JPS5930625Y2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPS5930625Y2
JPS5930625Y2 JP374880U JP374880U JPS5930625Y2 JP S5930625 Y2 JPS5930625 Y2 JP S5930625Y2 JP 374880 U JP374880 U JP 374880U JP 374880 U JP374880 U JP 374880U JP S5930625 Y2 JPS5930625 Y2 JP S5930625Y2
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JP
Japan
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circuit
power supply
output
voltage
duty
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JP374880U
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JPS56106086U (ja
Inventor
武克 森本
政和 山本
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば自動車のバッテリーのようにエンジン
の回転数等により電圧が変化する直流電源の安定化のた
めの電源回路に関するもので、高周波リップルに対して
も安定に動作するよう構成したものである。
従来より、直流電源のリップルを除去する電源回路とし
ては、第1図に示すものがある。
第1図において、安定化すべき入力直流電源を、スイッ
チング回路3と積分回路4を介して出力端子8に接続し
、30 Hzの基準発振器1の出力で単安定マルチバイ
ブレータ(モノマルチ)2をトリガーし、そのモノマル
チ2の出力でもって前記スイッチング回路3を制御駆動
するとともに、前記積分回路4の出力の一部を電圧比較
器5に印加して、出力電圧に応じた電圧を得、この電圧
を位相補償回路6、増巾器Iを介して前記モノマルチ2
に印加して、前記出力電圧に応じてモノマルチ2のデユ
ーティ−を変化せしめる。
すなわち、出力電圧が比較電圧より小さい場合は増幅器
7のDC電圧が下り、モノマルチ2のデユーティ−が増
えることにより、積分回路4のDC電圧出力を増加させ
る。
また、出力電圧が比較電圧より大きい場合は、モノマル
チ2のデユーティ−が下り、積分回路4の出力電圧は下
る。
このような構成ではその動作原理上積分回路4が必要で
あり、また出力電圧における、スイッチング発振周波数
のリップルを少なくしようとすると積分回路4の時定数
はどうしても大きくなり、2→3→4→5→6→7での
閉ループでの負帰還量を増巾器7のゲインにより上げて
いくと積分回路4の位相まわりにより発振しやすくなる
ために応答性が、一般のシリーズレギューレーターに比
べて大巾におとる。
特に入力電源のリップル電圧の減衰度をいう点では不利
になってくる。
自動車のバッテリー、すなわちカーバッテリーでは車種
により異るが、400〜800mVppにリップル電圧
があり、かつリップル周波数は、エンジンの回転速度に
より数10Hz〜IKHz付近に変化する。
したがって、出力電圧のリップルを3〜5mVpp以下
に押えようとすると、第1図に示すような従来のスイッ
チングレギューレータのみでは実現できずに、入力ある
いは出力側に更にリップルフィルターが必要となり、リ
ップルフィルターによる電圧ロスによる効率低下や部品
点数の増大となり、本来のスイッチングレギュレーター
の小型高性能という点が発揮できなかった。
本考案はこの問題を解決するもので第2図に示すように
入力電源と、デユーティ−変調部(モノマルチ2)との
間に開ループ9を追加することにより、上記欠点の克服
を可能とするものである。
以下に詳細に示す。
第2図の具体回路例を第3図に示す。
入力電源は抵抗r1を介してツェナーダイオードD1に
印加され、そのツェナーダイオードD1により定電圧化
され、この電圧はトランジスタQ0.Q2で構成する基
準発振器であるアステーブルマルチ1とデユーティ−が
可変されるモノマルチ2の電源と比較器5 ’(Q8)
の基準電圧として使用される。
基準発振器1の発振周波数は約30KHzに設定する。
この基準発振器1の出力はトランジスタQ2のコレクタ
ーよりC3Fr12 の微分回路およびダイオードD
2を介して30 KHzの周期でモノマルチ(トランジ
スタQ3 、 Q4で構成)2をトリガースル。
このモノマルチ2のデ′ニーティーは増巾器7の出力(
トランジスタQ7のコレクター出力)により変調される
すなわち、トランジスタQ7のコレクター電位が高くな
るとデユーティ−は小さくなり、トランジスタQ7のコ
レクター電位が低くなるとデユーティ−は大きくなる。
モノマルチ2の発振デユーティの間はトランジスタQ4
がカットオフになるため、抵抗rloを介してトランジ
スタQ5が導通し抵抗rttを介してトランジスタQ6
のベース電流が流れ、トランジスタQ6はONする。
