JPS5930700Y2 - 帯状練製品の連続加熱装置 - Google Patents

帯状練製品の連続加熱装置

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JPS5930700Y2
JPS5930700Y2 JP1981114961U JP11496181U JPS5930700Y2 JP S5930700 Y2 JPS5930700 Y2 JP S5930700Y2 JP 1981114961 U JP1981114961 U JP 1981114961U JP 11496181 U JP11496181 U JP 11496181U JP S5930700 Y2 JPS5930700 Y2 JP S5930700Y2
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JP
Japan
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belt
raw material
heating device
strip
continuous heating
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Expired
Application number
JP1981114961U
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JPS5821287U (ja
Inventor
哲雄 瀧口
Original Assignee
株式会社ヤナギヤ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案ば、主としてカニ脚肉風筐たはホタテ貝柱風の食感
を有する結束繊維状練製品製造の前工程として製造され
る帯状練製品の連続加熱装置に関する。
魚肉練製品の製造に際し、40’C〜50’Cの温度中
を適当時間通過させることにより「高温すわり」を起こ
させ、90′c近くで加熱変性すれば原料の弾力を増加
し、歯切れのよい食感を与えるために非常に好筐しいも
のである。
しかしながら、従来の加熱装置はベルト上面のみに原料
加熱構造を配置したものであったため、前述のような高
温すわりを起こさせる連続加熱装置とするには、原料加
熱構造を有する高温すわり用ベルトと加熱変性用ベルト
とを隣接しで設置する必要があり、設備の大型化及び占
有面積の広大化という欠点を有することで高品質の練製
品が得られるにもかかわらず設置が見送られているのが
現状である。
また、加熱変性用ベルトだけの設置であっても、前述の
ようにベルト上面のみに原料加熱構造を配置したもので
あったために、IOm前後という長い装置となっていた
本案は、上述のような従来構造の加熱装置が有する欠点
に鑑み研究し、これを解消する新しい構造の連続加熱装
置を完成させたもので、本案の目的とするところば、ベ
ルトの二面を有効利用した装置とすることで、設備の小
型化や占有面積の縮小化を達成できる等様々な長所を備
えた帯状練製品の連続加熱装置を提供することに存する
次に、本案の連続加熱装置を図面に示す実施例により以
下説明する。
実施例は高温すわり用連続加熱装置であって、第1図に
示すように、架台1に軸支したロール2゜2間にステン
レス素材等による耐熱性の無端移送ベルト3を張設し、
同ベルト3の一端部に練製品原料を帯状に塗布する型成
口4を設け、同型底口4Vc、J:る原料塗布で帯状の
練製品原料がベルト背面3.bからベルト上面3aへと
移送されるように形成するもので、練製品原料の有する
粘着性により前記ベルト3の表面に同原料が付着し、適
宜の駆動手段により移動する前記ベルト3に伴って付着
状態の練製品原料がベルト面を移送するように形成した
ものである。
そして、ベルト上面3aに配置した原料加熱構造5ば、
第1図に示すように、主管γより分岐した赤外線ガス燃
焼器5aを所要数設置し、上からの加熱により練製品原
料を加熱変性させるようにしたものである。
筐た、ベルト背面3bに配置した原料加熱構造6ば、第
1図及び第2図に示すように、ベルト背面3bを囲繞す
るように設置した長箱状の加熱室6aと同室6aの内部
に所要数配置した蒸気放出管6bとによる構造を実施−
例とし、第3図に示すように、加熱室6aと同室6aの
内部に所要数配置した赤外線ガス燃焼器6cとによる構
造を実施他側としている。
尚、図中8で示すものは熱変性した帯状練製品を無端移
送ベルト3から剥離されるスフレバー、9.10は製品
の冷却・乾燥を助長させる移送ベルト、11は帯状練製
品を繊維状に細断する切刃ロール、12は細断練製品の
集束誘導ローラ、13は蒸気主管、14はガス主管、1
5は間接加熱用遮蔽板である。
以上、本案の連続加熱装置を図示する実施例について説
明してきたが、筐ず実施例のようにベルト背面3bに高
温すわり用の原料加熱構造6を配置する構成に限られる
ものではなく、ベルト上面3a及びベルト背面3bの両
者に加熱変性用の原料加熱構造5,6を配置してもよい
また、高温すわり用の原料加熱構造6も実施−例の蒸気
放出管6b等のように湿式加熱構造であってもよいし、
実施他側の赤外線ガス燃焼器6cやヒータ←等のように
叙加熱構造であってもよい。
従って、任意のポンプで供給された原料は、塑成口4に
より帯状の#!製品原料Aに塑成され、無端移送ベルト
3に付着塗布される。
そして、同ベルト3のうちベルト背面3bを移行する間
とベルト上面3aを移行する間とにかいて帯状の練製品
原料Aは原料加熱構造5,6からの加熱を受けて帯状練
製品A′を製造することができるものである。
つまり、本案においては、無端移送ベルト3のベルト上
面3a及びベルト背面3bとの二面を有効利用して加熱
させる構造であるために、従来のようにベルト上面のみ
を利用する場合に比して約2倍の有効比を発揮し、設備
の小型化や占有面積の縮Jイヒを達成できるものである
ここで、最も好!しい使用例である高温すわり用連続加
熱装置について説明すると、ベルト背面3bを移行する
間においては原料加熱構造6により40℃〜50℃の加
熱を受けるために帯状の練製品原料Aばすわり現象を起
こすもので、このすわり現象は薄い帯状の練製品原料A
であることで熱の通りがよくベルト移行時間内でも十分
に高温すわりを起こさせることができるものである。
そして、すわりを起こした帯状の練製品原料1dベルト
上面3aを移行する間において原料加熱構造5により9
0℃近くの加熱を受けて変性し、弾力のある歯切れのよ
い帯状練製品A/を製造することができるものである。
つ筐り、高温すわり用連続加熱装置を結束繊維状練製品
製造に用いた場合は、同一の原料でも高品質の製品が得
られるものである。
本案や連続加熱装置は、上述のように構成し使用するこ
とができることによって、設備の小型化や占有面積の縮
小化を達成し得る効果を有するばかりでなく、ベルト背
面3bに高温すわり用の原料加熱構造6を配置した場合
は、装置を長大化することなく高品質の帯状練製品A′
を製造することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の連続加熱装置の実施−例を示す斜視図、
第2図は同実施−例の要部断面筒、第3図は同装置の実
施他側の要部断面図である。 1・・・・・・架台、2・・・・・・ロール 3・・・
・・無端移送ベルト、4・・・・・・塑成口、3a・・
・・・・ベルト上面、3b・・・・・・ベルト背面、5
,6・・・・・・原料加熱構造。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 架′台1に軸支したロール2,2間に耐熱性の無端移送
    ベルト3を張設し、同ベルト3の一端部に練製品原料を
    帯状に塗布する型成口4を設け、同型底口4による原料
    塗布で帯状の練製品原料がベルト背面3bからベルト上
    面3aへと移送されるよう形成しJかつ同ベルト上面’
    3a及びベルト背面3bに原料加熱構造5,6を配置し
    たことを特徴とする帯状練製品の連続加熱装置。
JP1981114961U 1981-07-31 1981-07-31 帯状練製品の連続加熱装置 Expired JPS5930700Y2 (ja)

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JPS5821287U JPS5821287U (ja) 1983-02-09
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JPS6079981U (ja) * 1983-11-05 1985-06-03 ヤマサ蒲鉾株式会社 帯状練製品の製造装置

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JPS5821287U (ja) 1983-02-09

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