この状態になると、第2引張りばね13だけの引張り力
が支柱枠9に作用することになって、押上げ力が弱くな
り、支柱枠9が上昇し過ぎてその支柱9aがカイト14
から外れることを防ぐ。
が支柱枠9に作用することになって、押上げ力が弱くな
り、支柱枠9が上昇し過ぎてその支柱9aがカイト14
から外れることを防ぐ。
前述した実施例では、第1引張りばね13を調整金具1
1.12に連結することにより、支柱枠9が上昇を完了
する前に第1引張りはね13の張力がなくなって、第2
引張りはね14だけを働かせて支柱枠9を上昇させるよ
うにして、支柱枠9の過上昇による飛出しを防いだが、
カウンタウェイトによって支柱枠9の飛出しを防止する
こともできる。
1.12に連結することにより、支柱枠9が上昇を完了
する前に第1引張りはね13の張力がなくなって、第2
引張りはね14だけを働かせて支柱枠9を上昇させるよ
うにして、支柱枠9の過上昇による飛出しを防いだが、
カウンタウェイトによって支柱枠9の飛出しを防止する
こともできる。
第5図、第6図は、カウンタウェイトを用いた実施例を
示す。
示す。
これらの図面において、21は1対のカウンタウェイト
で、これらのカウンタウェイト21の上端部に連結され
たワイヤロープ22が取付台3の両側のガイド15の上
端に支持された滑車24に掛けられて支柱枠9の支柱9
aの下端部に取付けたロープ固定用ピン25に連結され
ている。
で、これらのカウンタウェイト21の上端部に連結され
たワイヤロープ22が取付台3の両側のガイド15の上
端に支持された滑車24に掛けられて支柱枠9の支柱9
aの下端部に取付けたロープ固定用ピン25に連結され
ている。
また、ガイド15の外側面にはカウンタウェイト21の
載置台26が固定されでいる。
載置台26が固定されでいる。
なお、第5図、第6図に示す上昇機構4は、前述した以
外は第1引張りばね13と第1、第2調整金具11.1
2とを欠くだけで、第2図から第4図に示し、前述した
実施例と同構成であるから同構成の部分は説明を省略す
る。
外は第1引張りばね13と第1、第2調整金具11.1
2とを欠くだけで、第2図から第4図に示し、前述した
実施例と同構成であるから同構成の部分は説明を省略す
る。
第5図、第6図に示す上昇機構4による支柱枠9の押上
げは、第5図に示す菱形構造体が縮んだ状態では、カウ
ンタウェイト21の重量と、引張りばね14の引張り力
で菱形構造体16を伸ばして、支柱枠9の押上げを始め
るが、カウンタウェイト21は支柱枠9の上昇につれて
下降し、支柱枠9の上昇完了前に載置台26に達してこ
れに載せられ、それ以下には下がらない。
げは、第5図に示す菱形構造体が縮んだ状態では、カウ
ンタウェイト21の重量と、引張りばね14の引張り力
で菱形構造体16を伸ばして、支柱枠9の押上げを始め
るが、カウンタウェイト21は支柱枠9の上昇につれて
下降し、支柱枠9の上昇完了前に載置台26に達してこ
れに載せられ、それ以下には下がらない。
その後は、支柱枠9が上昇してもワイヤロープ22が緩
んでカウンタウェイト21による張力がなくなり、引張
りばね14による張力だけが働いて、支柱枠9を押上げ
ることになる。
んでカウンタウェイト21による張力がなくなり、引張
りばね14による張力だけが働いて、支柱枠9を押上げ
ることになる。
このため、支柱枠9を押上げる力が弱くなり、第2図か
ら第4図に示したものと実質的に同様に、支柱枠9の過
上昇による飛出しが防止できる効果を期待できる。
ら第4図に示したものと実質的に同様に、支柱枠9の過
上昇による飛出しが防止できる効果を期待できる。
第7図はさらに他の実施例を示す。
この実施例は支柱枠9の両側の支柱9a下端と取付台3
との間に圧縮ばね20を介在させ、第1引張りばね13
と第1、第2調整金具11.12とを欠く以外は、第2
図から第4図に示し、前述した実施例と同構成であるか
ら、同構成の部分は説明を省略する。
との間に圧縮ばね20を介在させ、第1引張りばね13
と第1、第2調整金具11.12とを欠く以外は、第2
図から第4図に示し、前述した実施例と同構成であるか
ら、同構成の部分は説明を省略する。
第7図に示す上昇機構4による支柱枠9の押上げは、菱
形構造体16が縮んだ状態では、圧縮ばね27の伸張力
と、引張りばね14の引張り力で菱形構造体16を伸ば
して、支柱枠9の押上げを始める。
形構造体16が縮んだ状態では、圧縮ばね27の伸張力
と、引張りばね14の引張り力で菱形構造体16を伸ば
して、支柱枠9の押上げを始める。
しかし、支柱枠9の上昇完了前に圧縮ばね20は縮み量
がなくなり圧縮ばね20による押上げ力がなくなり、そ
の後は、引張りはね14の張力だけが働いて支柱枠9を