すなわちモノマルチ2の発振デユーティ−とトランジス
タQ6のONのデユーティ−は対応する。
今、入力電圧を14VとするとトランジスタQ6のコレ
クター電力は約14 Vpp の矩形波となる。
出力電圧の、発振周波数のリップルを3〜5mVpp以
下にしようとするとコイルL1.L2の二級以上のフィ
ルターが必要になってくる。
D3 、 Llt L2 t C7t C8で構成され
るフィルター4の出力は出力電圧となり、かつ抵抗r1
6.可変抵抗VR1を介してトランジスタQ8のベース
に入力され、エミッタに接続されたツェナー電位と比較
される。
出力電圧が設定値より大きくなればトランジスタQ8の
ベース電流が多く流れ、トランジスタQ8のコレクター
電位が下り、トランジスタQ7のベース電位が下り、ト
ランジスタQ7のコレクター電流は増加し、モノマルチ
2のデユーティ−が小さくなり出力電圧は設定値に下ら
れる。
比較器5の出力(Q8のコレクター)はr14 t r
15 j C7で構成する位相補償回路6を介して増巾
回路7のトランジスタQ7のベースに接続されている。
第3図の抵抗R1、コンデンサC1の直列回路のない状
態で、増巾器7のゲイン調整、r15.Cgの選定によ
り、入力電源のリップルに対する応答を最適になるよう
に設計した特性例を第5図の実線に示す。
この第5図は入力電源リップルを400 mVpp一定
としてリップル周波数を変化させた場合の出力電圧のリ
ップル値の値を示したものであり、これ以上にリップル
特性をよくしようとして負帰還のループゲインを上げる
と、レギュレータの動作は不安定になりやすい。
本考案では入力電源とモノマルチ2との間に第3図に示
すように、R1,C1を挿入する点に特徴を有する。
コンデンサC1は結合コンデンサであり、直流分をカッ
トし、抵抗R1による回路の直流動作点の変化を防ぐも
のであり、この抵抗R1の値を変化させると第4図に示
すような傾向が得られる。
抵抗R1がRmより大きい場合は、リップル電圧により
モノマルチ2のデユーティ−が変調され出力電圧のリッ
プルをキャンセルする方向に働き、Rmでキャンセル効
果が最適になる。
R1ξRmに固定し、入力リップル周波数を変化させる
と第5図の一点鎖線で示すような特性を示す。
本考案では入力電源とモノマルチ2との結合には積分器
等の時定数がないことと、閉ループと直接関係ない開ル
ープにて操作するため、レギレータの安定度は悪くなら
ない。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、スイッ
チングレギュレーターの入力電源のリップルを、交流的
に開ループを介して付加することにより入力カップルに
対する応答特性を大幅に改善でき、かつこの改善効果は
、開ループ回路に積分時定数を使用しないために第5図
tこ示すようにIKHz以上の高周波領域に対しても改
善効果をけん著に示すものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電源回路の1例を示すブロック図、第2
図は本考案の1実施例を示すブロック図、第3図は同実
施例の具体的な回路図、第4図および第5図は同動作説
明図である。 1・・・・・・基準発振器、2・・・・・・モノマルチ
、3・・・・・・スイッチング回路、 4・・・・・・フィルター 5・・・・・・比 較回路、 6・・・・・・位相補償回路、 7・・・・・・増巾器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力電源を、基準発振器によりトリガーされる単安定マ
    ルチバイブレークの出力により制御されるスイッチング
    回路と積分回路を介して出力端子に導き、前記積分回路
    の出力レベルに応じて前記単安定マルチバイブレークの
    デユーティ−を変化せしめる電源回路において、前記入
    力電源のレベル変化に応じて前記単安定マルチバイブレ
    ークのデユーティ−を変化せしめる制御ループを付加し
    たことを特徴とする電源回路。
JP374880U 1980-01-16 1980-01-16 電源回路 Expired JPS5930625Y2 (ja)

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JP374880U JPS5930625Y2 (ja) 1980-01-16 1980-01-16 電源回路

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JP374880U JPS5930625Y2 (ja) 1980-01-16 1980-01-16 電源回路

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Publication Number Publication Date
JPS56106086U JPS56106086U (ja) 1981-08-18
JPS5930625Y2 true JPS5930625Y2 (ja) 1984-08-31

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