JPS5931119Y2 - 静電型トランスジュ−サ - Google Patents

静電型トランスジュ−サ

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Publication number
JPS5931119Y2
JPS5931119Y2 JP7083980U JP7083980U JPS5931119Y2 JP S5931119 Y2 JPS5931119 Y2 JP S5931119Y2 JP 7083980 U JP7083980 U JP 7083980U JP 7083980 U JP7083980 U JP 7083980U JP S5931119 Y2 JPS5931119 Y2 JP S5931119Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed electrode
vibrating membrane
electrostatic transducer
electrode
movable electrode
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Expired
Application number
JP7083980U
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English (en)
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JPS56172097U (ja
Inventor
正弘 渡辺
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は静電型トランスジューサに係り、特にその能
率の効果的な向上化を図ったものに関する。
周知のように、音響機器におけるスピーカ等の電気−音
響系変換装置として用いられている静電型トランスジュ
ーサは固定電極と振動膜(可動電極)とを所定のギャッ
プを有して対設してなるもので、特性的にはかなり良好
なものであるにもかかわらず、変換能率が低いという点
で問題となっている。
ところで、変換能率を最も効果的に向上させるには振動
膜(可動電極)と固定電極間のギャップを可及的に狭く
すればよい。
しかしながら、単にギャップを狭くしたのでは振動膜が
固定電極に接触してしまう如くした不所望な事態が生じ
易く、高出力用には適さないものとなってしまう。
そこで、この考案は以上のような点に鑑みてなされたも
ので、ギャップを狭くしても振動膜が固定電極に直接接
触する如くした不所望な事態を生じることがないように
し、以って効果的に変換能率を向上し得るようにした極
めて良好なる静電型トランスジューサを提供することを
目的としている。
すなわち、この考案による静電型トランスジューサは、
固定電極と所定のギャップを有して対向する振動膜面上
に絶縁体で所定のパターンに形成した凸部を設けること
により、振動膜の振幅を制限してギャップを狭くしても
振動膜が固定電極に直接接触するのを未然に防止し得る
ようにした点に特徴を有している。
以下図面を参照してこの考案の一実施例につき詳細に説
明する。
すなわち、第1図において11は多数の連通孔H1,H
2・・・を有した固定電極であって、その−面端部上に
介在されるスペーサ12を介して振動膜(可動電極)1
3が対設される。
この場合、振動膜(可動電極)13はリング状の支持部
材14に図示の場合下側で張設されるものであるが、予
め少くとも前記固定電極11との対向面(または両面で
可)上に絶縁体で例えば同心円状等の所定のパターンに
形成された凸部131゜132・・・が設けられている
なお、固定電極11と振動膜(可動電極)13との間の
ギャップは実質的に前記スペーサ12によって決定され
るものであるが、少くともそれは振動膜(可動電極)面
上に設けた凸部131゜132・・・の高さと同等以上
であって、得ようとする出力に応じて可及的に狭く設定
されるものとする0 而して、以上の構成において固定電極11と振動膜(可
動電極)13との間には電池等のバイアス電源Eおよび
トランス等の駆動回路14を介して図示しない信号源か
ら入力信号が加えられる。
これによって、振動膜(可動電極)13が信号強度に応
じて固定電極11に対して吸引または反撥される方向に
振動される。
これに伴なって得られる空気振動が入力信号を音響に変
換したものに外ならない。
ところで、以上のような動作において振動膜(可動電極
)13の振幅は該振動膜(可動電極)13の固定電極1
1との対向面側に設けられた絶縁体でなる所定パターン
の凸部131,132・・・の存在によって制限される
ために、固定電極11の表面に振動膜(可動電極)13
が接触するのを実質的に防止し得、以って変換能率を向
上させるためにギャップを狭くしても接触によって生じ
る不所望事態を未然に且つ確実に回避することができる
また、かかる接触防止機能は組立時等に静的吸引力が作
用したときでも、同様に確保されている。
第2図は他の実施例を示すもので、この場合バイアス電
源を不要とするために固定電極11として所定極性に帯
電されたエレクトレット111が背面電極112に被着
されたものを用いるようにした以外は前例の場合と同様
である。
なお、この考案は上記し且つ図示した実施例にのみ限定
されることなくこの考案の要旨を逸脱しない範囲で種々
の変形や適用が可能であることは言う迄もない。
従って、以上詳述したようにこの考案によれば、固定電
極と所定のギャップを有して対向する振動膜面上に絶縁
体で所定のパターンに形成した凸部を設けることにより
、振動膜の振幅を制限してギャップを狭くしても振動膜
が固定電極に直接接触するのを未然に防止し得、以って
変換能率を効果的に向上し得るようにした極めて良好な
る静電型トランスジューサを提供することが可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る静電型トランスジューサの一実
施例を示す構成説明図、第2図は同じく他の実施例を示
す構成説明図である。 11・・・・・・固定電極、12・・・・・・スペーサ
、13・・・・・・振動膜(可動電極)、14・・・・
・・支持部材、131゜132・・・・・・(絶縁体)
凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定電極と振動膜(可動電極)とを所定のギャップを有
    して対設してなる静電型トランスジューサにおいて、前
    記固定電極と対向する振動膜(可動電極)上に絶縁体で
    所定のパターンに形成された凸部を設けたことを特徴と
    する静電型トランスジューサ。
JP7083980U 1980-05-23 1980-05-23 静電型トランスジュ−サ Expired JPS5931119Y2 (ja)

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JP7083980U JPS5931119Y2 (ja) 1980-05-23 1980-05-23 静電型トランスジュ−サ

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JPS56172097U JPS56172097U (ja) 1981-12-18
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