押上げることになる。
がなくなり圧縮ばね20による押上げ力がなくなり、そ
の後は、引張りはね14の張力だけが働いて支柱枠9を
押上げることになる。
このため、第2図から第4図までの実施例と実質的に同
様に、支柱枠9の飛出しが防止セきる効果を期待できる
。
様に、支柱枠9の飛出しが防止セきる効果を期待できる
。
以上説明したように、この発明は、救助袋を懸垂保持す
るリンク機構の支柱枠と、取付台との間に介装した上昇
機構の菱形構造体を、縮んだ状態から始めはばねまたは
カウンタウェイトを有する付勢手段と、ばねからなる付
勢手段の両方で伸ばすことにより前記支柱枠を押上げ、
支柱枠の上昇完了前に前者の付勢手段の働きをすくシて
後者の付勢手段だけで支柱枠を押上げるようにしたので
、小さいスペースでも容易にリンク機構を垂直に上昇さ
せることができ、とくにその上昇を始める時に大きな補
助上昇力を得ることができ、はとんど人手でリンク機構
を持上げなくてよいなど容易に救助袋を懸垂保持するこ
とができ、しかも支柱枠が取付台に設けたガイドから飛
出すこともなく、確実で安定したリンク機構の押上げが
期待でき、緊急時の避難が容易にできる救助袋の懸垂保
持装置を提供できる効果がある。
るリンク機構の支柱枠と、取付台との間に介装した上昇
機構の菱形構造体を、縮んだ状態から始めはばねまたは
カウンタウェイトを有する付勢手段と、ばねからなる付
勢手段の両方で伸ばすことにより前記支柱枠を押上げ、
支柱枠の上昇完了前に前者の付勢手段の働きをすくシて
後者の付勢手段だけで支柱枠を押上げるようにしたので
、小さいスペースでも容易にリンク機構を垂直に上昇さ
せることができ、とくにその上昇を始める時に大きな補
助上昇力を得ることができ、はとんど人手でリンク機構
を持上げなくてよいなど容易に救助袋を懸垂保持するこ
とができ、しかも支柱枠が取付台に設けたガイドから飛
出すこともなく、確実で安定したリンク機構の押上げが
期待でき、緊急時の避難が容易にできる救助袋の懸垂保
持装置を提供できる効果がある。
第1図は救助袋を建物外に投下して懸垂した状態を示す
この発明の一実施例による懸垂保持装置の概略斜視図、
第2図は第1図の懸垂保持装置の上昇機構でリンク機構
を押上げている状態を示す斜視図、第3図および第4図
は第2図の上昇機構が伸びた状態および縮んだ状態をそ
れぞれ示す正面図、第5図および第6図はこの発明によ
る上昇機構の他の実施例の伸びた状態および縮んだ状態
をそれぞれ示す正面図、第7図はこの発明による上昇機
構のさらに他の実施例を示す伸びた状態の正面図である
。 1・・・・・・救助袋、2・・・・・・リンク機構、3
・・・・・・取付台、4・・・・・・上昇機構、5a、
5b・・・・・・ピン、6a・・・・・・上部腕、6b
・・・・・・下部腕、7・・・・・・中間腕、8a、8
b、8c・・・・・・ピン、9・・・・・・支柱枠、1
1゜12・・・・・・調整金具、13・・・・・・第1
引張りばね、14・・・・・・第2引張りはね、15・
・・・・・ガイド、16・・・・・・菱形構造体、21
・・・・・・カウンタウェイト、22・・・・・・ワイ
ヤロープ、24・・・・・・滑車、26・・・・・・載
置台、27・・・・・・圧縮ばね。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
この発明の一実施例による懸垂保持装置の概略斜視図、
第2図は第1図の懸垂保持装置の上昇機構でリンク機構
を押上げている状態を示す斜視図、第3図および第4図
は第2図の上昇機構が伸びた状態および縮んだ状態をそ
れぞれ示す正面図、第5図および第6図はこの発明によ
る上昇機構の他の実施例の伸びた状態および縮んだ状態
をそれぞれ示す正面図、第7図はこの発明による上昇機
構のさらに他の実施例を示す伸びた状態の正面図である
。 1・・・・・・救助袋、2・・・・・・リンク機構、3
・・・・・・取付台、4・・・・・・上昇機構、5a、
5b・・・・・・ピン、6a・・・・・・上部腕、6b
・・・・・・下部腕、7・・・・・・中間腕、8a、8
b、8c・・・・・・ピン、9・・・・・・支柱枠、1
1゜12・・・・・・調整金具、13・・・・・・第1
引張りばね、14・・・・・・第2引張りはね、15・
・・・・・ガイド、16・・・・・・菱形構造体、21
・・・・・・カウンタウェイト、22・・・・・・ワイ
ヤロープ、24・・・・・・滑車、26・・・・・・載
置台、27・・・・・・圧縮ばね。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 救助袋を建物外に投下して懸垂保持する装置におい
て、救助袋の一端部を連結したリンク機構と、建物に固
定されかつ前記救助袋およびリンク機構を取出し可能に
収納する取付台とを備え、この取付台に設けたガイドに
リンク機構の支柱枠を垂直方向に昇降自在に支持させ、
前記支柱枠と取付台との間に上昇機構を介在させ、この
上昇機構は、複数対の腕を回動可能に連結してパンダグ
ラフ状に構成した伸縮可能な菱形構造体を有し、この構
造体の上端部を支持枠に、下端部を取付台にそれぞれ枢
支し、前記菱形構造体を伸び方向に付勢しまたは支柱枠
の上方向に付勢しかつ支柱枠の上昇完了前に付勢を終る
第1付勢手段と、菱形構造体を伸び方向に常時付勢する
第2付勢手段とを具備したことを特徴とする救助袋の懸
垂保持装置。 2 第2付勢手段として伸縮可能な菱形構造体の腕を互
いに連結するピン間に引張りばねを水平に張設したこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の救助袋の懸垂
保持装置。 31対の上部腕と、X字状に中央に互に枢着された1対
以上の中間腕と、1対の下部腕とを順次回動可能に連結
して、上下方向に複数の菱形部を連接した伸縮可能な菱
形構造体を有することを特徴とする特許請求の範囲第1
項または第2項記載の救助袋の懸垂保持装置。 4 菱形構造体の一方の菱形部を形成する腕を互に連結
するピン間に引張りばねと、これに連結した長さの調整
可能な調整金具を介挿して第1付勢手段を構成し、他方
の菱形部を形成する腕を互に連結するピン間に引張ばね
を水平に張設して第2付勢手段を構成したことを特徴と
する特許請求の範囲第3項記載の救助袋の懸垂保持装置
。 5 支柱枠の下端部に一端を連結した可撓性条件を、支
柱枠下端より上方に位置する滑車に掛け、前記条件の他
端にカウンタウェイトを連結すると共に、取付台側にカ
ウンタウェイトの載置台を固定した第1付勢手段を備え
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項また
は第3項記載の救助袋の懸垂保持装置。 6 滑車および載置台をガイドに設けたことを特徴とす
る特許請求の範囲第5項記載の救助袋の懸垂保持装置。 7 支持枠の下端と取付台との間に圧縮ばねを介在させ
て第1付勢手段を構成したことを特徴とする特許請求の
範囲第1項、第2項または第2項記載の救助袋の懸垂保
持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5776078A JPS5931346B2 (ja) | 1978-05-16 | 1978-05-16 | 救助袋の懸垂保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5776078A JPS5931346B2 (ja) | 1978-05-16 | 1978-05-16 | 救助袋の懸垂保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54150899A JPS54150899A (en) | 1979-11-27 |
JPS5931346B2 true JPS5931346B2 (ja) | 1984-08-01 |
Family
ID=13064825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5776078A Expired JPS5931346B2 (ja) | 1978-05-16 | 1978-05-16 | 救助袋の懸垂保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931346B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103721350A (zh) * | 2012-10-10 | 2014-04-16 | 周浩柏 | 高楼逃生布道 |
CN104984488B (zh) * | 2015-06-04 | 2018-10-23 | 孙仁华 | 一种用于建筑物逃生的便携式逃生装置 |
CN104984487B (zh) * | 2015-06-04 | 2018-07-06 | 孙仁华 | 一种半移动半固定式逃生滑道装置 |
-
1978
- 1978-05-16 JP JP5776078A patent/JPS5931346B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54150899A (en) | 1979-11-27 |
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